【人工絵文字】カテゴリです。
ここでは主に書籍で使用されている絵文字について取り上げます。
基本的にほぼ写実的なさし絵となっていて、重要な漢字要素のみピックアップされている。
但し、一部の漢字には採用されていない。
1981年に当用漢字から常用漢字に変わってから、《屯》や《挿》などに新たな絵文字が見られるようになった。
2010年の新常用漢字に対応した第七版にもこの絵文字が当時のデザインのまま受け継がれることになったが、新常用漢字用の新規追加分があるかどうかは不明。
漢字のなりたちを解説した日本製の洋書『KANJI STARTER』(IBCパブリッシング)のシリーズ全3巻で使用されているなりたち説明用絵文字。外国人の英語教育用に作成された。
《黄》の字が〈タンポポ〉の象形文字になっているなど字源と異なる独自の解釈による説明が多い。
ここでは主に書籍で使用されている絵文字について取り上げます。
- 発表年: 1972年
基本的にほぼ写実的なさし絵となっていて、重要な漢字要素のみピックアップされている。
但し、一部の漢字には採用されていない。
1981年に当用漢字から常用漢字に変わってから、《屯》や《挿》などに新たな絵文字が見られるようになった。
2010年の新常用漢字に対応した第七版にもこの絵文字が当時のデザインのまま受け継がれることになったが、新常用漢字用の新規追加分があるかどうかは不明。
学習研究社『学研漢和大字典』(1978)で使用されている絵文字。前述『例解学習』と根本的に共通している絵文字の他、《毚》(大ウサギの下に小ウサギが隠れるさまの絵文字)など『学研漢和』独自の絵文字も追加されている。
『学研漢和』を改訂した『漢字源』(1988)にも同じイラストレーターによる絵文字が採用されているが、前述の《毚》など『学研漢和』にあったものが採用されなかったものがある。
『学研漢和』を改訂した『漢字源』(1988)にも同じイラストレーターによる絵文字が採用されているが、前述の《毚》など『学研漢和』にあったものが採用されなかったものがある。
http://www.n-shimo.com/
http://www.kaiseisha.co.jp/newbook/new032.html
『漢字の本』初版が発売された1977年に公開され、一部マイナーチェンジされて現在も受け継がれている。
挿絵のまついのりこさんによるシンプルなデザインの絵文字で、わかりやすく簡略化されたデザインとなっているものが多い。人の絵文字の形状は中国のトンパ文字に近いものがある。
人体, 動物, 植物, 住居, 自然, 服飾,その他(数類及び点類)の7つのカテゴリ(下村さんのHPによると〈下村式漢字ファミリー〉と呼称)に分類されている。
そのなりたちには、《独》や《広》など新字体基準の解釈が行われているものがある。
なお、下村さん本人のブログ ( http://shimo.exblog.jp/i12/ ) では、『下村式小学漢字学習辞典』に掲載されたものを自ら引用して、ニュースに関係のある漢字の解説に使用している。
http://www.kaiseisha.co.jp/newbook/new032.html
- 作成者: 下村昇, まついのりこ (発表年: 1977年)
『漢字の本』初版が発売された1977年に公開され、一部マイナーチェンジされて現在も受け継がれている。
挿絵のまついのりこさんによるシンプルなデザインの絵文字で、わかりやすく簡略化されたデザインとなっているものが多い。人の絵文字の形状は中国のトンパ文字に近いものがある。
人体, 動物, 植物, 住居, 自然, 服飾,その他(数類及び点類)の7つのカテゴリ(下村さんのHPによると〈下村式漢字ファミリー〉と呼称)に分類されている。
そのなりたちには、《独》や《広》など新字体基準の解釈が行われているものがある。
なお、下村さん本人のブログ ( http://shimo.exblog.jp/i12/ ) では、『下村式小学漢字学習辞典』に掲載されたものを自ら引用して、ニュースに関係のある漢字の解説に使用している。
- 《古》などは“十と口”というように漢字の組み合わせのみになっていて、絵文字のないものになっている。
http://www.mokujisha.co.jp/author/a5508.html
『現代書写字典』(及び普及版の『図解文字の書き方字典』)や『現代書道字典』(いずれも木耳社)で採用されている漢字のなりたち説明用絵文字。
絵・篆書・楷書をヒエログリフのように組み合わせて表現している絵文字である。
《能》は“水中の小動物”というように独自の解釈となっているものが多い。
《曜》は〈太陽+鳥〉のイラストになっているなど、シンプルでわかりやすい。
学習漢字の追加による『現代書写字典』の改訂で、《皿》や《松》など新規追加された絵文字は筆書きになっていたり、音を示す偏旁が楷書体になっているなど異なっている表示である。
『現代書道字典』では絵文字のデザインが基本的に統一されている。
『現代書写字典』(及び普及版の『図解文字の書き方字典』)や『現代書道字典』(いずれも木耳社)で採用されている漢字のなりたち説明用絵文字。
絵・篆書・楷書をヒエログリフのように組み合わせて表現している絵文字である。
《能》は“水中の小動物”というように独自の解釈となっているものが多い。
《曜》は〈太陽+鳥〉のイラストになっているなど、シンプルでわかりやすい。
学習漢字の追加による『現代書写字典』の改訂で、《皿》や《松》など新規追加された絵文字は筆書きになっていたり、音を示す偏旁が楷書体になっているなど異なっている表示である。
『現代書道字典』では絵文字のデザインが基本的に統一されている。
- 他にも“文字のイメージ”として漢字の具体的な形状範囲をとらえた幾何学模様も見られる。
http://wutan.jp/?p=4610
教育同人社『新版小学漢字辞典』で採用されている漢字のなりたち用絵文字。
『例解学習漢字辞典』の影響を受けたようなイラスト形式である。
《進》の絵文字は“歩く人”の絵になっている。
教育同人社『新版小学漢字辞典』で採用されている漢字のなりたち用絵文字。
『例解学習漢字辞典』の影響を受けたようなイラスト形式である。
《進》の絵文字は“歩く人”の絵になっている。
- 作成者: 楠谷大樹
- 発表年: 2001年
漢字のなりたちを解説した日本製の洋書『KANJI STARTER』(IBCパブリッシング)のシリーズ全3巻で使用されているなりたち説明用絵文字。外国人の英語教育用に作成された。
《黄》の字が〈タンポポ〉の象形文字になっているなど字源と異なる独自の解釈による説明が多い。
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