クリーチャー − アバター(Avatar)・ワーム(Wurm)
イースの使者が戦場に出たとき、あなたが風蝕1を行わない限り、イースの使者を生け贄に捧げる。
イースの使者が戦場に出るに際し、あなたはクリーチャー・タイプを1つ選ぶ。イースの使者は選ばれたクリーチャー・タイプへのプロテクションを持つ。
先制攻撃、トランプル
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このキーワード行動は「風蝕Xを行う」で表記され、以下の書式で統一されます。
「風蝕Xを行う」とは、「このキーワード行動を解決したとき、そのコントローラーのコントロールしている砂漠でない土地1つの上に砂暦(Almanac)カウンターを1個置かない限り、そのオーナーはX個の毒(Poison)カウンターを得る。この能力によって砂暦カウンターが置かれた土地は、それの持つ土地タイプと能力を失い、代わりに土地タイプ「砂漠(Desert)」と「(Tap):あなたのマナ・プールに◇(無色マナ)を加える。」を持つ土地になる。」を意味する。この能力は基本的には特定のパーマネント・カード、エリア・カード、もしくは空白化カードが持つ。
2.キーワード能力「見張り(みはり)/Shepherd(シェパード)」
土地渡り能力が「砂漠渡り」という形式で、基本土地だけではなく「砂漠」に対しても可能な環境であるため、それも含めた土地渡り能力に全体に対抗する手段としまして、それらへの耐性を新たに提案します。このテキストは各個ごとの主文に変更する部分がないため、テキストの簡略化のためにキーワード能力「見張り」として下記を定義します。
このキーワード能力は常在型能力であり、以下を意味します。
「見張りとは、「見張り(shepherd)を持つパーマネント(オブジェクト)をコントロールしているかぎり、あなたのコントロールしているクリーチャーは最大X体まで、土地渡りを持つクリーチャーのブロックに、それが土地渡り能力を持たないかのように参加できる。Xは、あなたのコントロールしている見張りを持つパーマネントの総数に等しい。この能力を持つクリーチャーを必ずしもブロックに参加させる必要はない。」を意味する。例えば、あなたが見張りを持つクリーチャー1体と見張りを持つエンチャントを1つずつコントロールしている場合には、最大2体まで土地渡りを持つクリーチャーのブロックに参加できるようになる。
3.能力語 「交歓(こうかん)/Soulflow(ソウルフロー)」
この能力語は、以下の書式で統一されます。
交歓―[あなた/対戦相手/いずれかのプレイヤー]が[このカード]と共通する色を持たない[オブジェクト(色、カード・タイプ、サブ・タイプなど)]の[呪文を解決したとき/攻撃・ブロックに参加したとき、など]、〜。」
この効果は、この書式以下、さまざまなテキストにより効果を発揮したり、カードの機能を向上させます。誘発する条件もさまざまなので、多様な効果を持たせることが可能になっています。
4.能力語 「共振(きょうしん)/Resonance(レゾナンス)」
この能力語は、以下の書式で統一されます。
共振―[あなた/対戦相手]が砂漠(Desert)をX以上コントロールしている限り、〜。」
5.土地タイプ「砂漠」/Desert(デザート)
世界観に見合うため、アラビアン・ナイトにて登場した土地タイプ「砂漠」を再録し、広く利用します。この土地タイプは、以下の書式で統一されます。
土地タイプ「砂漠」は「基本土地―山・砂漠」のような基本土地タイプ付随のものと、「土地―砂漠」のようなものがある。
6.キーワード能力「挑発(ちょうはつ)/Provoke(プロヴォーク)」
レギオンより再録のキーワード能力です。「挑発」とはクリーチャーが持ち、攻撃クリーチャー指定ステップの間に誘発する誘発型能力です。見張りや土地渡りを持つクリーチャー、システム・クリーチャーなどを強制的に戦闘に参加させることで、戦闘の膠着状態を打破します。
「このクリーチャーが攻撃に参加するたび、防御プレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。あなたは『それはこの戦闘の間、可能ならばこのクリーチャーをブロックする』ことを選んでもよい。そうした場合、そのクリーチャーをアンタップする。」