生涯学習コースのJAVAクラス、SJC-P (CX-310-055)対策用ノート。

クラス名の最初の1文字は大文字を利用する。続く単語の1文字目も大文字にする。
一般的な記法。

パッケージ

クラスやインタフェイスの集まり。
packageステートメントが指定されない場合、規定のパッケージが割り当てられる。
packageステートメントは、ソースの先頭に記述する。
1ファイルに指定できるpackageステートメントは1つだけ
複数のpackageステートメントを指定するとコンパイル・エラー。

メソッド

Javaの基本的な実行単位。
メソッドの最初の1文字は小文字。続く単語の1文字目は大文字にする。
一般的な記法。

コンストラクタ

クラスの新しいインスタンスの状態を初期化する特殊なメソッド。
クラスと同じ名前。
コンストラクタに戻り値はない。
コンストラクタを明示しない場合、引数を持たないコンストラクタが、コンパイラにより自動的に生成される。

オーバーロード

同一クラス内で、次の要素が異なる同一のメソッドを複数定義する。
オーバーロード・メソッドは、それぞれが異なるメソッドとなる。

  • 引数のデータ型
  • 引数の数
  • 引数の並び順
修飾値、戻り値のデータ型は任意のものを指定可能。
シグネチャが同一のメソッドを定義した場合、コンパイル・エラーとなる。

メンバ

静的メンバ

クラスそのものに対して定義される。
実態は一つだけ。

クラスをインスタンス化しなくても呼び出し可能。
クラスに対して定義され、クラス・オブジェクト間で共有される。

インスタンス・メンバ

クラスのオブジェクトに対して定義される。

ラップ・クラス

基本データ型の値をオブジェクトとして扱えるようにする。
基本データ型の値をカプセル化する。

文字列を基本データ型に変換するメソッドを提供する。
ラップ・オブジェクトにカプセル化されている基本データ型の値を変更することはできない。

CLASSPATH

.classファイルの検索先を指定するための環境変数。

JDKの検索順

  1. カレント・ディレクトリからの相対パスで.classを検索する。
  2. CLASSPATHに指定された場所を検索する。
  3. クラスライブラリを検索する。

importステートメント

別パッケージのクラスへアクセスするために、完全修飾名を避けるために使用する。
1つのパッケージを取り込んでも、そのサブ・パッケージは取り込まれない。
import java.awt.*;
java.awt.event内は取り込まれない。

フリーエリア

メンバーのみ編集できます