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ぱにぽに52話

(ぱにぽに4巻収録:初出Gファンタジー2003年6月号)

タイトル

這えば立て立てば歩めの親心

(我が子の成長を心待ちににする親心を、川柳形式に述べた慣用句。子供が這うようになると立つことを願い、立つようになれば歩くことを待ち望む意から言う。)

• すらりと解読
• 宮本探検隊
• ベホイミスタンバイ！
• ばちゅちゅ
• グルメ←命名:乙女
• 姫子の休日
• シーン32
• 怪人大集合
• 一旦休憩探検隊
• そのころ窓から演劇部
• ベホイミスタンバイ2
• 玲と都の休日
• 明日に向かって走れ
• 宮本探検隊ゴール？
• 明日に向かって撃て!!
• チェンジ ベホイミ☆チュッ♥
• おねがいフェアリー！

内容・あらすじ

桃月学園の生徒達の日曜日。休日なのに宝探しに映画撮影と皆大忙し。

登場人物

レベッカ宮本・桃瀬修・ベホイミ・柏木優麻・片桐姫子・橘玲・上原都・一条さん・一条妹・芹沢茜・高見沢ハルカ・麻生麻里亜・ヤンキー・メディア・柏木優奈・綿貫響・来栖柚子・堤先輩・天堂美貴子・篠原雅人・大滝鉄矢・オオサンショウウオ・泉の宝の精

オチ

オオサンショウウオ冷遇オチ

解説

休日出勤したベッキーが、桃瀬修と共に宝探しをするパートと、映画研究部がベホイミを主役とした魔法少女の映画を撮影するパートの2つの話を主軸としたストーリー展開。

他にも休日の話らしく、

• 映研の撮影現場を、部室から軽く殺意を抱きながら覗く演劇部面々
• 学園に来たがる妹を引率する一条さん
• マイルームで修行中の姫子
• 街に買い物に出かける玲と都

など、各人が思い思いに過ごす独立した話となっている。

学園祭の爆弾騒ぎに続き、無人のトラックが学校に突っ込んでくるシーンは、何やら事件の予感を思わせる。
38話で行った、宇宙人・柏木姉妹のベホイミ魔法少女グッズ(スーパーストーン)の共同開発の成果が、今回のベホイミ再変身であらわれた。以後本人はだいぶ後まで、素性も知らぬままこれを身に着け続けることになる。

重箱の隅

• この回では玲のメガネが伊達メガネであることがわかる。
• 姫子の部屋はオタクアイテムまみれ。
• 姫子の部屋着はサイクルジャージしかもマイヨジョーヌ。(→自転車レース･ツールドフランスの総合首位選手の着る黄色いジャージ。）
• 初登場の麻里亜。後のトレードマークとなる髪留めが、今回はまだない。
• 柏木優麻が元陸上部であることがさりげなく書かれている。

• 「怪人大集合」の下から2段目のコマで優奈の足元にいるオカッパ頭の少女は、こちらも初登場となった来栖柚子である。しかし今回は何の脈絡もなくエキストラとして1コマだけ登場し、無言で突っ立っているだけで人物紹介も出なかったことから連載時点では読者からは認知できず、ただのモブにしか見えなかった。当事者の一員なので、確かに出るのは当然なのだが…
• 「そのころ窓から演劇部」の3コマ目にあるカレンダーの絵は4巻巻頭カラーの絵と同じ。
• 同ページで「堤先輩」に話しかけているツインテール少女はやはり初登場のチアリーダー部部長・天堂美貴子であるが、彼女の名前が明らかになるのはずっと後(10巻巻末オマケ漫画)。彼女は2年A組なので、「堤先輩」は3年生であると思われる。
• 響の格好はイギリスのFPSゲーム「トゥームレイダース」の主人公である「ララ・クロフト」、天堂美貴子の格好は神戸屋レストランのウェイトレスのコスプレと思われる。
• 捨て設定だったのかどうかはわからないが、ベッキーは一応学生時代馬術部(ばちゅちゅぶ)だった。
• 「宮本探検隊ゴール？」のページの1コマ目で、桃瀬修の制服が半袖になっている。明らかにミス。
• ベホイミがトラックから優麻を助けるときのシーンがGファン掲載時と単行本で大きく異なり、単行本では見開きで変身後のベホイミが救出。Gファン掲載時は右ページで変身前のベホイミがトラックを食い止め次のページで完全に変身を遂げたベホイミが登場する。

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