名前　：大エウリアの娘、エドミア

年齢　：１２８歳（人間で言えば２５歳ぐらいかしら？）

種族　：エウリュアーレ族（ゴーゴン三姉妹の一人、エウリュアーレの子孫）

性別　：女

職業　：
私たち、エウリュアーレ・ゴーゴンには一族の歴史を記録し、
若者達を教育する『語り部の長』や指導者に当たる『老母（エルダー）』みたいな『役目』はあるけど、
他の種族にある職業のような概念は存在しないわね。
私は今子育て真っ最中だから、強いて言えば母親かしら？

趣味　：
やっていて一番楽しいと思うのは料理ね。
後は娘にお歌を歌ってあげたり、あの子の着る服を縫ったりすることかな？
やっぱり子育てをしていると、
生活がどうしても子供中心になるから他の趣味に時間を割いている暇はないわね。

恋人の有無　：
（小さい）エウリアが生まれた時に夫と別れて以来、ずっと独り身ね。
今は子育てが一番忙しい時期だし、殿方とお付き合いすることは当分無いと思うわ。

好きな異性のタイプ　：
優しい人かしら？
話していて楽しい人、何も話さなくても側にいるだけで安らげる人。
それからできれば頼れる人が嬉しいわね。
私たち、亜神は神力で自給自足できるから相手の経済力を気にしなくてもいいんだけど、
私ははっきりした考え方をもって自立できる人が好きね。

って、よく考えたら、
ここで並べた特徴って全部分かれた旦那に当てはまる事ばかりじゃない。
やっぱり、私まだあの人のこと……（溜息）

好きな食べ物　：
好き嫌いは無いわ。
だから、特に好きな食べ物をあげなさいって言われると困るわね。
強いて言えば、卵……かしら？
うちは私も娘も卵料理が大好きだから、三食に一つは必ず卵料理が入るのよ。
特に朝取れたばかりの卵で作るチーズ・オムレツは最高！
よかったら、今度ご馳走するわね。


最近気になること　：
娘のことね。
私たちはたまに家族に会うことを除けば、いままでずっと二人っきりで暮らしてきたわ。
でも、あの子は２４歳（人間で言えば６〜７歳）になってから急に外の世界に興味を持ち始めたの。
今は小さすぎるから、当分人里に近づけるつもりはないけど。
でも、何時かは父親のことや、人間たちと私たちの歴史の事について教えてあげなくてはいけない。
その時のことを考えると本当に頭が痛いわね。

苦手な物　：家族が辛い想いをすること。

得意なこと　：料理（特に卵料理）。歌、裁縫、そして私たちエウリュアーレのお家芸である魔法ね。

一番の決め台詞　：ないわ。

将来の夢　：母さまみたいな立派な母親になることね。

人間関係（家族）：まず、私の母親に当たる大エウリアこと隻眼のエウリア。
もう亡くなってしまったけど母さんの最初の子供であるエスタロス兄さま。
二人目の子供でありレアリア姉さま。
妖精貴族（ダナン・シー）である父さまとはもう５０年近くあっていないわね。
それから、分かれてしまった夫のイリアム。
その夫から授かった私の大切な大切な宝物、娘の小さなエウリア。
イリアムが再婚した後に三人の息子、
つまりエウリアの異母兄弟が生まれたと聞いたけど、あの子たちも私の家族には入るのかしら？

性格　：
臆病で用心深い。
考え事が好きで、ちょっと優柔不断なところもある、といったところかしら？
レアリア姉さまなどは私のことを慎重な現実主義者って呼ぶこともあるけど、あれはちょっと誉めすぎだと思うわ。

世界観、世界設定　：
私たちの世界は貴方たちのギリシア神話の世界に良く似ているわね。
違うところは『大地の神々（ギィア）』と呼ばれる神さまたちによって支配されているところかしら？
『天の神々（アナンリキ）』と言う名の神もいたらしいけど、
彼らは大昔に大地を去り、光の船に乗って星の世界へ旅立ったと言い伝えられているわ。
また、私たちの歴史書であり、聖典にあたる『神翼の書』には、この『天の神々』が人間を作り、
海の神の娘だった私たちの祖先に呪いをかけてゴーゴンに変えたとも書かれているわね。

座右の銘　：
『高く！　遠く！　速く！』
一応言っておくけど、私だけの座右の銘ではなく、エウリュアーレ族の銘言なの。
かつて太祖（グレイト・マザー）エウリュアーレは星座に変えられた妹君、
太祖メデューサの首を取り返すため、最初の『翼ある船』をつくり、その船体に神代文字でこの言葉を刻み込んだと言われているの。
それ以来、彼女の子孫である私たちエウリュアーレ族はこの言葉を一族の銘言として大切に守り伝えてきたのよ。

宝物（大切な物）：
一番大事なのは娘の小さなエウリアね！
二つ目は一番目とどっちが大切なのか迷うけど、娘以外のほかの家族。
三番目は母さまから授かった私の『翼ある船』、『明けの明星（モーニングスター）号』ね。

作品におけるポジション　：
主人公であるエウリアの母親。
でも、わたしたちは皆、自分自身の物語の主人公よ。