三枝時緒

十五歳、女性。とある地方都市の私立高校一年生。

部活動などは無所属。入学すぐ、ミス研に入ろうとしたが断念。 身長百五十一センチ体重四十二キログラム、北方系の細くて長い骨格。瞳だけが大きな淡白な顔、肌の色素はブルーベース。視力は裸眼では遠くの物を見れない程度に低く、普段は眼鏡を着用している。 誕生日は一月二十二日。 父、三枝光春と母、三枝友衛(旧姓白崎)の間にやや未熟の状態で生まれる。そのせいかは判らないが、若干病気がちで、体力も低い。

小学校二年生の時に両親が別居。

時緒の就学費のみを光春が負担する形で両者折り合いをつけ、友衛は結婚前に勤めていた個人店舗の従業員に戻る事となったが、あまり売り上げは芳しくなく、両者の間で何度も摩擦があった。 これは時緒の家族観に大きな影を落としている。

高校一年の五月、光春が宝くじをあて、経済状況の回復が見込まれるも、時緒は特に喜ばしい事だとは思っていない。

性格は内向的。厭世気質。 自意識が非常に強く、いちいち自分の行動に価値を保障しないと動けない。また粗野で単純なキャラクターを演じて、他人に鬱屈した面を見られるのを避ける傾向が強い。

高校に入ってから睡眠リズムが不規則になり、若干神経に負担を掛けているため、常に軽い欝状態。保健室に勤めるカウンセラーの聖原櫻哉の元によく通っている。
2006年07月21日(金) 22:32:24 Modified by ID:9ru//e3b8Q




スマートフォン版で見る