ユニコード標準字形では郵便切手の枠をかたどった囲みの中に、各タイプに近いモノクロのトーンが塗りつぶされているものになっている。
- にしき的フォントではより緻密なトーンとなっているため、表示が重いものになっている。
- 和田研ゴシックフォントではバージョン4.36から使用可能になり、丸囲みの重ね文字、すなわち合成可能のダイアクリティカルマークと同じ扱いになっている。しかしフォントの設定上、ダイアクリティカルマークと設定したことで、ブラウザ上で合成前のフィッツパトリックが枠からはみ出してしまうバグが見られる。
- Symbolaでは、バージョン8.00から導入され、形状はユニコード標準字形に忠実な切手型になっている。フォントの表示はやや軽量であるが、合成に対応していない。
- iOS8.3やOS X 10.10.3の文字パレットでは、合成済みの絵文字が出てくる。
合成をしない場合は、ゼロ幅スペース ZERO WIDTH SPACEを示す〈U+200B〉を人間の絵文字とフィッツパトリックの間に挿入する。例えば、少年の顔の絵文字とフィッツパトリックI-II型との合成をしない場合、〈U+1F466,U+200B,U+1F3FB〉で表現する。
- ツイッター絵文字では、制御記号単独は丸みを帯びた四角形となっていて、対応するカラーリングで表現されている*1。’15年12月9日の新規絵文字大量追加で肌の色が変化できるようになり、基本の黄色い肌の色の髪の毛は赤髪になっている。