先日の軽便鉄道模型祭、キットで気になったのがペアーハンズさんが販売していた2軸のGLキットでした。
動力はバックマンのガンディーダンサー、手漕ぎのトロッコだそうで、On30の動力に再認識させられました。
そういえば、10年ほど前に買ったマック車両移動機キットもガンディーダンサー動力でした。(未完成なので動力として流用できますネ^^)
ペアーハンズさんのキットはこちら
価格はそこそこですね。
大きさも丁度良いのだけど、デザイン的にまんまバックマンのガスメカ。
ちょっと小さくデフォルメしたようですが、ノーアイデアだねー。
とはいえ、上部軌道でオメガや小ループなどをやってみたい私としてはこのクラスの機関車が欲しいのであります。
種車として購入するよりも自作するほうがいいかな、と、現地では固く財布の紐が締まっておりました。
同行したエドちゃんによればガンディーダンサーが手に入りにくいのだとか。
以前はゴロゴロしていたのに、もう作っていないのでしょうね。
1年も経つとデジタルな情報はかなり進化します。
先日来テストしていた3D出力がそこそこ使えそうな雰囲気なので、0-4-0はフル3Dのスクラッチでいってみます。
種車のガンディーダンサーのダンサー部分を取り去ってボディを被せれば出来上がり!というスタイルですが。
3Dでデザインする場合、肝心の種車もモデリングしないと設計できません。
フランジなどは省略して、簡単に3D化しました。
裸のガンディダンサー、かなり小さい。一番高い部分は縦置きしたモーターのお尻です。
これを核にボディをかぶせますが、3Dで作った床板や台枠にこのガンディモデルを重ねて切り取れば、簡単に当たりを避けられます。
もう一つ、ついでの副産物。
せっかくの3Dモデルなので、Kadeeカプラーのギアボックスも簡単に組み込めます。
実物で使うハイトゲージを3Dに取り込んでみました。
まだウィスカータイプのミディアムシャンク・センターセットだけですが、そのうちアンダーやオーバーセットも用意するつもりです。
このギアボックス部分をモデル側に残してもいいですし、ギアボックスでモデルを切り取ることもできます。
一気に形ができてきました。
屋根をどう料理するか考慮中です。
中はこんなです。
ガンディダンサーはかなり小さいですね。なかで人形を動かすスペースがあります。
エンジンフードを開閉式にして、開けると中で人間が手漕ぎしているというギミックはどうですかね^^;
kadeeの高さ合わせ。
このまま機関車を5mmほど移動させてカプラーポケットで台枠に穴を開けたりできます。
今回は棒連結器風のギアボックスにしてみようと企ててます。
この先、パーツを全部組み立てて、ネジ穴の調整やらボンネットのアレンジなどして、パーツをプラモデル風に配置、出力依頼の順に進めます。
・・・進むかな?
続く
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