876 名前:アインハルト短編 [] 投稿日:2011/03/31(木) 19:21:45 ID:LIMdsaY. [2/3]

大変遅くなりました、投下します




―――何故、こんな事になっているのだろうか―――


「んうっ……んっ……!うああっ……!?」

「ククク、ようやく感じてきた様だな……」

「ふぁ……かん、じる……?なにを、ですか……?」

「……本気で分かって無いのかよ……ま、こっちとしちゃ好都合だけどなっ!」

「はあんっ……!」


―――ノーヴェ・ナカジマとの戦いの後、どうやら私は気を失っていた様だ。
そしてこの男の目に留まり、彼の家まで連れてこられたらしい。ここまではわかる。
ただ、わからないのは―――


「ひゃぅ!?ま、またなにか、ピリッて……」

「ここがいいのか?ん〜〜〜〜?」


―――私は今、一体何をしているのだろうか。

下腹部の鈍い痛みに気づいたのは目覚めてすぐの事だった。
いや……痛みによって眼が覚めた、と言った方が正しいか。
布の様な物で目隠しをされているらしく、目の前がよく見えない。
わかるのは両手が後ろで縛られている事と、男に『何か』で貫かれている、という事のみ。
……抵抗は、しない。危険を伴う方法である事は承知の上だ。
打ち倒してきた人の中には、手加減できず大けがを負わせてしまった者もいた。
それはつまり、自身が同じ目に遭おうが文句は言えないという事。
あの時の私は絶好の標的だったのだろう……おそらくは、復讐の。


「ああっ……ひうっ……!はあ、はあ……もう、やめてくだ……ひゃあっ!!」

「お前が悪いんだぜ?あんな所で無防備に寝てっから……」

「やあああぁ……!ああんっ……ひあっ!うあ……!」




……これは、私への罰なのだろうか。
目的の為とはいえ、「彼」の覇王流を路上喧嘩などに使ってしまった私への。
そうであるなら……私に抵抗する権利は無い。


「そろそろだな……中に出すぞっ!受け止めろ!」

「え……な、に……ひゃぁぁっ!?」


―――中?一体何を…………!?なにも、かんがえられな―――


「うっ……」

「ふあああっ!?なにか、出て……ひゃぁああああんっ!!」




「はぁ、はぁ……お腹が、熱い……なにを……」

「ククク……意味も分からないか?」

「……?」

「安心しな、意味が分かるまで……まだまだ注いでやるからよっ!」

「え……?はううっ!?ああんっ!」


著者:109スレ874

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