最終更新: nano69_264 2012年09月02日(日) 14:17:37履歴
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612 名前:とあるバカップルの日常 [sage] 投稿日:2012/05/11(金) 11:14:23 ID:Lu3MKEq6 [11/12]
無限書庫はーー少なくとも一般区画はーー基本的に無重力である。
だが、一般区画とは別位相に存在する禁書区画には、人工的な重力が生み出され、部屋ごとに区分され、本のジャンル毎に分類されている。
特殊な金属製の書架には異界の禁断の知識を記した本、『死霊秘法』『屍食教典儀』といった地球産の強大な魔導書だけではなく、次元世界の裏側で蠢く怪異について記した書物――例えば『海の祟り神、デイゴン信仰について』『抹殺された闇黒王朝』
『黒の碑に見入られた村』なども存在する。
ちなみにこれ等、禁書の類は一般人は閲覧不可である。
それらの禁断の書物が収められた書架が、所狭しと立ち並ぶ広大な禁書区画の中の1つ、第15禁書区画。そこで本の整理に勤しむ男女が一組。
男は緑のスーツにネクタイ。女は白のブラウスに黒いスカートだ。
男の方は無限書庫司書長ユーノ・スクライア。
女の方はその補佐役兼恋人の『夜天の書』の管制人格リインフォースである。
時空管理局の本局内にある無限書庫だが、民間からの司書も多数居るので、服装についてはかなり自由で私服で勤務している者も多い。
特に禁書区画で働く司書は個性的な連中が多い。
「ユーノ、『金枝篇』全13巻は何処になおしておけばいい?」
「そっちの方になおしておいて、それと『地球皇帝の壮大なる野望』はその側に」
「解った」
「あと『異次元の悪魔及び宇宙忍者共著、光の一族打倒に向けての執念の日々』は第78禁書区画に移しておくよ」
「了解した」
「それから『ある元帥の回顧碌。嗚呼、愛しのジャンヌよ』は、えーと、第20禁書区画、『ルルイエ異本』や『水神クタアト』と同じ区画だよ」
「承知した」
「さ・・・さっきから気になっているのだが、段々、私に近付いてきていないか?」
「うん、君の顔をもっとよく見たくて」
やがて禁書区画の整理が一段落して、ユーノはそのままリインフォースを抱きしめ、その片脚を持ち上げる。その反動でリインフォースの身体が書架に寄りかかる。
「でも見てるだけじゃ物足りなくなって来たよ」
「あっ・・・ば、ばか、よせ、そ、そんな所を・・・」
リインフォースの弱々しい抵抗もなんのその、ユーノは彼女の白いブラウスのボタンを外して、その隙間に素早く手を滑り込ませる。
「き、気持ちは解るが・・・こ、こんな所で・・・」
「気持ちは解ってくれてるんだ、嬉しいね」
「だ、誰が来るか解らないぞ・・・」
そんな事を言いながらリインフォースは積極的にユーノの首筋に手を回してくる。
ユーノも彼女の背に手を回し、その背骨を腰に向けて指で軽く愛撫する。
僅かにリインフォースの腰がピクリと動いた。
「・・・ふーん、感じてる?」
「ば、馬鹿を言うな、こ、こんな場所で・・・」
「そうかな?」
ゆっくりと指を背筋に向かって上昇させていく。
「んあ・・・んふあぁっ・・・あふぁん・・・」
思わず出てしまったリインフォースの声。彼女自身も「しまった」と思ったらしい。
ユーノはその悩ましい声を大きくしたくて、指を肩甲骨にまで回す。
手で彼女の肩を抱え込んだ格好だ。同時に腰を擦りつけ、硬くなり始めている股間の肉棒で、彼女の‘魅惑の三角形’の辺りをスカート越しに刺激した。
「んあ・・・んふぅ・・・あ、はあぁっ・・・ん、んん・・」
更にユーノは、リインフォースのブラウスの前を肌蹴けさせる。
お洒落な黒紫のブラジャーに包まれた乳房がこぼれ出てきた。
一方、リインフォースの方も甘い吐息を漏らしながら、ユーノの肩から首筋へ細い指を走らせた。たおやかな指の感触にユーノは思わず身震いした。
「ふふっ・・・可愛い・・・」
蕩ける様なリインフォースの微笑み。
僅かに小首を傾げ、滅多に誰にも見せないリインフォースの魅惑的な笑み。
彼女がこんなーー‘1人の女’――としての表情をする事を知る者は少ない。
やや潤んだリインフォースの紅い瞳が、天より堕ちた堕天使の如くユーノを幻惑する。
胸の奥にこみ上げて来る甘酸っぱい感情。
ユーノはゆっくりと愛撫の手を前に回す。
邪魔なブラジャーをズリ上げると、実に魅惑的な曲線を描くリインフォースの豊麗な乳房が剥き出しになった。
「・・・あ、ふぁ、ここまでするか?」
「うん、だって大好きな君とだから、途中でなんて止まれないよ」
そう言ってユーノは、うなじから肩口に軽く口付けた。
リインフォースが身体を震わせる様子が首に回した腕から伝わってくる。
ユーノは片膝をあげ、もっと直接的にリインフォースの秘部を愛撫した。
スカートやショーツ越しとはいえ、その上から膝でグリグリとやられたら淫核も随分と刺激されているに違いない。
「・・・あ、あ・・・ん、んん・・・・」
無理矢理口を閉じる様な声を漏らし、リインフォースは魅惑的な身体を、くの字に折り曲げた。その余りの可愛らしさにユーノの中のSな部分は刺激された。
ユーノは下から掬い上げる様に豊かな膨らみを掴むと、ゆっくりと揉み解し始めた。
「あっ・・・んあ、ふあぁっ・・・む、胸が感じるぅ・・・こ、このおっぱいフェレット・・・」
「凄く感度がいいね。興奮してる?」
「そ、それはお前もだろう? ズボン越しに股間のモノが硬くなっているじゃないか」
「ま、まあ・・・そうだね」
図星を差されて、ユーノは少し焦る。
「ふふっ・・・どうだ、入れたいか?」
リインフォースは恋人の心情を見透かした様な目でユーノを見た。
潤んではいるが、同時にユーノを誘惑する様な挑発的な目付きだ。
「そ、それほどには・・・」
ユーノは虚勢を張ろうとした。
だがリインフォースはニヤリと口の端だけで笑い、正面からユーノを見た。
「ほう、それだけ硬くしているのに・・・か?」
「・・・・・」
確かにリインフォースに指摘された通り、ユーノの股間のそれは勃起して、ズキズキと疼いている。全体が煮える様に熱くなり、疼く様な感覚に包まれ、何かに突っ込みたくて仕方が無い。いや、『何か』じゃない。
食い千切る程にグイグイ締め付けてくる目の前の彼女の『アソコ』に入れたいのだ。
鳩尾辺りに熱い物がドロドロと渦巻き、ユーノの下半身が疼いていた。
「どうだ? 入りたいだろう?」
「う・・・うぅ・・・」
ユーノは自らのプライドと、下半身から湧き出る欲望の板挟みになる。
ここが職場の無限書庫で、その中でも禁断の危険極まりない書物を収めた区画だという事はまるで問題にならなかった。問題なのは明らかにリインフォースに誘惑されているというのに、あっさりとそれに乗ってしまっていいのかという事だ。
何故か負けた様な気分になって口惜しい。
数秒の逡巡の後、リインフォースの黒いストッキングを破き、たっぷりと淫蜜を吸い込んで、グショグショになった黒紫のショーツを横にずらした。
「ふふっ・・・赤くなって凄く可愛い」
愉快そうなリインフォースの小さな囁き声が耳元で聞こえ、ユーノは耳元まで真っ赤になる。それでも挿入を止めようとは思わなかった。
リインフォースは片脚をユーノの手に絡ませる様に上げた。
「何だ、君だって入れて欲しいんじゃないか」
「馬鹿を言え、私はお前を手伝っているだけだぞ」
あくまでもリインフォースは澄ましたものだ。
その割には頬が薄っすらと朱に染まり、黒紫のショーツはグッショリと濡れているが。
ユーノは淫蜜をしとどに垂れ流す淫穴に、熱く滾る肉棒の先端を押し付ける。
そしてリインフォースの体重を利用して、ゆっくりと肉棒を彼女の中に埋没させていく。
相変わらず、彼女の淫筒は狭くてキツイ。
挿入するだけで肉幹が削り取られそうだったが、それが物凄く気持ちがいい。
「あ・・・あぁん、んふあぁっ・・・ひあぁん・・・」
異物が侵入してくる感覚に、リインフォースが喘ぎを漏らす。
ユーノに捕まったリインフォースの手が僅かに震えた。
「あふ、あぁん・・・あひぃ・・・うっ、んうぅっ!!」
リインフォースの表情は恍惚に潤み、息を荒くしていた。
熱い淫蜜が肉棒を回りこんで、床の石畳にポタポタと滴り落ちた。
「どうする・・・リインフォース、このまま、此処でイってしまいたい?」
「くぅ、お、おのれ・・・な、生意気な・・・」
およそ情事の最中らしからぬ言葉を漏らしながらリインフォースは上目遣いにユーノを睨んだ。潤んだ瞳での上目遣いは、ゾクゾクする程に可愛らしく愛らしかった。
ユーノは腰を回転させて、彼女の内部をズボズボと掻き回した。
肉襞は肉棒の動きに敏感に反応して食い殺さんばかりの勢いで擦り、ギュウギュウと締め上げてくる。まるで無数の蛇が肉棒に絡みついてくる様な快感を味わいながら、ユーノは腰を円を描く様に動かした。
挿入角度のせいで普段あまり触れられない様な場所が擦り上げられて、その何処かが性感帯なのだろう。時折、リインフォースは火照った身体をビクビクと震わせた。
「・・・ん、んむっ、ちゅ、ちゅる・・・ん、はむぅ・・・」
不意にリインフォースは抱きつく様にして口付けてきた。
縋りつく様な、貪る様な口付けだった。
柔らかく、甘く、例えられない程の極上の快感がユーノの唇を塞いだ。
「ん・・・んちゅ、れろ・・・ちゅぷ、んむ・・・れろぉ・・・」
対抗する様にユーノは、リインフォースの腰を強く引き寄せ、胸を強く揉みしだく。
手の中でツンと尖った突起が転がる。コリコリとした独特の感触が実に楽しい。
「あひっ・・・ん、んっ・・・あぁ、んふあぁっ・・・」
送り込まれる快感に耐え切れず、リインフォースがユーノの唇から離れた。
魂を抜き取られそうな程の快感が、ユーノの唇を中心に広がっていた。
抵抗する気力が根こそぎ奪われてしまう寸前だった。
「ひ、卑怯だぞ・・・そ、そんな反撃は・・・はうんっ!?」
文句を言いかけたリインフォースは、ユーノの腰の一撃で、また快感の甘い喘ぎ声を漏らす。その様子に気をよくしたユーノは、断続的に突き込んだ。
反射的にリインフォースは眼を閉じて顎を引いた。
どうやら軽い絶頂を繰り返し味わっているらしい。
意思的には出来ない、不規則な肉襞の動きがそれを証明していた。
「・・・くぅぅ、ん、うぅ、あ、はぁん・・・ん、んはぁ・・・」
雪の様に白い肌を朱に染め、リインフォースが首を左右に捻る。
彼女の流麗な銀髪が振り乱され、粉雪の様にキラキラと煌く。
ユーノは彼女の髪や体から立ち昇る甘い匂いを吸い込みながら、攻勢を緩めない。
肉付きのいい太腿をしっかりと抱え、グリグリと腰を押し付ける。
無論、肌蹴た乳房への刺激も忘れない。
ユーノの胸板で、乳房の頂点を擦り上げられる度に悩ましく喘ぎ、豊満な肢体を妖艶に色づかせてリインフォースは身悶える。
「そろそろイってしまいそうなんじゃないの、リインフォース?」
「こ、こんな所で・・・こんな所でイってしまったら、あぁん・・・」
口を開けば、漏れでてしまいそうになる喘ぎ声を必死に抑え、リインフォースは豊麗な肢体を押し付けてくる。全身が小刻みにピクピクと震えている。
ユーノはリインフォースの右足を後ろにやや引き、腰を深々と突き刺した。
「はぅん、い、いい・・・そ、そんなに深く突かれたら、あぁっ、す、凄く気持ちいい・・・」
「もう、イっちゃうかな?」
意地悪にユーノは、彼女の耳元で囁きかけた。
「・・・ん、んくっ、はふぅ・・・う、うぅ・・・」
歯を食いしばり、何度も何度も縦に頭を振って、リインフォースは身体を揺すった。
髪の毛が辺りの禁書を叩き、唸り声ともつかぬ音を立てた。
巻き起こる風には、魔導書が孕む異次元の瘴気とリインフォースの甘い匂いが混ざり合っていた。瘴気の匂いすらも打ち消す、淫らで甘い香り。
「・・・ん、んくっ、ひぃん・・・あ、んふあぁっ、はふあぁん・・・ぃ、いく・・・」
職場での情事の果てに絶頂に達するのが恥ずかしいのか、喘ぎを出すまいと堪えるリインフォースだったが、遂に限界が訪れた。肉襞の蠕動で彼女が絶頂に達したのだという事が、肉棒を通してユーノにも感じ取れた。
肉襞が精液を搾り取ろうとするかの様に震え、入口から奥に向かって小刻みな動きを繰り返す。肉棒の裏から合わせ目まで、ユーノの肉棒の最も敏感な部分をこれ以上無い程に的確に愛撫してくる。ユーノ自身の下半身も限界だった。
ユーノはそのまま、リインフォースの内部に自らの精を解放する。
剥き出しの結合部で大きく肉棒が震えて、肉棒が消滅したかの様な大きな開放感がユーノの脳髄に暴風雨の如く襲い掛かった。
「・・・はぁんっ!!」
短く、しかし少々大きめの声でリインフォースは絶頂の声を上げた。
その体内には、ユーノの精液が暴れ狂っているだろう。
「んく、ふあぁっ・・・」
心地良さそうな声を漏らしながらリインフォースは身体全体を大きく震わせた。
そのまま彼女はユーノを引き寄せると、強く抱きしめた。
彼女の肘や太腿がガクガクと痙攣していた。
想像以上に興奮したのか、或いはこの体位での結合が身体に負担をかけたのか。
「・・・あ、んあぁん・・・凄く気持ちよかったぁ・・・」
熱い息を漏らしながらリインフォースは、そのまま体重を全部ユーノに預けてきた。
そしてユーノの耳に舌を這わせ、囁きかけてくる。
「・・・まだまだ、出来そうだな。この続きは・・・私の家でしないか?」
「えっ?」
「だ、だから私の家に来ないかと・・・」
確かに今日の無限書庫の仕事はこれーー第15禁書区画の整理――で終わり。
昔程、ハードな職場では無くなったから、こうして定時前に上がれる日もある。
「な、何度も言わせるな、来るのか、来ないのか」
「う、うん、喜んで行きます」
明日は休日なので、八神家に泊まっていってもいい。
フェレットになったユーノを大事そうに抱きかかえ、身嗜みを整えたリインフォースは唸りとも悲鳴ともつかぬ音が絶えず漏れる無限書庫の禁書区画を後にした。
無限書庫からリインフォースの家、つまりミッドチルダ南部の八神家へ。
どうやら今日は皆、それぞれの用事があって外出しているらしい。
その為、リインフォースの部屋――正確には寝台の上で2人っきり。
相思相愛の男女2人が人目につかない部屋で行う事等、相場は決まっている。
リインフォースの柔らかい乳房が、硬くなった肉棒を両脇から締め上げる。
そしてリインフォースは、いきなり肉棒の鈴口に口付けた。
強烈な電撃が走った様な快感に、ユーノは思わず声を上げていた。
「ふふっ、敏感だな。お前のここは」
「そう言う君だって、ここがこんなに・・・」
硬く尖り始めている乳房の突起を、ユーノは指先で弄くった。
甘く切なそうな声を上げて、リインフォースが身悶えた。
仕返しとばかりに、リインフォースが肉棒の先端に啄ばむ様に口付けた。
敏感な粘膜に刺激を受けて肉棒がビクンと跳ねた。
「ふふっ、ビクビクと反応して・・・」
2つの乳房で挟んでリインフォースは再び肉棒を扱き始めた。
胸の柔肉の張り、乳房越しに伝わる手の動き、胸の谷間から覗く肉棒の先端、複数の要素が絡み合って、説明できない程の快楽を与えてくれる。
「本当に気持ち良さそうだな、それでは両方、同時にやってみるか」
リインフォースは肉棒を乳房で挟みこみながら、緩急をつけて前後させた。
同時にチロチロと舌を出し、飛び出た肉棒の先端部に触れてきた。
それは触感だけでなく、視覚的効果も絶大だった。
形のいい唇から伸びる舌が、白い胸の谷間から飛び出してくる赤黒い肉棒の先端部をペロペロと舐める。肉棒が熱く蕩けて、崩れていってしまいそうな錯覚を覚える。
実際には硬く、リインフォースの柔らかい胸の中を貫かんばかりに震えているのに。
「・・・んっ、んちゅ、ちゅぱ・・・れろ、んむぅ・・・」
リインフォースもまた、顎を引いて、思い切り肉棒の先に近付こうとしている。
出来る限り舌先が触れる部分を増やしたいのだろう。
そしてカリの裏筋の敏感な部分が丁度、リインフォースの乳房の裾野に当たり、痺れる様な快感を絶え間なく与えてくる。
肉棒全体は柔らかい乳房に包まれ、先端を舌先で刺激され、肉棒裏の敏感な部分は豊かな胸の谷間に擦られる。淫筒で味わうのとは異質な快感が一気に襲い掛かる。
ユーノの意思とは無関係に肉棒はビクビクと震え続け、脈動している。
「ヒクヒクと動いて・・・気持ちいいんだな、それではこういうのはどうだ?」
自分の整った頤を、リインフォースは肉棒の先端に押し付け、緩やかに動かした。
それは舌の様な粘膜の快感は無かったが、もっとはっきりとした刺激をもたらした。
先端部の裏の合わせ目を擦られ、脳天を貫く様な快感がユーノの背筋を走った。
「お前の喘ぐ顔が凄く可愛い・・・ふぅ、私も身体が火照るぞ、ん、ふあぁん・・・」
妖艶に笑いながら上目遣いでリインフォースは、ユーノを見上げた。
肉棒を擦り上げる為に割と激しく動いてるせいか、或いはパイズリという行為自体に興奮しているのか、リインフォースの頬がかなり上気している。
その赤らめた顔と、半眼の潤んだ紅瞳がとてつもなく色っぽい。
そこへ彼女の熱い吐息がかかると、肉棒が蕩けてしまいそうな感覚に襲われる。
爆発してしまいそうな程に肉棒全体が熱い。
「どうだ・・・感じるか?」
「うん、感じるよ。君こそ、頬が染まって凄く色っぽいよ」
「い、色っぽい・・・そうか、色っぽいか・・・」
照れているのか、パイズリ行為の興奮とは違った体温の上昇でリインフォースの肌の赤みが更に増した。雪の様に白い肌が朱に染まり、実に淫蕩な色香を振りまく。
「そんなに色っぽいなら、私の胸と口でイってくれ、お前の熱い精液を飲ませてくれ」
そういうと、リインフォースはパイズリの速度を上げた。同時に、その大きな乳房全体を使って、熱を持った肉棒の根元からカリ首まで丹念に揉み上げてくる。
「う、あぅ・・・ふぅ・・・」
「どうだ、感じるか?」
そう言ってリインフォースは、肉棒の先端部の割れ目に舌を這わせた。
敏感な場所に、粘液の生暖かい感触が触れ、快感のボルテージが上がる。
「・・・あ、も、もう駄目、イきそう・・・」
「イっていいんだ・・・私にお前の熱い精液をご馳走してくれ、お願い・・・」
上目遣いの潤んだ瞳に、最後の一言で、ユーノの興奮は臨界点を超えた。
肉棒が脈打ち、白い粘液が勢いよく飛び出す。
「・・・きゃっ!?」
リインフォースは小さな叫び声をあげたが、白い粘液はべったりと彼女の顔や銀髪に張り付いた。両側から乳房に押さえられているにも関わらず、肉棒は暴れ馬の如く、奔放に跳ねまわり、粘液を撒き散らした。
当然、リインフォースの口の中にも。彼女はその粘液をコクンと飲み干した。
「あ、んむ・・・これがお前の精液の味、相変わらず濃厚で少し飲みにくいな」
口の端についた白い粘液を、小さく舌を出して舐め取った。
その仕草はゾクゾクする程に色っぽく、ユーノは再び肉棒が硬くなるのを感じた。
「・・・ふふっ、まだまだ元気そうだな、物足りないんだな・・・私の中に入りたいか?」
「うーん、そうだな」
「どうする・・・私の方はもうこんなに・・・」
リインフォースはスカートの中に手を突っ込み―――
「・・・濡れているぞ」
――――引き抜いた指先には、透明な淫蜜の糸が纏わりついていた。
「じゃあ仕方ない、入れよう」
「何が仕方ない、だ。本当はお前の方が私に入れたくて仕方ないくせに」
ユーノの軽口にリインフォースは愉快そうに笑い、ユーノを床に寝転ばせ、スカートの下からショーツを下ろした。
グッショリと濡れた黒紫の布が太腿に纏わりつきながら降りてくる。
「お前のせいでこんなに濡れてしまったぞ、キッチリ責任は取って貰うからな」
悪戯っぽく笑ってリインフォースは、ユーノの上に乗り、ゆっくりと腰を落とし始めた。内部のざらついた肉襞がまるで、飢えた獣の様に肉棒に食らいついてくる。
「ん・・・あぁん、ふうぅ、は、入ってきてる、奥にまで入ってきてるぅ・・・あぁ、んあぁ・・・」
甲高い嬌声をあげてリインフォースは腰を完全にユーノの上に乗せた。
肉棒の根元までが、リインフォースの中に飲み込まれた事になる。
「な、何だか入れているだけで・・・感じて・・・ぁ、んあぁっ・・・た、たまらない・・・」
「に、肉襞が動いて・・・凄く気持ちいぃ・・・あ、ふあぁっ・・・」
ユーノとリインフォースは繋がったまま、お互いの感触を感じあう。
2人の結合部から溢れる様に、淫蜜が垂れ、ユーノの股を濡らして滴り落ちる。
「君が上だから、君が気持ちよくなる様に動いてみてよ」
「よし解った」
ユーノの言葉に、リインフォースはゆっくりと前屈みになり、腰を前後に動かし始めた。
挿入したままの肉棒が前後に角度を変えながら肉襞に扱かれ、絞られる。
ヌチョヌチョと粘着質の音がスカートの下で鳴り響き、実に卑猥な気分にさせられる。
「・・・んく、ふあぁん・・・あぁっ、ん、んん・・・はあぁん、ユーノ、凄く気持ちいぃ・・・」
ユーノの腰の上で動くリインフォースは、全身を激しく動かしているせいか、それとも身体が火照っているせいか、肩で息をする程に荒い息を吐いている。
肌蹴けた、形のいい豊かな乳房がユサユサと揺れ、興奮を煽る。
「・・・ん、あぁん・・・ふ、ふあぁ、い、いい・・・んん、くふあぁん・・・ひあぁん・・・」
リインフォースは魅惑的な太腿でユーノの腰を挟み、自分の下腹部を密着させた。
そのまま身体を伸ばす様に何度か腰を動かす。
快感はそれ程でも無いのだが、リインフォースが一生懸命、自分を気持ちよくさせようとしてくれている気持ちが伝わってきて、ユーノは嬉しくなった。
「・・・お、お前の方も突いてくれっ!!・・・わ、私の一番深い場所を・・・ふあぁん・・・」
誘う言葉に応じて、下からゴリゴリと力の限り突き上げる。
リインフォースの細く流麗な銀髪が広がって、跳ねる。
「こ、このままではイってしまいそうだ・・・あ、あぁ、はあぁぁっ・・・1!」
「うん、いいよ、イってしまっていいよっ!!」
リインフォースが痙攣した拍子に、淫筒が締まってユーノを駆り立てる。
ザワザワと股間に蟠っていた熱は一気に、吹き上げていった。
「・・・あ、んあぁっ・・・あぁ、んうぅ・・・ふあぁ・・・・ひぃん・・・」
感極まった喘ぎを漏らしながら、リインフォースは大きく息をついた。
そんなリインフォースの姿を眺めながら、ユーノは心地よい疲労感に意識を手放していく。その眼を閉じる瞬間、リインフォースが穏やかに微笑んだ気がした。
その頃―――居酒屋『ユイドラン』
その一角の席はやたらと賑やかだった。
「女の魅力は即ち胸だ、乳房だ、おっぱいだっ!! 見るがいい・・・主はやてに‘至宝’と言われた、これを!!」
いい具合に酒の入ったシグナムが突然立ち上がると、首都航空隊の制服の前を肌蹴けた。赤紫のブラジャーに包まれた、豊かな膨らみがこぼれ出た。
更にシグナムは向かい側で呑んでいたヴァイスに突き出す様にして、左右に振ってみせる。その度に魅惑的な胸部の‘至宝’も挑発的に揺れる。
「どうだ・・・ヴァイス、これの魅力にお前は抗えまい・・・?」
「は、はい・・・姐さん、凄いっす。これは反則っす・・・」
コクコクとそれしか出来ない機械の様に頷くヴァイス。
恋人の魅惑的なおっぱいに抗う術などあろうか。
「何を戯言言ってるんだい、女の魅力は尻だよ、尻っ!!」
シグナムの横で酒をぐびぐび呑んでいたアルフが唐突に立ち上がり、着ていたGパンを脱ぎ捨て、テーブルの上に乗った。
上はタンクトップ、下は桃色のショーツという格好で尻を振ってみせる。
「どうだい・・・ザフィーラ、アタシの尻は凶器だろう? 反則だろう?」
「そうだな、私もそう思う。だから、テーブルの上から降りてGパンをはけ、はしたない」
完全に出来上がっている恋人の様子に頭を抱えながら、ザフィーラはチビチビと酒を口にする。幸い、閉店間際の店内は殆ど客の姿は無いが、恥ずかしい。
「まあ・・・アタシは尻だけじゃなくて、胸も完璧だけどねえ・・・ヒック、剋目して存分に見るがいいさね、このおっぱい!!」
ザフィーラの苦言を聞き流したアルフは、黒のタンクトップを勢いよく脱ぎ捨てた。
桃色のブラジャーに覆われた、白く豊かな膨らみが露になった。
「ほう・・・確かに見事な胸だが、大きさは私の方が上だな」
「はっ・・・大きさだけで胸の優劣が決まると思ってんのかい、随分とお目出度いねえ、烈火の将、張りや柔らかさも重要な要素さ」
「ふん、そんな事は先刻承知・・・私の胸は大きいだけではなく、張りや柔らかさも備えているぞ、そこに居るヴァイスや主はやての保証付きだっ!!」
「でも、大きさではリインフォースに負けてるんだろう? 張りや柔らかさではアタシの方が上だというのは、変わらないけどねえ・・・」
「昔は、そうアイツが意識や人格を別の本に移し変える前は、私の方が大きかったんだぞ、主はやてがアイツの身体データを移し変える時に弄くったからで・・・」
最早、酒の味など楽しむ事を忘れた様に、彼女達は暫くの間、喧々諤々の言い争いを続けていたが、最後を制したのは、店主のゼストから連絡を受けて来たシャマルであった。具体的にはリンカーコアぶち抜きで。
「それじゃ、ザフィーラ、アルフを背負って。このまま家に連れて行きましょう。それとヴァイス君、シグナムの方はお持ち帰りしていいから」
「了解した」
「了解っス」
こうして彼らはゼストに見送られながら『ユイドラン』を後にしたのだった。
身体を包み込むのは、柔らかい布の感触。
そして芳しい香り、穏やかな吐息。ここは何処だろうと眠りの覚醒の境目で思う。
ゆっくりと湖の底から浮かび上がる様に、目が覚めていく。
ふと、自分が何処に居るのだろうと、ぼんやりとした視線でユーノは辺りを見渡した。
柔らかく沈み込む様な、敷布。甘い匂い。
夢すらも見ない、深い眠りの中で感じていたものは、これだったのだろうか。
「・・・お目覚めだな、ユーノ」
「あ・・・リインフォース?」
「此処が何処か、解るか? 私の部屋だ。私も先程起きたばかりだが」
一糸纏わぬ姿のリインフォースが側に横たわっている。
そうだった、彼女の部屋で情事に及び、その後、眠ってしまったのだろう。
力を抜いてユーノは横たわる。たった今、眠りから醒めたというのに、また眠りの国に旅立ってしまいそうな心地だった。
「まだ、眠いだろう? ゆっくりと休むといい。この頃、働き詰めだったからな」
「うん・・・もう少し寝かせて貰うよ・・・」
大きく息を吐きながら、身体の力を抜く。
フェレットモードになれば、回復も早いのだが、それは情緒に欠けるだろう。
「さあ、来るといい・・・眠るならば、私の胸の中で」
「んん・・・リインフォース・・・」
優しく囁いてくる彼女の柔らかな肌に、ユーノは頬を寄せる。
微かな月明かりが差し込んでくる静かな一室で、眠りに落ちる。
心地よさそうに寝息を立てるユーノを腕の中に収め、リインフォースは微笑んだ。
一階の方では、ザフィーラやアルフ、シャマルの話し声がする。
「そういえば今日はザフィーラ達も休みだったな。まあいい・・・私も寝よう」
彼の温もりを堪能しながら、やがて彼女自身も眠りに落ちていった。
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著者:黒天
604 名前:とあるバカップルの日常 [sage] 投稿日:2012/05/11(金) 11:08:53 ID:Lu3MKEq6 [3/12]
605 名前:とあるバカップルの日常 [sage] 投稿日:2012/05/11(金) 11:09:24 ID:Lu3MKEq6 [4/12]
606 名前:とあるバカップルの日常 [sage] 投稿日:2012/05/11(金) 11:10:01 ID:Lu3MKEq6 [5/12]
607 名前:とあるバカップルの日常 [sage] 投稿日:2012/05/11(金) 11:10:33 ID:Lu3MKEq6 [6/12]
608 名前:とあるバカップルの日常 [sage] 投稿日:2012/05/11(金) 11:11:44 ID:Lu3MKEq6 [7/12]
609 名前:とあるバカップルの日常 [sage] 投稿日:2012/05/11(金) 11:12:15 ID:Lu3MKEq6 [8/12]
610 名前:とあるバカップルの日常 [sage] 投稿日:2012/05/11(金) 11:13:03 ID:Lu3MKEq6 [9/12]
611 名前:とあるバカップルの日常 [sage] 投稿日:2012/05/11(金) 11:13:52 ID:Lu3MKEq6 [10/12]
612 名前:とあるバカップルの日常 [sage] 投稿日:2012/05/11(金) 11:14:23 ID:Lu3MKEq6 [11/12]
無限書庫はーー少なくとも一般区画はーー基本的に無重力である。
だが、一般区画とは別位相に存在する禁書区画には、人工的な重力が生み出され、部屋ごとに区分され、本のジャンル毎に分類されている。
特殊な金属製の書架には異界の禁断の知識を記した本、『死霊秘法』『屍食教典儀』といった地球産の強大な魔導書だけではなく、次元世界の裏側で蠢く怪異について記した書物――例えば『海の祟り神、デイゴン信仰について』『抹殺された闇黒王朝』
『黒の碑に見入られた村』なども存在する。
ちなみにこれ等、禁書の類は一般人は閲覧不可である。
それらの禁断の書物が収められた書架が、所狭しと立ち並ぶ広大な禁書区画の中の1つ、第15禁書区画。そこで本の整理に勤しむ男女が一組。
男は緑のスーツにネクタイ。女は白のブラウスに黒いスカートだ。
男の方は無限書庫司書長ユーノ・スクライア。
女の方はその補佐役兼恋人の『夜天の書』の管制人格リインフォースである。
時空管理局の本局内にある無限書庫だが、民間からの司書も多数居るので、服装についてはかなり自由で私服で勤務している者も多い。
特に禁書区画で働く司書は個性的な連中が多い。
「ユーノ、『金枝篇』全13巻は何処になおしておけばいい?」
「そっちの方になおしておいて、それと『地球皇帝の壮大なる野望』はその側に」
「解った」
「あと『異次元の悪魔及び宇宙忍者共著、光の一族打倒に向けての執念の日々』は第78禁書区画に移しておくよ」
「了解した」
「それから『ある元帥の回顧碌。嗚呼、愛しのジャンヌよ』は、えーと、第20禁書区画、『ルルイエ異本』や『水神クタアト』と同じ区画だよ」
「承知した」
「さ・・・さっきから気になっているのだが、段々、私に近付いてきていないか?」
「うん、君の顔をもっとよく見たくて」
やがて禁書区画の整理が一段落して、ユーノはそのままリインフォースを抱きしめ、その片脚を持ち上げる。その反動でリインフォースの身体が書架に寄りかかる。
「でも見てるだけじゃ物足りなくなって来たよ」
「あっ・・・ば、ばか、よせ、そ、そんな所を・・・」
リインフォースの弱々しい抵抗もなんのその、ユーノは彼女の白いブラウスのボタンを外して、その隙間に素早く手を滑り込ませる。
「き、気持ちは解るが・・・こ、こんな所で・・・」
「気持ちは解ってくれてるんだ、嬉しいね」
「だ、誰が来るか解らないぞ・・・」
そんな事を言いながらリインフォースは積極的にユーノの首筋に手を回してくる。
ユーノも彼女の背に手を回し、その背骨を腰に向けて指で軽く愛撫する。
僅かにリインフォースの腰がピクリと動いた。
「・・・ふーん、感じてる?」
「ば、馬鹿を言うな、こ、こんな場所で・・・」
「そうかな?」
ゆっくりと指を背筋に向かって上昇させていく。
「んあ・・・んふあぁっ・・・あふぁん・・・」
思わず出てしまったリインフォースの声。彼女自身も「しまった」と思ったらしい。
ユーノはその悩ましい声を大きくしたくて、指を肩甲骨にまで回す。
手で彼女の肩を抱え込んだ格好だ。同時に腰を擦りつけ、硬くなり始めている股間の肉棒で、彼女の‘魅惑の三角形’の辺りをスカート越しに刺激した。
「んあ・・・んふぅ・・・あ、はあぁっ・・・ん、んん・・」
更にユーノは、リインフォースのブラウスの前を肌蹴けさせる。
お洒落な黒紫のブラジャーに包まれた乳房がこぼれ出てきた。
一方、リインフォースの方も甘い吐息を漏らしながら、ユーノの肩から首筋へ細い指を走らせた。たおやかな指の感触にユーノは思わず身震いした。
「ふふっ・・・可愛い・・・」
蕩ける様なリインフォースの微笑み。
僅かに小首を傾げ、滅多に誰にも見せないリインフォースの魅惑的な笑み。
彼女がこんなーー‘1人の女’――としての表情をする事を知る者は少ない。
やや潤んだリインフォースの紅い瞳が、天より堕ちた堕天使の如くユーノを幻惑する。
胸の奥にこみ上げて来る甘酸っぱい感情。
ユーノはゆっくりと愛撫の手を前に回す。
邪魔なブラジャーをズリ上げると、実に魅惑的な曲線を描くリインフォースの豊麗な乳房が剥き出しになった。
「・・・あ、ふぁ、ここまでするか?」
「うん、だって大好きな君とだから、途中でなんて止まれないよ」
そう言ってユーノは、うなじから肩口に軽く口付けた。
リインフォースが身体を震わせる様子が首に回した腕から伝わってくる。
ユーノは片膝をあげ、もっと直接的にリインフォースの秘部を愛撫した。
スカートやショーツ越しとはいえ、その上から膝でグリグリとやられたら淫核も随分と刺激されているに違いない。
「・・・あ、あ・・・ん、んん・・・・」
無理矢理口を閉じる様な声を漏らし、リインフォースは魅惑的な身体を、くの字に折り曲げた。その余りの可愛らしさにユーノの中のSな部分は刺激された。
ユーノは下から掬い上げる様に豊かな膨らみを掴むと、ゆっくりと揉み解し始めた。
「あっ・・・んあ、ふあぁっ・・・む、胸が感じるぅ・・・こ、このおっぱいフェレット・・・」
「凄く感度がいいね。興奮してる?」
「そ、それはお前もだろう? ズボン越しに股間のモノが硬くなっているじゃないか」
「ま、まあ・・・そうだね」
図星を差されて、ユーノは少し焦る。
「ふふっ・・・どうだ、入れたいか?」
リインフォースは恋人の心情を見透かした様な目でユーノを見た。
潤んではいるが、同時にユーノを誘惑する様な挑発的な目付きだ。
「そ、それほどには・・・」
ユーノは虚勢を張ろうとした。
だがリインフォースはニヤリと口の端だけで笑い、正面からユーノを見た。
「ほう、それだけ硬くしているのに・・・か?」
「・・・・・」
確かにリインフォースに指摘された通り、ユーノの股間のそれは勃起して、ズキズキと疼いている。全体が煮える様に熱くなり、疼く様な感覚に包まれ、何かに突っ込みたくて仕方が無い。いや、『何か』じゃない。
食い千切る程にグイグイ締め付けてくる目の前の彼女の『アソコ』に入れたいのだ。
鳩尾辺りに熱い物がドロドロと渦巻き、ユーノの下半身が疼いていた。
「どうだ? 入りたいだろう?」
「う・・・うぅ・・・」
ユーノは自らのプライドと、下半身から湧き出る欲望の板挟みになる。
ここが職場の無限書庫で、その中でも禁断の危険極まりない書物を収めた区画だという事はまるで問題にならなかった。問題なのは明らかにリインフォースに誘惑されているというのに、あっさりとそれに乗ってしまっていいのかという事だ。
何故か負けた様な気分になって口惜しい。
数秒の逡巡の後、リインフォースの黒いストッキングを破き、たっぷりと淫蜜を吸い込んで、グショグショになった黒紫のショーツを横にずらした。
「ふふっ・・・赤くなって凄く可愛い」
愉快そうなリインフォースの小さな囁き声が耳元で聞こえ、ユーノは耳元まで真っ赤になる。それでも挿入を止めようとは思わなかった。
リインフォースは片脚をユーノの手に絡ませる様に上げた。
「何だ、君だって入れて欲しいんじゃないか」
「馬鹿を言え、私はお前を手伝っているだけだぞ」
あくまでもリインフォースは澄ましたものだ。
その割には頬が薄っすらと朱に染まり、黒紫のショーツはグッショリと濡れているが。
ユーノは淫蜜をしとどに垂れ流す淫穴に、熱く滾る肉棒の先端を押し付ける。
そしてリインフォースの体重を利用して、ゆっくりと肉棒を彼女の中に埋没させていく。
相変わらず、彼女の淫筒は狭くてキツイ。
挿入するだけで肉幹が削り取られそうだったが、それが物凄く気持ちがいい。
「あ・・・あぁん、んふあぁっ・・・ひあぁん・・・」
異物が侵入してくる感覚に、リインフォースが喘ぎを漏らす。
ユーノに捕まったリインフォースの手が僅かに震えた。
「あふ、あぁん・・・あひぃ・・・うっ、んうぅっ!!」
リインフォースの表情は恍惚に潤み、息を荒くしていた。
熱い淫蜜が肉棒を回りこんで、床の石畳にポタポタと滴り落ちた。
「どうする・・・リインフォース、このまま、此処でイってしまいたい?」
「くぅ、お、おのれ・・・な、生意気な・・・」
およそ情事の最中らしからぬ言葉を漏らしながらリインフォースは上目遣いにユーノを睨んだ。潤んだ瞳での上目遣いは、ゾクゾクする程に可愛らしく愛らしかった。
ユーノは腰を回転させて、彼女の内部をズボズボと掻き回した。
肉襞は肉棒の動きに敏感に反応して食い殺さんばかりの勢いで擦り、ギュウギュウと締め上げてくる。まるで無数の蛇が肉棒に絡みついてくる様な快感を味わいながら、ユーノは腰を円を描く様に動かした。
挿入角度のせいで普段あまり触れられない様な場所が擦り上げられて、その何処かが性感帯なのだろう。時折、リインフォースは火照った身体をビクビクと震わせた。
「・・・ん、んむっ、ちゅ、ちゅる・・・ん、はむぅ・・・」
不意にリインフォースは抱きつく様にして口付けてきた。
縋りつく様な、貪る様な口付けだった。
柔らかく、甘く、例えられない程の極上の快感がユーノの唇を塞いだ。
「ん・・・んちゅ、れろ・・・ちゅぷ、んむ・・・れろぉ・・・」
対抗する様にユーノは、リインフォースの腰を強く引き寄せ、胸を強く揉みしだく。
手の中でツンと尖った突起が転がる。コリコリとした独特の感触が実に楽しい。
「あひっ・・・ん、んっ・・・あぁ、んふあぁっ・・・」
送り込まれる快感に耐え切れず、リインフォースがユーノの唇から離れた。
魂を抜き取られそうな程の快感が、ユーノの唇を中心に広がっていた。
抵抗する気力が根こそぎ奪われてしまう寸前だった。
「ひ、卑怯だぞ・・・そ、そんな反撃は・・・はうんっ!?」
文句を言いかけたリインフォースは、ユーノの腰の一撃で、また快感の甘い喘ぎ声を漏らす。その様子に気をよくしたユーノは、断続的に突き込んだ。
反射的にリインフォースは眼を閉じて顎を引いた。
どうやら軽い絶頂を繰り返し味わっているらしい。
意思的には出来ない、不規則な肉襞の動きがそれを証明していた。
「・・・くぅぅ、ん、うぅ、あ、はぁん・・・ん、んはぁ・・・」
雪の様に白い肌を朱に染め、リインフォースが首を左右に捻る。
彼女の流麗な銀髪が振り乱され、粉雪の様にキラキラと煌く。
ユーノは彼女の髪や体から立ち昇る甘い匂いを吸い込みながら、攻勢を緩めない。
肉付きのいい太腿をしっかりと抱え、グリグリと腰を押し付ける。
無論、肌蹴た乳房への刺激も忘れない。
ユーノの胸板で、乳房の頂点を擦り上げられる度に悩ましく喘ぎ、豊満な肢体を妖艶に色づかせてリインフォースは身悶える。
「そろそろイってしまいそうなんじゃないの、リインフォース?」
「こ、こんな所で・・・こんな所でイってしまったら、あぁん・・・」
口を開けば、漏れでてしまいそうになる喘ぎ声を必死に抑え、リインフォースは豊麗な肢体を押し付けてくる。全身が小刻みにピクピクと震えている。
ユーノはリインフォースの右足を後ろにやや引き、腰を深々と突き刺した。
「はぅん、い、いい・・・そ、そんなに深く突かれたら、あぁっ、す、凄く気持ちいい・・・」
「もう、イっちゃうかな?」
意地悪にユーノは、彼女の耳元で囁きかけた。
「・・・ん、んくっ、はふぅ・・・う、うぅ・・・」
歯を食いしばり、何度も何度も縦に頭を振って、リインフォースは身体を揺すった。
髪の毛が辺りの禁書を叩き、唸り声ともつかぬ音を立てた。
巻き起こる風には、魔導書が孕む異次元の瘴気とリインフォースの甘い匂いが混ざり合っていた。瘴気の匂いすらも打ち消す、淫らで甘い香り。
「・・・ん、んくっ、ひぃん・・・あ、んふあぁっ、はふあぁん・・・ぃ、いく・・・」
職場での情事の果てに絶頂に達するのが恥ずかしいのか、喘ぎを出すまいと堪えるリインフォースだったが、遂に限界が訪れた。肉襞の蠕動で彼女が絶頂に達したのだという事が、肉棒を通してユーノにも感じ取れた。
肉襞が精液を搾り取ろうとするかの様に震え、入口から奥に向かって小刻みな動きを繰り返す。肉棒の裏から合わせ目まで、ユーノの肉棒の最も敏感な部分をこれ以上無い程に的確に愛撫してくる。ユーノ自身の下半身も限界だった。
ユーノはそのまま、リインフォースの内部に自らの精を解放する。
剥き出しの結合部で大きく肉棒が震えて、肉棒が消滅したかの様な大きな開放感がユーノの脳髄に暴風雨の如く襲い掛かった。
「・・・はぁんっ!!」
短く、しかし少々大きめの声でリインフォースは絶頂の声を上げた。
その体内には、ユーノの精液が暴れ狂っているだろう。
「んく、ふあぁっ・・・」
心地良さそうな声を漏らしながらリインフォースは身体全体を大きく震わせた。
そのまま彼女はユーノを引き寄せると、強く抱きしめた。
彼女の肘や太腿がガクガクと痙攣していた。
想像以上に興奮したのか、或いはこの体位での結合が身体に負担をかけたのか。
「・・・あ、んあぁん・・・凄く気持ちよかったぁ・・・」
熱い息を漏らしながらリインフォースは、そのまま体重を全部ユーノに預けてきた。
そしてユーノの耳に舌を這わせ、囁きかけてくる。
「・・・まだまだ、出来そうだな。この続きは・・・私の家でしないか?」
「えっ?」
「だ、だから私の家に来ないかと・・・」
確かに今日の無限書庫の仕事はこれーー第15禁書区画の整理――で終わり。
昔程、ハードな職場では無くなったから、こうして定時前に上がれる日もある。
「な、何度も言わせるな、来るのか、来ないのか」
「う、うん、喜んで行きます」
明日は休日なので、八神家に泊まっていってもいい。
フェレットになったユーノを大事そうに抱きかかえ、身嗜みを整えたリインフォースは唸りとも悲鳴ともつかぬ音が絶えず漏れる無限書庫の禁書区画を後にした。
無限書庫からリインフォースの家、つまりミッドチルダ南部の八神家へ。
どうやら今日は皆、それぞれの用事があって外出しているらしい。
その為、リインフォースの部屋――正確には寝台の上で2人っきり。
相思相愛の男女2人が人目につかない部屋で行う事等、相場は決まっている。
リインフォースの柔らかい乳房が、硬くなった肉棒を両脇から締め上げる。
そしてリインフォースは、いきなり肉棒の鈴口に口付けた。
強烈な電撃が走った様な快感に、ユーノは思わず声を上げていた。
「ふふっ、敏感だな。お前のここは」
「そう言う君だって、ここがこんなに・・・」
硬く尖り始めている乳房の突起を、ユーノは指先で弄くった。
甘く切なそうな声を上げて、リインフォースが身悶えた。
仕返しとばかりに、リインフォースが肉棒の先端に啄ばむ様に口付けた。
敏感な粘膜に刺激を受けて肉棒がビクンと跳ねた。
「ふふっ、ビクビクと反応して・・・」
2つの乳房で挟んでリインフォースは再び肉棒を扱き始めた。
胸の柔肉の張り、乳房越しに伝わる手の動き、胸の谷間から覗く肉棒の先端、複数の要素が絡み合って、説明できない程の快楽を与えてくれる。
「本当に気持ち良さそうだな、それでは両方、同時にやってみるか」
リインフォースは肉棒を乳房で挟みこみながら、緩急をつけて前後させた。
同時にチロチロと舌を出し、飛び出た肉棒の先端部に触れてきた。
それは触感だけでなく、視覚的効果も絶大だった。
形のいい唇から伸びる舌が、白い胸の谷間から飛び出してくる赤黒い肉棒の先端部をペロペロと舐める。肉棒が熱く蕩けて、崩れていってしまいそうな錯覚を覚える。
実際には硬く、リインフォースの柔らかい胸の中を貫かんばかりに震えているのに。
「・・・んっ、んちゅ、ちゅぱ・・・れろ、んむぅ・・・」
リインフォースもまた、顎を引いて、思い切り肉棒の先に近付こうとしている。
出来る限り舌先が触れる部分を増やしたいのだろう。
そしてカリの裏筋の敏感な部分が丁度、リインフォースの乳房の裾野に当たり、痺れる様な快感を絶え間なく与えてくる。
肉棒全体は柔らかい乳房に包まれ、先端を舌先で刺激され、肉棒裏の敏感な部分は豊かな胸の谷間に擦られる。淫筒で味わうのとは異質な快感が一気に襲い掛かる。
ユーノの意思とは無関係に肉棒はビクビクと震え続け、脈動している。
「ヒクヒクと動いて・・・気持ちいいんだな、それではこういうのはどうだ?」
自分の整った頤を、リインフォースは肉棒の先端に押し付け、緩やかに動かした。
それは舌の様な粘膜の快感は無かったが、もっとはっきりとした刺激をもたらした。
先端部の裏の合わせ目を擦られ、脳天を貫く様な快感がユーノの背筋を走った。
「お前の喘ぐ顔が凄く可愛い・・・ふぅ、私も身体が火照るぞ、ん、ふあぁん・・・」
妖艶に笑いながら上目遣いでリインフォースは、ユーノを見上げた。
肉棒を擦り上げる為に割と激しく動いてるせいか、或いはパイズリという行為自体に興奮しているのか、リインフォースの頬がかなり上気している。
その赤らめた顔と、半眼の潤んだ紅瞳がとてつもなく色っぽい。
そこへ彼女の熱い吐息がかかると、肉棒が蕩けてしまいそうな感覚に襲われる。
爆発してしまいそうな程に肉棒全体が熱い。
「どうだ・・・感じるか?」
「うん、感じるよ。君こそ、頬が染まって凄く色っぽいよ」
「い、色っぽい・・・そうか、色っぽいか・・・」
照れているのか、パイズリ行為の興奮とは違った体温の上昇でリインフォースの肌の赤みが更に増した。雪の様に白い肌が朱に染まり、実に淫蕩な色香を振りまく。
「そんなに色っぽいなら、私の胸と口でイってくれ、お前の熱い精液を飲ませてくれ」
そういうと、リインフォースはパイズリの速度を上げた。同時に、その大きな乳房全体を使って、熱を持った肉棒の根元からカリ首まで丹念に揉み上げてくる。
「う、あぅ・・・ふぅ・・・」
「どうだ、感じるか?」
そう言ってリインフォースは、肉棒の先端部の割れ目に舌を這わせた。
敏感な場所に、粘液の生暖かい感触が触れ、快感のボルテージが上がる。
「・・・あ、も、もう駄目、イきそう・・・」
「イっていいんだ・・・私にお前の熱い精液をご馳走してくれ、お願い・・・」
上目遣いの潤んだ瞳に、最後の一言で、ユーノの興奮は臨界点を超えた。
肉棒が脈打ち、白い粘液が勢いよく飛び出す。
「・・・きゃっ!?」
リインフォースは小さな叫び声をあげたが、白い粘液はべったりと彼女の顔や銀髪に張り付いた。両側から乳房に押さえられているにも関わらず、肉棒は暴れ馬の如く、奔放に跳ねまわり、粘液を撒き散らした。
当然、リインフォースの口の中にも。彼女はその粘液をコクンと飲み干した。
「あ、んむ・・・これがお前の精液の味、相変わらず濃厚で少し飲みにくいな」
口の端についた白い粘液を、小さく舌を出して舐め取った。
その仕草はゾクゾクする程に色っぽく、ユーノは再び肉棒が硬くなるのを感じた。
「・・・ふふっ、まだまだ元気そうだな、物足りないんだな・・・私の中に入りたいか?」
「うーん、そうだな」
「どうする・・・私の方はもうこんなに・・・」
リインフォースはスカートの中に手を突っ込み―――
「・・・濡れているぞ」
――――引き抜いた指先には、透明な淫蜜の糸が纏わりついていた。
「じゃあ仕方ない、入れよう」
「何が仕方ない、だ。本当はお前の方が私に入れたくて仕方ないくせに」
ユーノの軽口にリインフォースは愉快そうに笑い、ユーノを床に寝転ばせ、スカートの下からショーツを下ろした。
グッショリと濡れた黒紫の布が太腿に纏わりつきながら降りてくる。
「お前のせいでこんなに濡れてしまったぞ、キッチリ責任は取って貰うからな」
悪戯っぽく笑ってリインフォースは、ユーノの上に乗り、ゆっくりと腰を落とし始めた。内部のざらついた肉襞がまるで、飢えた獣の様に肉棒に食らいついてくる。
「ん・・・あぁん、ふうぅ、は、入ってきてる、奥にまで入ってきてるぅ・・・あぁ、んあぁ・・・」
甲高い嬌声をあげてリインフォースは腰を完全にユーノの上に乗せた。
肉棒の根元までが、リインフォースの中に飲み込まれた事になる。
「な、何だか入れているだけで・・・感じて・・・ぁ、んあぁっ・・・た、たまらない・・・」
「に、肉襞が動いて・・・凄く気持ちいぃ・・・あ、ふあぁっ・・・」
ユーノとリインフォースは繋がったまま、お互いの感触を感じあう。
2人の結合部から溢れる様に、淫蜜が垂れ、ユーノの股を濡らして滴り落ちる。
「君が上だから、君が気持ちよくなる様に動いてみてよ」
「よし解った」
ユーノの言葉に、リインフォースはゆっくりと前屈みになり、腰を前後に動かし始めた。
挿入したままの肉棒が前後に角度を変えながら肉襞に扱かれ、絞られる。
ヌチョヌチョと粘着質の音がスカートの下で鳴り響き、実に卑猥な気分にさせられる。
「・・・んく、ふあぁん・・・あぁっ、ん、んん・・・はあぁん、ユーノ、凄く気持ちいぃ・・・」
ユーノの腰の上で動くリインフォースは、全身を激しく動かしているせいか、それとも身体が火照っているせいか、肩で息をする程に荒い息を吐いている。
肌蹴けた、形のいい豊かな乳房がユサユサと揺れ、興奮を煽る。
「・・・ん、あぁん・・・ふ、ふあぁ、い、いい・・・んん、くふあぁん・・・ひあぁん・・・」
リインフォースは魅惑的な太腿でユーノの腰を挟み、自分の下腹部を密着させた。
そのまま身体を伸ばす様に何度か腰を動かす。
快感はそれ程でも無いのだが、リインフォースが一生懸命、自分を気持ちよくさせようとしてくれている気持ちが伝わってきて、ユーノは嬉しくなった。
「・・・お、お前の方も突いてくれっ!!・・・わ、私の一番深い場所を・・・ふあぁん・・・」
誘う言葉に応じて、下からゴリゴリと力の限り突き上げる。
リインフォースの細く流麗な銀髪が広がって、跳ねる。
「こ、このままではイってしまいそうだ・・・あ、あぁ、はあぁぁっ・・・1!」
「うん、いいよ、イってしまっていいよっ!!」
リインフォースが痙攣した拍子に、淫筒が締まってユーノを駆り立てる。
ザワザワと股間に蟠っていた熱は一気に、吹き上げていった。
「・・・あ、んあぁっ・・・あぁ、んうぅ・・・ふあぁ・・・・ひぃん・・・」
感極まった喘ぎを漏らしながら、リインフォースは大きく息をついた。
そんなリインフォースの姿を眺めながら、ユーノは心地よい疲労感に意識を手放していく。その眼を閉じる瞬間、リインフォースが穏やかに微笑んだ気がした。
その頃―――居酒屋『ユイドラン』
その一角の席はやたらと賑やかだった。
「女の魅力は即ち胸だ、乳房だ、おっぱいだっ!! 見るがいい・・・主はやてに‘至宝’と言われた、これを!!」
いい具合に酒の入ったシグナムが突然立ち上がると、首都航空隊の制服の前を肌蹴けた。赤紫のブラジャーに包まれた、豊かな膨らみがこぼれ出た。
更にシグナムは向かい側で呑んでいたヴァイスに突き出す様にして、左右に振ってみせる。その度に魅惑的な胸部の‘至宝’も挑発的に揺れる。
「どうだ・・・ヴァイス、これの魅力にお前は抗えまい・・・?」
「は、はい・・・姐さん、凄いっす。これは反則っす・・・」
コクコクとそれしか出来ない機械の様に頷くヴァイス。
恋人の魅惑的なおっぱいに抗う術などあろうか。
「何を戯言言ってるんだい、女の魅力は尻だよ、尻っ!!」
シグナムの横で酒をぐびぐび呑んでいたアルフが唐突に立ち上がり、着ていたGパンを脱ぎ捨て、テーブルの上に乗った。
上はタンクトップ、下は桃色のショーツという格好で尻を振ってみせる。
「どうだい・・・ザフィーラ、アタシの尻は凶器だろう? 反則だろう?」
「そうだな、私もそう思う。だから、テーブルの上から降りてGパンをはけ、はしたない」
完全に出来上がっている恋人の様子に頭を抱えながら、ザフィーラはチビチビと酒を口にする。幸い、閉店間際の店内は殆ど客の姿は無いが、恥ずかしい。
「まあ・・・アタシは尻だけじゃなくて、胸も完璧だけどねえ・・・ヒック、剋目して存分に見るがいいさね、このおっぱい!!」
ザフィーラの苦言を聞き流したアルフは、黒のタンクトップを勢いよく脱ぎ捨てた。
桃色のブラジャーに覆われた、白く豊かな膨らみが露になった。
「ほう・・・確かに見事な胸だが、大きさは私の方が上だな」
「はっ・・・大きさだけで胸の優劣が決まると思ってんのかい、随分とお目出度いねえ、烈火の将、張りや柔らかさも重要な要素さ」
「ふん、そんな事は先刻承知・・・私の胸は大きいだけではなく、張りや柔らかさも備えているぞ、そこに居るヴァイスや主はやての保証付きだっ!!」
「でも、大きさではリインフォースに負けてるんだろう? 張りや柔らかさではアタシの方が上だというのは、変わらないけどねえ・・・」
「昔は、そうアイツが意識や人格を別の本に移し変える前は、私の方が大きかったんだぞ、主はやてがアイツの身体データを移し変える時に弄くったからで・・・」
最早、酒の味など楽しむ事を忘れた様に、彼女達は暫くの間、喧々諤々の言い争いを続けていたが、最後を制したのは、店主のゼストから連絡を受けて来たシャマルであった。具体的にはリンカーコアぶち抜きで。
「それじゃ、ザフィーラ、アルフを背負って。このまま家に連れて行きましょう。それとヴァイス君、シグナムの方はお持ち帰りしていいから」
「了解した」
「了解っス」
こうして彼らはゼストに見送られながら『ユイドラン』を後にしたのだった。
身体を包み込むのは、柔らかい布の感触。
そして芳しい香り、穏やかな吐息。ここは何処だろうと眠りの覚醒の境目で思う。
ゆっくりと湖の底から浮かび上がる様に、目が覚めていく。
ふと、自分が何処に居るのだろうと、ぼんやりとした視線でユーノは辺りを見渡した。
柔らかく沈み込む様な、敷布。甘い匂い。
夢すらも見ない、深い眠りの中で感じていたものは、これだったのだろうか。
「・・・お目覚めだな、ユーノ」
「あ・・・リインフォース?」
「此処が何処か、解るか? 私の部屋だ。私も先程起きたばかりだが」
一糸纏わぬ姿のリインフォースが側に横たわっている。
そうだった、彼女の部屋で情事に及び、その後、眠ってしまったのだろう。
力を抜いてユーノは横たわる。たった今、眠りから醒めたというのに、また眠りの国に旅立ってしまいそうな心地だった。
「まだ、眠いだろう? ゆっくりと休むといい。この頃、働き詰めだったからな」
「うん・・・もう少し寝かせて貰うよ・・・」
大きく息を吐きながら、身体の力を抜く。
フェレットモードになれば、回復も早いのだが、それは情緒に欠けるだろう。
「さあ、来るといい・・・眠るならば、私の胸の中で」
「んん・・・リインフォース・・・」
優しく囁いてくる彼女の柔らかな肌に、ユーノは頬を寄せる。
微かな月明かりが差し込んでくる静かな一室で、眠りに落ちる。
心地よさそうに寝息を立てるユーノを腕の中に収め、リインフォースは微笑んだ。
一階の方では、ザフィーラやアルフ、シャマルの話し声がする。
「そういえば今日はザフィーラ達も休みだったな。まあいい・・・私も寝よう」
彼の温もりを堪能しながら、やがて彼女自身も眠りに落ちていった。
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著者:黒天
- カテゴリ:
- 漫画/アニメ
- 魔法少女リリカルなのは
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