東京都文京区本郷の銭湯「シビックランド日成」

シビックランド日成は都営地下鉄三田線と大江戸線の春日駅のすぐ上の白山通りに面したビル型銭湯です。
同湯は昼の12時から営業しています。
入口上には三角の屋根を模したような装飾が付いていて、横の路地の上にも屋号入りのアーチ型看板があります。



自動ドアから中に入ると壁に沿って下足箱があり、マッサージの受付カウンターと入浴料金の券売機があります。
右手に入って行くとフロントがあり、フロント前にはソファとテーブルを置いた休憩スペースもあり各種ドリンクの販売機も設置されています。
同湯は様々な入浴設備があり、その利用の仕方によってのコースが多彩です。
入浴料金は普通コースだと東京都の入浴料金430円よりも安い400円、サウナスペースと色々なプラスアルファの浴槽が利用できるVIPコースが800円、さらに専用の脱衣場と休憩スペースがあるロイヤルコースが1200円となっています。
入口かフロント前にある券売機で購入した入浴券をフロントに出して入ります。
VIPコースの場合は下足箱の鍵を預けてサウナスペースへの引っ掛けキーとクリーム色のタオルを受け取ります。ロイヤルコースはグリーンのタオルとバスタオルも付くようです。
奥側に男湯の入口が、右手には地下にある女湯の入口があります。

脱衣場は右手がロイヤルコースの入口、左手と手前壁にＬ字型にロッカーが並んでいます。
ロッカーは100円リターン式で赤いベルトで腕に付けるサウナ式の物でした。
真ん中には畳の縁台があります。

さて浴室。
キレイな化粧タイルの浴室は天井も高く、また外からの採光も良くて明るい浴室です。
奥壁側に浴槽があり、左側から薬湯、電気風呂、バイブラ、座湯が並んでいます。
薬湯はアサヒビール製の「萬祥」と言う湯になっており、匂いは実母散系の薬湯の香りでした。
カランは両壁側と島カラン１基、7.6.6.7の配列でした。
奥壁側には芸術的な？風呂を描いたタイル絵があります。
脱衣場寄りの壁にも人魚の図柄のタイル絵がありました。

浴室右側に普通の銭湯の男女境壁のように真ん中に壁があり、脱衣場寄りの扉から引っ掛けキーで開けて右側に入って行くとサウナスペースと仕掛け湯の浴槽、カラン列があります。
奥側はサウナになっていて、扉を開けると階段状になったサウナ室「タワーサウナ」があります。
座る位置で温度が違うようになっていて、自分の好みの温度の場所を選んで座るようになっています。
座ると大型のテレビがよく見えるようになっていて良い具合です。
サウナスペース上部の扉の外にはミネラルウォーターの浴槽（水風呂ですね）があり、地下200mから汲み上げられた水は年間を通して18度に一定しているそうです。
浴室右手外壁側に寝湯やマッサージなどの仕掛け湯が並び、いちばん奥のサウナ室寄りにも水風呂があります。
左手センター壁と真ん中に仕切り壁のような島カランがあり、6.5の配列。
仕切り壁の浴槽側にはカランは無く南方の鳥の絵の化粧タイルが貼られており、休憩用のプラ椅子が置かれています。
浴室壁にテレビが埋め込まれていて、この休憩イスでテレビを見ることも出来ます。
サウナにテレビが有るところは結構ありますが、浴室にテレビが有るところは初めてです。
その他、階段下のスペースにも薬湯があり、コラーゲンの湯というのになっていました。
また、こちらのスペースにはサウナ利用者用の氷や飲料用の蛇口なども設置されており、カランには石鹸とシャンプーも用意されていました。

平日の昼間ですが相客は常時10人位いました。
設備充実系のなかなか居心地が良い銭湯です。



住所・東京都文京区本郷4-17-9　営業は12:00〜25:00

お休みは第３水曜日

ライブドア地図

シビックランド日成

最寄り駅は都営地下鉄三田線・大江戸線の春日駅　　＊リンク提供・駅wiki

＊銭湯の情報については掲載時と変わっている可能性もありますので、ご利用の際はご自身にて確かめる事をお勧めします。
また、銭湯は近所の人の生活の場です。けして近所の人に迷惑をかけないようにしましょう。

平成19年7月24日取材撮影