75 名前:ヴァイスは両手に華を手にしたらしい [sage] 投稿日:2012/03/02(金) 10:55:29 ID:upS08kfE [1/20]
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「うーん、止まないな、雨・・・」
窓の外を眺め、ヴァイス・グランセニックは呟いた。未だに雨が続いている。
昼間に比べ、いくらか小降りになったが、それでも傘が必要な程度には振っている。

(姐さん、まだだよな・・・遅いよな)
今日は遅くなると、先程、連絡があったものの、具体的な時間は聞いていなかった。
明日は自分も彼女も休みなので、それは別に構わないのだが。
ふと恋人である彼女の極上の肢体を脳裏に思い浮かべてヴァイスはだらしなく頬を緩めた。勝気で切れ長の澄んだ瞳に、艶やかな長い桃色の髪、豊満な乳房、細くて引き締まった腰、張りのある尻。
何処もとっても素晴らしい――烈火の将シグナムは、掛け値なしの美人である。
―――絶世の美女といってもいいだろう。

桃色の思考に染まったヴァイスの耳に響くノックの音。
「・・・んん?」
シグナムかと思い、ヴァイスはドアの方に足を運ぶ。
最初は料理を黒焦げにしていた彼女も、この頃は料理の腕前も上がり、レパートリーも増えてきた。それ以上に楽しみなのは、料理をしている時のシグナムに悪戯する事である。怒りはするが、最終的には「しょうがない奴だ」と苦笑いで許してくれる。
今日は妹のラグナも気を利かせてくれて、友達の家に泊まるという。

「姐さーん、今、開けるっすよ」
ドアを開けた先に立っていたのは―――シグナムではなかった。
橙色の長く艶やかな髪を下ろし、法と秩序の守護者である執務官の黒い制服に身を包んだ、ティアナ・ランスターが真正面に立っていた。

「・・・ヴァ、イスさぁん・・・ひっく、あふぅ・・・」
「・・・ティアナ、か?」
「んっ、ふっふぅ・・・はーい、私はてぃあな・らんすたー、でーす。そして貴方は、私の大好きな人・・・ヴァイス・ぐらんせにっくさん!!」
「さ、酒臭え・・・どれ程、飲んだんだよ」


常に左右に揺れ続ける身体。
赤い顔。酒臭い息。無駄に甲高くキンキンと響く声。

どこをどうみても典型的な酔っ払いだった。

「おい、マジで酔ってる?」
「酔ってませーん、私はしらふでふぅ・・・ほら、そこをどいてぇ・・・」
「おい、何処に行くんだ」
「おふっ、は、ぎきゅっ・・・寝るんです、電気消して下さい・・・げふぅ・・・」
「寝るなら自分の家で寝ろっ!! というか、ここは俺の部屋――」
「むー、うるさいえす、そんな事言う人は・・・こうしちゃいまーす!!」
「うおっ・・・わ、ちょっと、お前・・・」
突如、ティアナが振り返り、まるで獲物に襲い掛かる肉食獣の如く、ヴァイスに猛然と飛びついてきた。いくら女性の体重とはいえ、酔っ払いのやる事に手加減など、期待できる訳が無い。何とか倒れ込む場所をベッドの上に選ぶのが、精一杯だった。
「うふふ、ヴァイスさぁん・・・温かくて、逞しくて・・・素敵・・・」
「お、おい、ティアナ、離れろ」
「嫌ですぅ・・・ヴァイスさんの事、諦めきれないんです・・・」
酒の力で心の奥底で燻っていた恋心が表に出てきたティアナは、実に心地良さそうにヴァイスの胸板に顔を埋め、彼の温もりや体臭を堪能する。
倒れ込んだ体勢のまま、ズルズルとヴァイスの身体を滑り降り、股間に頬擦り。
「馬鹿、ティアナ、マジで止めろ。お前、自分が何をしてるのか、解ってるのか」
「・・・うふふ、とりあえず頬擦りの後はぁ・・・握ってあげます」
言うが速いか、素早くファスナーを下ろすと、ティアナの指が勃起していない肉棒を、ズボンの中から引っ張り出していた。

酒のせいか、ティアナの体温は高く、巻きついてくる指は暖かい。
更に彼女は素早く手を前後させる。
細い指が何度もカリ首を押し上げ、掌が裏筋を撫でてくる。
「うふふ、こぅですね・・・今、ピクッってしたぁ・・・」
「くぅ・・・はぁっ・・・」
ゆっくりと指を絡ませては、肉竿の部分を撫でてくる。ヴァイスの顔を見上げて反応を確認し、握る場所や強さを変えて楽しんでいるらしい。
「あはぁ、段々、硬くなってきたぁ・・・」
柔らかい手で何度も触られれば、男の生理現象で勃起もする。
おまけにティアナの熱い吐息が先端に振りかかり、細い指がカリを撫で回すのだ。
ヴァイスとしては、どう対処するか迷っている内に一物だけが臨戦態勢になっていく。

「・・・ふぇ、先から何だかお汁が・・・これって我慢汁だぁ、えい、塗っちゃえ」
「うお、っく、あぁ・・・」
酔っ払いの行動は予測不可能だ。先走りの汁を肉幹や先端に塗りこんでいく。
ある意味、これは正しい行為ではある。滑りがよくなって快感が倍増するのだから。

「ふにぃ・・・ヴァイスさん、気持ちいいですか? 私・・・下手じゃありませんか?」
「え、あ・・・そのだな・・・」
真っ赤に頬を染めて、瞳を潤ませ、ティアナは上目使いで見上げてくる。
酔っ払いのままでいればいいのに、いきなりそんな事をするのは反則だ。
「気持ちいいぞ、別に嫌じゃない・・・」
「ひっく・・・本当ですか・・・私、もっと頑張りますから・・・ん、えい・・・こ、ここをこうやって・・・ん、はぁっ・・・んちゅっ・・・んん・・」
ヴァイスの言葉に益々、やる気を出したティアナはラストスパートとばかりに容赦なくしごき立ててくる。裏筋を撫でていた親指の先で尿道口をグリグリと弄り回す。
綺麗に整った指先に粘液が絡みつき、淫靡に光る。

「す、凄ぇ・・・一体、こんな技を何処で・・・」

根元を強めにしごき、先端に来ると力を抜いて撫でる様に触る。
時折、尿道口やカリ首に指先を引っ掛けて刺激してくるのが凄まじく気持ちいい。
「ティ、ティアナ・・・不味い、本当に出ちまう・・・」
「遠慮なく出していいんですよ、私が全部受け止めてあげますから・・・」

指の動きが加速した。気を抜けば暴発してしまいそうだった。
必死に射精を堪えるヴァイスに対し――

「私がここまでしてるのに我慢するなんて・・・他の女の人の事、考えてるんですね・・・負けない、シグナムさんには負けないんだから・・・」

ティアナの瞳が不気味に煌き、そして―――

「んむ・・・れろっ、ちゅぱ、ちゅ・・・んむ・・・」
得体の知れない決意の下、唐突に先端部分に舌を這わせてきた。
熱く柔らかい舌が、ゆっくりと膨れ上がった先端をなぞる。
勿論、手は幹から根元をスリスリと擦り上げてくる。
「んん・・・ちゅぷっ、変な味・・・ふふっ・・・ちゅぷっ、れろ・・・気持ちいいですか?」
「ああ、だが、こんな事・・・んぐっ、おおぅ!? 」


ヴァイスの声を遮る様に、手と口の両方で攻め立ててくる。
先走り汁の溢れる尿道口をチロチロと舐めまわし、根元の方を指で押さえつけてくる。それに反応して肉棒は更に硬く、大きく反り返ってしまう。

「・・・んん、ちゅっ・・・熱くて火傷しそう・・・それに先の方からお汁がトロトロ・・・」
先端を舐め終えると、先走りが出てくる先に吸い付き、美味しそうに飲み込んでいく。
舐め回す舌の動きが加速し、手が同調して根元部分を絞り上げる。
「・・・れろ、ちゅぱっ・・・はむ、ちゅ、んむっ・・・ちゅうぅ・・・」
先走りの汁と、唾液が混じりあい、肉棒をぬらす。
汁と唾液の混合物を指に絡ませ、しごき上げながら先端を舐め回す。
その動きはドンドン速くなり、ティアナの呼吸も荒く浅いものに変わっていた。
「・・・んん、ちゅぷっ、ヴァイスさんのオチンチン、美味しい・・・舐めてたらぁ・・・身体が熱くなってきたぁ・・・はあむっ・・・んむ、ちゅ・・・」
「・・・お、おいぃっ!?」
「んむ、れろ、ちゅぱっ・・・ヴァイスさんのオチンチン、熱くて固くてぇ・・・素敵・・・」

うわ言の様に呟きながら、肉竿を擦り上げては溢れる先走りを口に含む。
汗と、精液と、ティアナの甘い匂い。昂ぶった身体に柔らかい指や舌の動き。
普段の姿からは想像もつかぬ言葉を口走り、男の肉棒を美味しそうに舐める。
しかもティアナは執務官の制服のままなのだ――気高く聡明な美人執務官を跪かせ、奉仕をさせている気分になってくる。これで興奮するな、という方が無理だ。
「・・・んむ、ちゅるっ・・・白いの、私に食べさせてぇ・・・欲しいのぉ・・・」
手の動きが直線的になり、舌先の動きが急所に集中した。
ティアナも大分、興奮しているのか、徐々に腰を前後に揺すり始めた。
幹をしごく手に力が入り、先端をコレでもかというくらいに舐め回す。

(ま、不味い・・・このままじゃ出しちまう・・・)
何とかしてこれを乗り切らねば――
その為にティアナの気を逸らさなければ――


「ティ、ティアナのエッチな姿見たいなぁ・・・」
言ってから気付くー―俺は何を口走ってるんだ。
よく考えもせずに喋るからだ。そのせいで心の奥底の願望を漏らしてしまった。

だが―――ティアナの反応は斜め上を行っていた。

「ふぁっ・・・フフ、いいですよ。ヴァイスさん、私の・・・エッチな姿、見てください」
ヴァイスの言葉を受けて、ティアナは黒いタイトスカートのホックを外し、全く躊躇無くスカートをずり下ろす。黒いストッキングと色っぽいショーツに包まれた、形のいい尻が露になった。ヴァイスの視線を感じながら、ティアナは股間に指を這わせ始めた。
無論、手と口のご奉仕は継続したままで。

「・・・あ、ん・・・凄く敏感、熱い・・・はぁんっ・・・」
緩慢に布地を擦る、いやらしい音が室内に響く。
やがてビリビリとストッキングを破き、ショーツをずらして、指を直に突き込んでいた。
綺麗な指が第一関節くらいまで秘所に突き込まれ、卑猥な水音を立てて蠢く。
「・・・あむっ、ヴァイスさんのオチンチン、また大きくなったあ・・・素敵、それにお汁・・・凄く美味しい、虜になっちゃう・・・むぐ、ちゅぱっ・・・」
「・・・凄くいやらしいぞ、ティアナ・・・おおぅ・・・」


熱心に股間に指を這わせ、その一方で夢中になって肉棒に奉仕する。
割れ目に食い込んだ指が細かく動く度に、舌先は濃厚に絡みついてくる。
快感に蕩けきった眼で肉棒を見つめながら、丹念に丹念に舐め回す。
「ヴァイスさん・・・私、もう駄目ぇ・・・熱いのぉ・・・ちゅ、はむっ・・・」
「うお、おおぅ・・・これは凄ぇ・・・」

秘部を弄くる手が動く度にクチュクチュと粘着質な水音が響く。
チュパチュパと肉棒を舐める音と重なり合って、もの酷く卑猥だった。
殆ど先端を呑み込むくらい、ティアナは濃厚に舐めてくる。
唾液や先走りで口の周りは汚れ、はしたなく伸ばした舌が貪欲に先端に絡み付く。

ヴァイスの中にチリチリした、熱い射精の衝動が来た。
その直後、ねっとりと温かい感触が肉棒全体を包み込んだ。
ティアナが頬張る様に肉棒をくわえ込んだのだ。
「んん・・・ちゅぱ、れろっ・・・はむぅ・・・んん、ちゅ・・・」
喉奥まで咥えこんで念入りに舐ってくる。
しゃぶる時に空気が混じって卑猥な音を奏でた。
「ヴァイスさぁん・・・好きです、大好きです・・・私、んん・・・お側に居たいです、れろ、ちゅ・・・ん、はぁっ・・・んん、はぁっ・・・じゅぽ・・・」
よく味わう様に先端をしゃぶり、奥まで一気に咥え込む。
しばらく音を立てて吸い上げ、また先端へ。丁寧に、丁寧に、その繰り返し。

その猛攻の前に、ヴァイスは限界を迎えた。
大量の白濁がティアナの咥内を汚す。
それでもティアナは躊躇せずに白濁の樹液を飲み干していく。
全てを飲み干した後、ティアナは陶然とした表情で息をついた。
その表情はまだまだ物足りないと言いたげだった。

どうやら完全に火がついてしまったらしい。
疼きが収まらず火照った身体を悩ましく揺らし、ティアナは執務官の制服を色っぽく、はだけながら、ベッドの上にヴァイスを押し倒し、圧し掛かった。

「お、おい・・・いくらなんでもこれ以上は・・・」
「だって・・・体が疼いて仕方が無いんです・・・抱いてくれないんですか?」
「だから酔っ払った上での・・・てのは御免なんだよ」
ヴァイスはティアナを押しのけると、台所の冷蔵庫から、ミネラルウォーターが入ったペットボトルを取り出し、ティアナに突きつけた。

「ほら、飲んで酔いを覚ませ」
「むー、嫌です・・・ヴァイスさんの口移しなら飲んであげます。うふふ・・・ヴァイスさんの匂い、暖かくてぇ・・・気持ちいい」
まるで駄々っ子の様に口を尖らせ、ベッドの上に寝転がり、シーツに包まって、何とも締まりの無い声を挙げる現役執務官に、ヴァイスは頭を抱えた。


「ほう、ならば、まずは私が飲ませてやろう」
部屋の中に唐突に響く声。
「・・・こ、この声は!?」
狼狽するヴァイスを尻目に、桃色の流麗なポニーテールが横切った。
そしてポニーテールの主――烈火の将シグナムは、いつの間にかヴァイスの手から奪い取ったペットボトルの水を口に含み、シーツの中でゴロゴロしているティアナの頭を掴んで強引に唇を重ね合わせた。
「・・・んぐっ、む、はむっ・・・ちゅる・・・ちゅ、こくっ・・・んん・・・」
「ちゅ・・・んむっ・・・は、んぐっ・・・はむっ・・・ん、はあっ・・・」

「うおっ・・・こ、これは・・・すげえ・・・」
ヴァイスは思わず、息を呑んだ。
見目麗しい女性が唇を重ねている光景はたまらなく淫靡だった。
部屋の中に舌が絡み合う音が艶かしくピチャピチャと響いた。

「ヴァイス、何をしている。お前も口移しで飲ませてやれ」
「え、あ、は、はいっ、解ったっス、姐さん!!」
シグナムからペットボトルを渡され、ヴァイスは中の水を口に含む。
ペットボトルの口についた薄いルージュに少々ドギマギさせられた。

「いくぞ・・・ティアナ」
「はい、ヴァイスさぁん・・・」
決心したヴァイスは、未だに半分ほど酔っ払っているティアナに近付き、その瑞々しい唇を奪い、その咥内に水を送り込む。
「・・・んん、ちゅっ・・・こく・・・ん、こく・・・」
従順にティアナは、ヴァイスを受け入れ、ミネラルウォーターを飲み込んでいく。
暫くすると、ティアナの瞳に理性の光が戻ってきた。
「・・・あ、こ、ここは・・・明日が休日で確か私、フェイトさんのなのはさんとの性生活についての愚痴に付き合わされて・・・えーと、クラナガン市街の居酒屋で飲んで・・・」
『ヴィヴィオとの事を優先して、私の方を見てくれないんだよ』とかいった内容の愚痴を延々と聞かされて、と頭の中の情報を整理していくティアナ。
そしてつい先程の記憶を断片的に思い出し、顔面蒼白になった。

「ヴァ、ヴァイスさん・・・シグナムさんも」
「酔いが醒めたか、そしてヴァイスの事を諦めきれんか」
うろたえまくるティアナに対し、シグナムは柔らかく微笑み、その頭を撫でた。


「立場が逆だったら、私も同じだっただろう・・・という訳で」
徐にシグナムの視線がヴァイスに向けられる。
その瞳に込められた静かだが、凄絶な気迫に気圧され、思わずヴァイスは後退した。

「私達、2人をまとめて可愛がってくれ」
烈火の将から放たれたのは、この上なく、甘い誘惑だった。



「はぁっ・・・ふう、準備はいいか、ティアナ」
「・・・あ、はい・・・ヴァイスさん、もう我慢できないんです」
「解った、2人とも・・・遠慮なく抱かせてもらう」

素晴らしい2つの華からの誘惑に抗う事など、出来るはずも無い。
ベッドの上に仰向けに寝かされたヴァイスの上に、シグナムとティアナが乗ってきた。
そしてお互いの豊満な乳房で、既に勃起していた肉棒を挟みこんでしまった。

「・・・お、おぅ・・・こ、これは・・・」
「ふふ、どうだ、ヴァイス、気持ちいいだろう?」
「・・・ん、ふぁ、ヴァイスさんの・・・脈打って、それに凄く熱い・・・」
確かにヴァイスの肉棒は、情欲に濡れた2人の瞳に魅入られたかの様に固く屹立している。まさか、この2人の肉体を同時に貪れる日が来るとは思わなかった。
その何ともいえない柔らかさと張りを持つ、四つの双丘で肉棒に奉仕して貰える事に不満など無い。ましてティアナは執務官の制服、シグナムも首都航空隊の制服。
2人ともお堅い制服の胸元部分を肌蹴て乳房を露出させ、卑猥な肉棒を挟みこんでいる。凛々しく気高い女性2人に制服姿のまま、奉仕してもらえるのだから男冥利に尽きると言う物だ。

「・・・実に逞しくていいぞ、どうだ、ヴァイス? 私の胸は気持ちいいだろう?」
「あっ、ふあ・・・熱い、ビクビクと脈打ってます・・・」
ヴァイスの反応を見ながら、二人はゆっくりと胸を動かしていった。
根元からカリの部分まで柔肉の感触が通り過ぎる度に、全身に電流の様な凄まじい快感が走り、ヴァイスは腰を振るわせた。
シグナムとティアナは、そんなヴァイスの様子に満足そうに微笑んだ。
「先の方から汁が溢れてきたな・・・」
「本当ですね・・・」
そしてお互いに舌を出すと、ゆっくりと先端から溢れ出す先走りの汁をチュパチュパと卑猥な音を立て舐めとり始めた。
「・・・んむ、ちゅる、はむっ・・・ぺろ、んはぁっ・・・」
「ん、れろ、は、ちゅ・・・ん、は、あん・・・」
シグナムとティアナは、まるで互いに競い合う様に舌で肉棒の先端部分を、ネットリと舐め上げてくる。気を抜けば、簡単に射精してしまいそうだ。
ヴァイスは必死に歯を食いしばり、2人の舌の責めに耐える。
「ふふっ・・・先端の方からいやらしい汁が溢れてきたな」
「あ、本当ですね・・・ちゅ、んむっ・・・」
2人は更に胸の谷間に肉棒を埋没させ、上下に激しく動かし始めた。
当然、舌を先端に這わす事も忘れない。
「・・・う、うおぉ、ふ、2人のおっぱいと舌が・・・こ、こんなの、と、蕩けちまう・・・!」
「ちゅる・・・ぺろ、遠慮せずにいつでも出していいんだぞ」
「あむぅ、んむっ・・・そうですよ、いくらでも出してください・・・れろ、んむぅ」
激しい快楽に悶えるヴァイスに対して、淫靡に微笑みかけ、シグナムとティアナは更に大胆に舌を這わせてくる。それに対し、極上の快感を少しでも長い時間、味わおうと、ヴァイスは射精すまいと懸命に耐える。
「・・・強情な奴だな、射精しても言いといっているのに・・・」
そう言ってシグナムは肉棒の先端に息を吹きかけ、啄ばむ様に軽く口付ける。
そしてティアナと意味ありげに頷きあい、しっかりと両胸の端を掴み寄せ、左右非対称にこねくり回し始めた。四方八方から違うタイミングで、この上なく気持ちいい感触が襲ってくる。一つの快感が過ぎ去っても、すぐに新たな快感がやって来る。
それが連続で叩き込まれ、ヴァイスの我慢の堤防が次々と粉砕されていく。
更に2人は肉棒の先端部だけでなく、竿の部分や根元にまで舌を這わせ、ヴァイスを容赦なく攻め立てる。
「ちゅる・・・んむ、ヴァイス、れろれろ、ちゅぱっ・・・」
「・・・ん、はむぅ、ヴァイスさぁんっ・・・れろ、ちゅ、ん、れろ、ちゅぱっ・・・」
豊かな膨らみの間から飛び出した先端に、唇と舌の洗礼が浴びせられる。
最早、射精の衝動を押しとどめるのは不可能だった。
シグナムとティアナも直ぐにヴァイスの異変に気がつき、攻勢を加速させた。
「いいぞ、遠慮するな。私達の胸にお前の滾りを解き放て」
「さあ、遠慮せずに出してください」
「くっ、はあっ・・・も、もう出るっ!」
信じられない量の白濁が2つの美しい双丘に挟まれた肉棒の先端から迸った。
その大量の樹液は、シグナムとティアナの髪、顔、胸に至るまで白く染め上げていく。
胸と口での奉仕を続けている間、2人の身体も火照り始めていたのか、白濁に塗れた肢体をモゾモゾとくねらせ始めた。

スカートに浮いた尻の谷間が凄まじく魅惑的でヴァイスは思わず手を伸ばしていた。
「・・・ひゃ、ん、あ、ひゃぅん・・・ヴァ、ヴァイスさぁん・・・」
「あ、ふぁ・・・全く仕方の無い奴だな・・・ふぅ・・・」
「お尻の方も凄いっすね・・・いつまでも触っていたいくらいっすよ・・・」
少し触るだけで2人の身体が震え、男の理性を蕩かせる甘い声が漏れる。
弱い愛撫が火照った身体を更に燃え上がらせるのか、もっと触って欲しそうに2人の肉付きのいい美尻が淫らにくねり始めた。
「・・・ヴァイスさん、もっと触ってください・・・あ、ひぁん・・・」
「んんっ・・・こ、こら止めるな・・・もっと、してくれ・・・ふ、はふぅ・・・」
恥ずかしそうに頬を染めながら、シグナムとティアナは色っぽく身悶え、尚も愛しい男への奉仕に没頭する。背筋を駆け上がる愉悦がヴァイスの身体を痺れさせる。
「んちゅ・・・れろ、ちゅぱ・・・はぷっ、んん、はあむっ、ヴァイスさん・・・ちゅ・・・」
「ちゅぽっ・・・ふふ、ヴァイス・・・ん、ふぅ、はむぅ・・・」
2人が代わる代わる肉棒の先端部を口に含み、肉幹を舐めしゃぶる。
彼女達が口での奉仕をする度に、肉棒に当たる鼻息がくすぐったくて気持ちがいい。
射精直後で萎びていた肉棒は再び雄雄しく屹立していた。
「んんっ・・・ちゅぅ、お前はここが弱点だったな・・・んふっ、ふぅ、れろぉ・・・」
「感じてる顔が可愛いですよ、ヴァイスさん・・・んむっ、ちゅる・・・」
2人の舌が裏筋とカリを丁寧にチュパチュパと舐め回し、細かい所まで舌先で丹念に擦り上げていく。それに加え、咥内で包まれる感触と乳房で圧迫される感覚が混じり合って、ヴァイスは何度も快感に打ち震えた。
「んっ・・・ヴァイス、何だ、もういきそうなのか? 先のほうがヒクヒクしてきたぞ・・・」
「くすっ、ヴァイスさん、いかせて欲しいですか?」
瞳に妖艶な光を宿したティアナの声に荒い息をつき、ヴァイスが頷く。
それに対してティアナとシグナムが意味ありげに目配せして、焦らす様に乳房で肉棒をニチュニチュと愛撫する。
「ちゅっ・・・こうして胸で愛撫されるのが好きだろう・・・ん、は、ふぅ・・・」
「こうして・・・ん、ぺろっ・・先端の方を舐められるのはどうですか・・・?」
余りにもいやらしい顔で焦らすのでヴァイスの方も益々、身体が熱くなってしまう。
その衝動の赴くまま、ヴァイスは2人のスカートに手を掛けた。
「あっ!? こ、この馬鹿、い、いきなり脱がすな・・・恥ずかしいだろう・・・」
「あぁっ・・・や、やだ、んん・・・あ、ふあぁんっ・・・」
下着が淫裂に張り付くくらいにグッショリと濡らしていて、脱がすだけでもクチュクチュと卑猥な水音が鳴り響いた。
そのまま太腿の真ん中までショーツを一気にズリ下ろすとヴァイスは、直ぐに淫裂への愛撫を開始した。

「あっ、ふあぁんっ!!・・・ん、んふぅ・・・も、もうしょうがない奴だな、ん・・・ちゅぱ・・・」
「やあ、ふ、んうぅ・・・ちゅぽ、んん・・・ヴァイスさんの指が、ひあ、ん、んぐっ・・・」
淫蜜を溢れさせる入り口を指で広げられ、内部を掻き回され、淫核を擦り上げられ、シグナムとティアナは、白い尻を釣り上げる格好で身悶える。
それでもヴァイスを絶頂に導こうと、彼女達は懸命に奉仕を続ける。
「・・・ぐぁっ、あ、姐さん、ティアナ、も、もう・・・イク、イッちまう・・・!!」
「んん・・・ちゅぷっ、いいぞ、イってしまえっ!!」
「はあっ、くちゅっ・・・ちゅぱ、んむっ・・・はぶっ、出してください・・・ん、ちゅぱっ・・・」
2人はそう言って肉棒の先端に舌を這わせ、乳房で肉棒を扱きたててくる。
熱い衝動がヴァイスの中で弾け、抗いがたい快感が一気に全身を駆け巡った。
断続的に襲ってくる快感の大波に翻弄され、ヴァイスは無意識の内に身体を揺らし、2人の顔に下賎な欲望の飛沫を撒き散らした。
「・・・ん、ふぅ、はあっ・・・こんなに沢山、仕方の無い奴だな、ちゅる、れろ・・・」
「二回目なのに・・・凄い量、それにこの匂い・・・ふあぁんっ・・・ん、ふあぁんっ・・・」
ようやく終わった射精にヴァイスは深呼吸をした。
一方、シグナムとティアナは蕩けた瞳を肉棒に向け、熱い呼吸を繰り返している。


「さてと・・・まだまだ出来るだろう、ヴァイス?」
「あふっ・・・ヴァイスさん、私を貴方の女にして下さい・・・」
ヴァイスに下ろされた下着のままで、シグナムとティアナが並んで尻を向けてくる。
2人の言葉に、ヴァイスは言葉で応えた。
「・・・ん、はあっ、ゆ、指だけなんて・・・お前の太いのが欲しい・・・」
「い、意地悪しないで下さい・・・あ、ひあぁぁんっ!!」
彼女達の切なげに揺れ、懇願する潤んだ瞳を見ていると、ヴァイスの中で悪戯したい衝動がムクムクと湧き上がって来る。
指でクチュクチュと入り口部分を浅く掻き混ぜながらヴァイスは耳元で囁いた。
「じゃあ、エッチなおねだりが先に出来た方から先にしてあげますよ」
「ま、また、そんな・・・底意地の悪い要求をしてくるのか、お前は・・・」
「―――――!?」
呆れ果てるシグナムに対して、押し黙っていたティアナが口を開いた。
自分の手で割れ目を広げるというオマケつきで。
「わ、私の・・・はしたない、ココにヴァイスさんの・・・硬い、オ、オチンチンを突っ込んで欲しいです・・・お、お願いです」
トマトの様に真っ赤になって顔を俯かせるティアナ。
その姿がとてつもなく愛らしくて、ヴァイスは軽くティアナの中に差し込んだ。
「あっ・・・い、いきなり、そ、そんな・・・あ、ふぅんっ!!」
肉棒を少し咥えこんだだけで、感度が高まっているティアナは身体を痙攣させた。
注意深くヴァイスは、己の肉棒を進めて行くと、壁に突き当たった。
ヴァイスは、ティアナの方に確認する様な視線を向ける。頷きが返ってくる。
一気に肉棒で貫く。赤い染みがシーツの上に出来た。
「・・・は、んぐっ!?・・・ひ、はふぅぅ・・ん、くぅ、ふっ・・・」
如何に肉体を火照らせていても、純潔を失う痛みは別らしい。
暫しの間、苦しそうに息を吐いていたティアナだったが、身体の方は男を迎える準備が整っていく。
肉襞が嬉しそうに肉棒に絡みつき、結合部からは淫蜜が何筋も垂れ落ちる。

「凄いな・・・一杯、濡れてるぞ」
「い、嫌ぁ・・・そんな、言っちゃ駄目です、は、ひぅぅ、はふっ・・・あぁっ!!」
ヴァイスは腰を突き出し、ティアナの内部を攻めたてた。
甲高い嬌声を張り上げ、ティアナは可愛く何度も身悶える。
「あっ、は、ひあぁっ・・・激しい、あ、あぁ、ヴァイスさぁん・・・」
「ティアナ、凄くエッチだぞ」
「そ、そんな言わないでぇ・・・あ、あぁ、い、嫌ぁ・・・」
「ヴァ、ヴァイス・・・ランスターばっかりずるいぞ、は・・・んんっ」
ティアナに夢中になる余り、放置される格好になったのが悔しかったのか、艶やかな唇を尖らせ、シグナムが拗ねていた。
その普段の凛々しく気高い“烈火の将”と名高い彼女とは、かけ離れた愛らしい姿に胸が締め付けられたヴァイスは、彼女に圧し掛かった。
「あ、あぁっ・・・ヴァ、ヴァイス、ふっ、あふぅっ・・・!!」
挿入した途端、シグナムの秘所から飛沫が弾けた。
どうやら軽く達してしまったらしく、シグナムは目を瞑り、シーツを握り締めながら何度も、その男の欲望を掻き立てる肢体を震えさせている。
「・・・とんでもなく可愛いっすよ、姐さん」
思わず生唾を飲み込んだヴァイスは、衝動のままにシグナムを何度も突いた。
絶頂に達した直後の肉襞はその敏感な粘膜を突かれる度に、肉棒を反射的に締め付け、快感を貪ろうとグニグニと蠢いている。
シグナムの内部はまるで、彼女の通り名を顕すかの様に――烈火の如く――熱い。
肉棒が焼けついてしまいそうだが、それが堪えられないほどの快感をもたらす。

「・・・あ、あっ・・・だ、駄目ぇ・・・も、もうイって、は、ふぅん・・あ、ふぁっ!?」
肉棒を抜かれて絶頂に達する直前だったシグナムは、目を瞬かせた。
「どうせだから3人一緒にイキましょう、姐さん」
「そうか、そうだな・・・お前に任せるぞ、ふふっ・・」
荒い呼吸交じりにシグナムが頷き、楽しそうに微笑んだ。
それからヴァイスは指と肉棒でシグナムとティアナを交互に攻め立てた。
「はっ・・・あ、ふあぁんっ・・・ヴァイスさん・・あんっ・・ふ、ひぃ・・・」
腰でティアナの尻肉を打ち、肉棒で奥深くを抉り、それに反応してティアナは、身体をくねらせる。処女だった分を差し引いてもティアナの内部は抵抗が凄まじい。
まるで内部に棘が植え込んであって肉棒を削り取られる様な感覚だ。
しかし、それがとてつもなく心地いい。
その隣りでもどかしげにシグナムは尻を揺らしている。
ティアナを後ろから突きながら、ヴァイスは指でシグナムの淫裂を擦った。
「・・・あ、ひぅ、はあぁっ・・・ゆ、指が・・・あ、ふぅんっ・・・」
「ヴァ、ヴァイスさんの太いオチンチン、気持ちいい・・・あ、はぁっ、もっと・・」
快感に悶え、喘ぐティアナの淫穴から肉棒を引き抜き、シグナムの淫穴へ。
「あぁんっ・・・い、いきなり・・・あ、ふぅぅんっ!!」
腰を動かしながらさっきとは逆に、今度はティアナの淫裂を指で擦る。
嬌声を張り上げ、シグナムは何度も肉棒を締め付けては快感を提供してくれる。
2人の桁外れの快感を生み出してくれる淫壷を思う存分に堪能していたが、そうしている間にも、ヴァイスも限界が近付いていた。

「あ、はあぁ、ヴァ、ヴァイス、も、もう駄目だ、イ、イってしまう――――!!」
「わ、私も・・・固いのぉ・・・あぁん、す、凄いの・・・は、あぁ―――――!!」
「・・・く、うおおぉぉ―――――!!」
最後の最後でヴァイスは肉棒を引き抜くと、2人の尻に向かって射精した。
たっぷりと熱い精液を浴びせられ、シグナムもティアナもその熱に絶頂に達した直後の肌を灼かれ、色っぽく震えた。
「あっ・・・はぁ、ん、ふぅ・・・あ、熱い・・・」
「ふうぅ・・・は、ふぁぁっ、はふぅぅ・・・」
小さく痙攣する尻に精液が流れ落ちていく光景は実に卑猥だ。
2人の蕩けた瞳、紅潮した肌にヴァイスは息を呑んだ。

「・・・はぁ、まだ、したいのか・・・ヴァイス?」
「も、もう大きくなって、あ、ふぅん・・・」
期待する様な、恥ずかしがる様な熱い視線に晒され、無言でヴァイスは頷いた。
それを受け、一瞬、シグナムもティアナも少し身体を揺らしてから微笑む。

「全くしょうがない奴だな・・・お前は」
「ヴァイスさん、今夜は好きなだけ・・・私を求めてください」
2人の頬に軽く口付け、ヴァイスは再び彼女達に挑みかかった。
まずヴァイスは、ティアナを組み伏せ、淫蜜を溢れさせる秘所に肉棒を押し込む。
「・・・あ、ヴァイスさぁん・・・ふ、はふぅ、あぁん・・・」
ティアナの艶かしい喘ぎに突き動かされる様にしてヴァイスは、肉棒を動かす。
身体の内部を掘削される感覚に、ティアナは白い肌を色づかせ、身悶える。
「う、あっ・・・!?」
夢中で腰を動かしていたヴァイスは、尻穴にヌルリとした感触を感じ、慌てて背後を振り返った。そこには尻の谷間に顔を埋め、チロチロと舌先を蠢かせ、淫靡な笑みを浮かべているシグナムの姿があった。
「な、何をして・・・あ、ふおぉっ!?」
背筋がゾクゾクする様な未体験の感覚。
その得体の知れない衝撃にヴァイスの口からは上擦った声が漏れる。
「・・・ちょ、ちょっと、これは・・・姐さん、お、ふお、はふっ・・・」
「違和感があるのは最初だけだ、段々、病み付きになってくるぞ」
舌先が肛門をかする度に、奇妙なくすぐったさが背中を駆け上がってくる。
慣れない尻への侵攻にヴァイスが身体を震わせていると、ティアナが切なそうに身体を揺らしてくる。この状況では満足に腰が触れるとは思わなかったが、ティアナの求めに応じ、ヴァイスは腰を前後させる。
「ふぁっ・・・は、あひぃ・・・ヴァイスさんのが、中で暴れて・・・あ、いい、あふぅん・・・」
「う、くぅ・・は、ひふぅっ!!」
「んちゅっ、ずちゅうぅ・・・れろ、じゅぱ、はむっ・・・んじゅぅ・・・」
なるべくシグナムがもたらす刺激を無視してヴァイスは、ただティアナの中だけで動く事を意識した。だが、シグナムの舌は執拗にヴァイスの肛門を狙ってくる。
その刺激でヴァイスの肉棒は普段とは比較にならぬ程の大きさと硬度になっていた。
シグナムの舌がチロチロと蠢く度に、肉棒が跳ね、ティアナも身体を激しく震わせた。
そしてティアナが感じる度に、凄まじい締め付けが肉棒を襲う。
「だ、駄目・・・気持ちよすぎて・・・我慢できませ、いっちゃ・・・あ、ああ―――!!」
身体を仰け反らせながらティアナは絶頂していた。
直後に肉棒が真っ二つにへし折られそうな締め付けが来た。

ただでさえ、激しい内部の抵抗が一層強まり、ヴァイスは肉棒の動きを止めた。
停止した肉棒を味わおうとするかの様に、肉襞が蠢動している。
「・・・それ、どうだ? ティアナ」
「ん、はあぁっ!? そ、そんな、い、今は駄目です・・・あ、はあぁ!!」
絶頂に浸って恍惚としていたティアナを突き上げる。
密着しきった状況で突き刺さる様な抵抗を肉棒に受ける。
だが、それをものともせずにヴァイスは只管に突き続ける。
「ふふっ・・・ちゅっ、んちゅぱ、れろ、んむぅ・・・」
「お、うぅ・・・ふぅ、はあぁっ!!」
その間もシグナムの舌の動きは加速していく。
肛門を嬲られると、どうしても肉棒が異常な快感に反応してしまう。
その動きはティアナの敏感な部分を刺激するらしく、その喘ぎは一層激しさを増す。
「・・・あぁん、ヴァ、ヴァイスさん、もっと、激しくしてください・・・あ、ひあぅん・・・」
「それではお望みどおり、ヴァイスにたっぷりとイカせて貰うがいい・・じゅぷ、ん・・」
シグナムの舌は、更に大胆に肛門を舐めまわしてくる。
無論、ティアナを突き上げる作業は続行中であり、次第にヴァイスは前後からの快感に抗えなくなってきていた。
「・・・も、もうヤバイっ!!」
「あ、き、来て、来てください・・・中に、中に出してください!!」
自分からも腰をせり上げる様にしてティアナは積極的に迎え入れる準備をする。
その動きによってもたらされた快感がヴァイスに限界を迎えさせた。
「お、おぅ・・・出すぞっ!!」
「・・・あ、ふあっ、は、ああぁぁ・・・・!!」
ドクンと肉棒が脈動して圧倒的な濃さと量の白濁の精がティアナの中に注ぎ込まれ、その刺激によって彼女は再び絶頂に達していた。
「・・・ん、ヴァイスさぁん・・・はふぅ・・・んん・・・」
気持ち良さそうな喘ぎを漏らすティアナから肉棒を引き抜く。
シグナムも尻への攻勢を中断し、息を吐いている。
ヴァイスとしては複雑な気分だった。
確かに尻を攻められるのは未知の快感だったが、男としては屈辱だった。

―――何とか姐さんに一糸報えないものだろうか。
そんな事を考えていると――――


『こんばんは、ヴァイス君、そっちにシグナム居る、って・・・あらら、3人でお楽しみの最中だったみたいね』
空間に出現したディスプレイに映っているのは、旧知の女性。
『夜天の書』の守護騎士、風の癒し手シャマルであった。


「シャマル、せめて前もって断りを入れろ」
『ごめんなさいね、シグナム』
数百年の付き合いがある同胞に対して、憮然とした面持ちでシグナムは応じた。
それに対し、シャマルの方は口元に手をあて、誤魔化す様に笑った。
私服姿の所を見るに、医務官の勤務が終わったのだろう。
微かにテレビ番組の声が聞こえてくるので、八神家のリビングに居るらしい。

「まあ、いいだろう。それで今、家に居るのはお前一人か?」
『ええと、はやてちゃんはナカジマ三佐と食事、リインフォースはユーノ君の家に外泊、ザフィーラはアルフと一緒に焼き肉を食べに行ってるわ。ヴィータちゃんは教導隊のお仕事、ツヴァイとアギトは聖王教会のお祭りに』

シャマルの答えに、シグナムは納得した様に頷いた。
一方、シャマルの方は買い置きのカップラーメンを啜り、渋い顔をしている。
「やれやれ・・・また料理に失敗したのか?」
『そうなのよ、鯖の味噌煮を作った筈なのに、何故か蜥蜴の化物になっちゃったのよ。
その化物はザフィーラが退治していってくれたんだけど・・・」
恐らく彼女が料理を失敗する一番の要因は、腕前以前の問題として漬物石代わりにされている水蜥蜴の石像のせいではないかとシグナムは思っていた。


「とりあえずシャマルさん、姐さんに尻を責め立てられたんで仕返ししたいんですけど・・・何かいい方法ってないっすか?」
「お、おい・・・ヴァイス、何を言って!?」
慌てふためくシグナムにお構いなく、シャマルは指を唇に当てて暫し、考え込んだ。
絶頂から立ち直ったティアナも興味津々といった面持ちで聞き耳を立てている。

「それじゃ・・・こういうのはどうかしら?」
柔和な笑顔が人気の医務官は、何とも意地悪そうな笑みを浮かべた。

ガヤガヤと騒がしい喧騒がそこを支配している。
場所はクラナガンの海岸に程近い居酒屋『ユイドラン』だ。

「おーい、店員さん、こっちにカルビ追加――」
ビールをがぶ飲みしながら赤毛に耳を備えた獣人の女性――フェイト・テスタロッサの使い魔アルフは、店員に向かって大声で呼びかけた。
「あまり食べ過ぎるなよ」
褐色の肌に白い髪の筋骨隆々の獣人の男性――ー『夜天の書』の守護獣ザフィーラは落ち着いた低い声で簡潔に注意を促した。
彼の方も相当の量の焼き肉を食しているが、そのペースはアルフに比べて遅かった。
恋人の忠告を受けて幾らかペースを緩めたアルフは、上機嫌で周りを見渡した。


「大丈夫だって・・・それにしても愉快なオブジェになっちゃって・・・」
アルフの視線がクラナガンの海岸にーーー正確には海面から突き出しているモノに向けられた。

“聖王のゆりかご”
古代ベルカにおいて聖王が乗り込み、その居城ともなった古代戦艦である。
かつて天才次元犯罪者スカリエッティとその配下である戦闘機人軍団《ナンバーズ》が管理局を相手に大規模なクーデターを目論んでいた。
だが、その目論見は崩れ、スカリエッティは《ナンバーズ》の長女ウーノ、三女トーレを連れて行方をくらまし、現在も捜索が続けられている。
他の《ナンバーズ》達はというと、次女のドゥーエは無限書庫司書長ユーノ・スクライアに捕まり、五女チンク以下の者達も捕えられ、更生プログラムを経て社会に適応してそれぞれの生活を送っている。

唯一の例外が四女クアットロだった。
彼女は最高評議会を暗殺後、レジアス中将も亡き者にしようと企てるが、その途中で運悪くシグナムに遭遇し、片腕を切断されてしまう。それでも彼女は敗北を認めず、“聖王のゆりかご”を無理矢理に起動させ、神風特攻隊の如く地上本部に突っ込ませようと試みた。だが、制御ユニットである“聖王の器”を欠いた状態では、性能を満足に発揮できず――――


『全力全開!! スターライトブレイカ―――――――!!!』
『ひぎゃああぁぁぁぁ――――――――!!』
<エース・オブ・エース>の大出力砲撃の直撃を受け、“聖王のゆりかご”は、中枢に致命傷を食らい海中に没した。海面に突き出ているのは、その一部分である。


ちなみにクアトッロは自力で脱出して海岸まで泳ぎ着いた所を捕えられ、軌道拘置所送りになった。更生プログラムを拒否し、人を小馬鹿にした態度は相変わらずの様だが、桃色の物を見たりすると錯乱して会話が成り立たなくなるらしい。

「あの辺りは浅瀬だからな。ある意味で名物になっているな」
「海岸には、なのはの銅像まで建てられちゃってるもんねぇ・・・」

「追加のカルビだ」
「ありがとよ・・・って、アンタはっ!?」
追加のメニューを持ってきた相手を見てアルフは驚愕の声を上げた。
寡黙で無骨な印象を与える男性だ。捻り鉢巻に着物姿が良く似合う。

ゼスト・グランガイツ。

スカリエッティの技術で蘇生させられた、時空管理局地上本部が誇った古豪の古代ベルカ式の騎士である。地球とミッドチルダ双方の最新の医療技術によって死を免れ、旧友のレジアスと和解した現在はこの焼き肉屋の主だ。
騎士としての戦闘能力は、全盛期に及ぶべくも無いが、それでもチンピラの数人程度は蹴散らしてしまう。まさに古強者と呼ぶに相応しい。


「何を話しているかと思えば、高町教導官の銅像についてか。確かにアレは目立つ。
店の近くにあるので、ある意味で客寄せになっているので店としては有り難いが・・」ザフィーラとアルフは微妙な顔で考え込み、ゼストは軽く手を振って厨房に戻った。


その件の銅像は砂浜に三箇所建てられている。
地面深くに土台を築き、高さ約3メートル。
愛用のデバイス、レイジングハートを構えたポーズ。
内部には監視カメラが埋め込まれており、ゴミを捨てようとする輩を見つけると――


『頭冷やそうか、頭冷やそうか』
駆動音を響かせて身体を動かし、本人そっくりの声で魔法弾を撃ってくる。
特に悪質な者に対してはスターライトブレイカー。
無論、オリジナルの威力には及ぶべくも無いが、当たれば結構痛い。
おかげでゴミを捨てたりする輩は激減したらしい。


「なのはは複雑な顔してたけどねえ・・・」
「教導隊の知り合いの話では、教導隊でやっている事とそれ程変わらないらしいがな」
カルビを頬張るアルフに対し、ザフィーラはビールを飲み干し、溜息をついた。

「ふぁっ、はうぅ・・・んあっ、んくっ・・・あふぅ、ん、はぁん・・・ん、はぶぅ・・・」
ヴァイスとティアナは2人かかりでシグナムをベッドの上に組み伏せ、嬲っていた。
シャマル曰く「シグナムは苛められると悦ぶ」という言葉を聞き、実行してみた結果である。シャマルが転送魔法で送ってきた薬を無理矢理飲まされ、シグナムは完全に腰砕けになってしまっている。一切抵抗できない状態のままで、毅然とした瞳だけが抗議の色を浮かべて睨みつけてくる。
「んぐっ・・・ふあっ、お、お前達、覚えて・・いろ、シャマルの言った事を真に受けて・・・アイツも後で仕返し・・・ん、んぷっ・・・ちゅぱ・・・」
肉棒の先端を咥え込みながら、シグナムが唇を蠢かせる。
咥内で生暖かい舌が肉棒先端の敏感な箇所を擦って、実に心地よい。
正直、罪悪感が湧かないと言えば、嘘になるが、凛々しく隙の無い女剣士が為す術もなく陵辱されている構図は、男の征服欲を掻き立てる。
「ふふっ・・・そんな事を言って・・・身体の方はこんなに素直なのに・・・ちゅ、れろっ」
シグナムの痴態に魅了されているのは、ヴァイスだけでは無かった。
妖しく囁きながらティアナが、シグナムの圧倒的な存在感を示す乳房に左手を添え、指を沈めて揉みしだく。更に舌を突き出し、しこった先端の周辺を舐め回す。
「んぐっ・・・ちゅく、あふぅ・・・んん、や、止めて・・・くれ、あん、ひあぁん・・・」
色っぽく紅潮した肌や、蕩けきった甘い嬌声。
本質的にはマゾのシグナムが被虐の快感に溺れているのは明らかだった。
だが、シグナムはティアナの愛撫に堪えようと必死に試みている。
「それにこっちの方は・・・もう、こんなにビショビショなのに・・・」
左手で乳房を弄びながら、ティアナは右手を下の方に下ろしていく。
そして人差し指と中指の2本をいきなり淫穴に突き入れた。
2本の指によって、精液が混じった淫蜜が掻き出され、ジュプジュプと音を立てた。

「んふうぅ・・・んぐっ、ちゅばっ・・・ん、おぐっ、ふあ、か、掻き混ぜないで・・・くれ、んお、ぐぅ・・・ちゅぱ、んちゅっ・・・ん、はぁ、んぐっ、ふむぅ・・」
同性であるティアナの攻めは実に的確で、シグナムの感じる部分を探り当て、そこを集中的に攻めてくる。たちまちシグナムは豊満な肢体をしならせ、喉の奥から嬌声を奏で始めた。その瞳も妖しく艶やかに蕩けて淫靡な光を宿していく。
「あふう・・・んむっ、ちゅぷ、れろ、はむぅ・・・んん、じゅる、んむ、ふぅ・・・」
力強く輝いていたシグナムの瞳が倒錯に塗れていく。
肉棒を喉奥に突き込む度に、唇の隙間から飛び散る唾液の量も半端ではない。
「んん・・・は、ぐむ、ちゅる・・・あふぅ、先走りの汁が・・美味しい・・・あむ、ふぅ・・・」
咥内の肉棒に積極的に舌を絡め、夢中で先走りを啜る。
その間もティアナの手が蠢き、シグナムの性感帯を攻め立て、煽る。
激しい恥辱を感じながらも気高き烈火の将は、果て知れぬ陶酔と官能の波に成す術もなく呑まれていってしまう。
「そんなに気持ちいいですか、姐さん」
「ああ、凄く気持ちいいぞ・・・もっと、私を苛めてくれ、身体を弄り回してくれ・・・んぷ、ちゅぱ・・・れろ、んむぅ・・・ちゅるちゅる・・・・」
溜まりに溜まった精が熱く煮えたぎっている感覚を味わいつつ、ヴァイスは激しく肉棒をシグナムの咥内にグイグイと突き込み、ラストスパートをかけた。
ティアナの方も乳房をこね回し、首筋に舌を這わせ、淫核を摘み上げる。
シグナムの背中が反り返り、弛緩している筈の身体が強張り、艶かしく痙攣する。
そうして淫靡に妖しくうなり、蠢く口咥内の感触にヴァイスは限界を悟った。
「くっ――で、出るっ!!」
一切の抑えが効かなくなり、マグマの様に熱い精が駆け上がってくるのを感じた瞬間、シグナムの咥内でヴァイスは肉棒を爆発させた。
ドクドクと熱い精がシグナムの喉奥に流れ込んでいく。
「んっ――い、イク、むぐっ・・・う、うむぅ・・・ひぅ・・・ちゅぱ、はむっ・・ん、んん!!」
同時にシグナムもまた、喉奥に注がれる白濁に気道を占拠されながらも、あらん限りの絶叫を上げ、成熟した食べ頃の肢体をくねらせている。
「・・・ん、ふぐぅぅ、んぐっ・・・ふうぅ、ちゅぱ、れろ、んぐ、ごくっ・・・ん、はむっ・・・」
ヴァイス自身の興奮も相当高まっていたらしく、射精は中々終わらない。
一方、シグナムの方も陶酔しきった表情で喉を鳴らして白濁を嚥下していく。
嫌悪感は欠片も無く、寧ろ牝の本能が充足された様な悦びの気配があった。
「・・・シグナムさん、凄く淫らで・・・綺麗ですよ。それとヴァイスさんの精液、美味しいですか? もっと飲みたいですか?」
「んぷっ・・・あふぅん・・おいひぃ・・・もっと、のませて・・・んぐ、ごく、はふぅ・・・」
白濁を一滴残らず、吸い出そうとするかの様に口腔粘膜をモゴモゴと蠢かせ、普段の気高さの代わりに淫靡さを漂わせ、シグナムは妖しく微笑んだ。
そんな彼女の唇からは飲みきれなかった白濁が垂れ落ちていた。

「は、はぅん・・・駄目、もっと欲しい、今度は下の口に欲しい・・・入れてぇ」
「それじゃ姐さん、ほら、入れるっすよ」
淫欲に溺れ、はしたなくおねだりするシグナムの腕を掴み上げる格好で、ヴァイスは背後から一気に突き込んだ。忽ち肉棒は熱く滑った粘膜の襞に絡め取られていった。
「あ、あぁんっ・・・ひぅ、はぁんっ・・・お前の固いのが突き刺さって・・・いい、あぁ・・・」
肉棒に絡みつく肉の襞が貪欲に蠢き、細やかな摩擦感を生み出してくる。
後背位の結合なので、シグナムの美尻とヴァイスの下腹部が密着してかなり奥まで挿入できる。程なくして先端が何かに当たり、そこで行き止まった。
「姐さん、俺の物が姐さんの中に根元まで入ったっすよ」
「んぁ、ひぃ、解るぞ、お前のが・・・奥まで入って・・・くぅぅ、はふぅ・・・」
シグナムの淫洞は、ヴァイスの肉棒を美味しそうに咥えこみ、絶妙ともいえる力加減で締め付けてくる。淫肉が蠢く度に、肉襞の凹凸が肉竿の表面を細やかに擦りたて、ただ挿入しているだけで、実に快い刺激を紡ぎ出す。
ヴァイスはシグナムの細い腰を掴み、密着具合をより強めた。
彼女の深い場所を、猛りきった肉の凶器で深々と抉り、ゴリゴリと圧迫する。
「・・・あ、あふぅん、ふ、深い・・・も、もっと激しく動いて・・・」
「姐さん、随分といやらしくなって・・・」
淫穴に肉棒を根元まで挿入してから、一向に動かす気配が無い為か――シグナムは催促する様に強く締め付け、尻をモゾモゾと動かしてきた。
「動いて欲しいんすね?」
「そ、そうだ・・・早く動いてくれ・・・」
「解ったすよ、姐さん」
凶器となった肉棒を最奥部まで叩きつける様な勢いでヴァイスは、シグナムの内部をゴリゴリと掘削して、深々と抉りたてる。
円を描く様にヴァイスが腰をグラインドさせると、それに合わせシグナムは張りのある尻を色っぽくくねらせ、悲鳴にも似た喘ぎを漏らす。
「・・・あ、ふぅ、ひぁぁんっ!?・・・む、胸まで・・・あ、ふぅん・・・」
ヴァイスの手がたわわに実った乳房を鷲掴み、我が物顔にこね回す。
その刺激にシグナムは気持ちよさそうに身悶える。
徐にヴァイスは、シグナムの髪を纏めているリボンに手を伸ばし、解く。
艶やかな桃色の髪が流れ、美しく煌いた。
「・・・あ、私の髪を・・・全く、ふぁん・・・あふぅ・・・」
流麗な髪を振り乱し、烈火の将が気持ちよさそうに喘ぐ。
その紅潮した肌の上を汗が滴り落ち、甘い香りを振りまく。
秘所も熱く煮え滾り、肉棒を美味しそうに食い締めてくる。
「・・・お、ふおぉ、姐さん、凄い・・・気持ちよすぎるっす・・・おう、ほふっ・・・」
「・・あふぅ、い、いいぞ・・・いつでも出していいぞ、あふぅん・・・」
瞳を欲情に蕩かせ、シグナムは気持ちよさそうに喘ぎ、豊満な肢体を揺すった。
そんな彼女の桁違いの大きさの乳房を掴み、ヴァイスは激しくこね回す。

「はあぁ、あん・・・ヴァ、ヴァイス、そ、そんなにしたら・・・き、気持ちいい、感じるぅ・・・」
胸を攻める一方で腰もグイグイ使って、シグナムを身体の芯まで抉る様に貫く。
彼女の一番深い部分まで、熱い精を放つ為に。
「あっ・・・も、もう、駄目ぇ・・・い、いく・・・いってしまう、はぁ、あぁぁ・・・・」
「ふっ、ふっ、イっていいっすよ、姐さん・・・それ、それっ!!」
促す様にヴァイスは、グイグイと突き上げる。
「イ、イク・・・あ、あぁっ、い、イク・・・イってしまう・・・・あ、あぁ――――!!」
「・・・うう、お、俺も出すっすよ、姐さん!!」
ヴァイスが射精した瞬間、シグナムはこの世の物とは思えぬ絶叫を上げ、グッタリとベッドの上に崩れ落ちた。肉棒が差し込まれていた結合部から、ブクブクと泡立った白濁の液がゴボゴボと漏れ出してきた。

「・・・ふ、はぁ・・・は、恥ずかしい・・・あ、あぁ、な、何だっ!?」
「あん、ヴァイスさん・・・次は私もお願いします・・・は、早く・・・」
期待に目を輝かせ、ティアナは火照った身体を揺すり、四つん這いになってシグナムの上に覆いかぶさってくる。興奮し切って待ちきれないらしい。
「それじゃ、姐さん・・・ティアナを攻めてやって下さい」
「ふふっ・・・了解した、あむっ・・・」
絶頂直後で力が入らないシグナムだが、ヴァイスの求めに応じ瑞々しい唇を突き出し、しこり始めた先端を吸い始めた。
「・・・あ、あぁっ、シ、シグナムさん・・・先端の方、チュパチュパ・・・あ、あぁん・・・」
シグナムの痴態を見て煽られていたティアナの秘所は、グショグショに濡れ、強烈な抵抗を伴いながらも、ヴァイスの肉棒を受け入れていく。
「くぅ・・・あ、ふぅ、ヴァイスさんのオチンチン、来たぁ・・・は、入ってくるぅ・・・、んふぅ」
凄まじい締め付けが肉棒を襲う。
同時にティアナも下腹部を圧迫する様に腰を動かし始めた。
ムッチリとした美尻を突き出して、妖艶に腰を振る。
「も、もっと激しくして下さい・・・固いオチンチンでゴリゴリ突いて下さい!!」
橙色の長く美しい髪を振り乱し、身悶えるティアナ。
シグナムに乳房の先端を舐られながら、歓喜の声を上げている。
「あぁ、あはぁん、あぐ、んふぁぁっ・・・イイ、イイのぉ、乳首もぉ、オチンチンも凄くイイのぉ・・・もっと苛めてぇ、あ、んふぅ、ああっ・・・」
ヴァイスが突き上げる速度を加速させると、ティアナの口からは甘い喘ぎが漏れた。
大きな乳房が揺れ、シグナムの頬を叩いた。
「んむぅ・・・ちゅぱ、れろ・・・ちゅぅ・・・」
乳房に顔を押し付ける様にしてシグナムは、勃起した先端を吸いたてた。
それに反応してティアナが身体をビクビクとしならせる。
「あんっ!!・・・い、いい、凄く気持ちいい、頭が真っ白にぃ・・・あ、あぁっ!!」
反り返った肉棒が、特にティアナの感じる部分を突く。
同時に無数の小さな襞が肉棒を貪ろうとする様に蠢く。
「私も忘れるな・・・ん、れろ、ちゅぅ・・・ふぅ、んむっ・・・」
ヴァイスの激しい腰の動き、シグナムの吸い立てに、ティアナは喘ぎ続けた。
匂い立つような女の匂いを振りまく身体を支配している優越感が、極上の美酒の様にヴァイスの脳髄を蕩けさせる。
「お、奥まで来てるぅっ!!・・・も、もっと掻き回してぇ・・・」
足先まで力を込め、指を折り曲げ、ティアナは身体全体で快楽に酔い痴れる。
だらしなく半開きになった唇からは、淫靡な喘ぎ声が零れ落ちた。
秘所の締め付けが一層増し、ヴァイスの腰の動きも激しさを増す。

―――もう限界は間近だった。
「・・・あ、あん、わ、ヴァイスさんの、熱いミルク、また注いで下さい・・・」
「よし、いいぞ」
ティアナの尻を持ち上げる様にして、ヴァイスは肉棒を送り込む。
何度も肉棒を突きたて、快感に咽ぶティアナの身体を支配していく。
「ぁああぁぁんっ!!・・・は、早く、頂戴、ミルク、頂戴っ!!」
「そら、たっぷりと注いでやるぞ!!」
グツグツと熱い塊になったヴァイスの肉欲は、ティアナの内部に吐き出された。
注ぎ込まれる度にティアナの身体は跳ねる様に脈動した。

「ティアナ、凄くエッチな姿だぞ」
「い、嫌ぁ、ヴァイスさん、言わないでぇ・・・あふぁ、き、気持ちいい・・・」
身体を痙攣させてティアナは震えていた。
全身を汗塗れにして膝をガクガクと揺らし、ティアナは崩れ落ちた。
「はぁ・・・お前の身体、暖かいぞ」
「は、恥ずかしい・・・あぁ、んあぁっ、はふっ・・・」
シグナムもティアナも疲労しきった顔をしていたが、その顔は肉の悦楽に満ちていた。
その肢体からは、凄まじく妖艶な匂いを放ち、ヴァイスの獣欲を掻き立てる。

「あ、はふぅ、また大きくなって・・・」
「まだまだ出来そうだな・・・逞しいぞ」
ギンギンに勃起した肉棒に淫欲に滾る視線を向け、2人が熱い息を吐く。
そんな彼女達に、興奮したヴァイスは鼻息荒く襲い掛かっていった。


著者:黒天

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