銭湯wiki - 第一七福湯
神奈川県横浜市南区の銭湯、第一七福湯

横浜市営地下鉄の蒔田駅からだいたい0.7kmくらい、徒歩12〜3分ほどでしょうか
{蒔田駅を地上に出ると県道21号線・鎌倉街道が通っています。その道を少し関内方向に行き、宮元町1丁目信号の次の信号交差点、左角にトヨタカローラのある交差点
を右折してしばらく行った右側手前角になります。}
同湯は黒瓦ののった破風屋根の入口を持つ昔ながらの銭湯です。
同湯前の道路角にはレトロな屋号のネオン管の看板が暗くなると現役で灯っています。



入口には茶色に白抜きでナトリウム温泉の文字と屋号が入ったオリジナル暖簾が掛かっています。
入口を入ると正面、番台裏には宝船のタイル絵があります。
左手が男湯の下足スペースと入口です。

元は自動ドアだったのかスイッチらしき取っ手に「手動」と書かれている引き戸を開けて脱衣場へ。
番台の女将に料金を支払い中に入ります。
広い脱衣場はこげ茶色のレトロな空間が広がっており、高い天井は折り上げ付きの格子天井となっています。
脱衣場に置かれた木製の丸イスや鏡のある男女境壁の上に灯っている球状の電灯もレトロな感じです。
それからおそらくは昔は女湯で使われていたであろう木製の古い赤ん坊用寝台がドリンク瓶の空き瓶ケースの台として置かれていました。

ロッカーは外壁側と島ロッカー1基、脱衣カゴも積まれておりました。
島ロッカーの上にはほとんど何も入っていない風呂用品入れのガラスケースと亀が入った樹脂の水槽が2個置かれています。
入口側から外壁に沿うようにサッシ戸の外にはL字型に庭があり、水を張った池が配されています。

さて浴室。
高い二段式の関東型銭湯の天井、奥壁には丸山師の富士と湖「河口湖」のペンキ絵があります。
女湯側は「見附島」のペンキ絵のようで、その特徴ある島の絵の上のほうが見えておりました。

綺麗な富士山のペンキ絵の下にはよく見かける洋風の湖と風車のモザイクタイル絵があります。
それから男女境壁にはタイル絵があり、奥壁側から「近江八幡」「富士山と湖」「兼六園」「和船と入江」の四作が並んでいます。

浴槽は奥壁側になっており右手が一部にジェットの仕掛けのある白湯浴槽、左手は岩風呂風に溶岩石を配した黒湯の温泉浴槽になっています。
奥の岩から出ている蛇口をひねると黒湯の冷水が出てきます。

カランは両壁側と島カラン1基、男女境壁側から7.6.6.6の配列ですべてにシャワー付きとなっています。
外壁側の脱衣場寄りには立ちシャワーブースが1基あります。

日曜日夕方4時頃の入浴でしたが相客は10名ほどでした。





住所・神奈川県横浜市南区東蒔田町9-12 営業は15:30〜23:00

お休みは月曜日
ライブドア地図第一七福湯



*銭湯の情報については掲載時と変わっている可能性もありますので、ご利用の際はご自身にて確かめる事をお勧めします。
また、銭湯は近所の人の生活の場です。けして近所の人に迷惑をかけないようにしましょう。

2008年1月13日取材撮影