補足・豆知識

アニメ版全般における補足・豆知識

  • 上質なアニメ製作で知られる京アニが手がけているだけあって、
 アニメはハイクオリティな仕上がりになっており、良く動く。

  • 原作の舞台は西宮市をモデルにしている。
 また、作中に登場する野球チーム「上ヶ原パイレーツ」と
 同名のサークルが関西学院大学に存在する(関西学院大学のある
 西宮市上ヶ原は「うえがはら」だが、作中では「かみがはら」と呼ぶ)。
 それ以外にも学校、プール、山などについてもモデルとなっている
 場所がある。また、アニメに於いても劇中の風景を実際に西宮周辺の風景と
 同じように書いたりと凝った作りになっている。
 実際、京アニスタッフが著者を伴って西宮市をくまなく回って
 原作に風景描写がある箇所を丹念に吟味していたらしい。
 ただし、一部の建物に関しては京都アニメーション社の近くにあるものを
 参考にしている。

  • 原作と同じくキョンの一人称で進行するが、
 映像上でのテンポが悪くならないようにキョンの独白部分は
 カットされている部分がある。

  • オープニングや次回予告では「ゴシックMB101」、
 エンディングでは「太ゴB101」のフォントを用いている。
 アニメにおいて、このようなプロ用(高価)の書体を採用するのは珍しい。

  • 本作番宣CMや放送内の角川書店の本作DVDのCMは全て実写である。
 平野綾、監督の石原立也、シリーズ演出の山本寛が出演している。
 石原は宇宙人の姿で登場。

  • 各話の提供画面の背景である平野綾・画の「ねこマン」は
 毎回違うバージョンになっている。

  • 原作同様、アニメも本来の時系列とはバラバラに異なった順で
 放映されており、次回予告でハルヒが言っているのが本当の時系列
 (「構成話数」)。しかし、当然の如く放送順(「放送話数」)とは
 異なるため、予告ではキョンが突っ込みを入れている。
 構成話数については、5月頃のエピソードである「憂鬱」が一〜四話、
 6月の「退屈」が七話、7月の「ミステリックサイン」と
 「孤島症候群(前編/後編)」がそれぞれ八〜十話、
 11月の「サムデイ イン ザ レイン」が最終回の十四話となっている。
 放送1話「朝比奈ミクルの冒険 Episode00」(11月)の構成話数は
 公開されていない(次回予告時にキョンが「今日のは第何話だ?」と
 訊いているが、ハルヒに無視されている)。ただしこの構成話数では「
 退屈」と「ミステリックサイン」の間に来るべきエピソード
 「笹の葉ラプソディ」が宙に浮く形になる
 (「ミステリックサイン」のキョンのモノローグにより、アニメでも
 その前に七夕イベントがあったことは確実である)。
 なお、製作会社内部ではこの他に「製作話数」というものが存在するという。

  • EDにおいて「SOS団の団員がダンスを踊る」という展開は、
 原作の「ライブアライブ」(第6巻『涼宮ハルヒの動揺』収録)で
 ハルヒが「振り付きのオリジナル曲でライブをやる」と発言している
 ことからの着想である可能性があるが、関連は明らかではない。
2006年06月20日(火) 18:24:03 Modified by organ18




スマートフォン版で見る