【拡張ラテン文字辞典】カテゴリです。
算用数字から派生あるいは借用したラテン文字を取り上げます。
算用数字から派生あるいは借用したラテン文字を取り上げます。
【使用言語・文字】
- 音声記号[ゼロ]
- 数字のゼロ《0》に斜線を付加した字形で、ユニコードではこの記号と統合・共用されている。
- ギリシャ文字PHI SYMBOL《ϕ》(日本語フォントの大半のPHI《φ》)斜体。
- 言語学でゼロ音価を示すときは、斜線付きゼロ SLASHED ZERO が使われる。
- モノスペース系フォントの大半では大文字の《O》との区別の為、通常のゼロ(U+0030)の代わりに斜線が付いたゼロが見られる。
【使用言語・文字】
- X-SAMPA[ɨ]、カフカズ諸語転写[ʔ, ʕ, 放出音]、広東(粤ピン)[陰平]、シエソーシ[a]、ワールドベット[超低声調]
- カフカズ諸言語キリル文字のものはPALOCHKA《Ӏ》の代替字形。
- ワールドベットではアンダーバー《_》を左に置いて声調を示す。
【使用言語・文字】
- アディゲ転写[ʔ]、アラブ・チャット[ʔ, q]、X-SAMPA[ø]、広東(粤ピン)[陰上]、シエソーシ[i]、†マレー[繰り返し記号]、モロッコ・アラビア[ʔ]、ワールドベット[ɤ, 軟口蓋化]
- マレー語などマレーシア・インドネシアの諸言語では、1972年に正書法が統一される前に繰り返し記号として用いられた。
- ストローク付き【2】を参照。
【使用言語・文字】
- アスキーIPA(CB式)[ɜ]、アディゲ転写[ɕ]、アラパホ[θ, ð]、アラブ・チャット[ʕ]、X-SAMPA[ɜ]、音声記号(ヘルツォーク式)[dz]、広東(粤ピン)[陰去]、グリークリッシュ[ks]、古代エジプト転写[ʔ]、シエソーシ[u]、マヤ語学[qʼ]、モロッコ・アラビア[ʕ]、ラズ[ts]、ワールドベット[ɜ, 低声調]
- ラズ語のものは筆記体の《Z》。
- ラズ語小文字は3のオールドスタイル数字。
- ラズ語ではキャロンを付けたもの([tsʼ]音)も使用。
- マヤ語学のものは、TRESSILOの異体字。
- 古代エジプト語のラテン文字転写では“EGYPTOLOGICAL ALEF”の代替字形として使用。
【使用言語・文字】
- X-SAMPA[ɾ]、広東(粤ピン)[陽平]、グリークリッシュ[ps]、シエソーシ[e]、マヤ語学[kʼ]、ロシア・チャット[ʧ]、ワールドベット[ɯ]
- マヤ語学のものは、CUATRILLOの異体字。《4H》で[ʧʼ], 《4,》で[tsʼ](“CUATRILLO WITH COMMA”の字母が使えない場合の代替表記)と表現。
- 拡張ラテン【クアトリーリョ】を参照。
- 拡張ラテン【クアトリーリョ】を参照。
【使用言語・文字】
- アラブ・チャット[x]、X-SAMPA[ɫ]、†カバルダ、広東(粤ピン)[陽上]、‡グリークリッシュ[p]、シエソーシ[o]、ワールドベット[ɒ, 中声調]
- トーン【5】を参照。
【使用言語・文字】
- アラブ・チャット[ṭ]、X-SAMPA[ɐ]、広東(粤ピン)[陽去]、シエソーシ[ka]、モロッコ・アラビア[ṭ]、ロシア・チャット[ʃ]、ワールドベット[ɶ]
【使用言語・文字】
- アメリカ先住民語学[ʔ]、アラブ・チャット[ħ]、X-SAMPA[ɤ]、クワキゥートル[ʔ]、シエソーシ[ʃi]、スクァーミッシュ[ʔ]、トンプソン[ʔ]、ベラ・クーラ[ʔ]、マヤ語学[ʔ]、モロッコ・アラビア[ħ]、リルエット[ʔ]、ワールドベット[ø, 高声調]
- アメリカ先住民語学で声門閉鎖音を表記。
- ティロ記号【ET】を参照。
【使用言語・文字】
- アディゲ転写[j]、アラブ・チャット[q]、‡アルゴンキン[u, w]、X-SAMPA[ɵ]、エトルリア[f]、グリークリッシュ[θ]、シエソーシ[tsu]、西アベナキ[ɔ̃]、PRDS[z̼]、ヒューロン[u, w]、ワールドベット[œ]
- アルゴンキン語などカナダのアメリカ先住民諸語では、OU《Ȣ》の異体字。
【使用言語・文字】
- アラブ・チャット[ṣ, q]、X-SAMPA[œ]、音声記号(スモーリー式)[ʕ]、シエソーシ[ne]、モロッコ・アラビア[q]、ワールドベット[ɹ, 超高声調]
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