最終更新: nano69_264 2008年05月20日(火) 19:50:13履歴
[272] 名無しさん@ピンキー sage 2007/09/13(木) 02:54:16 ID:Qwdlateb
[273] 昼下がり sage 2007/09/13(木) 02:59:47 ID:Qwdlateb
ある暇な昼下がり(はやて、シグナム、ヴィータ編)
スカリエッティを逮捕し、擽りの刑で全ての情報を引きずり出した後、処刑し、事件は解決した。
そして、世界は非常に平和で、何より暇だった。
「暇だなー」
ヴィータは、リビングのソ\ファーで足をばたつかせながら、お菓子を食べている。
「平和はいいことやでー、ワントゥー!ワントゥー!」
デスクワークばかりでお腹に気になるお肉が付いてしまったはやては、
テレビに映る○リー隊長の指示に従い、軍隊式運動を参考にした某ダイエットを行っている。
「そうですね、何より働かなくていいですし…」
シグナムは、ボケッとしながら暫くの間使っていないレヴァンティンの整備をしていた。
「あー、名前を書いて人を殺せるノート拾ったり、無意識の内に世界を改変する力とか
目を合わせた相手を操る絶対遵守の力とか手に入れたりしねーかなー」
ダラーンと手足を伸ばして、クッションに顔を埋める。
「ヴィータはアニメの見すぎや、ワントゥー!ワントゥー!」
はやては息を切らしながら、突っ込む。
「はやてもさー、別に彼氏もいないのにダイエットとかしてどうすんだよ」
ヴィータの言葉にはやては固まった。
「うちだって…どうすればええのか分からんのよ…もうすぐ二十なのに
未だに年齢=彼氏いない歴やし処女やし…」
「い、いや、別にそういう…イテッ」
ガシャン
やべ、と言ってしまったことに焦りながら、素で落ち込むはやてをなんとかしようと、
立ち上がり手を広げたヴィータは、テーブルの上に乗っていたトロフィーを倒してしまう。
「あーあ…」
日本ドッグフリスビーコンテスト優勝、と刻まれたトロフィーを持ち上げると、
先端が折れてしまっていることに気付いた。
「やべ」
ヴィヴィオと二人三脚で獲得したこの功績を、「使い魔ではない!守護獣だ!」
と叫んでいた頃の自分を忘れてしまっているザフィーラは、誇りに思っていた。
助けを求めようとはやてとシグナムを見る。
しかし、
「すずかちゃん?なんか大学で合コンとかせんの?うちも呼んでや」
ふて腐れた表情のはやては、すずかに合コンを求めて、電話を行い、
「流石は我が師匠、働く気など一寸も無い」
シグナムは、師匠と呼ぶ某元人切り抜刀斎の漫画を読んでいる。
「ま、いっか」
ヴィータは、再び、ソファーに寝転んだ。
ヴィータは、再び、ソファーに寝転んだ。
「ニュータイプに目覚めねーかなー」
今日もまた、とても暇な1日だった。
おわり
著者:28スレ272
[273] 昼下がり sage 2007/09/13(木) 02:59:47 ID:Qwdlateb
ある暇な昼下がり(はやて、シグナム、ヴィータ編)
スカリエッティを逮捕し、擽りの刑で全ての情報を引きずり出した後、処刑し、事件は解決した。
そして、世界は非常に平和で、何より暇だった。
「暇だなー」
ヴィータは、リビングのソ\ファーで足をばたつかせながら、お菓子を食べている。
「平和はいいことやでー、ワントゥー!ワントゥー!」
デスクワークばかりでお腹に気になるお肉が付いてしまったはやては、
テレビに映る○リー隊長の指示に従い、軍隊式運動を参考にした某ダイエットを行っている。
「そうですね、何より働かなくていいですし…」
シグナムは、ボケッとしながら暫くの間使っていないレヴァンティンの整備をしていた。
「あー、名前を書いて人を殺せるノート拾ったり、無意識の内に世界を改変する力とか
目を合わせた相手を操る絶対遵守の力とか手に入れたりしねーかなー」
ダラーンと手足を伸ばして、クッションに顔を埋める。
「ヴィータはアニメの見すぎや、ワントゥー!ワントゥー!」
はやては息を切らしながら、突っ込む。
「はやてもさー、別に彼氏もいないのにダイエットとかしてどうすんだよ」
ヴィータの言葉にはやては固まった。
「うちだって…どうすればええのか分からんのよ…もうすぐ二十なのに
未だに年齢=彼氏いない歴やし処女やし…」
「い、いや、別にそういう…イテッ」
ガシャン
やべ、と言ってしまったことに焦りながら、素で落ち込むはやてをなんとかしようと、
立ち上がり手を広げたヴィータは、テーブルの上に乗っていたトロフィーを倒してしまう。
「あーあ…」
日本ドッグフリスビーコンテスト優勝、と刻まれたトロフィーを持ち上げると、
先端が折れてしまっていることに気付いた。
「やべ」
ヴィヴィオと二人三脚で獲得したこの功績を、「使い魔ではない!守護獣だ!」
と叫んでいた頃の自分を忘れてしまっているザフィーラは、誇りに思っていた。
助けを求めようとはやてとシグナムを見る。
しかし、
「すずかちゃん?なんか大学で合コンとかせんの?うちも呼んでや」
ふて腐れた表情のはやては、すずかに合コンを求めて、電話を行い、
「流石は我が師匠、働く気など一寸も無い」
シグナムは、師匠と呼ぶ某元人切り抜刀斎の漫画を読んでいる。
「ま、いっか」
ヴィータは、再び、ソファーに寝転んだ。
ヴィータは、再び、ソファーに寝転んだ。
「ニュータイプに目覚めねーかなー」
今日もまた、とても暇な1日だった。
おわり
著者:28スレ272
- カテゴリ:
- 漫画/アニメ
- 魔法少女リリカルなのは
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