ExtIPAの字母の一つ。ユニコードの別名及び解釈の“audible lip smack”は口づけの音又は舌鼓の音の双方の意味に取れるが、唇を鳴らす行動である衝撃音あるいは打楽音を音声記号で表現したものと思われる。
ExtIPAの本来の目的用途である言語障碍の発音分析で、唇を鳴らしながら発声することの分析のために使われる。
ExtIPAの子音記号表に登録されているが、IPA番号は設定されていない。
ユニコードでは1999年に
両歯衝撃音などExtIPAの子音字4種と共にバージョン3.0で追加された。ユニコード6.3の標準字形では長さがx幅から上に突き出たアセンダサイズであるが、DejaVuフォントでは“i”と同じ幅である。
現行の2008年改訂版のExtIPA子音記号表の正字は、上付き文字になっている。