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905 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/02/13(月) 16:07:14 ID:Xwac2NkI [17/18]
次元世界で最大規模を誇っていた聖王教。その総本山は既に存在しない。
大地は何か丸いスプーンで掬い取ったかのようにえぐり取られ、ガラス状の光沢すら放っている。そのガラス状の大地の上を歩きながら、管理局の首都航空隊の制服に身を包んだ、烈火の将シグナムはボリボリと頭をかいた。
内乱鎮圧に駆り出され、ミッドチルダに帰還後、ここの現場検証の手伝いに回されたシグナムだったが、戦闘が本職の彼女に調査など無理と言う物である。
実際、現場検証は殆ど終わり、彼女は見回りも兼ねて辺りを見て回っている。
そこには――何も無かった。
「大聖堂も無いな・・・跡形も無く蒸発したか」
多くの信徒達が訪れ、祈りを捧げていた大聖堂があった辺りの場所に来たシグナムは溜息をついた。古代ベルカ出身の彼女だが、別に聖王の信徒という訳ではない。
ただ、伝統ある建物が一瞬にして消えた事に、何ともいえない気分になっただけだ。
「それにしても、これ程の惨状を作り出すには、どれ程の熱量が必要か・・・考えただけでも気が遠くなりそうだな」
彼女が持つ最大の火力を誇る技――シュツルムファルケン百万発分の熱量でもまず不可能であろう。シグナムはふと足元を見た。それはガラスの欠片だった。
以前、海鳴にいた時、科学の特番で核実験が行われた砂漠の跡地を見た事があるが、その時、カメラが映した、砂に超高熱が加わって出来たガラスによく似ている。
「超高熱で溶け・・・混ざり合った砂のガラスか」
砂のガラスを拾い上げ、シグナムはしげしげと眺めた。
鈍く光るガラスは彼女の凛々しく覇気に満ちた美貌を映している。
「こういった代物がここにあるならば、少なくとも核爆弾並みの熱量が此処に生じた事になるな。何とも凄まじい話だ・・・」
リインフォースから話を聞いていなければ、シグナムとて信じられなかっただろう。
これが灼熱の支配者のー―フォーマルハウトという恒星に住まう――≪神≫の――絶大な力が顕現した痕跡だとは。
砂のガラスを手の中で弄びながらシグナムは空を見上げた。
近付くのは、ヘリのローター音。
マスコミのヘリだろうが、彼等は何も見つける事は出来ない。
そこには本当に何もないからだ。もう幕は下りたのだ。
詳細な事の顛末を識らない彼らに出来る事は、あれこれと憶測を巡らせ、その惨劇の事実を日常に埋没させることだけだ。そして、殆どの者は真相を知る事は無い。
「・・・とりあえずは昼食をとるか」
朧気ながらも今回の事件の真相を知る1人であるシグナムは、肩を回しながらガラス状の荒野の片隅に建てられた、大型のテント――学校の運動会でよく見かけるーーの方に歩いていった。
「こら、セッテ、俺の唐揚げ取るな!!」
「みまみま・・・早い者勝ちだ、ラッドが遅いのが悪い」
「まあまあ・・・2人ともまだ一杯あるから」
テントの中ではテーブルに腰掛けたラッドとセッテが、ディエチ謹製の唐揚げを巡って、激しく争い、そんな2人を困った様な笑みを浮かべたディエチがたしなめている。
「お前達、本当に呑気だな」
そう言いながらシグナムも、テーブルの上に置かれた弁当箱の中から、卵焼きを1つ取って口に放り込んだ。うむ、実に家庭的な味だ。
料理の基本に忠実に従い、旨味を引き出している。
凝った料理に挑戦しては、超常現象を引き起こす湖の騎士にも見習って欲しい。
「そりゃシグナム二尉、俺達、『怪異特別対策課』の仕事はもう終わっちゃいましたし」
唐揚げを諦め、一口サイズのハンバーグを箸で突付きながら、ラッドは言った。
『怪異特別対策課』―――ユーノやクロノが、地上本部に働きかけて設立した極秘の部署である。表向きの仕事は、クラナガン廃棄区画の整備・大規模災害の復興支援だが、本来の任務は宇宙的な恐怖に関わる遺物の回収や封印である。
メンバーはラッドを課長に、ギンガ、ディエチ、セッテ、それに無限書庫から移籍してきた怪異に精通した司書が数人。
組織上では陸士108部隊の下にあるが、実際には無限書庫に直属している。
とはいっても発足して間もない部署である上、任務の内容が内容なので公にする訳にもいかない。要するに機密部隊であり、脚光を浴びる機会など無いに等しい。
恐らくレジアス中将辺りは「本局の連中が作った胡散臭いオカルト研究会」と思っているだろう。当然、予算も人員も余り回って来ない。
かつての機動六課と比較しても雲泥の差だ。
「機動六課が恵まれすぎてたんだよな」
メルギアガメラと呼ばれる食用巨大亀の肉団子を頬張りながらラッドは呟いた。
今回の事件にしても、宇宙的恐怖の痕跡を消去しなければならないのだが、ユーノが放った≪火精の王≫の一撃は何もかも消し飛ばしてしまった。
要するに隠蔽工作をやろうにも“現場に何も無い”為にラッド達は手持ち無沙汰だ。
他の部署の連中はラッド達に後始末――災害跡地の復興支援――を任せて、既に撤収している。彼らは今頃、マスコミの取材に応じている筈だ。
とはいっても『終末思想のテロリストが起こした暴挙』という事で片がつくだろう。
常識的な人々から見て今回の事件の真相は荒唐無稽で理解しがたいものだからだ。
「・・・世界を滅ぼす“宇宙怪獣”がやって来て、ソイツを別の“宇宙怪獣”の力を借りて倒しましたなんて言っても・・・誰も信じてくれないよな」
「寧ろ病院に行けと言われるな」
ラッドの呟きを、無駄のない動きで唐揚げを掠め取りながらシグナムが補足した。
数百年の時を生きてきたシグナムでも、外宇宙の裏側に蠢く恐るべき怪異の存在を初めは信じる事が出来なかった。
無限書庫の禁書区画での特別研修が無ければ、今も信じなかっただろう。
「どうやら無限書庫の禁書区画のいくつかは別の次元に通じているらしいな」
シグナムの言う通り、別世界への旅は奇想天外だった。
――――歪み果てた空間に佇む古代都市。
――無数に立ち並ぶ尖塔の手前を巨大な月が横切っていく。
――金属製の霧が立ち込める、何処とも知れぬ星。
―――異界の知識を収めた巨大図書館。
「私達、ある意味で貴重な体験をしたんだよね」
「普通なら体験しようと思って出来る事じゃない」
ディエチとセッテは食後のお茶を飲みながら頷いた。
月の裏側では、ピンク色の薄気味悪い化物に襲われた時は生きた心地がしなかった。スクライア一族と共同戦線を張っている知恵ある猫達の助けが無ければ、命が無かったかもしれない。
「・・・あの猫達の中にリーゼ姉妹が居たな、そういえば」
猫族の勇猛な女戦士として、彼女達はちょっとしたアイドルらしい。
不倶戴天の宿敵である土星の猫――驚く事に宝石で身体を形成している――を相手に一歩も引かずに戦う彼女達の勇姿を思い出し、シグナムは笑った。
その後、彼らのテントにお茶菓子をお盆に乗せて執事服姿のオットーが入ってくる。
「それにしてもオットー、ディードは上手くユーノさんにアタック出来てるかな?」
「うまうま・・・ディードは割と奥手だから、姉としてはそこが心配だな」
上品な仕草で紅茶を啜るディエチ、聖王饅頭にかぶり付くセッテ。
そんな対照的な2人を見遣りながらオットーは穏やかに微笑む。
「ディードなら大丈夫だよ。“フェレットの王子様”と一緒の船旅を楽しんでるよ」
朝が来た。生物としての本能からそれを悟ったクロノは上半身を起こした。
そこでふと下半身に、股間に違和感を感じた。
シーツをめくってみると――――
「あ、ク、クロノ・・・おはようございます」
神聖な法衣に身を包んだカリムが法衣の前をはだけ、露にした豊満な乳房の谷間に朝勃ち状態の肉棒を挟みこんでいた。
「と、殿方の朝の昂ぶりをこうして鎮めるのが、豊かな胸を持った女の役目だとエイミィさんに教わりましたので・・・こ、こうしてご奉仕を・・・」
恥ずかしそうに頬を染め、見上げてくるカリム。
汗ばんだ胸の谷間で途方も無い熱を感じ、肉棒は早くも先走りの汁を滲ませている。
白く豊かな胸の谷間から卑猥な水音が規則的に響いてくる。
谷間の間から覗く肉棒の赤黒い先端は、ぱっくりと開いている。
「貴方の・・・肉の剣、ピクピクと震えています・・・悦んでくれているんですよね?」
「当たり前だ、とても気持ちいいぞ」
「ん、ちゅぱ・・・ちゅ、はむ、ぺちゃ、んむっ、ちゅ、れろ・・・」
軽く頭をなでると、応える様に舌を伸ばし、先端に触れてくる。
先走りを味わう事に夢中になり、乳房の動きが止まってしまう。
クロノの視線に気付き、乳房を忙しなく動かし、肉棒を圧迫してくる。
「あんっ、どうですか、クロノ、気持ちいいですか?」
「ああ、気持ちいいぞ」
「ふふっ、嬉しいです・・・んむ、ちゅる・・・ぴちゅ、れろ・・・」
小さな舌が翻り、扇情的にクロノの欲望を煽り立てる。
律動する肉棒が谷間から顔を覗かせる度に、カリムは舌で受け止め、クロノの肉棒を美味しそうに味わう。その息遣いは甘く蕩けていく。
「カリム、先端部分を咥えてみてくれないか?」
「はい・・・あむ、ちゅうぅ、ぺろ、ぴちゃ・・・はむ、れろ・・・」
言われるがまま、カリムは肉棒の先端に美味しそうにむしゃぶりつき、乳房で肉の竿を扱き上げる。汗や先走りを潤滑油に、肉棒は熱く滾り、魅惑の谷間で律動する。
「く・・・はあっ、カ、カリム・・・いいぞ、もっと頼むぞ」
「ふふっ、解っていますよ、クロノ・・・」
極上の柔らかさと弾力、キメ細やかな肌の感触が染み込む様に肉棒を刺激する。
自ら豊かな乳房を押し付け、カリムはリズミカルに上下させていく。
そうしている内に射精感がせり上がってきた。
「・・・出る、扱いてくれ、カリム」
「・・・れろ、ぺちゃっ、はむっ・・・」
求めに応じ、乳房で圧迫して竿を刺激し、谷間から突き出た先端部を咥内に含んだ。
舌が先端部をぺチャぺチャと舐め回す。
「・・・ん、んんっ!?・・・ひ、あぁんっ・・・」
硬く勃起した薄桃色の先端を摘まみあげられ、カリムは身悶えた。
その刺激に身体をくねらせ、精が弾ける事を感じ取り、カリムは乳房を振り始める。
舌と口と胸を総動員して肉棒に奉仕するカリム。そして彼女の咥内で精が爆発した。
「・・・あ、むぅ、んぐ、ごくっ・・・はむ、ごくっ・・・熱い、それに凄く濃い・・・」
咥内に収まりきらない程の白濁の樹液を細い喉を鳴らし、カリムは嚥下していく。
その唇の端から唾液と混ざり合った白濁が垂れ落ちた。
「・・・はぁんっ・・一杯出ましたね」
白濁を飲み干し終え、恍惚とした表情で溜息をつくカリム。
そんな彼女の尻を撫で回す手。
「ひぁうっ!?・・・あ、はぁん・・・」
「カリムさん、感度いいなあ・・・ふふっ」
黒いロングスカートに包まれたカリムの尻を撫で回しながら、ラフな下着姿のエイミィは笑った。そのままロングスカートを捲り上げる。
「うわ・・・もう、グチョグチョ・・・クロノ君のオチンチン、しゃぶって興奮したんだ?」
「い、嫌ぁ・・・は、恥ずかしい・・んん、は、あふっ・・・」
恥ずかしそうに身体を震わせる、その姿は実に苛めたくなる。
それはエイミィも同じだったらしい。
「・・・は、あ、あぁっ、な、何を・・・あ、はっ、ひぁぅ・・・あ、んん・・・」
エイミィはカリムの後ろに回りこみ、ショーツをずり下ろし、騎乗位の体勢をとらせた。
そしてカリムの淫壷は、未だに硬いクロノの肉棒を難なく呑み込んでいく。
「・・・あ、はあぁんっ・・・は、入ってくるぅ・・・き、気持ちいい・・・あ、ふあぁんっ!!」
「・・・カリムさん、はしたなく喘いじゃって・・・もうビンビンに尖ってる」
「こっちの方も貪欲に咥え込んでくる、カリム、凄くいやらしいぞ」
豊満な乳房の頂点を摘まみあげられ、下から肉棒で突き上げられ、カリムは悩ましく喘ぐ。細い腰をくねらせ、甘い嬌声を張り上げ、快感を貪っている。
神聖な法衣姿のままで男とまぐわう姿は、実に卑猥だ。
「・・・あ、あふぅんっ!! ク、クロノ、も、もっとっ!! んん・・・はふぅ・・・」
「クロノ君、カリムさんの次は私もお願いね?」
「ああ、勿論だとも!!」
最早、快楽を貪る獣と化した3人の声が部屋の中に響き渡った。
「あ、朝早くから何てはしたない・・・はぁっ、んん、はふぅ・・・」
そんな彼らの営みをドアの隙間から覗き見て、熱い喘ぎを漏らす者が1人。
カリムと同じ法衣に身を包んだディードである。
彼女達にとって、聖王教会の法衣が最も落ち着く服装らしい。
それはさて置き―――ディードは、その豊満な肢体を火照らせていた。
好奇心に負けて、部屋の様子を除き見て、あてられてしまったのだ。
「騎士カリム、あんなに気持ち良さそうに喘いで・・・」
無意識の内にディードは法衣の上から、自らの胸を掴み、こね回していた。
それだけではなく、もどかしそうに両脚を擦り合わせる。
「・・・ん、はふっ、あ、ひ、ふぅ、あ・・・ふ、あ、あぁぁっ・・・」
扉から漏れるカリムの嬌声を聞きながら、ディードはその場に崩れ落ちてしまった。
尚も豊満な乳房を左手で弄び、右手の方はスカートに突っ込まれている。
恐らく、スカートの下は大洪水になっているだろう。
「んんぅ・・・ユーノさぁん、あふっ、あん、私を貫いて・・・あ、ふぅ・・・」
どうやらクロノをユーノに、カリムを自分に置き換えて楽しんでいるらしい。
艶やかな茶色の長髪を振り乱し、ゆったりとした法布の上からでも解る豊かな膨らみが形を変える。やがてカリムが絶頂に達するとほぼ同時に、ディードも達した。
「ふふっ・・・約束通り次は私ね?」
脱力したカリムに代わって淫靡な笑みを浮かべたエイミィが跨ってくる。
既に潤いを帯びた秘所は、あっさりと肉棒を咥え込んでいく。
愛妻の中の締まりに陶然となりながらも、クロノは自らの顔の上にカリムを座らせる。
「・・・あ、ク、クロノ、そ、そんなところを・・・で、でも、気持ちいい・・・あぁんっ・・・」
艶かしい喘ぎを漏らし、カリムが肉付きのいい身体を捩り、クロノの鼻先に濡れた粘膜が押し付けられてくる。クロノは淫蜜を溢れさせる秘所に舌を這わせた。
淫蜜は甘い匂いがする。いくらか自分が出した精液が混じっているが、大して気にはならない。夢中で淫蜜を啜り、しこった淫核を舌で突っついた。
「・・・あっ!? ふ、ふあぁっ!? あ、あふぅん・・・ク、クロノ、だ、駄目です・・・」
絶え間なく襲う刺激にカリムは身体を痙攣させ、恥ずかしそうに身悶える。
彼女の様子にお構いなく、クロノは舌の動きを加速させた。
「こら、クロノ君、カリムさんばかりじゃなく・・・・私の方もお願い」
「ああ、すまない」
愛妻の声に応じ、クロノは腰を突き上げる。
無論、舌の動きは続行中だ。
「・・・あ、いい、奥まで来るぅ!!・・・来るのぉ、クロノ君、あぁん・・・いいっ!!」
「私もして下さい、舌で舐めてぇ、突いてぇ、あ、ふぅ・・・んくっ、あ、はぁあっ!!」
肉竿と舌で強弱をつけて、2つの淫穴を攻め立てる。
エイミィとカリムが甘く蕩けきった嬌声を上げ、クロノの興奮を煽った。
扉の外にいるディードの存在に気付かず、彼らは淫らな営みにのめり込んでいった。
その後、覚束ない足取りでディードは、大浴場に赴いた。
手早く法衣を脱ぎ、軽く身体の汗を流し、数十人が入れそうな広さの浴槽に浸かる。
「は、ふうぅ・・・ん、いい湯加減です・・・」
長い髪をアップにし、適温の湯に身体を委ね、ディードは心地良さそうに溜息をつく。
肌は滑らかに水滴を弾き、張りの良さが伝わってくる。
暫く湯加減を楽しんでいたディードだったが、浴槽から上がり、身体を洗い始めた。
鼻唄を歌いながら、聖王教会で使われている高級石鹸を泡立て、可愛いフェレットの絵が描き込まれた愛用のスポンジで身体を擦っていく。
「ディード、ここのお湯は気に入った?」
「すずかさん、はい、折角ですから使わせて頂いています」
大浴場に入ってきたすずかは、浴場を一頻り見渡した後、ディードの側で身体を洗い始めた。そしてディードの方を徐に見遣り、間合いを詰める。
「な、何ですか・・・すずかさん」
「ユーノ君の事を想って、自らを慰めたそうだね。エイミィさんから聞いたよ」
驚愕と羞恥で顔を真っ赤にするディードに対し、穏やかに微笑み、すずかはディードの首筋に舌を這わせた。
「・・・犯されて犯されて身体が快楽を覚えてしまい、愉悦を求め、愛しい人に貫かれたくて、もう身体が疼いて仕方が無いんでしょう?」
ディードの耳元で囁くすずかの言葉は、本質を鋭く突いていた。
「・・・そ、そんな事は、わ、私・・・」
「恥ずかしがる事は無いからね。それをここで証明してあげる」
「な、何を・・・きゃあっ!?」
戸惑うディードの上にすずかは覆いかぶさってきた。
逃げようとディードは必死に抵抗するが、巧みにすずかの身体が絡みつき、身動きが取れない。それに加えて、すずかの的確な愛撫の前に、身体の力が抜けていく。
「ふふっ、綺麗な身体ね」
「・・・あ、ふぁん・・・ひ、あ、ふぅっ・・・き、綺麗だなんて・・・」
恥ずかしそうにディードは身体をくねらせる。
すずかは豊満な乳房の頂点にある突起を重点的に責めてくる。
コリコリした感触を楽しむ様に、丹念に弄ってくる。
「ん・・・はぁっ、ん、くうぅぅ―――!!」
「ふふ、ここが敏感なのね・・・ちゅ、ぺろっ・・・ん、ちゅる・・・」
硬くしこった先端の突起をすずかは口に含み、舐め回す。
その刺激にディードの肢体が震えた。
「・・・んん、ちゅ、はあ、むっ・・・ぺろぺろ、ちゅうぅ・・・」
「だ、駄目ぇ、お、音を立てないで下さい、は、恥ずかしい・・・」
すずかの舌先が、執拗に薄桃色の突起を攻め立てる。
長い舌が絡みつき、突起が舌に転がされ、弄ばれる。
もう、完全にディードの身体は抵抗する力を無くしてしまっている。
そうしている間に、すずかの手が、ディードの股間に滑り込んできた。
「あ、そ、そこは駄目、駄目です・・・あ、ふあぁうっ!!」
敏感な場所――尖り気味の淫核を絶妙のタッチでさすられる。
すずかの的確な攻めは続き、ディードの意思に反して、その唇からは甘い声が漏れ、大浴場の広い空間に木霊した。
両側から柔らかく温かい、何とも心地よい感触がする。
加えて股間の一物が締め付けられて実に気持ちがいい。
「・・・ん、もう朝か」
目を瞬かせながらユーノは右手を上げようとする。だが、動かせない。
真っ先に視界に入るのは、妖艶さを醸し出す暗い色合いの金髪。
続いて左手を上げようとする。こちらも動かせない。
目に飛び込んでくるのは、神秘的な印象の銀髪。
両腕を見目麗しい女性二人に枕代わりにされている。
正面に目を向けると、白くなだらかな女の下腹部。
上を見上げると蒼の長髪を振り乱し、汗で濡れ、半分透けた白いシャツ1枚の格好で柳腰を忙しなく動かす女。白くスラリとした太腿には、薄い水色のショーツが丸まって絡み付いている。
「・・・ギンガ、おはよう」
「おはようございます、ユーノさん、あ、ふあぁんっ・・・太くて熱くて、それにゴツゴツして・・・気持ちいいです・・・」
「朝っぱらから僕の上に乗っかって、何をしているの?」
「ふふっ、何って・・・朝が来て昂ぶっているユーノさんの股間のフェレットさんを鎮めてるんですよ・・・あ、ふぅぅ・・・あ、ん、あふぅ、あ、ひぁん・・・」
そう言いながら、甘い香りを振りまきギンガが騎乗位の体勢で柳腰を振りたてる。
熱く濡れた肉襞に包まれていた肉棒が扱きたてられ、凄まじい快感がそのまま脳天まで突き抜けた。背筋が震え、その直後、硬直していた肉体が跳ねた。
「・・・あ、ふぅ、くふぅん・・・ユーノさん、もう・・・気持ちよすぎです・・・」
快感に喘ぐギンガの最深部からは、とめどなく淫蜜が流れ出し、激しくまぐわう結合部から湿った水音を盛大に響かせていた。
「相変わらず、君の中は・・・いい締まりだよ」
ギンガの秘所は襞を複雑にうねらせ、肉棒をその入口と奥で貪欲に締め付けてくる。
朝立ちで膨らんでいた肉棒が、淫肉に絞られ、今にもはちきれそうだった。
「く・・・もう、そろそろ、出そうだよ・・・は、あふぅ・・・」
「あぁんっ・・・出してください、ユーノさん・・・私の中にぶちまけてぇっ!!」
どうやらギンガもユーノと同じく、興奮と官能の絶頂に居るらしい。
濡れきった瞳で見下ろしながら、搾り出す様な喘ぎを漏らす。
白い女体の全身から官能の汗が吹き出し、滴り落ちる。
「・・・く、うぅ、ギンガ、は・・・ふ、ふあ、んぐっ・・・ギ、ギンガ―――!!」
「は、ひあぅぅん・・・ユ、ユーノさん、はああぁぁぁんん――――!!」
夢中でギンガを貫き、ユーノは肉欲の赴くままに腰を突き上げる。
肉棒を濃密に絞り続けてくれた襞を掻き分け、我武者羅に掻き回す。
「・・・な、中でユーノさんのぉ・・・オチンチンが暴れてる、あん・・・は、ふあっ・・・」
舌なめずりをしながらギンガは、自らの豊かな乳房を揉み、その肢体をくねらせる。
甘く淫猥な匂いが立ち昇り、ギンガは艶かしく身悶える。
「もう、だ、駄目だ!! ギンガの中に出しちゃうよ!!」
「・・・いいです、私の中に出して下さい!!」
腰の辺りで高まっていた熱い塊がとうとう爆発した。
官能の閃光が迸り、ユーノの意識を真っ白にする。
一方、ギンガも自らの内部に叩きつけられる、熱い精の脈動を感じ、満ち足りた表情を浮かべ、ユーノの胸板に倒れ込んできた。
「ユーノさん・・・凄くよかったです」
「僕もだよ・・・ギンガ」
見詰め合っていたユーノとギンガは、自然と唇を重ね合わせていた。
お互いにうっとりと瞳を閉じて唇を重ね、舌を絡めあう。
それは情事の余韻を確かめ合う甘いキス。
「朝からお盛んだな」
「私達にもおはようのキスがほしい所ね」
甘い空気を引き裂く様にユーノの左右から聞こえてきた声。
その声に反応してユーノとギンガは、ハッとした様に顔を上げた。
間髪いれずに腕が伸びてきてユーノの顔を掴み、強引に右に向かせる。
そして何者か――ユーノの右側で寝ていた女性、ドゥーエが彼の唇を塞ぎ、舌が侵入してきて、咥内を蹂躙し、舌を絡め取った。
「んん、んぐっ・・・れろ、はむっ・・・ちゅぱ、ん、れろっ・・・」
「ふふっ、ユーノ・・・貴方の唇、美味しいわよ・・・ん、あむっ・・・」
暫しの間、ユーノの咥内を蹂躙して満足したドゥーエは唇を放す。
今度は左側から手が伸びてきてユーノの顔が左を向き、唇を奪われた。
「・・・はぶっ、んん・・・ちゅう、ちゅぱ・・・は、う、うむ、は、れろ・・・」
「そんなに可愛く喘ぐな・・・れろ、はむ、ちゅぱっ・・・ん、はむっ・・・」
ユーノの左側で寝ていた女性、リインフォースは、ユーノの咥内の粘膜を舐め回し、自らの唾液を送り込んでくる。解放されたユーノは荒く息をつくが、今度はギンガに唇を塞がれ、おまけに左右の耳朶をリインフォースとドゥーエに甘噛みされた。
彼女達は、ユーノの胸板や二の腕に自らの身体を押し付けながら、ユーノを弄ぶ。
女郎蜘蛛に捕まった獲物の心境が何となく理解できた。
骨の髄まで貪られている――否、貪られたい。
やがてギンガの内部で再び肉棒が硬度を取り戻す。それを察したギンガがゆっくりと腰を動かし始めた。ネットリと濡れた襞が肉棒に絡みつき、絞られる。
豊かな乳房が揺れ、流麗な蒼い髪が舞う。淫らだが美しいギンガの痴態にユーノはゴクリと息を呑んだ。2人の結合部から液体が溢れ出る。
その間もリインフォースとドゥーエは容赦なくユーノを攻め立てる。
3人かかりで弄ばれ、ユーノは甲高い悲鳴を上げた。
それが女達の嗜虐心を刺激し、興奮を煽る。
やがて肉棒が襞肉をグチョグチョと掻き回しながら、射精が始まった。
「あ、ふぁぁん・・・凄い」
二度目とは思えぬ量の精が、女の体内に注ぎ込まれていく。
淫らに悶えるギンガだったが、止まる気配は無い。
白い肌から宝石の様な汗を滴らせながら、ゴリゴリとユーノを攻め続けた。
ようやく解放されたと思ったら、一糸纏わぬ姿のリインフォースが跨ってきた。
「・・・あわわ、ちょ、ちょっと待って・・・」
「まだ、出来るだろう、ユーノ?」
リインフォースは挑発的に笑いながら、見せ付ける様に自らの乳房を揉みしだいた。
それを目の当たりにして、ユーノは頷いてしまった。
ユーノの了承を得て、淫らな魔導書の化身は、腰を落とし、蜜を滴らせる淫穴に肉棒を引きずり込んでいく。その余りの気持ちよさにユーノは腰を跳ねさせた。
リインフォースが終われば、次はドゥーエ、そのまた次はギンガだ。
圧倒的な快感の波に飲み込まれた彼らは、絡み合い、無我夢中で快感を貪った。
一方、大浴場では―――
「・・・はぁ、すずかさん、も、もう止めてぇ・・・」
「そんな事を言って、ここからこんなにお汁を垂らして・・・感じやすいんだ」
すずかの言う通り、ディードの秘所は、淫蜜を溢れさせている。
恥ずかしそうなディードを羽交い絞めにして、すずかは無理矢理に唇を奪った。
「・・・ん、んむっ、はぶっ、い、嫌ぁ・・・私の唇、ファーストキスだったのに・・・」
「ファーストキスはユーノ君に捧げたかった? 大丈夫、女同士だとノーカウントだよ」
すずかの唇から逃れようと、必死にディードは身体を捩る。
だが『夜の一族』の血を引くすずかの身体能力は、戦闘機人であるディードのそれを凌駕する。すずかはディードの咥内を蹂躙し、身体中を弄っていく。
「・・・ふ、あ、ふぁぅ、んん・・・だ、駄目、駄目です・・・は、ふぅ、ひぅん・・・」
駄目と言いながらディードは全く抵抗せず、すずかの為すがままにされている。
自分の性感帯を自分よりも把握している女性の指技を受けて、ディードは我を忘れて悶絶していく。肌が薄っすらと色づき、淫蕩な匂いを醸し出す。
「もう、こんなに身体を火照らせて・・・我慢しなくていいんだよ?」
「・・・あ、ん、ふぅ、ひぅん・・・は、ふうぅ・・・が、我慢だなんて・・・」
ディードの顔はこれ以上ないほどに真っ赤になっている。
頑なに身体を強張らせる彼女の耳元で、闇の眷属の血を引くお嬢様は囁いた。
「恥ずかしがる必要は無いんだよ? 男の人は清楚な女が好きと言いながら、本当は濃密に求めてくる女の方が好きなんだよ?」
「そ、そうなんですか?」
戸惑いがちに問いかけてくるディードに対し、すずかは余裕で対応する。
「うん、そうなの、ディード、貴女だって、好きな男の人に濃厚に求められるのと、淡白に求められるの・・・どっちがいい?」
すずかの問いに、ディードは目を空中にさ迷わせて暫しの間、考え込む。
ややあって、結論が出たらしく戸惑いがちに口を開いた。
「の、濃厚な方が・・・いいです・・・」
枢機卿達に陵辱されていた時、初めは嫌だった。
だが、陵辱が続く内、心はともかく身体の方は貪欲に快楽を欲していた。
「そうだよね。女の悦びを知った以上、もう我慢する必要ないよ」
“一杯、ユーノ君を貪ろう”と囁きかけ、すずかはディードと身体を密着させる。
すずかが上、ディードが下という構図。
お互いの豊満な胸の谷間に挟まれた高級石鹸が泡立ち初めた。
「ふふっ・・・泡が立って、あんっ・・・胸が擦れあってる・・・ん、ふぁんっ・・・」
「・・・あ、ひぁあん・・・す、すずかさぁん・・・ふ、あぁっ・・・ん、ひあん」
四つの美しく、大きな乳房の間で高級石鹸が大量の泡を吐き出す。
その泡をすずかは巧みに身体を動かし、両手も使ってお互いの肢体に広げていく。
「・・・ん、肌が擦れ合って気持ちがいい、あん・・・はふぅん・・・」
「あ、ふぅう・・・わ、私も身体が火照って、あ、ふあぁんっ・・・」
泡塗れになった、2つの豊満な女体が淫靡に絡み合い、嬌声を奏でた。
その後、イラストリアス号内部の大型温水プール。
「ふう、疲れた」
トランクスタイプの水着姿のユーノはプールサイドに腰掛け、溜息をついた。
結局、リインフォース、ドゥーエ、ギンガと身体を重ね、というより最後の方は一方的に貪りまくられ、まるで遠泳でもこなしたかの様にヘロヘロだった。
「・・・ちょっと休もう、ふぅ・・・」
シートを敷いて寝転び、大の字になって欠伸をする。
この調子で行けば、身体が持たないかもとユーノは心の片隅で思った。
「ユーノ君、大丈夫?」
「元気がないですね・・・」
水着姿になったすずかとギンガが近寄ってくる。
ちなみにすずかは、露出が少なめの紫のハイネックのワンピース。
ギンガは、白いラインが入った青のワンピース。
神妙な顔で覗き込んでくるすずかから、ユーノは甘い香りのする液体が入ったグラスを受け取り、一気に中身を飲み干した。
「・・・美味しいね、これ」
「ふふっ、気に入ってもらえてよかった」
豊潤な味わいに目を丸くするユーノに、意味ありげに微笑むすずか。
そうしている内に、ユーノの股間で萎びていた分身が元気を取り戻し始めた。
「・・・あ、ちょ、ちょっと・・・これって・・・」
「あ、効いてきたみたいだね。月村家秘伝の精力剤」
戸惑いの声をあげるユーノに対し、水着の上からでも解る程の膨らみを凝視しながらすずかは目をぎらつかせ、ギンガは生唾を飲み込んだ。
「この精力剤の効き目って凄いんだよ。私達のご先祖様は発情期の時とかに利用してたんだって」
「何でも80歳の枯れたご老人すらも元気にしてしまう程だそうですよ・・・凄い効き目、もうビンビンになって、素敵・・・」
頬を薄く染め、すずかとギンガはほぼ同時にしゃがみこみ、ユーノの股間に手を伸ばしてくる。即興とは思えぬ、見事な連携プレーで、ユーノの水着をズリ下ろす二人。
こぼれ出た肉棒を2つの手でしっかりと握られ、ユーノは腰砕けになってしまった。
「ちょ・・・ちょっと、駄目だよ、こ、こんな場所で・・・」
「大丈夫だよ、“部外者”はこの船内に居ないから・・・ほら、えい、えい・・・」
「私も・・・ユーノさん、気持ちよくなって下さい」
それぞれの手が肉棒の違う場所を触り、擦ったり撫でたりを繰り返してくる。
ギンガの手が無造作に先端を弄繰り回し、先走りを塗り込んでくる。
それに連動するかの様に、すずかの指が肉の幹に絡み、少し強めにしごく。
「ああ、もう・・こんなに固くなって、逞しいです。ユーノさん、ふっ・・・ちゅ、ちゅる・・・」
「凄く熱くて・・・それにこの匂いで興奮しちゃう・・・はむ、ちゅぅ・・・れろ・・・」
「ん、ひぁうっ!! ああ、ううぅ・・・はあぁっ!!」
2つの小さな舌がチロチロと蠢き、先走りで塗れた肉棒をなぞりあげる。
張り詰めた幹を撫で、先端の過敏な部位を舌先で突付かれ、ユーノは声を上げた。
「あふっ・・・んむっ、ちゅぱ、れろ、んむっ・・・ユーノ君、はあむっ・・・ちゅ、んんっ・・・」
「ん、ぺちゃっ・・・ユーノさん、もっと可愛い声を聞かせてください・・・んはあっ・・・」
常にどちらかの口が肉棒の先端に吸い付き、溢れ出る先走りを啜り上げる。
熱い吐息と舌の快感に、ユーノの肉棒は勢いを増し、ブルブルと震える。
それを目敏く悟ったすずかは裏筋を丹念に舐め回し、ギンガはカリの裏側へ念入りに舌を這わせていく。
「・・・ん、んふっ、ユーノさんのオチンチン、熱い・・・それに固いです・・・れろっ・・・」
「あ、ふあっ・・・あーん、ちゅっ・・・!!」
すずかの唇が先端を咥えこみ、ジュースを吸う様に強めに吸い上げてきた。
肉竿の内部まで愛撫された様な感覚に、思わずユーノは腰を突き出していた。
「・・・ちゅぱ、ん、れろっ・・・ユーノ君、気持ちいいんだ・・・ふふっ、はむっ、ちゅる・・・」
「・・・あ、はぁんっ・・・私も・・・れろ、ぴちゃっ・・・ん、ちゅぱっ・・・」
形も感触も違う、2つの唇に交互に吸いつかれ、肉棒が益々反り返っていく。
暴れ馬の様に跳ねる肉棒を舌で追いかけ、すずかとギンガは、たっぷりと唾液を塗り込み、熱心に奉仕する。
「・・・く、も、もう出そうだよ・・・う、うくっ・・・は、あうぅっ!!」
「いいよ、出して・・・熱いの沢山・・・んむ、ぺチャぺチャ・・・はむっ・・・」
「・・・ユーノさぁん・・・お汁下さい、飲ませてください・・・はあむっ、れろっ・・・」
すずかの舌が執拗に尿道口を攻め、ギンガが裏筋を唾液塗れにした。
射精寸前のカリ首や裏筋を舌でネットリと愛撫され、ユーノは大きく身震いした。
「・・・ほらぁっ、一杯出して・・・熱くて臭いお汁、飲ませてぇ・・・ん、んむっ・・・はむっ」
「ユーノさん・・・レロレロ、ん、はあっ・・・ちゅぱ、んっ・・・出してください・・・」
「・・・くっ!!・・・は、あぁっ!!」
あっけなく限界を迎え、ユーノは二人の整った顔に精液をぶちまける。
すずかとギンガはうっとりとした表情でユーノの白濁を舌で受け止めた。
「さて・・・いい加減出てきたら?」
ユーノの肉棒を舌で弄びながら、すずかが声をかけた。
「え!?・・・わ、私は・・・その・・・はぁっ、ふう・・・」
柱の陰から茶色の髪がのぞく。白いビキニ姿のディードが頬を真っ赤にしてアタフタと言い訳をする。最初から覗いてたらしい。
「何だか気配がすると思えば・・・ディード、君だったのか」
目をパチクリさせるユーノの視線を受け、ディードは身体をモジモジさせた。
「ユーノ君の股間のフェレットさん、欲しくないの? それなら私が食べちゃうよ?」
「・・・え、ちょ、ちょっと待って、あ、ひぁうっ!!」
獲物に襲い掛かる黒豹の様な動きですずかはユーノに背後から襲い掛かり、そして慣れた手つきでユーノの尻に指を突き入れた。
「ユーノ君のオチンチン、また大きくなっちゃったよ? 私が食べてもいいのかな?」
踏ん切りがつかないディードを煽る様に、すずかはユーノの股間に手を這わせた。
完全に復活した肉棒にディードの目は釘付けになっている。
「・・・し、失礼します!! ユーノさん!!」
すずかの挑発にあっさりと嵌ったディードは、ユーノの股間に顔を埋めた。
「う、うむっ・・・ちゅ、はむ・・・ユーノさん、私もご奉仕します・・・ん、んむっ・・・」
射精の残滓を唇で残らずこそぎ取り、すずか達の唾液諸共に啜り、飲み込んでいく。
長く艶やかな茶色の髪を靡かせ、粘液で塗れる肉棒を献身的にしゃぶり尽くす。
やがて奉仕に熱がこもり始めたディードは、何の躊躇も無く口を開き、肉棒を咥えた。
「あむっ・・・ちゅ、んんっ・・・んむぅ・・・ユーノさん、ちゅぶっ・・・れろ、ちゅ・・・」
口で扱かれる気持ちよさに、耐え切れずにユーノは息を吐く。
ユーノの反応から気持ちのよいポイントを見つけ、ディードは重点的にそこを攻める。
「お邪魔しちゃ悪いから、私達は退散するね」
「ユーノさん、また後で」
すずかとギンガは手を振ってその場から立ち去って行った。
「んちゅむっ・・・ちゅむうぅ・・・はむ、れろっ・・・んむっ・・・」
2人っきりになり、ディードはますます奉仕に没頭し始めた。
唇を肉棒に押し付け、裏側から竿の部分を吸い上げていく。
頬を興奮で色づかせたディードは、先端の割れ目に舌先を差し入れ、こねくり回す。
唇を窄めて肉棒全体を扱き、時折、口腔内で先端を弄くる。
ディードの口許からは、唾液と飲み込めない精液が混ざり合って、滴り落ちる。
「んっ・・・はぁん、んむぅ・・・熱いです・・・むちゅ、れろ、はむっ・・・ちゅ・・・」
目をトロンとさせ、ディードは肉棒を見つめる。
吸い付く唇の強さも更に増し、肉棒がドクドクと脈打つのを感じる。
その舌使いにも熱がこもり、根元からカリまで満遍なく舌を這わしてくる。
「えーと、そこの部分も擦る様にお願いできるかな?」
「んんっ・・・はぁっ、れろ、んむっ、ちゅ・・・こう、ですか?」
ユーノの反応を伺いながら、ディードは熱心に唇で扱き、舌で舐りまわす。
口での奉仕が予想以上の快感をもたらし、はちきれんばかりに膨張した肉の砲身は、欲望を溜め込み、爆発寸前だった。
「んくぅっ!!・・・何だか、大きくなって・・・んちゅぅ、むっ・・・ん、はあむっ・・・」
自らの奉仕で肉棒が膨張したのだと悟ったディードは、積極的に唇を寄せてくる。
熱が弾けて開放される寸前の、甘い痺れが身体の奥から沸きあがるのを感じ、ユーノは溜息をつき、ディードも射精が近い事を理解し、肉棒を喉奥まで咥え込んだ。
「・・・ふむっ、出して・・くだひゃい、ユーノさんのお汁、飲みたいです・・・」
舌を肉棒に絡みつかせながら、ディードが上目遣いでユーノを見つめる。
その凶悪な可愛さにユーノの興奮は最高潮に達し、精を吐き出した。
「・・・ん、あっ、で、出るよ!!」
「――!! んん、むぐっ・・・はむ、ん、ごくっ、ごくっ・・・」
咥内に吐き出された白濁をディードは懸命に飲み込んで行く。
その健気な姿にユーノは無性に彼女が愛しくなった。
「・・・は、あふぅ、ユーノさん・・・も、もう我慢できないんです・・・」
白濁を飲み干したディードは熱い息を吐き、もどかしそうに太腿を擦り合わせる。
そして近くの岩に手を突き、ユーノの方を振り返って誘ってくる。
ユーノの視線を受けて本格的に火照ってきたのか、身体を揺する。
白いビキニの水着越しにも割れ目が浮かび上がり、物欲しげにひくついている。
「うわ、凄くいやらしい・・・」
「い、言わないで下さい、恥ずかしいんです、焦らすのは止めて下さい・・・」
むせ返る様な濃密な女の匂いが漂ってくる。
水着の股間部分は薄っすらと染みが出来ており、一刻も早く肉棒を咥えこみたくて、待ち焦がれている様だった。
「ここはどうなっているのかな?」
ユーノは水着の股布の部分を横にずらし、指を軽く割れ目に差し込んでみた。
濃密な牝の匂いを孕んだ淫蜜があふれ出してくる。
「もう、ビッショリだね」
「嫌です・・・い、意地悪しないで下さい・・・」
目元に涙を溜めてディードは振り返り、切なげに訴えてくる。
そんな彼女の尻に、肉棒を軽く触れさせた。
それだけでディードの身体が震え、自分から尻を突き出してきた。
先端が軽くディードの中に埋没した。
「そんなに僕のが欲しかった?」
「はい・・・更生プログラムでお会いした時から、貴方をお慕いしていました・・・」
ディードが豊満な肢体をしならせながら、告白する。
その間も淫肉は動き、僅かに埋まった肉棒を絞る様に蠕動する。
奥の方に引きずり込もうとする淫肉の動きに逆らい、ユーノは動きを止めた。
「・・・ど、どうして・・・お、お願いです、意地悪しないで下さい・・・」
「はっきり言って欲しいな。僕にどうして欲しいのか」
あまりにもいじらしいディードの姿につい意地悪したくなったユーノは焦らしてみた。
想い慕う相手に苛められ、被虐の快感にディードは切なそうに腰を振る。
尻をいやらしく振り、肉の快楽を求めるディードの姿は、清楚な聖王教会の修道女とはかけ離れている。
「・・・お願いです、ユーノさんのオチンチンで深く突いて下さい・・・き、気持ちよくして欲しいんです・・!!」
頬をこれ以上無いほどに真っ赤にしてディードは顔を俯かせた。
「うん、解ったよ。意地悪してごめんね」
ディードの細い腰を掴み、ユーノは一気に奥深くまで突き入れた。
「ふっ、あぁっ・・・お、奥深くまで、ふあぁんっ・・・き、気持ちいい・・・は、はふぅ!?」
待ち望んでいたモノを入れられ、どうやら軽くイってしまったらしい。
身体をビクビクと波打たせるディードの内部を深々と抉り、ユーノは腰を振った。
それに応じてディードも腰を回し、肉の襞が蠢き、肉棒を包み込んでくる。
入り口の締め付けは緩いが、それとは反対に奥の方はグイグイと締め付けてくる。
一度軽く抜いてから、また深く刺す。その度に襞が竿にザラザラと絡み付く。
そうしていると、先端が奥の方に当たった。
「ん、あ、あぁぁっ・・・!!」
「ここが気持ちいいのかな?」
「・・は、はい、そ、そこが気持ちいいです・・・だ、出してください、わ、私の中に・・・」
ディードの秘所が収縮する。ユーノは抜き差しを早くした。
そして最奥部まで肉棒を突きいれてユーノは精を開放した。
淫肉の痙攣が、肉棒から精液を最後の一滴まで搾りつくしていく。
「・・・ん、はあっ・・はあっ・・・ん、ふぅう・・・」
ディードの荒い息遣いが響き渡る。
それに合わせて精液と淫蜜の混ざり合ったモノが、秘所から断続的にこぼれている。
絶頂直後で力が入らない身体を動かしディードは、ユーノの前に膝立ちになった。
「・・・よいしょっ・・・と、んん・・・えい・・・」
ディードは自分で水着を脱ぎ捨て、露になった豊かな乳房で、肉棒を挟みこんだ。
射精直後で中途半端な固さだった肉棒は、ディードの乳房に挟まれた事で、一気に膨張し、ムクムクと成長してしまう。
「あ、大きくなってきましたね・・・」
自分の胸の谷間から顔を覗かせた肉棒を見てディードが熱い息を漏らす。
あっという間に復活した肉棒は、ディードの胸の谷間の圧力から逃げられない。
「気持ちよくなって下さい・・・ユーノさん、ふぅ・・・何かして欲しい事はありますか?」
限界まで勃起した肉棒の殆どは、今では乳房の間に埋もれて先端が少し見えるだけになっている。
「とりあえず君が思う通りにやってごらん」
「・・・はい!!」
愛しい相手から任されたのが嬉しかったのか、ディードは柔らかな笑みを浮かべ全身を揺さぶる様にしながら、胸の谷間で肉棒を扱き始めた。
「んっ・・・ふぁ、んっ・・・ふあ、んん・・・はぁっ・・・」
ディードが動き始めてから間もなく、肉棒の先端から先走りが溢れ始めた。
相変わらずディードの胸は、素晴らしい圧迫と摩擦を肉棒に送り込んでくる。
溢れ出る先走りの汁は、肉棒と乳房の間に絡みつき、汗と混ざり合い潤滑油の役割を果たし始めた。
「凄い・・・どんどん大きくなって・・・素敵・・・」
「あ、ふうぅ・・・たまらないよ」
先程は違う潤いを持った刺激に、ユーノは声を漏らしていた。
その漏れた声を頼りにディードは、ユーノの感じるポイントを探る様に、執拗に肉棒を攻め立ててくる。胸の谷間で肉棒が更に熱く、膨張していく。
「・・・ん、はあっ、こ、この匂い・・・だ、駄目ぇ・・・ん、はぁんっ・・・」
肉棒から立ち昇る匂いを嗅ぎ、疼き始めた身体をディードは揺すった。
そして徐に胸の谷間から覗く先端にむしゃぶりついた。
「んんっ・・・ちゅ、じゅるじゅる・・・ん、れろ、じゅぱ・・・はむぅ・・・」
咥内に迎え入れた先端を舌で美味しそうに舐め回す。
口を離すと、啄ばむ様に口付け、また咥内へ。
「う、うわ・・・凄い、気持ちよすぎるよ・・・」
「ユーノさん、一杯気持ちよくなって下さい・・・ん、れろ、ぱく、んむっ・・・」
蕩ける様な声を漏らし、ディードは乳房で肉竿を扱き、咥内に先端を迎え入れ、舌をネットリと這わせてくる。その大攻勢の前にユーノは、限界に達した。
「ん、もう・・・出るよ」
「はい・・・はむっ、んんっ!!」
洪水の様な勢いの白濁。それをディードは肉棒を喉奥までくわえ込み、飲み干した。
全部を嚥下し、ディードは苦しそうに息をついた。
「無理して飲まなくてもよかったのに・・・」
「ユーノさんのですから・・・平気です」
強がりなのは明らかだったが、ユーノは敢えて何も言わずにディードを優しく抱き寄せ、不意打ち気味に唇を奪った。
「ん、はあっ・・・ユ、ユーノさん・・・ん、んむっ、ちゅる・・・はむぅ・・・」
「・・・ん、ちゅぅ、はむっ・・・ちゅ、ディード、可愛いよ・・・」
突然の接吻に驚きで目を見開くディードだったが、直ぐにユーノを受け入れ、積極的に舌を絡め、唾液を交換しあう。
「・・・ユーノさん、まだ出来ますか・・・私、もっとユーノさんとしたいです」
濃厚な接吻を終えたディードが瞳に淫靡な光を宿してユーノを見つめてくる。
「まだ出来るよ、今度はどうする?」
「・・・今度は向こうの方でしたいです」
そう言ってディードは、ユーノの手を取って、プールに備え付けのシャワー室に連れて行く。そしてシャワーのお湯で汗や精液を洗い流す。
「ふふっ、これでさっぱりしましたね。ところで・・・これはなんですか?」
ディードはいつの間にか小型のボトルを手に持っていた。
恐らくはこのシャワー屋に置いてあった物だろう。
少しだけ色のついた液体がボトルの中でタプンタプンと揺れている。
ご丁寧にボトルの表面には『ご自由にお使い下さい by月村すずか』と油性マジックを使って太字で書かれていた。
「恐らくローションじゃないかな」
「確か滑りを良くして、肌の感触を滑らかにする為の物でしたよね?」
元《ナンバーズ》の末娘さんは割と物知りだった。
好奇心に満ちた瞳をボトルに向け、声を弾ませて言った。
「折角だから使ってみましょう」
それから僅か十秒後、ディードの肢体はローションに塗れていた。
ユーノを床に押し倒し、自ら肢体をローションに塗れさせたディードが、猫が甘える様に抱きついてくる。ディードが僅かに身じろぐだけで、粘液が卑猥な音を響かせる。
「ん・・・はあぁぁ・・・ユ、ユーノさんの指ぃ・・・っ、あ、ふぁっ」
ディードの身体から滴るローションで濡れた掌に、ディードの尻は敏感に反応した。
ユーノに抱きつき、胸板でむっちりと潰れている豊かな果実がいやらしく形を変える。
ローションのぬめりに助けられ、ディードの身体は滑らかにユーノの全身を愛撫する。
「・・・何だか全身をマッサージされているみたいです・・・あ、ふぅ、ユーノさんの、太腿に当たってます・・・固くて熱い・・です・・・」
「この状況で興奮するなっていう方が無理だよ」
寧ろユーノは自分から太腿に擦り付けて、昂ぶりを訴えた。
「たくさん・・私の身体で興奮して下さい・・・」
妖艶に色づいた身体を揺すり、ユーノの唇を軽く舐めディードは再び身体をグラインドさせていく。その中で最も奔放な動きを見せているのは、圧倒的なボリュームを誇る乳房だった。自重で潰れて押し付けられた形のままでグラインドする動きにより、自らも快楽を得ているのだろう。意識的にディードは乳房を突き出していた。
「・・・ん、はふっ、ユーノさんのオチンチン、私の太腿に触れて・・・あ、はぁんっ!?」
下半身に気を取られている隙に首を伸ばしユーノは、ディードの耳朶を強めに噛む。
それに驚いたディードが、ユーノを抱きしめ、豊かな胸元に溜まった大量のローションが行き場を無くし、卑猥にグチュグチュと鳴った。
「もう・・・悪戯したら駄目ですよ?」
ヤンチャな子供を諭す様な笑みを浮かべ、ディードは懸命に奉仕を続けてくれる。
そして顔を寄せて、ユーノの唇を舐め回しながら、ローションで濡れた指をユーノの髪に絡めてくる。
「・・・ディード、君の肌、どんどん熱くなっていくよ」
「わ、私の身体、芯の方から熱くなって・・・あ、ふぅ・・・」
柔らかく、しっとりと吸い付く様な肌の感触は、瑞々しさを増していく。
ふと身体を上げたディードの豊かな胸から、ユーノの胸板に泡立ったローションが糸を引いて垂れ落ちた。思わず言葉を失う程に美しく淫靡な光景だった。
「はあぁぁんっ!? ユ、ユーノさぁん・・・そ、そんなにしたら、あ、ふあぁんっ!!」
直ぐに掌で乳房を握り込み、ローションを塗り込む様にグニグニと揉みしだく。
肩を震わせて悶えるディードがお返しとばかりに、太腿を肉棒に擦り付けてくる。
ユーノも動きを合わせて、太腿を超えた先の方にまで肉棒を突き出していた。
その度にディードの奥から溢れ出てくる、明らかにローションとは異なる滴り。
「・・・ユーノさぁん、だ、抱きしめて下さい・・・ユーノさんの温もりを感じたいです・・・」
ユーノの指が与える感覚を振り切り、ディードが甘える様に密着してくる。
それに応え、ユーノは背中で腕を交差させた。
密着状態でディードの上半身がうねり、ユーノに痺れる様な快感を送り込んでくる。
「う、ふあぁっ・・・う、す、凄いよ・・・ディード、くっ、んん・・・」
身体の表面を軽く擦られているだけなのに、刺激が脳天まで突き抜けてくる。
一方、ディードもそれは同じらしかった。
重ねあった身体の震えからも、彼女が味わっている快感の度合いが伝わってくる。
「あ、はふぁっ・・・ん、はぅんっ・・・ん、ユーノさん、はぁ、んんっくぅ・・・」
屹立した肉棒を掴んで、自らの秘所に寄せていくディード。
そして引っくり返りそうになる程に仰け反る、豊満な肢体。
飛び跳ねる様にしてユーノは、その細い腰に腕を回していた。
「・・・は、ふあぁんっ!?」
秘所の入り口に肉棒の先端部が触れただけでディードはか細い息を付き、小刻みに身体を痙攣させている。
「わ、私、少し・・・達してしまったみたいです」
「凄く可愛かったよ」
背中を軽く撫で上げるだけでも、ディードは敏感に反応を示す。
緩慢な動きだったが、ディードがローション塗れの肢体をユーノの上でくねらせた。
「ユーノさんはそのままで居て下さい・・・私が気持ちよくしてあげますから・・・」
「あ、もしかして・・・」
頬を真っ赤に染めながらもディードは答えず、その肢体を揺すり、ユーノの下腹部に跨ってくる。白い肌から垂れ落ちるローションが物凄く淫らだった。
「それでは・・・ユーノさんのオチンチン、食べちゃいますね・・・」
確かな女の悦びを瞳に宿して、ディードはゆっくりと腰を上げる。
挿入は拍子抜けする程にスムーズだった。
「・・・はあぁっ、あ、ふあぁん・・・あん、入って・・・ユーノさんの・・・あぁん・・・」
ローションの滑りも手伝って、肉棒はあっさりと秘所に引きずり込まれていく。
肉棒の感触に陶然としたディードは、一気に腰が落ちてしまった。
それはまさに“突き刺さる”という形容が相応しい―――深い挿入。
「・・・くぅ、凄い締まり、はぁっ・・・」
「う、はぁん・・・ユーノさん、奥にまで届いてぇ・・・あぁっ・・・」
切なくも気持ちよさそうに喘ぐディード。
脈動する淫肉は軽く肉棒を出し入れさせるだけでも、桁外れの快感をもたらす。
「軽くイッたばかりできつくないかな?」
「大丈夫です、あ、ふあぁん・・・私、もっとユーノさんを味わいたいです・・・ひぅん・・・」
そう言ったディードは腰を激しく動かし始めた。
同時に無数の肉襞が熱を帯びてザラザラとした官職を伴って肉棒に絡みつく。
入り口の方は緩く締め付けるのに、奥の方はきつく食いついてくる。
「・・・あ、ひゃぅんっ!? ユ、ユーノさん、だ、駄目です・・・む、胸を揉んでは・・・私、気持ちよくなって・・・あ、ふあ、んう・・・はんっ!!」
「遠慮しなくていいよ・・・二人で一緒に気持ちよくなろう」
挑発的に円運動をする白い果実を掌で撫で転がし、特に薄桃色の先端を重点的に刺激すると、ディードは甲高い嬌声を上げて身悶え、秘所の締まりも増す。
「・・・あん、ユーノさんてば、それなら一杯揉んで下さい」
前傾姿勢をとるディード。彼女の方からもユーノの胸板に手を置き、強調した乳房をユーノの眼前にさらす。力を込めて思う存分に極上の弾力を楽しむ。
「ひゃあぁぁんっ!!・・・あ、ふあぁんっ・・・ユ、ユーノさん・・・んんっ・・・はぅ」
性感帯である豊満な胸を攻められ、感極まった様にディードは身体を仰け反らせる。
ユーノは胸から手を離し、ディードの太腿を掴み、勢い良く突き上げた。
「・・・あ、ふ、ふうぅっ、ぉ、奥に届いて、も、もっと・・・突いて下さい・・・ん、はぅんッ!」
望み通りに奥まで突き上げられ、ディードは色っぽく朱に染まった身体をくねらせる。
そして自ら乳房を揉みしだき始めた。圧倒的なボリュームを誇る白い塊が変形する。
その痴態に煽られたユーノは、屈伸に近い下半身の使い方で立て続けに攻めた。
苛烈な突き上げに、股間に溜まったローションと淫蜜の混合物の飛沫が飛び散る。
「も、もう・・・らめれす・・・ユ、ユーノさ・・きもちよすぎ、てぇ・・・あぅ、くぅん・・・」
流麗な髪を振り乱し、汗とローションに塗れたディードの肢体がビクビクと痙攣して、奥の締め付けが一際きつくなり、肉襞のザラザラの感触が鮮明になる。
もう、ディードは絶頂に達する直前だ、だが、それを承知の上でユーノは腰を使う。
「ユーノさん!! ユーノさん・・・あ、ぁあぁぁん・・・」
余りに強烈過ぎる快感に震え、無我夢中でディードは腰を振りたてる。
「わ、私の中に・・・注ぎ込んでください・・・あ、ユ、ユーノさんの色に私を染めてぇ・・・」
「解ったよ、それっ!!」
ディードのムッチリとした尻に手をかけ、グイグイと引き込んでいく。
瞬く間に襲い来る限界から逃れる術は無い。
「ひあっ・・・ユ、ユーノさん・・・あ、んん・・・―――・・・―――!!」
一際、ディードが大きく身体を仰け反らせる。
その瞬間を狙ってユーノは肉棒を突きいれ、爆発させる。
肉の大砲は、ディードの最奥部で脈動して溜め込んでいた精を吐き出す。
その精の量と熱さに驚きながらも、絶頂に達したディードは心地よさそうに息を吐き、ユーノの上に崩れ落ちる。
倒れ込んできた彼女をユーノはしっかりと抱き止め、暫しの間、その余韻に浸る。
「・・・熱い、です・・・あん・・・愛しい殿方との交わりがこんなに心地いいだなんて・・・」
自らの体内で暴れ狂う精の奔流を感じながらディードは、瞳を潤ませ、頬擦りする。
ユーノはそんな彼女の頭を優しく撫でてやった。
するとディードは子犬の様に目を細めて、ユーノの肩をペロリと舐めた。
「・・・ディード」
「ふぁ、ユーノさん、なんですか・・・あ、ちゅ、んくっ、んん・・・」
ディードが余りにも愛らしくて、ユーノは未だに余韻が覚めやらぬ彼女を抱き寄せて、その艶やかな唇を奪っていた。
少し驚いた様子だったが、直ぐに向こうから舌を絡めてきてくれる。
ディードの蕩けた女の部分に咥え込まれたままの肉棒に、熱と芯が通る。
「・・・ん、ふぁっ、ユーノさんの、ま、また大きくなって・・・あ、ふぅ・・」
「ディード、もう少しいいかな?」
「・・・あふぅん、まだするんですか?」
余韻に満たされていたディードの反応は何処か気だるげで悩ましい。
そして彼女の視線は、卑猥な音を奏でる結合部に注がれていた。
暫しの逡巡の後―――
「・・ふふっ、いいですよ、私をたくさん抱いて気持ちよくなってください・・・そして私を気持ちよくしてください」
「解ったよ、それじゃ・・・行くよっ!!」
何回か達したおかげでいくらか余裕がある。
一突きずつに変化を織り交ぜて、肉棒と淫肉を擦れ合わせる。
「・・・はあっ、はぅん、ひぅ・・・あ、気持ちいいです・・・」
ディードの歓喜を示すかの様に、襞がざわめき、肉棒を締める。
気がついたらユーノは腰を叩きつけ、覆いかぶさっていた。
そうすると全身に滑りを感じた。ローションではない、熱い汗の滴り。
「・・・君の汗の匂い、甘い香りがする・・・」
「い、嫌ぁ・・・恥ずかしいです・・・ん、はむっ・・・れろ・・・は、んちゅっ・・・」
初々しく恥らうディードの唇を優しく塞ぐ。
豊かな乳房を揉み、肉付きのいい尻を捏ね、肉棒を思い切り叩きつける。
我を忘れて、快楽に喘ぐディードの嬌声がシャワー室に響き渡った。
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目次:黒の碑に捧げられし奴隷達。
著者:黒天
890 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/02/13(月) 15:55:27 ID:Xwac2NkI [2/18]
891 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/02/13(月) 15:56:11 ID:Xwac2NkI [3/18]
892 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/02/13(月) 15:57:07 ID:Xwac2NkI [4/18]
893 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/02/13(月) 15:57:46 ID:Xwac2NkI [5/18]
894 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/02/13(月) 15:58:18 ID:Xwac2NkI [6/18]
895 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/02/13(月) 15:58:54 ID:Xwac2NkI [7/18]
896 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/02/13(月) 15:59:47 ID:Xwac2NkI [8/18]
897 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/02/13(月) 16:00:36 ID:Xwac2NkI [9/18]
898 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/02/13(月) 16:02:00 ID:Xwac2NkI [10/18]
899 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/02/13(月) 16:02:31 ID:Xwac2NkI [11/18]
900 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/02/13(月) 16:03:06 ID:Xwac2NkI [12/18]
901 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/02/13(月) 16:04:28 ID:Xwac2NkI [13/18]
902 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/02/13(月) 16:05:09 ID:Xwac2NkI [14/18]
903 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/02/13(月) 16:06:01 ID:Xwac2NkI [15/18]
904 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/02/13(月) 16:06:40 ID:Xwac2NkI [16/18]
905 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/02/13(月) 16:07:14 ID:Xwac2NkI [17/18]
次元世界で最大規模を誇っていた聖王教。その総本山は既に存在しない。
大地は何か丸いスプーンで掬い取ったかのようにえぐり取られ、ガラス状の光沢すら放っている。そのガラス状の大地の上を歩きながら、管理局の首都航空隊の制服に身を包んだ、烈火の将シグナムはボリボリと頭をかいた。
内乱鎮圧に駆り出され、ミッドチルダに帰還後、ここの現場検証の手伝いに回されたシグナムだったが、戦闘が本職の彼女に調査など無理と言う物である。
実際、現場検証は殆ど終わり、彼女は見回りも兼ねて辺りを見て回っている。
そこには――何も無かった。
「大聖堂も無いな・・・跡形も無く蒸発したか」
多くの信徒達が訪れ、祈りを捧げていた大聖堂があった辺りの場所に来たシグナムは溜息をついた。古代ベルカ出身の彼女だが、別に聖王の信徒という訳ではない。
ただ、伝統ある建物が一瞬にして消えた事に、何ともいえない気分になっただけだ。
「それにしても、これ程の惨状を作り出すには、どれ程の熱量が必要か・・・考えただけでも気が遠くなりそうだな」
彼女が持つ最大の火力を誇る技――シュツルムファルケン百万発分の熱量でもまず不可能であろう。シグナムはふと足元を見た。それはガラスの欠片だった。
以前、海鳴にいた時、科学の特番で核実験が行われた砂漠の跡地を見た事があるが、その時、カメラが映した、砂に超高熱が加わって出来たガラスによく似ている。
「超高熱で溶け・・・混ざり合った砂のガラスか」
砂のガラスを拾い上げ、シグナムはしげしげと眺めた。
鈍く光るガラスは彼女の凛々しく覇気に満ちた美貌を映している。
「こういった代物がここにあるならば、少なくとも核爆弾並みの熱量が此処に生じた事になるな。何とも凄まじい話だ・・・」
リインフォースから話を聞いていなければ、シグナムとて信じられなかっただろう。
これが灼熱の支配者のー―フォーマルハウトという恒星に住まう――≪神≫の――絶大な力が顕現した痕跡だとは。
砂のガラスを手の中で弄びながらシグナムは空を見上げた。
近付くのは、ヘリのローター音。
マスコミのヘリだろうが、彼等は何も見つける事は出来ない。
そこには本当に何もないからだ。もう幕は下りたのだ。
詳細な事の顛末を識らない彼らに出来る事は、あれこれと憶測を巡らせ、その惨劇の事実を日常に埋没させることだけだ。そして、殆どの者は真相を知る事は無い。
「・・・とりあえずは昼食をとるか」
朧気ながらも今回の事件の真相を知る1人であるシグナムは、肩を回しながらガラス状の荒野の片隅に建てられた、大型のテント――学校の運動会でよく見かけるーーの方に歩いていった。
「こら、セッテ、俺の唐揚げ取るな!!」
「みまみま・・・早い者勝ちだ、ラッドが遅いのが悪い」
「まあまあ・・・2人ともまだ一杯あるから」
テントの中ではテーブルに腰掛けたラッドとセッテが、ディエチ謹製の唐揚げを巡って、激しく争い、そんな2人を困った様な笑みを浮かべたディエチがたしなめている。
「お前達、本当に呑気だな」
そう言いながらシグナムも、テーブルの上に置かれた弁当箱の中から、卵焼きを1つ取って口に放り込んだ。うむ、実に家庭的な味だ。
料理の基本に忠実に従い、旨味を引き出している。
凝った料理に挑戦しては、超常現象を引き起こす湖の騎士にも見習って欲しい。
「そりゃシグナム二尉、俺達、『怪異特別対策課』の仕事はもう終わっちゃいましたし」
唐揚げを諦め、一口サイズのハンバーグを箸で突付きながら、ラッドは言った。
『怪異特別対策課』―――ユーノやクロノが、地上本部に働きかけて設立した極秘の部署である。表向きの仕事は、クラナガン廃棄区画の整備・大規模災害の復興支援だが、本来の任務は宇宙的な恐怖に関わる遺物の回収や封印である。
メンバーはラッドを課長に、ギンガ、ディエチ、セッテ、それに無限書庫から移籍してきた怪異に精通した司書が数人。
組織上では陸士108部隊の下にあるが、実際には無限書庫に直属している。
とはいっても発足して間もない部署である上、任務の内容が内容なので公にする訳にもいかない。要するに機密部隊であり、脚光を浴びる機会など無いに等しい。
恐らくレジアス中将辺りは「本局の連中が作った胡散臭いオカルト研究会」と思っているだろう。当然、予算も人員も余り回って来ない。
かつての機動六課と比較しても雲泥の差だ。
「機動六課が恵まれすぎてたんだよな」
メルギアガメラと呼ばれる食用巨大亀の肉団子を頬張りながらラッドは呟いた。
今回の事件にしても、宇宙的恐怖の痕跡を消去しなければならないのだが、ユーノが放った≪火精の王≫の一撃は何もかも消し飛ばしてしまった。
要するに隠蔽工作をやろうにも“現場に何も無い”為にラッド達は手持ち無沙汰だ。
他の部署の連中はラッド達に後始末――災害跡地の復興支援――を任せて、既に撤収している。彼らは今頃、マスコミの取材に応じている筈だ。
とはいっても『終末思想のテロリストが起こした暴挙』という事で片がつくだろう。
常識的な人々から見て今回の事件の真相は荒唐無稽で理解しがたいものだからだ。
「・・・世界を滅ぼす“宇宙怪獣”がやって来て、ソイツを別の“宇宙怪獣”の力を借りて倒しましたなんて言っても・・・誰も信じてくれないよな」
「寧ろ病院に行けと言われるな」
ラッドの呟きを、無駄のない動きで唐揚げを掠め取りながらシグナムが補足した。
数百年の時を生きてきたシグナムでも、外宇宙の裏側に蠢く恐るべき怪異の存在を初めは信じる事が出来なかった。
無限書庫の禁書区画での特別研修が無ければ、今も信じなかっただろう。
「どうやら無限書庫の禁書区画のいくつかは別の次元に通じているらしいな」
シグナムの言う通り、別世界への旅は奇想天外だった。
――――歪み果てた空間に佇む古代都市。
――無数に立ち並ぶ尖塔の手前を巨大な月が横切っていく。
――金属製の霧が立ち込める、何処とも知れぬ星。
―――異界の知識を収めた巨大図書館。
「私達、ある意味で貴重な体験をしたんだよね」
「普通なら体験しようと思って出来る事じゃない」
ディエチとセッテは食後のお茶を飲みながら頷いた。
月の裏側では、ピンク色の薄気味悪い化物に襲われた時は生きた心地がしなかった。スクライア一族と共同戦線を張っている知恵ある猫達の助けが無ければ、命が無かったかもしれない。
「・・・あの猫達の中にリーゼ姉妹が居たな、そういえば」
猫族の勇猛な女戦士として、彼女達はちょっとしたアイドルらしい。
不倶戴天の宿敵である土星の猫――驚く事に宝石で身体を形成している――を相手に一歩も引かずに戦う彼女達の勇姿を思い出し、シグナムは笑った。
その後、彼らのテントにお茶菓子をお盆に乗せて執事服姿のオットーが入ってくる。
「それにしてもオットー、ディードは上手くユーノさんにアタック出来てるかな?」
「うまうま・・・ディードは割と奥手だから、姉としてはそこが心配だな」
上品な仕草で紅茶を啜るディエチ、聖王饅頭にかぶり付くセッテ。
そんな対照的な2人を見遣りながらオットーは穏やかに微笑む。
「ディードなら大丈夫だよ。“フェレットの王子様”と一緒の船旅を楽しんでるよ」
朝が来た。生物としての本能からそれを悟ったクロノは上半身を起こした。
そこでふと下半身に、股間に違和感を感じた。
シーツをめくってみると――――
「あ、ク、クロノ・・・おはようございます」
神聖な法衣に身を包んだカリムが法衣の前をはだけ、露にした豊満な乳房の谷間に朝勃ち状態の肉棒を挟みこんでいた。
「と、殿方の朝の昂ぶりをこうして鎮めるのが、豊かな胸を持った女の役目だとエイミィさんに教わりましたので・・・こ、こうしてご奉仕を・・・」
恥ずかしそうに頬を染め、見上げてくるカリム。
汗ばんだ胸の谷間で途方も無い熱を感じ、肉棒は早くも先走りの汁を滲ませている。
白く豊かな胸の谷間から卑猥な水音が規則的に響いてくる。
谷間の間から覗く肉棒の赤黒い先端は、ぱっくりと開いている。
「貴方の・・・肉の剣、ピクピクと震えています・・・悦んでくれているんですよね?」
「当たり前だ、とても気持ちいいぞ」
「ん、ちゅぱ・・・ちゅ、はむ、ぺちゃ、んむっ、ちゅ、れろ・・・」
軽く頭をなでると、応える様に舌を伸ばし、先端に触れてくる。
先走りを味わう事に夢中になり、乳房の動きが止まってしまう。
クロノの視線に気付き、乳房を忙しなく動かし、肉棒を圧迫してくる。
「あんっ、どうですか、クロノ、気持ちいいですか?」
「ああ、気持ちいいぞ」
「ふふっ、嬉しいです・・・んむ、ちゅる・・・ぴちゅ、れろ・・・」
小さな舌が翻り、扇情的にクロノの欲望を煽り立てる。
律動する肉棒が谷間から顔を覗かせる度に、カリムは舌で受け止め、クロノの肉棒を美味しそうに味わう。その息遣いは甘く蕩けていく。
「カリム、先端部分を咥えてみてくれないか?」
「はい・・・あむ、ちゅうぅ、ぺろ、ぴちゃ・・・はむ、れろ・・・」
言われるがまま、カリムは肉棒の先端に美味しそうにむしゃぶりつき、乳房で肉の竿を扱き上げる。汗や先走りを潤滑油に、肉棒は熱く滾り、魅惑の谷間で律動する。
「く・・・はあっ、カ、カリム・・・いいぞ、もっと頼むぞ」
「ふふっ、解っていますよ、クロノ・・・」
極上の柔らかさと弾力、キメ細やかな肌の感触が染み込む様に肉棒を刺激する。
自ら豊かな乳房を押し付け、カリムはリズミカルに上下させていく。
そうしている内に射精感がせり上がってきた。
「・・・出る、扱いてくれ、カリム」
「・・・れろ、ぺちゃっ、はむっ・・・」
求めに応じ、乳房で圧迫して竿を刺激し、谷間から突き出た先端部を咥内に含んだ。
舌が先端部をぺチャぺチャと舐め回す。
「・・・ん、んんっ!?・・・ひ、あぁんっ・・・」
硬く勃起した薄桃色の先端を摘まみあげられ、カリムは身悶えた。
その刺激に身体をくねらせ、精が弾ける事を感じ取り、カリムは乳房を振り始める。
舌と口と胸を総動員して肉棒に奉仕するカリム。そして彼女の咥内で精が爆発した。
「・・・あ、むぅ、んぐ、ごくっ・・・はむ、ごくっ・・・熱い、それに凄く濃い・・・」
咥内に収まりきらない程の白濁の樹液を細い喉を鳴らし、カリムは嚥下していく。
その唇の端から唾液と混ざり合った白濁が垂れ落ちた。
「・・・はぁんっ・・一杯出ましたね」
白濁を飲み干し終え、恍惚とした表情で溜息をつくカリム。
そんな彼女の尻を撫で回す手。
「ひぁうっ!?・・・あ、はぁん・・・」
「カリムさん、感度いいなあ・・・ふふっ」
黒いロングスカートに包まれたカリムの尻を撫で回しながら、ラフな下着姿のエイミィは笑った。そのままロングスカートを捲り上げる。
「うわ・・・もう、グチョグチョ・・・クロノ君のオチンチン、しゃぶって興奮したんだ?」
「い、嫌ぁ・・・は、恥ずかしい・・んん、は、あふっ・・・」
恥ずかしそうに身体を震わせる、その姿は実に苛めたくなる。
それはエイミィも同じだったらしい。
「・・・は、あ、あぁっ、な、何を・・・あ、はっ、ひぁぅ・・・あ、んん・・・」
エイミィはカリムの後ろに回りこみ、ショーツをずり下ろし、騎乗位の体勢をとらせた。
そしてカリムの淫壷は、未だに硬いクロノの肉棒を難なく呑み込んでいく。
「・・・あ、はあぁんっ・・・は、入ってくるぅ・・・き、気持ちいい・・・あ、ふあぁんっ!!」
「・・・カリムさん、はしたなく喘いじゃって・・・もうビンビンに尖ってる」
「こっちの方も貪欲に咥え込んでくる、カリム、凄くいやらしいぞ」
豊満な乳房の頂点を摘まみあげられ、下から肉棒で突き上げられ、カリムは悩ましく喘ぐ。細い腰をくねらせ、甘い嬌声を張り上げ、快感を貪っている。
神聖な法衣姿のままで男とまぐわう姿は、実に卑猥だ。
「・・・あ、あふぅんっ!! ク、クロノ、も、もっとっ!! んん・・・はふぅ・・・」
「クロノ君、カリムさんの次は私もお願いね?」
「ああ、勿論だとも!!」
最早、快楽を貪る獣と化した3人の声が部屋の中に響き渡った。
「あ、朝早くから何てはしたない・・・はぁっ、んん、はふぅ・・・」
そんな彼らの営みをドアの隙間から覗き見て、熱い喘ぎを漏らす者が1人。
カリムと同じ法衣に身を包んだディードである。
彼女達にとって、聖王教会の法衣が最も落ち着く服装らしい。
それはさて置き―――ディードは、その豊満な肢体を火照らせていた。
好奇心に負けて、部屋の様子を除き見て、あてられてしまったのだ。
「騎士カリム、あんなに気持ち良さそうに喘いで・・・」
無意識の内にディードは法衣の上から、自らの胸を掴み、こね回していた。
それだけではなく、もどかしそうに両脚を擦り合わせる。
「・・・ん、はふっ、あ、ひ、ふぅ、あ・・・ふ、あ、あぁぁっ・・・」
扉から漏れるカリムの嬌声を聞きながら、ディードはその場に崩れ落ちてしまった。
尚も豊満な乳房を左手で弄び、右手の方はスカートに突っ込まれている。
恐らく、スカートの下は大洪水になっているだろう。
「んんぅ・・・ユーノさぁん、あふっ、あん、私を貫いて・・・あ、ふぅ・・・」
どうやらクロノをユーノに、カリムを自分に置き換えて楽しんでいるらしい。
艶やかな茶色の長髪を振り乱し、ゆったりとした法布の上からでも解る豊かな膨らみが形を変える。やがてカリムが絶頂に達するとほぼ同時に、ディードも達した。
「ふふっ・・・約束通り次は私ね?」
脱力したカリムに代わって淫靡な笑みを浮かべたエイミィが跨ってくる。
既に潤いを帯びた秘所は、あっさりと肉棒を咥え込んでいく。
愛妻の中の締まりに陶然となりながらも、クロノは自らの顔の上にカリムを座らせる。
「・・・あ、ク、クロノ、そ、そんなところを・・・で、でも、気持ちいい・・・あぁんっ・・・」
艶かしい喘ぎを漏らし、カリムが肉付きのいい身体を捩り、クロノの鼻先に濡れた粘膜が押し付けられてくる。クロノは淫蜜を溢れさせる秘所に舌を這わせた。
淫蜜は甘い匂いがする。いくらか自分が出した精液が混じっているが、大して気にはならない。夢中で淫蜜を啜り、しこった淫核を舌で突っついた。
「・・・あっ!? ふ、ふあぁっ!? あ、あふぅん・・・ク、クロノ、だ、駄目です・・・」
絶え間なく襲う刺激にカリムは身体を痙攣させ、恥ずかしそうに身悶える。
彼女の様子にお構いなく、クロノは舌の動きを加速させた。
「こら、クロノ君、カリムさんばかりじゃなく・・・・私の方もお願い」
「ああ、すまない」
愛妻の声に応じ、クロノは腰を突き上げる。
無論、舌の動きは続行中だ。
「・・・あ、いい、奥まで来るぅ!!・・・来るのぉ、クロノ君、あぁん・・・いいっ!!」
「私もして下さい、舌で舐めてぇ、突いてぇ、あ、ふぅ・・・んくっ、あ、はぁあっ!!」
肉竿と舌で強弱をつけて、2つの淫穴を攻め立てる。
エイミィとカリムが甘く蕩けきった嬌声を上げ、クロノの興奮を煽った。
扉の外にいるディードの存在に気付かず、彼らは淫らな営みにのめり込んでいった。
その後、覚束ない足取りでディードは、大浴場に赴いた。
手早く法衣を脱ぎ、軽く身体の汗を流し、数十人が入れそうな広さの浴槽に浸かる。
「は、ふうぅ・・・ん、いい湯加減です・・・」
長い髪をアップにし、適温の湯に身体を委ね、ディードは心地良さそうに溜息をつく。
肌は滑らかに水滴を弾き、張りの良さが伝わってくる。
暫く湯加減を楽しんでいたディードだったが、浴槽から上がり、身体を洗い始めた。
鼻唄を歌いながら、聖王教会で使われている高級石鹸を泡立て、可愛いフェレットの絵が描き込まれた愛用のスポンジで身体を擦っていく。
「ディード、ここのお湯は気に入った?」
「すずかさん、はい、折角ですから使わせて頂いています」
大浴場に入ってきたすずかは、浴場を一頻り見渡した後、ディードの側で身体を洗い始めた。そしてディードの方を徐に見遣り、間合いを詰める。
「な、何ですか・・・すずかさん」
「ユーノ君の事を想って、自らを慰めたそうだね。エイミィさんから聞いたよ」
驚愕と羞恥で顔を真っ赤にするディードに対し、穏やかに微笑み、すずかはディードの首筋に舌を這わせた。
「・・・犯されて犯されて身体が快楽を覚えてしまい、愉悦を求め、愛しい人に貫かれたくて、もう身体が疼いて仕方が無いんでしょう?」
ディードの耳元で囁くすずかの言葉は、本質を鋭く突いていた。
「・・・そ、そんな事は、わ、私・・・」
「恥ずかしがる事は無いからね。それをここで証明してあげる」
「な、何を・・・きゃあっ!?」
戸惑うディードの上にすずかは覆いかぶさってきた。
逃げようとディードは必死に抵抗するが、巧みにすずかの身体が絡みつき、身動きが取れない。それに加えて、すずかの的確な愛撫の前に、身体の力が抜けていく。
「ふふっ、綺麗な身体ね」
「・・・あ、ふぁん・・・ひ、あ、ふぅっ・・・き、綺麗だなんて・・・」
恥ずかしそうにディードは身体をくねらせる。
すずかは豊満な乳房の頂点にある突起を重点的に責めてくる。
コリコリした感触を楽しむ様に、丹念に弄ってくる。
「ん・・・はぁっ、ん、くうぅぅ―――!!」
「ふふ、ここが敏感なのね・・・ちゅ、ぺろっ・・・ん、ちゅる・・・」
硬くしこった先端の突起をすずかは口に含み、舐め回す。
その刺激にディードの肢体が震えた。
「・・・んん、ちゅ、はあ、むっ・・・ぺろぺろ、ちゅうぅ・・・」
「だ、駄目ぇ、お、音を立てないで下さい、は、恥ずかしい・・・」
すずかの舌先が、執拗に薄桃色の突起を攻め立てる。
長い舌が絡みつき、突起が舌に転がされ、弄ばれる。
もう、完全にディードの身体は抵抗する力を無くしてしまっている。
そうしている間に、すずかの手が、ディードの股間に滑り込んできた。
「あ、そ、そこは駄目、駄目です・・・あ、ふあぁうっ!!」
敏感な場所――尖り気味の淫核を絶妙のタッチでさすられる。
すずかの的確な攻めは続き、ディードの意思に反して、その唇からは甘い声が漏れ、大浴場の広い空間に木霊した。
両側から柔らかく温かい、何とも心地よい感触がする。
加えて股間の一物が締め付けられて実に気持ちがいい。
「・・・ん、もう朝か」
目を瞬かせながらユーノは右手を上げようとする。だが、動かせない。
真っ先に視界に入るのは、妖艶さを醸し出す暗い色合いの金髪。
続いて左手を上げようとする。こちらも動かせない。
目に飛び込んでくるのは、神秘的な印象の銀髪。
両腕を見目麗しい女性二人に枕代わりにされている。
正面に目を向けると、白くなだらかな女の下腹部。
上を見上げると蒼の長髪を振り乱し、汗で濡れ、半分透けた白いシャツ1枚の格好で柳腰を忙しなく動かす女。白くスラリとした太腿には、薄い水色のショーツが丸まって絡み付いている。
「・・・ギンガ、おはよう」
「おはようございます、ユーノさん、あ、ふあぁんっ・・・太くて熱くて、それにゴツゴツして・・・気持ちいいです・・・」
「朝っぱらから僕の上に乗っかって、何をしているの?」
「ふふっ、何って・・・朝が来て昂ぶっているユーノさんの股間のフェレットさんを鎮めてるんですよ・・・あ、ふぅぅ・・・あ、ん、あふぅ、あ、ひぁん・・・」
そう言いながら、甘い香りを振りまきギンガが騎乗位の体勢で柳腰を振りたてる。
熱く濡れた肉襞に包まれていた肉棒が扱きたてられ、凄まじい快感がそのまま脳天まで突き抜けた。背筋が震え、その直後、硬直していた肉体が跳ねた。
「・・・あ、ふぅ、くふぅん・・・ユーノさん、もう・・・気持ちよすぎです・・・」
快感に喘ぐギンガの最深部からは、とめどなく淫蜜が流れ出し、激しくまぐわう結合部から湿った水音を盛大に響かせていた。
「相変わらず、君の中は・・・いい締まりだよ」
ギンガの秘所は襞を複雑にうねらせ、肉棒をその入口と奥で貪欲に締め付けてくる。
朝立ちで膨らんでいた肉棒が、淫肉に絞られ、今にもはちきれそうだった。
「く・・・もう、そろそろ、出そうだよ・・・は、あふぅ・・・」
「あぁんっ・・・出してください、ユーノさん・・・私の中にぶちまけてぇっ!!」
どうやらギンガもユーノと同じく、興奮と官能の絶頂に居るらしい。
濡れきった瞳で見下ろしながら、搾り出す様な喘ぎを漏らす。
白い女体の全身から官能の汗が吹き出し、滴り落ちる。
「・・・く、うぅ、ギンガ、は・・・ふ、ふあ、んぐっ・・・ギ、ギンガ―――!!」
「は、ひあぅぅん・・・ユ、ユーノさん、はああぁぁぁんん――――!!」
夢中でギンガを貫き、ユーノは肉欲の赴くままに腰を突き上げる。
肉棒を濃密に絞り続けてくれた襞を掻き分け、我武者羅に掻き回す。
「・・・な、中でユーノさんのぉ・・・オチンチンが暴れてる、あん・・・は、ふあっ・・・」
舌なめずりをしながらギンガは、自らの豊かな乳房を揉み、その肢体をくねらせる。
甘く淫猥な匂いが立ち昇り、ギンガは艶かしく身悶える。
「もう、だ、駄目だ!! ギンガの中に出しちゃうよ!!」
「・・・いいです、私の中に出して下さい!!」
腰の辺りで高まっていた熱い塊がとうとう爆発した。
官能の閃光が迸り、ユーノの意識を真っ白にする。
一方、ギンガも自らの内部に叩きつけられる、熱い精の脈動を感じ、満ち足りた表情を浮かべ、ユーノの胸板に倒れ込んできた。
「ユーノさん・・・凄くよかったです」
「僕もだよ・・・ギンガ」
見詰め合っていたユーノとギンガは、自然と唇を重ね合わせていた。
お互いにうっとりと瞳を閉じて唇を重ね、舌を絡めあう。
それは情事の余韻を確かめ合う甘いキス。
「朝からお盛んだな」
「私達にもおはようのキスがほしい所ね」
甘い空気を引き裂く様にユーノの左右から聞こえてきた声。
その声に反応してユーノとギンガは、ハッとした様に顔を上げた。
間髪いれずに腕が伸びてきてユーノの顔を掴み、強引に右に向かせる。
そして何者か――ユーノの右側で寝ていた女性、ドゥーエが彼の唇を塞ぎ、舌が侵入してきて、咥内を蹂躙し、舌を絡め取った。
「んん、んぐっ・・・れろ、はむっ・・・ちゅぱ、ん、れろっ・・・」
「ふふっ、ユーノ・・・貴方の唇、美味しいわよ・・・ん、あむっ・・・」
暫しの間、ユーノの咥内を蹂躙して満足したドゥーエは唇を放す。
今度は左側から手が伸びてきてユーノの顔が左を向き、唇を奪われた。
「・・・はぶっ、んん・・・ちゅう、ちゅぱ・・・は、う、うむ、は、れろ・・・」
「そんなに可愛く喘ぐな・・・れろ、はむ、ちゅぱっ・・・ん、はむっ・・・」
ユーノの左側で寝ていた女性、リインフォースは、ユーノの咥内の粘膜を舐め回し、自らの唾液を送り込んでくる。解放されたユーノは荒く息をつくが、今度はギンガに唇を塞がれ、おまけに左右の耳朶をリインフォースとドゥーエに甘噛みされた。
彼女達は、ユーノの胸板や二の腕に自らの身体を押し付けながら、ユーノを弄ぶ。
女郎蜘蛛に捕まった獲物の心境が何となく理解できた。
骨の髄まで貪られている――否、貪られたい。
やがてギンガの内部で再び肉棒が硬度を取り戻す。それを察したギンガがゆっくりと腰を動かし始めた。ネットリと濡れた襞が肉棒に絡みつき、絞られる。
豊かな乳房が揺れ、流麗な蒼い髪が舞う。淫らだが美しいギンガの痴態にユーノはゴクリと息を呑んだ。2人の結合部から液体が溢れ出る。
その間もリインフォースとドゥーエは容赦なくユーノを攻め立てる。
3人かかりで弄ばれ、ユーノは甲高い悲鳴を上げた。
それが女達の嗜虐心を刺激し、興奮を煽る。
やがて肉棒が襞肉をグチョグチョと掻き回しながら、射精が始まった。
「あ、ふぁぁん・・・凄い」
二度目とは思えぬ量の精が、女の体内に注ぎ込まれていく。
淫らに悶えるギンガだったが、止まる気配は無い。
白い肌から宝石の様な汗を滴らせながら、ゴリゴリとユーノを攻め続けた。
ようやく解放されたと思ったら、一糸纏わぬ姿のリインフォースが跨ってきた。
「・・・あわわ、ちょ、ちょっと待って・・・」
「まだ、出来るだろう、ユーノ?」
リインフォースは挑発的に笑いながら、見せ付ける様に自らの乳房を揉みしだいた。
それを目の当たりにして、ユーノは頷いてしまった。
ユーノの了承を得て、淫らな魔導書の化身は、腰を落とし、蜜を滴らせる淫穴に肉棒を引きずり込んでいく。その余りの気持ちよさにユーノは腰を跳ねさせた。
リインフォースが終われば、次はドゥーエ、そのまた次はギンガだ。
圧倒的な快感の波に飲み込まれた彼らは、絡み合い、無我夢中で快感を貪った。
一方、大浴場では―――
「・・・はぁ、すずかさん、も、もう止めてぇ・・・」
「そんな事を言って、ここからこんなにお汁を垂らして・・・感じやすいんだ」
すずかの言う通り、ディードの秘所は、淫蜜を溢れさせている。
恥ずかしそうなディードを羽交い絞めにして、すずかは無理矢理に唇を奪った。
「・・・ん、んむっ、はぶっ、い、嫌ぁ・・・私の唇、ファーストキスだったのに・・・」
「ファーストキスはユーノ君に捧げたかった? 大丈夫、女同士だとノーカウントだよ」
すずかの唇から逃れようと、必死にディードは身体を捩る。
だが『夜の一族』の血を引くすずかの身体能力は、戦闘機人であるディードのそれを凌駕する。すずかはディードの咥内を蹂躙し、身体中を弄っていく。
「・・・ふ、あ、ふぁぅ、んん・・・だ、駄目、駄目です・・・は、ふぅ、ひぅん・・・」
駄目と言いながらディードは全く抵抗せず、すずかの為すがままにされている。
自分の性感帯を自分よりも把握している女性の指技を受けて、ディードは我を忘れて悶絶していく。肌が薄っすらと色づき、淫蕩な匂いを醸し出す。
「もう、こんなに身体を火照らせて・・・我慢しなくていいんだよ?」
「・・・あ、ん、ふぅ、ひぅん・・・は、ふうぅ・・・が、我慢だなんて・・・」
ディードの顔はこれ以上ないほどに真っ赤になっている。
頑なに身体を強張らせる彼女の耳元で、闇の眷属の血を引くお嬢様は囁いた。
「恥ずかしがる必要は無いんだよ? 男の人は清楚な女が好きと言いながら、本当は濃密に求めてくる女の方が好きなんだよ?」
「そ、そうなんですか?」
戸惑いがちに問いかけてくるディードに対し、すずかは余裕で対応する。
「うん、そうなの、ディード、貴女だって、好きな男の人に濃厚に求められるのと、淡白に求められるの・・・どっちがいい?」
すずかの問いに、ディードは目を空中にさ迷わせて暫しの間、考え込む。
ややあって、結論が出たらしく戸惑いがちに口を開いた。
「の、濃厚な方が・・・いいです・・・」
枢機卿達に陵辱されていた時、初めは嫌だった。
だが、陵辱が続く内、心はともかく身体の方は貪欲に快楽を欲していた。
「そうだよね。女の悦びを知った以上、もう我慢する必要ないよ」
“一杯、ユーノ君を貪ろう”と囁きかけ、すずかはディードと身体を密着させる。
すずかが上、ディードが下という構図。
お互いの豊満な胸の谷間に挟まれた高級石鹸が泡立ち初めた。
「ふふっ・・・泡が立って、あんっ・・・胸が擦れあってる・・・ん、ふぁんっ・・・」
「・・・あ、ひぁあん・・・す、すずかさぁん・・・ふ、あぁっ・・・ん、ひあん」
四つの美しく、大きな乳房の間で高級石鹸が大量の泡を吐き出す。
その泡をすずかは巧みに身体を動かし、両手も使ってお互いの肢体に広げていく。
「・・・ん、肌が擦れ合って気持ちがいい、あん・・・はふぅん・・・」
「あ、ふぅう・・・わ、私も身体が火照って、あ、ふあぁんっ・・・」
泡塗れになった、2つの豊満な女体が淫靡に絡み合い、嬌声を奏でた。
その後、イラストリアス号内部の大型温水プール。
「ふう、疲れた」
トランクスタイプの水着姿のユーノはプールサイドに腰掛け、溜息をついた。
結局、リインフォース、ドゥーエ、ギンガと身体を重ね、というより最後の方は一方的に貪りまくられ、まるで遠泳でもこなしたかの様にヘロヘロだった。
「・・・ちょっと休もう、ふぅ・・・」
シートを敷いて寝転び、大の字になって欠伸をする。
この調子で行けば、身体が持たないかもとユーノは心の片隅で思った。
「ユーノ君、大丈夫?」
「元気がないですね・・・」
水着姿になったすずかとギンガが近寄ってくる。
ちなみにすずかは、露出が少なめの紫のハイネックのワンピース。
ギンガは、白いラインが入った青のワンピース。
神妙な顔で覗き込んでくるすずかから、ユーノは甘い香りのする液体が入ったグラスを受け取り、一気に中身を飲み干した。
「・・・美味しいね、これ」
「ふふっ、気に入ってもらえてよかった」
豊潤な味わいに目を丸くするユーノに、意味ありげに微笑むすずか。
そうしている内に、ユーノの股間で萎びていた分身が元気を取り戻し始めた。
「・・・あ、ちょ、ちょっと・・・これって・・・」
「あ、効いてきたみたいだね。月村家秘伝の精力剤」
戸惑いの声をあげるユーノに対し、水着の上からでも解る程の膨らみを凝視しながらすずかは目をぎらつかせ、ギンガは生唾を飲み込んだ。
「この精力剤の効き目って凄いんだよ。私達のご先祖様は発情期の時とかに利用してたんだって」
「何でも80歳の枯れたご老人すらも元気にしてしまう程だそうですよ・・・凄い効き目、もうビンビンになって、素敵・・・」
頬を薄く染め、すずかとギンガはほぼ同時にしゃがみこみ、ユーノの股間に手を伸ばしてくる。即興とは思えぬ、見事な連携プレーで、ユーノの水着をズリ下ろす二人。
こぼれ出た肉棒を2つの手でしっかりと握られ、ユーノは腰砕けになってしまった。
「ちょ・・・ちょっと、駄目だよ、こ、こんな場所で・・・」
「大丈夫だよ、“部外者”はこの船内に居ないから・・・ほら、えい、えい・・・」
「私も・・・ユーノさん、気持ちよくなって下さい」
それぞれの手が肉棒の違う場所を触り、擦ったり撫でたりを繰り返してくる。
ギンガの手が無造作に先端を弄繰り回し、先走りを塗り込んでくる。
それに連動するかの様に、すずかの指が肉の幹に絡み、少し強めにしごく。
「ああ、もう・・こんなに固くなって、逞しいです。ユーノさん、ふっ・・・ちゅ、ちゅる・・・」
「凄く熱くて・・・それにこの匂いで興奮しちゃう・・・はむ、ちゅぅ・・・れろ・・・」
「ん、ひぁうっ!! ああ、ううぅ・・・はあぁっ!!」
2つの小さな舌がチロチロと蠢き、先走りで塗れた肉棒をなぞりあげる。
張り詰めた幹を撫で、先端の過敏な部位を舌先で突付かれ、ユーノは声を上げた。
「あふっ・・・んむっ、ちゅぱ、れろ、んむっ・・・ユーノ君、はあむっ・・・ちゅ、んんっ・・・」
「ん、ぺちゃっ・・・ユーノさん、もっと可愛い声を聞かせてください・・・んはあっ・・・」
常にどちらかの口が肉棒の先端に吸い付き、溢れ出る先走りを啜り上げる。
熱い吐息と舌の快感に、ユーノの肉棒は勢いを増し、ブルブルと震える。
それを目敏く悟ったすずかは裏筋を丹念に舐め回し、ギンガはカリの裏側へ念入りに舌を這わせていく。
「・・・ん、んふっ、ユーノさんのオチンチン、熱い・・・それに固いです・・・れろっ・・・」
「あ、ふあっ・・・あーん、ちゅっ・・・!!」
すずかの唇が先端を咥えこみ、ジュースを吸う様に強めに吸い上げてきた。
肉竿の内部まで愛撫された様な感覚に、思わずユーノは腰を突き出していた。
「・・・ちゅぱ、ん、れろっ・・・ユーノ君、気持ちいいんだ・・・ふふっ、はむっ、ちゅる・・・」
「・・・あ、はぁんっ・・・私も・・・れろ、ぴちゃっ・・・ん、ちゅぱっ・・・」
形も感触も違う、2つの唇に交互に吸いつかれ、肉棒が益々反り返っていく。
暴れ馬の様に跳ねる肉棒を舌で追いかけ、すずかとギンガは、たっぷりと唾液を塗り込み、熱心に奉仕する。
「・・・く、も、もう出そうだよ・・・う、うくっ・・・は、あうぅっ!!」
「いいよ、出して・・・熱いの沢山・・・んむ、ぺチャぺチャ・・・はむっ・・・」
「・・・ユーノさぁん・・・お汁下さい、飲ませてください・・・はあむっ、れろっ・・・」
すずかの舌が執拗に尿道口を攻め、ギンガが裏筋を唾液塗れにした。
射精寸前のカリ首や裏筋を舌でネットリと愛撫され、ユーノは大きく身震いした。
「・・・ほらぁっ、一杯出して・・・熱くて臭いお汁、飲ませてぇ・・・ん、んむっ・・・はむっ」
「ユーノさん・・・レロレロ、ん、はあっ・・・ちゅぱ、んっ・・・出してください・・・」
「・・・くっ!!・・・は、あぁっ!!」
あっけなく限界を迎え、ユーノは二人の整った顔に精液をぶちまける。
すずかとギンガはうっとりとした表情でユーノの白濁を舌で受け止めた。
「さて・・・いい加減出てきたら?」
ユーノの肉棒を舌で弄びながら、すずかが声をかけた。
「え!?・・・わ、私は・・・その・・・はぁっ、ふう・・・」
柱の陰から茶色の髪がのぞく。白いビキニ姿のディードが頬を真っ赤にしてアタフタと言い訳をする。最初から覗いてたらしい。
「何だか気配がすると思えば・・・ディード、君だったのか」
目をパチクリさせるユーノの視線を受け、ディードは身体をモジモジさせた。
「ユーノ君の股間のフェレットさん、欲しくないの? それなら私が食べちゃうよ?」
「・・・え、ちょ、ちょっと待って、あ、ひぁうっ!!」
獲物に襲い掛かる黒豹の様な動きですずかはユーノに背後から襲い掛かり、そして慣れた手つきでユーノの尻に指を突き入れた。
「ユーノ君のオチンチン、また大きくなっちゃったよ? 私が食べてもいいのかな?」
踏ん切りがつかないディードを煽る様に、すずかはユーノの股間に手を這わせた。
完全に復活した肉棒にディードの目は釘付けになっている。
「・・・し、失礼します!! ユーノさん!!」
すずかの挑発にあっさりと嵌ったディードは、ユーノの股間に顔を埋めた。
「う、うむっ・・・ちゅ、はむ・・・ユーノさん、私もご奉仕します・・・ん、んむっ・・・」
射精の残滓を唇で残らずこそぎ取り、すずか達の唾液諸共に啜り、飲み込んでいく。
長く艶やかな茶色の髪を靡かせ、粘液で塗れる肉棒を献身的にしゃぶり尽くす。
やがて奉仕に熱がこもり始めたディードは、何の躊躇も無く口を開き、肉棒を咥えた。
「あむっ・・・ちゅ、んんっ・・・んむぅ・・・ユーノさん、ちゅぶっ・・・れろ、ちゅ・・・」
口で扱かれる気持ちよさに、耐え切れずにユーノは息を吐く。
ユーノの反応から気持ちのよいポイントを見つけ、ディードは重点的にそこを攻める。
「お邪魔しちゃ悪いから、私達は退散するね」
「ユーノさん、また後で」
すずかとギンガは手を振ってその場から立ち去って行った。
「んちゅむっ・・・ちゅむうぅ・・・はむ、れろっ・・・んむっ・・・」
2人っきりになり、ディードはますます奉仕に没頭し始めた。
唇を肉棒に押し付け、裏側から竿の部分を吸い上げていく。
頬を興奮で色づかせたディードは、先端の割れ目に舌先を差し入れ、こねくり回す。
唇を窄めて肉棒全体を扱き、時折、口腔内で先端を弄くる。
ディードの口許からは、唾液と飲み込めない精液が混ざり合って、滴り落ちる。
「んっ・・・はぁん、んむぅ・・・熱いです・・・むちゅ、れろ、はむっ・・・ちゅ・・・」
目をトロンとさせ、ディードは肉棒を見つめる。
吸い付く唇の強さも更に増し、肉棒がドクドクと脈打つのを感じる。
その舌使いにも熱がこもり、根元からカリまで満遍なく舌を這わしてくる。
「えーと、そこの部分も擦る様にお願いできるかな?」
「んんっ・・・はぁっ、れろ、んむっ、ちゅ・・・こう、ですか?」
ユーノの反応を伺いながら、ディードは熱心に唇で扱き、舌で舐りまわす。
口での奉仕が予想以上の快感をもたらし、はちきれんばかりに膨張した肉の砲身は、欲望を溜め込み、爆発寸前だった。
「んくぅっ!!・・・何だか、大きくなって・・・んちゅぅ、むっ・・・ん、はあむっ・・・」
自らの奉仕で肉棒が膨張したのだと悟ったディードは、積極的に唇を寄せてくる。
熱が弾けて開放される寸前の、甘い痺れが身体の奥から沸きあがるのを感じ、ユーノは溜息をつき、ディードも射精が近い事を理解し、肉棒を喉奥まで咥え込んだ。
「・・・ふむっ、出して・・くだひゃい、ユーノさんのお汁、飲みたいです・・・」
舌を肉棒に絡みつかせながら、ディードが上目遣いでユーノを見つめる。
その凶悪な可愛さにユーノの興奮は最高潮に達し、精を吐き出した。
「・・・ん、あっ、で、出るよ!!」
「――!! んん、むぐっ・・・はむ、ん、ごくっ、ごくっ・・・」
咥内に吐き出された白濁をディードは懸命に飲み込んで行く。
その健気な姿にユーノは無性に彼女が愛しくなった。
「・・・は、あふぅ、ユーノさん・・・も、もう我慢できないんです・・・」
白濁を飲み干したディードは熱い息を吐き、もどかしそうに太腿を擦り合わせる。
そして近くの岩に手を突き、ユーノの方を振り返って誘ってくる。
ユーノの視線を受けて本格的に火照ってきたのか、身体を揺する。
白いビキニの水着越しにも割れ目が浮かび上がり、物欲しげにひくついている。
「うわ、凄くいやらしい・・・」
「い、言わないで下さい、恥ずかしいんです、焦らすのは止めて下さい・・・」
むせ返る様な濃密な女の匂いが漂ってくる。
水着の股間部分は薄っすらと染みが出来ており、一刻も早く肉棒を咥えこみたくて、待ち焦がれている様だった。
「ここはどうなっているのかな?」
ユーノは水着の股布の部分を横にずらし、指を軽く割れ目に差し込んでみた。
濃密な牝の匂いを孕んだ淫蜜があふれ出してくる。
「もう、ビッショリだね」
「嫌です・・・い、意地悪しないで下さい・・・」
目元に涙を溜めてディードは振り返り、切なげに訴えてくる。
そんな彼女の尻に、肉棒を軽く触れさせた。
それだけでディードの身体が震え、自分から尻を突き出してきた。
先端が軽くディードの中に埋没した。
「そんなに僕のが欲しかった?」
「はい・・・更生プログラムでお会いした時から、貴方をお慕いしていました・・・」
ディードが豊満な肢体をしならせながら、告白する。
その間も淫肉は動き、僅かに埋まった肉棒を絞る様に蠕動する。
奥の方に引きずり込もうとする淫肉の動きに逆らい、ユーノは動きを止めた。
「・・・ど、どうして・・・お、お願いです、意地悪しないで下さい・・・」
「はっきり言って欲しいな。僕にどうして欲しいのか」
あまりにもいじらしいディードの姿につい意地悪したくなったユーノは焦らしてみた。
想い慕う相手に苛められ、被虐の快感にディードは切なそうに腰を振る。
尻をいやらしく振り、肉の快楽を求めるディードの姿は、清楚な聖王教会の修道女とはかけ離れている。
「・・・お願いです、ユーノさんのオチンチンで深く突いて下さい・・・き、気持ちよくして欲しいんです・・!!」
頬をこれ以上無いほどに真っ赤にしてディードは顔を俯かせた。
「うん、解ったよ。意地悪してごめんね」
ディードの細い腰を掴み、ユーノは一気に奥深くまで突き入れた。
「ふっ、あぁっ・・・お、奥深くまで、ふあぁんっ・・・き、気持ちいい・・・は、はふぅ!?」
待ち望んでいたモノを入れられ、どうやら軽くイってしまったらしい。
身体をビクビクと波打たせるディードの内部を深々と抉り、ユーノは腰を振った。
それに応じてディードも腰を回し、肉の襞が蠢き、肉棒を包み込んでくる。
入り口の締め付けは緩いが、それとは反対に奥の方はグイグイと締め付けてくる。
一度軽く抜いてから、また深く刺す。その度に襞が竿にザラザラと絡み付く。
そうしていると、先端が奥の方に当たった。
「ん、あ、あぁぁっ・・・!!」
「ここが気持ちいいのかな?」
「・・は、はい、そ、そこが気持ちいいです・・・だ、出してください、わ、私の中に・・・」
ディードの秘所が収縮する。ユーノは抜き差しを早くした。
そして最奥部まで肉棒を突きいれてユーノは精を開放した。
淫肉の痙攣が、肉棒から精液を最後の一滴まで搾りつくしていく。
「・・・ん、はあっ・・はあっ・・・ん、ふぅう・・・」
ディードの荒い息遣いが響き渡る。
それに合わせて精液と淫蜜の混ざり合ったモノが、秘所から断続的にこぼれている。
絶頂直後で力が入らない身体を動かしディードは、ユーノの前に膝立ちになった。
「・・・よいしょっ・・・と、んん・・・えい・・・」
ディードは自分で水着を脱ぎ捨て、露になった豊かな乳房で、肉棒を挟みこんだ。
射精直後で中途半端な固さだった肉棒は、ディードの乳房に挟まれた事で、一気に膨張し、ムクムクと成長してしまう。
「あ、大きくなってきましたね・・・」
自分の胸の谷間から顔を覗かせた肉棒を見てディードが熱い息を漏らす。
あっという間に復活した肉棒は、ディードの胸の谷間の圧力から逃げられない。
「気持ちよくなって下さい・・・ユーノさん、ふぅ・・・何かして欲しい事はありますか?」
限界まで勃起した肉棒の殆どは、今では乳房の間に埋もれて先端が少し見えるだけになっている。
「とりあえず君が思う通りにやってごらん」
「・・・はい!!」
愛しい相手から任されたのが嬉しかったのか、ディードは柔らかな笑みを浮かべ全身を揺さぶる様にしながら、胸の谷間で肉棒を扱き始めた。
「んっ・・・ふぁ、んっ・・・ふあ、んん・・・はぁっ・・・」
ディードが動き始めてから間もなく、肉棒の先端から先走りが溢れ始めた。
相変わらずディードの胸は、素晴らしい圧迫と摩擦を肉棒に送り込んでくる。
溢れ出る先走りの汁は、肉棒と乳房の間に絡みつき、汗と混ざり合い潤滑油の役割を果たし始めた。
「凄い・・・どんどん大きくなって・・・素敵・・・」
「あ、ふうぅ・・・たまらないよ」
先程は違う潤いを持った刺激に、ユーノは声を漏らしていた。
その漏れた声を頼りにディードは、ユーノの感じるポイントを探る様に、執拗に肉棒を攻め立ててくる。胸の谷間で肉棒が更に熱く、膨張していく。
「・・・ん、はあっ、こ、この匂い・・・だ、駄目ぇ・・・ん、はぁんっ・・・」
肉棒から立ち昇る匂いを嗅ぎ、疼き始めた身体をディードは揺すった。
そして徐に胸の谷間から覗く先端にむしゃぶりついた。
「んんっ・・・ちゅ、じゅるじゅる・・・ん、れろ、じゅぱ・・・はむぅ・・・」
咥内に迎え入れた先端を舌で美味しそうに舐め回す。
口を離すと、啄ばむ様に口付け、また咥内へ。
「う、うわ・・・凄い、気持ちよすぎるよ・・・」
「ユーノさん、一杯気持ちよくなって下さい・・・ん、れろ、ぱく、んむっ・・・」
蕩ける様な声を漏らし、ディードは乳房で肉竿を扱き、咥内に先端を迎え入れ、舌をネットリと這わせてくる。その大攻勢の前にユーノは、限界に達した。
「ん、もう・・・出るよ」
「はい・・・はむっ、んんっ!!」
洪水の様な勢いの白濁。それをディードは肉棒を喉奥までくわえ込み、飲み干した。
全部を嚥下し、ディードは苦しそうに息をついた。
「無理して飲まなくてもよかったのに・・・」
「ユーノさんのですから・・・平気です」
強がりなのは明らかだったが、ユーノは敢えて何も言わずにディードを優しく抱き寄せ、不意打ち気味に唇を奪った。
「ん、はあっ・・・ユ、ユーノさん・・・ん、んむっ、ちゅる・・・はむぅ・・・」
「・・・ん、ちゅぅ、はむっ・・・ちゅ、ディード、可愛いよ・・・」
突然の接吻に驚きで目を見開くディードだったが、直ぐにユーノを受け入れ、積極的に舌を絡め、唾液を交換しあう。
「・・・ユーノさん、まだ出来ますか・・・私、もっとユーノさんとしたいです」
濃厚な接吻を終えたディードが瞳に淫靡な光を宿してユーノを見つめてくる。
「まだ出来るよ、今度はどうする?」
「・・・今度は向こうの方でしたいです」
そう言ってディードは、ユーノの手を取って、プールに備え付けのシャワー室に連れて行く。そしてシャワーのお湯で汗や精液を洗い流す。
「ふふっ、これでさっぱりしましたね。ところで・・・これはなんですか?」
ディードはいつの間にか小型のボトルを手に持っていた。
恐らくはこのシャワー屋に置いてあった物だろう。
少しだけ色のついた液体がボトルの中でタプンタプンと揺れている。
ご丁寧にボトルの表面には『ご自由にお使い下さい by月村すずか』と油性マジックを使って太字で書かれていた。
「恐らくローションじゃないかな」
「確か滑りを良くして、肌の感触を滑らかにする為の物でしたよね?」
元《ナンバーズ》の末娘さんは割と物知りだった。
好奇心に満ちた瞳をボトルに向け、声を弾ませて言った。
「折角だから使ってみましょう」
それから僅か十秒後、ディードの肢体はローションに塗れていた。
ユーノを床に押し倒し、自ら肢体をローションに塗れさせたディードが、猫が甘える様に抱きついてくる。ディードが僅かに身じろぐだけで、粘液が卑猥な音を響かせる。
「ん・・・はあぁぁ・・・ユ、ユーノさんの指ぃ・・・っ、あ、ふぁっ」
ディードの身体から滴るローションで濡れた掌に、ディードの尻は敏感に反応した。
ユーノに抱きつき、胸板でむっちりと潰れている豊かな果実がいやらしく形を変える。
ローションのぬめりに助けられ、ディードの身体は滑らかにユーノの全身を愛撫する。
「・・・何だか全身をマッサージされているみたいです・・・あ、ふぅ、ユーノさんの、太腿に当たってます・・・固くて熱い・・です・・・」
「この状況で興奮するなっていう方が無理だよ」
寧ろユーノは自分から太腿に擦り付けて、昂ぶりを訴えた。
「たくさん・・私の身体で興奮して下さい・・・」
妖艶に色づいた身体を揺すり、ユーノの唇を軽く舐めディードは再び身体をグラインドさせていく。その中で最も奔放な動きを見せているのは、圧倒的なボリュームを誇る乳房だった。自重で潰れて押し付けられた形のままでグラインドする動きにより、自らも快楽を得ているのだろう。意識的にディードは乳房を突き出していた。
「・・・ん、はふっ、ユーノさんのオチンチン、私の太腿に触れて・・・あ、はぁんっ!?」
下半身に気を取られている隙に首を伸ばしユーノは、ディードの耳朶を強めに噛む。
それに驚いたディードが、ユーノを抱きしめ、豊かな胸元に溜まった大量のローションが行き場を無くし、卑猥にグチュグチュと鳴った。
「もう・・・悪戯したら駄目ですよ?」
ヤンチャな子供を諭す様な笑みを浮かべ、ディードは懸命に奉仕を続けてくれる。
そして顔を寄せて、ユーノの唇を舐め回しながら、ローションで濡れた指をユーノの髪に絡めてくる。
「・・・ディード、君の肌、どんどん熱くなっていくよ」
「わ、私の身体、芯の方から熱くなって・・・あ、ふぅ・・・」
柔らかく、しっとりと吸い付く様な肌の感触は、瑞々しさを増していく。
ふと身体を上げたディードの豊かな胸から、ユーノの胸板に泡立ったローションが糸を引いて垂れ落ちた。思わず言葉を失う程に美しく淫靡な光景だった。
「はあぁぁんっ!? ユ、ユーノさぁん・・・そ、そんなにしたら、あ、ふあぁんっ!!」
直ぐに掌で乳房を握り込み、ローションを塗り込む様にグニグニと揉みしだく。
肩を震わせて悶えるディードがお返しとばかりに、太腿を肉棒に擦り付けてくる。
ユーノも動きを合わせて、太腿を超えた先の方にまで肉棒を突き出していた。
その度にディードの奥から溢れ出てくる、明らかにローションとは異なる滴り。
「・・・ユーノさぁん、だ、抱きしめて下さい・・・ユーノさんの温もりを感じたいです・・・」
ユーノの指が与える感覚を振り切り、ディードが甘える様に密着してくる。
それに応え、ユーノは背中で腕を交差させた。
密着状態でディードの上半身がうねり、ユーノに痺れる様な快感を送り込んでくる。
「う、ふあぁっ・・・う、す、凄いよ・・・ディード、くっ、んん・・・」
身体の表面を軽く擦られているだけなのに、刺激が脳天まで突き抜けてくる。
一方、ディードもそれは同じらしかった。
重ねあった身体の震えからも、彼女が味わっている快感の度合いが伝わってくる。
「あ、はふぁっ・・・ん、はぅんっ・・・ん、ユーノさん、はぁ、んんっくぅ・・・」
屹立した肉棒を掴んで、自らの秘所に寄せていくディード。
そして引っくり返りそうになる程に仰け反る、豊満な肢体。
飛び跳ねる様にしてユーノは、その細い腰に腕を回していた。
「・・・は、ふあぁんっ!?」
秘所の入り口に肉棒の先端部が触れただけでディードはか細い息を付き、小刻みに身体を痙攣させている。
「わ、私、少し・・・達してしまったみたいです」
「凄く可愛かったよ」
背中を軽く撫で上げるだけでも、ディードは敏感に反応を示す。
緩慢な動きだったが、ディードがローション塗れの肢体をユーノの上でくねらせた。
「ユーノさんはそのままで居て下さい・・・私が気持ちよくしてあげますから・・・」
「あ、もしかして・・・」
頬を真っ赤に染めながらもディードは答えず、その肢体を揺すり、ユーノの下腹部に跨ってくる。白い肌から垂れ落ちるローションが物凄く淫らだった。
「それでは・・・ユーノさんのオチンチン、食べちゃいますね・・・」
確かな女の悦びを瞳に宿して、ディードはゆっくりと腰を上げる。
挿入は拍子抜けする程にスムーズだった。
「・・・はあぁっ、あ、ふあぁん・・・あん、入って・・・ユーノさんの・・・あぁん・・・」
ローションの滑りも手伝って、肉棒はあっさりと秘所に引きずり込まれていく。
肉棒の感触に陶然としたディードは、一気に腰が落ちてしまった。
それはまさに“突き刺さる”という形容が相応しい―――深い挿入。
「・・・くぅ、凄い締まり、はぁっ・・・」
「う、はぁん・・・ユーノさん、奥にまで届いてぇ・・・あぁっ・・・」
切なくも気持ちよさそうに喘ぐディード。
脈動する淫肉は軽く肉棒を出し入れさせるだけでも、桁外れの快感をもたらす。
「軽くイッたばかりできつくないかな?」
「大丈夫です、あ、ふあぁん・・・私、もっとユーノさんを味わいたいです・・・ひぅん・・・」
そう言ったディードは腰を激しく動かし始めた。
同時に無数の肉襞が熱を帯びてザラザラとした官職を伴って肉棒に絡みつく。
入り口の方は緩く締め付けるのに、奥の方はきつく食いついてくる。
「・・・あ、ひゃぅんっ!? ユ、ユーノさん、だ、駄目です・・・む、胸を揉んでは・・・私、気持ちよくなって・・・あ、ふあ、んう・・・はんっ!!」
「遠慮しなくていいよ・・・二人で一緒に気持ちよくなろう」
挑発的に円運動をする白い果実を掌で撫で転がし、特に薄桃色の先端を重点的に刺激すると、ディードは甲高い嬌声を上げて身悶え、秘所の締まりも増す。
「・・・あん、ユーノさんてば、それなら一杯揉んで下さい」
前傾姿勢をとるディード。彼女の方からもユーノの胸板に手を置き、強調した乳房をユーノの眼前にさらす。力を込めて思う存分に極上の弾力を楽しむ。
「ひゃあぁぁんっ!!・・・あ、ふあぁんっ・・・ユ、ユーノさん・・・んんっ・・・はぅ」
性感帯である豊満な胸を攻められ、感極まった様にディードは身体を仰け反らせる。
ユーノは胸から手を離し、ディードの太腿を掴み、勢い良く突き上げた。
「・・・あ、ふ、ふうぅっ、ぉ、奥に届いて、も、もっと・・・突いて下さい・・・ん、はぅんッ!」
望み通りに奥まで突き上げられ、ディードは色っぽく朱に染まった身体をくねらせる。
そして自ら乳房を揉みしだき始めた。圧倒的なボリュームを誇る白い塊が変形する。
その痴態に煽られたユーノは、屈伸に近い下半身の使い方で立て続けに攻めた。
苛烈な突き上げに、股間に溜まったローションと淫蜜の混合物の飛沫が飛び散る。
「も、もう・・・らめれす・・・ユ、ユーノさ・・きもちよすぎ、てぇ・・・あぅ、くぅん・・・」
流麗な髪を振り乱し、汗とローションに塗れたディードの肢体がビクビクと痙攣して、奥の締め付けが一際きつくなり、肉襞のザラザラの感触が鮮明になる。
もう、ディードは絶頂に達する直前だ、だが、それを承知の上でユーノは腰を使う。
「ユーノさん!! ユーノさん・・・あ、ぁあぁぁん・・・」
余りに強烈過ぎる快感に震え、無我夢中でディードは腰を振りたてる。
「わ、私の中に・・・注ぎ込んでください・・・あ、ユ、ユーノさんの色に私を染めてぇ・・・」
「解ったよ、それっ!!」
ディードのムッチリとした尻に手をかけ、グイグイと引き込んでいく。
瞬く間に襲い来る限界から逃れる術は無い。
「ひあっ・・・ユ、ユーノさん・・・あ、んん・・・―――・・・―――!!」
一際、ディードが大きく身体を仰け反らせる。
その瞬間を狙ってユーノは肉棒を突きいれ、爆発させる。
肉の大砲は、ディードの最奥部で脈動して溜め込んでいた精を吐き出す。
その精の量と熱さに驚きながらも、絶頂に達したディードは心地よさそうに息を吐き、ユーノの上に崩れ落ちる。
倒れ込んできた彼女をユーノはしっかりと抱き止め、暫しの間、その余韻に浸る。
「・・・熱い、です・・・あん・・・愛しい殿方との交わりがこんなに心地いいだなんて・・・」
自らの体内で暴れ狂う精の奔流を感じながらディードは、瞳を潤ませ、頬擦りする。
ユーノはそんな彼女の頭を優しく撫でてやった。
するとディードは子犬の様に目を細めて、ユーノの肩をペロリと舐めた。
「・・・ディード」
「ふぁ、ユーノさん、なんですか・・・あ、ちゅ、んくっ、んん・・・」
ディードが余りにも愛らしくて、ユーノは未だに余韻が覚めやらぬ彼女を抱き寄せて、その艶やかな唇を奪っていた。
少し驚いた様子だったが、直ぐに向こうから舌を絡めてきてくれる。
ディードの蕩けた女の部分に咥え込まれたままの肉棒に、熱と芯が通る。
「・・・ん、ふぁっ、ユーノさんの、ま、また大きくなって・・・あ、ふぅ・・」
「ディード、もう少しいいかな?」
「・・・あふぅん、まだするんですか?」
余韻に満たされていたディードの反応は何処か気だるげで悩ましい。
そして彼女の視線は、卑猥な音を奏でる結合部に注がれていた。
暫しの逡巡の後―――
「・・ふふっ、いいですよ、私をたくさん抱いて気持ちよくなってください・・・そして私を気持ちよくしてください」
「解ったよ、それじゃ・・・行くよっ!!」
何回か達したおかげでいくらか余裕がある。
一突きずつに変化を織り交ぜて、肉棒と淫肉を擦れ合わせる。
「・・・はあっ、はぅん、ひぅ・・・あ、気持ちいいです・・・」
ディードの歓喜を示すかの様に、襞がざわめき、肉棒を締める。
気がついたらユーノは腰を叩きつけ、覆いかぶさっていた。
そうすると全身に滑りを感じた。ローションではない、熱い汗の滴り。
「・・・君の汗の匂い、甘い香りがする・・・」
「い、嫌ぁ・・・恥ずかしいです・・・ん、はむっ・・・れろ・・・は、んちゅっ・・・」
初々しく恥らうディードの唇を優しく塞ぐ。
豊かな乳房を揉み、肉付きのいい尻を捏ね、肉棒を思い切り叩きつける。
我を忘れて、快楽に喘ぐディードの嬌声がシャワー室に響き渡った。
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目次:黒の碑に捧げられし奴隷達。
著者:黒天
- カテゴリ:
- 漫画/アニメ
- 魔法少女リリカルなのは
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