銭湯wiki - 八幡温泉
神奈川県平塚市の銭湯「八幡温泉」です。
残念ながら廃業いたしました。


平塚駅を北口に出てまっすぐ北上し、平塚八幡の森を左に見ながら進みます。
さくら通りと呼ばれるこの道を平塚市役所、平塚警察署などを過ぎ、さらに先の八幡郵便局前も通過します。
大野幼稚園西側交差点を過ぎて右にコンビニ「スリーエフ」を過ぎたら八幡東1丁目と2丁目の境の路地を右折して進みます。
路地をしばらく行くと長善寺があり、柵に沿って行くとゆるい下り坂の下に「八幡温泉」があります。



国道129号側からだと右がトヨタ部品、左が和食系ファミレスの信号交差点を左折した次の角地になります。
国道側からは良く見ると銀色の油井型煙突が見えます。

同湯は建物の左側に数台分の駐車スペースがあります。
建物は典型的銭湯増産期型の木造モルタル製銭湯建築です。

入口から下足スペースを通り右側の男湯へ。
番台で料金を支払い脱衣場へはいります。
脱衣場は地方銭湯の標準サイズ、天井には埋め込み型のエアコンがついています。
外壁側ロッカーと島ロッカー、この上に銭湯グッズのガラスショーケースが乗っています。
古いからか、こういう設計なのか、浴室に近いロッカー前の床はわかるほど浴室側に傾斜していました。

さて浴室。
昔ながらの天井が高く2段になっている関東型の浴室です。
奥壁には富士山と湖(風景から河口湖あたりか)のペンキ絵、女湯側は山の連山と山小屋風建物の屋根が見えます。
いずれも神奈川の絵師によるもので、東京の絵師とはひと味違うペンキ絵があります。
以前は神奈川の銭湯は神奈川の絵師の作が多かったけど、背景画を描く会社が廃業してからどんどんと減ってしまい、あまり見ることが出来なくなってしまいました。
同湯の絵もだいぶ老朽化がすすんでひび割れが出来てしまっています。
絵の下は広告スペースで斎場と薬局と、ペンキ絵を書いている鎌倉の新世美術の看板が掛かっています。
看板下と男女境壁には山と湖と洋風の城のタイル絵があります。
浴槽は深浅2槽で左側が深浴槽で湯温があつめ、表示は45℃付近だが、感覚から44℃位という感じでした。
右側は真ん中から右がバイブラになっていました。
カランは両壁側と島カランで6.5.5.6となっています。

湯上りは脱衣所横の引き戸を開けると縁側様のスペースが作られている。
狭いけど座って夕涼み〜鉢植えなんかがあってよい感じです。

           

          



住所・神奈川県平塚市東八幡1-18-14 営業は15:30〜23:00

お休みは第2第4水曜日です(変則あり)。
湘南ひらつか銭湯マップ八幡温泉
ライブドア地図八幡温泉


*銭湯の情報については掲載時と変わっている可能性もありますので、ご利用の際はご自身にて確かめる事をお勧めします。また、銭湯は近所の人の生活の場です。決して近所の人に迷惑をかけないようにしましょう。

撮影・取材 2006/10/19
再取材・撮影 2007/8/2