桃月学園 1年B組の男子生徒。

その名の通り、マラソン大会にノーヘル原チャリで参加したりするモヒカンデブの不良(?)学生。
体の中に謎のヘビを飼う。もしくは謎のヘビが本体で人間がかぶりものか?
何故か姫子と親交がある。

ナリの割には成績優秀らしく、女生徒や先生への接し方は紳士的で意外と常識人な一面も持つ。でもヤンキー。
彼もまた既存のステレオタイプに対するアンチテーゼの塊といえるだろう。

小1～6まで野球をしていた。ジャイアンツファン。109話と121話で、優麻の投球を事も無く捕球していることと、両チームのキャッチャーをしていること(公平にやるッスドットコム)から考えると、捕手としての腕前はなかなかのものと思われる。

アンパンが好物らしい。

だっしゅ!では?

キャラデザなどは一切変更なし。大田和寛氏いわく、原作でのぞんざいな感じを失わないようにするために原作に忠実にしたとのこと。
唯一の違いとしては、目立たせるために原作では22話でしか言っていなかった「ドット・コム」を連発するようになった。

ノート

22話: 初登場。姫子を「姫子さん」と呼ぶジェントルマン。
29話: 学園祭クラス企画のお化け屋敷でフランケンシュタインのコスプレ。乙女を「乙女サン」と呼ぶジェントルマン。
30話: サッカーでキーパーを引き受けるジェントルマン。
36話: 一条妹を校門前で拉致してきた乙女を諭すジェントルマン。
41話: 体内に住む謎のヘビ登場。ネコ神様とも普通に会話をするジェントルマン。
45話: またまたネコ神様とも普通に会話をするジェントルマン。
48話: 桃月マラソン大会でノーヘルで原チャリで爆走するジェントルマン。
49話: あんパン詰まらせて死ぬジェントルマン。
51話: ベッキーに身体の異変(ヘビ)について相談するジェントルマン。
52話: ベホイミ逃亡で映画研究部の危機を、マジカルヤンキーとなって救うジェントルマン。
59話: ベッキーを元気にするため、都と一緒にギャグをするジェントルマン。
67話: スポーツ大会の合体ブロックで、異国の淑女ズーラの足場になる優しいジェントルマン。
86話: 早乙女先生の歓迎会のため、鈴音の足場になるジェントルマン。鈴音を「鈴音サン」と呼ぶジェントルマン。
109話: 野球に参加。難しいポジションを引き受ける、頼もしきジェントルマン。
121話: 再び野球に参加。B組なのに両チームのキャッチャーを引き受ける、公明正大なジェントルマン。
127話: これまでに無く、饒舌。真面目に掃除を行い、メイド教官の趣味に付き合うジェントルマン。
138話: 鈴音の大きくなりたいという願いに協力するジェントルマン。
143話: クラスメイトの底無しな食欲を憂う、ジェントルマン。
148話: 遅刻もせずに登校、先生にキチンと挨拶するジェントルマン。

?1話: クラスメイトの識字能力を心配するジェントルマン。
?7話: 性転換が起きた世界で、きちんと姫太郎に漫画を返すレディ。

194話: ズーラ、鈴音と共に綱引きに出るだけで相手を圧倒するジェントルマン。
199話: 頼まれてもいない女子小学生のガードマンを買って出るジェントルマン。
200話: 大好きなスターのポスターを見せてあげるべく、女子小学生を高い高いするジェントルマン。
208話: あんまり付き合いのない同級生にも定番おみやげを紹介してあげるジェントルマン。
214話: 再びお化け屋敷でフランケンシュタイン。やるときは常に全力投球のジェントルマン。

重箱の隅

「アンパンが好き」という設定は「ヤンキー」らしさの名残かもしれない。
不良学生が多かった時代、彼らが袋に入れたシンナーを吸う姿が袋入りのアンパンを食べる姿に似ていたため、「アンパン」がシンナーを指す隠語として使われていたためである。
もちろんぱにぽにのヤンキーはジェントルマンなので、決してシンナーなど吸わない。彼の好物は本物のアンパンである(49話ではこれのせいでひどい目にあった)。