744 名前:いとなみ[sage] 投稿日:2008/06/10(火) 21:39:23 ID:tOTGqvOj
745 名前:いとなみ[sage] 投稿日:2008/06/10(火) 21:40:14 ID:tOTGqvOj
746 名前:いとなみ[sage] 投稿日:2008/06/10(火) 21:41:01 ID:tOTGqvOj

「くっ!」
 押し殺した声がわずかに響く。
 深夜、八神家のリビング。
 「闇の書」の主である八神はやては、既に寝室でぐっすりと眠っている。
 ヴォルケンリッター4人のうち、ヴィータは昼間の戦闘での疲れを癒
やすために、既に休眠状態だったし、シャマルは別室でカートリッジへ
の魔力注入に余念がない。
 残されたのは、炎の剣士シグナムと盾の守護獣ザフィーラの二人だけ。

 今、シグナムは、リビングのソファに横たわっている。騎士の甲冑
も、はやてに選んで貰った服も着ていない。女性としては鍛えられ引き
締まった裸体を惜しげもなくさらしていた。
 声は、シグナムの口から漏れていた。
 いや、シグナムとしては声を出そうと思っているわけではない。シャ
マルに遮音の結界を張って貰っているから、他人に聞かれる心配はない
が、騎士としての気位が、嬌声を上げるなどと言うはしたないまねをす
る自分を許せなかった。
「ん……!」
 だが噛みしめる口の端から漏れ出る声を完全に止めることはできな
かった。食いしばった歯の隙間から、わずかなうめき声が漏れ出ていく。

「我慢することはない。声を出せ、シグナム」
 ザフィーラが淡々とした声音で言う。
 そう、シグナムが声を漏らしてしまいそうになっているのは、ザ
フィーラのせいだった。
 人型になっているザフィーラは、今、シグナムの下腹部に顔を埋め、
彼女の秘所を丹念に舐め上げているところだった。ザフィーラも一糸ま
とわぬ姿となっている。
 既にシグナムの秘裂はザフィーラの舌でほぐされて、わずかに口を開
いて愛液を滴らせていたし、肉芽は何かを待ちわびるかのように膨らん
でいる。
 さらに両方の乳房は、ザフィーラの大きな手で愛撫され、わずかに色
素が沈着した乳首が硬くしこっていた。
 照明を落としているため分かりにくいが、シグナムの身体は赤く上気
し、心臓は早鐘を打つように大量の血液を全身に送り続けていた。
「こういうときは、妙なプライドは捨てた方がいい。でないと、返って
辛いぞ」
「し、しかし……。あうっ!!」
 ザフィーラの言葉に反論しようとした瞬間。ザフィーラの舌が湿った
音を立てて秘裂の中に潜り込む。油断していたシグナムは、思わず声を
出してしまっていた。
「あっ! や、やめろ! んっ!! だ、だめだっ!!」
 一度声を出してしまうと、制御が効かなかった。
 ザフィーラの舌は、シグナムの嬌声を誘うように、肉襞をかきわけ、
肉芽を嬲る。手は、微妙な動きで乳房をもみあげたかと思うと、固くし
こった乳首をキュッとつまみ上げる。
「あっ! あんっ! はうっ! くぅっ!!」
 強弱の予測がつかない責めに、シグナムの声が次第に荒くなってい
く。まるで、戦闘で一方的に攻められているかのようだ。
「ううっ! も、もうっ!」
 シグナムが腰をわずかに持ち上げるようにして、秘所をザフィーラに
押しつける。ザフィーラはためらわずに舌をとがらせ、シグナムの中を
蹂躙する。
「あっ、あっ、あんっ!! そ、そんなところまで……っ!!」
 ザフィーラの舌が巧みに動いて、シグナムの割れ目を広げていく。後
から後からあふれ出る愛液が、ザフィーラの顔を汚していった。

「そろそろいいか、シグナム?」
 たっぷりとシグナムを味わったザフィーラが、責めを中断して顔を上
げる。
「はぁ、はぁ……。も、問題ない……」
 責めから解放されて一瞬脱力していたシグナムが、素早く息を整える
とザフィーラを見ながらうなずいた。
 ザフィーラもうなずくと、一旦シグナムの身体から離れる。
 素早くシグナムが立ちあがると、空いたソファにザフィーラが座っ
た。その股間には、普通の人間には考えられない程の逞しいペニスがそ
びえている。
 シグナムは、そんなザフィーラの膝にまたがった。ザフィーラはしっ
かりとシグナムの腰を両手で掴んで支える。シグナムも、ザフィーラの
肩につかまるようにして身体を支えた。
 目の前に、すっかり準備のできたシグナムの秘裂が、口を開いてザ
フィーラを誘っている。そこから漏れる愛液は、両足を伝わって垂れ落
ちていた。
「いくぞ」
 ザフィーラがシグナムの顔を見上げてそう言うと、シグナムはコクリ
とうなずいた。
 ザフィーラの手が、わずかにシグナムを持ち上げたかと思うと、その
ままゆっくりと自分の上に下ろしていく。
「あ……!」
 ザフィーラの先端がシグナムの中に潜り込んだとき、吐息のような悲
鳴がシグナムの口から漏れる。
 だが、ザフィーラは意に介さず、シグナムの中へ侵入し続けた。
「くっ! くぅっ!!」
 血が出るのではないかと思うほどにシグナムが唇を噛みしめる。
「我慢するな」
 半分ほどペニスを突き入れたところでザフィーラが言うが、シグナム
は首を横に振って断固として声を出そうとしない。
 だが、次の瞬間、ザフィーラの舌が、固く閉ざされたシグナムの唇を
無理矢理こじ開け、口の中に侵入していた。
「んーっ!?」
 突然のことにシグナムが驚く。だが、いくらザフィーラの頭を引きは
がそうとしても、既に犯されて感じているシグナムの腕には、力が入ら
なかった。
「ん! んぐっ! んーっ!!」
 思うさま口の中を蹂躙され、シグナムが声を我慢できなくなる。いつ
しか、シグナムの腕は、ザフィーラの頭を引きはがすのではなく、抱き
かかえるようにしてキスを貪っていた。
 その間にも、ザフィーラのペニスは、シグナムの中に潜り込み続け
る。柔らかい肉襞が蠢いて、ペニスを奥へ奥へといざなっていた。
「んーっ!?」
 ついにペニスを全て飲み込んだ瞬間、シグナムは軽く絶頂を迎えてし
まった。秘所から粘っこい愛液が大量に溢れ、二人の結合部分を濡らし
ていく。
 もう、強情を張ることもないだろうとザフィーラが口を離す。
「あ……?」
 残されたシグナムは虚ろな瞳でザフィーラを見つめていた。口は半開
きとなり、口元から一筋唾液が垂れ落ちている。
 普段の凛々しい彼女を知るものならば、信じられない光景だったろ
う。今、彼女は全くの無防備で、全てをザフィーラにあずけていた。
「そう、それでいい」
 ザフィーラが、シグナムの耳元でささやく。彼女はゆっくりとうなず
いていた。

「あうっ!!」
 ザフィーラの責めが再開された。
 シグナムの引き締まった腰をしっかりと両手で掴み、ゆっくりと上下
にゆする。
「はうっ! くぅっ! あっ! ああっ! ああぁっ!!」
 シグナムは、ザフィーラの首に抱きつき、逞しいペニスで中を蹂躙さ
れるたびに、切ない声を上げることしかできなかった。
 ザフィーラの腰は正確に動き、シグナムの快感を引きずり出すかのよ
うに、的確にスポットを突き続けていた。
「あんっ! すごい! こ、こんなに感じるなんてっ!」
 うわごとのようにシグナムが叫ぶ。その声を耳にしながら、ザフィー
ラはかすかに笑いを浮かべると、とどめを刺すかのように腰の動きを加
速していった。
「あうっ! も、もうっ! くる! だ、だめだっ!! あんっ! ああ
ああーっ!!」
 ザフィーラのペニスから大量のザーメンが放たれ、シグナムの中を満
たした瞬間、シグナムも絶頂に達していた。ビクビクと身体が痙攣し、
自分で身体を支えることができない。そんな彼女を、ザフィーラは優し
く抱きかかえていた。
「すまん……」
 落ち着いたのか、シグナムはそう言うと、ザフィーラの上から身体を
どける。中に収まっていたザフィーラのペニスが抜け、ザーメンが滴っ
た。
 だがシグナムはそれを気にせず、ザフィーラの隣に座った。
「ふう……。今日もいいようにやられてしまったな」
 シグナムがニヤッと笑って言うと、ザフィーラも同じように笑顔で答
えていた。
「仕方がない。今日もシグナムの方が魔力消費が激しかった。俺は
ヴィータのサポートをしていただけだからな」
 ザフィーラはそう言いながら、手元に置いてあったタオルを差し出
す。シグナムはそれを素直に受け取り、二人の体液で汚れてしまった身
体を拭き取っていった。
「そろそろ、単独で収集できるか?」
「ああ。ヴィータの戦い方も安定してきた。相手によるが、俺のサポー
ト無しでも大丈夫だろう」
「そうか……。考えておこう」
 そう言うと、シグナムが立ちあがる。
「風呂に入るが、一緒に行くか?」
 だが、ザフィーラはその言葉に首を横に振っていた。
「いや、いい。俺は、外で水でも浴びよう」
「……そうか……」
 シグナムは少しだけ何か言いたそうにしていたが、結局言葉にせず
に、バスタオルを身体に巻いた。
「明日は、主はやての診察がある。私とシャマルは出られんが、頼んだ
ぞ」
 リビングを出る直前、シグナムが振り向いて言う。
「了解した」
 既に狼型となっているザフィーラが短く答える。
 主はやてのために闇の書を完成させること。それだけが成すべきこと
だ。
 シグナムもザフィーラも、胸の中でそう自分に言い聞かせていた。


著者:73スレ742

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