最終更新: nano69_264 2011年09月29日(木) 21:53:22履歴
258 名前:ヴァイス×シャマル 爛れた医務室の情事 淫乱セックス乳汁祭! [sage] 投稿日:2011/01/15(土) 17:52:03 ID:WFznm1p6 [2/12]
259 名前:ヴァイス×シャマル 爛れた医務室の情事 淫乱セックス乳汁祭! [sage] 投稿日:2011/01/15(土) 17:52:35 ID:WFznm1p6 [3/12]
260 名前:ヴァイス×シャマル 爛れた医務室の情事 淫乱セックス乳汁祭! [sage] 投稿日:2011/01/15(土) 17:53:19 ID:WFznm1p6 [4/12]
261 名前:ヴァイス×シャマル 爛れた医務室の情事 淫乱セックス乳汁祭! [sage] 投稿日:2011/01/15(土) 17:53:53 ID:WFznm1p6 [5/12]
262 名前:ヴァイス×シャマル 爛れた医務室の情事 淫乱セックス乳汁祭! [sage] 投稿日:2011/01/15(土) 17:54:47 ID:WFznm1p6 [6/12]
263 名前:ヴァイス×シャマル 爛れた医務室の情事 淫乱セックス乳汁祭! [sage] 投稿日:2011/01/15(土) 17:55:17 ID:WFznm1p6 [7/12]
264 名前:ヴァイス×シャマル 爛れた医務室の情事 淫乱セックス乳汁祭! [sage] 投稿日:2011/01/15(土) 17:56:06 ID:WFznm1p6 [8/12]
265 名前:ヴァイス×シャマル 爛れた医務室の情事 淫乱セックス乳汁祭! [sage] 投稿日:2011/01/15(土) 17:56:49 ID:WFznm1p6 [9/12]
266 名前:ヴァイス×シャマル 爛れた医務室の情事 淫乱セックス乳汁祭! [sage] 投稿日:2011/01/15(土) 17:57:23 ID:WFznm1p6 [10/12]
267 名前:ヴァイス×シャマル 爛れた医務室の情事 淫乱セックス乳汁祭! [sage] 投稿日:2011/01/15(土) 17:57:56 ID:WFznm1p6 [11/12]
ヴァイス×シャマル 爛れた医務室の情事 淫乱セックス乳汁祭!
「あら、いらっしゃいヴァイスくん。良く来てくれたわね」
そう言って微笑み、出迎えてくれたのは機動六課の主任医務官、シャマルだった。
ブラウンの陸士制服の上に纏った白衣からも、その凹凸の激しいグラマラスな肉体が伺え、ふわりと伸びるショートボブのブロンドヘアが大人びた雰囲気に華を添えている。
彼女の微笑に、医務室を訪れたヴァイスは、はぁ、と曖昧な返事をしつつ頭を掻いた。
「えと、それで一体俺に何の用っすか?」
そう、問い掛けた。
事の発端はその日の昼休みだった。
昼食を終えたヴァイスが食堂を出ようとした矢先、普段はあまり話をしない相手から声を掛けられた。
今目の前にいる相手、シャマルである。
何事かと問えば、彼女は後で医務室に来てくれと言う。
具体的な目的は告げず、ただそれだけを言うと彼女は去った。
一体自分に何用があるのか、首を傾げたヴァイスだが、生来の大雑把な性格ゆえに特に悩む事もなく、むしろ美女の頼みとあらば急いでやって来た次第である。
さて、そして件の女医はと言えば。
「え、えっと、そのね……」
シャマルは白い頬を紅潮させ、指をもじもじさせながら恥ずかしそうに俯いていた。
平素から大人の色香を漂わせている美女であるが、このような子供っぽい仕草をすると途端に純情さを孕んだ愛らしさがある。
しかも今医務室には二人の他に誰もいない。
思わず心臓の鼓動が高鳴るのを感じつつ、ヴァイスは答えを待った。
もしかして色っぽい話なのだろうか、と期待もするが、流石にそれはあるまい。
だが、そう思った瞬間、
「あ、あの……私の胸……揉んでくれない?」
上着のボタンを一つ外し、その豊穣なる二つの膨らみを見せながら彼女はそう告げたのだ。
「は、え……?」
間の抜けた声と共にヴァイスが目を丸くし、硬直してしまったのも無理ないだろう。
いきなり呼び出されたかと思えば、ブロンド美女の女医が自分のバストを揉めと申す。
これで、はいそうですか、と頷く方が無理というものだ。
もしや己の耳に異常があり、聞き間違いでもしたのではなかろうか。
「あの、今なんて言いました?」
一縷の望みを抱いて問うてみる。
そうだ、まさかいきなり美女の胸を揉みしだくなど、陳腐なエロ漫画みたいな展開があろう筈もない。
先ほどの言葉はきっと幻聴に過ぎまい。
だが、そんなヴァイスの期待はシャマルの返答によって完膚なきまでに砕かれた。
「だ、だから……胸揉んで欲しいの!」
羞恥心で真っ赤に染まった顔で、ほとんどやけっぱちになったという感じで叫ぶシャマル。
そんなに恥ずかしいなら、言わなければ良いではないか……。
と、思わなくもないが、恥ずかしがって頬を染めているシャマルは妙にかわいいので言及はすまい。
ともあれ問題となるのは、なにゆえ彼女がこんな事を申し出るかという事である。
「い、いったいなんで俺にそんな事言うんすか?」
当然、そう聞いてみるヴァイス。
シャマルは未だに真っ赤な顔を俯かせながら、ぽつりぽつりと言葉を漏らした。
「い、今から説明するから……ちょっと見てて……」
尻すぼみになる言葉と共に、シャマルは上着のボタンを一つずつ外し、次いで下のブラウスのボタンも外す。
すると現れたのは、眩いほどに白い肌がおりなす豊な双丘だった。
なんと、彼女はブラウスの下に下着を着ていなかった。
ブラウスより解放された乳房のその量感に、ヴァイスは思わず唾を飲み込んでしまう。
滑らかな肌、身を僅かに震わせただけでたぷたぷと揺れる柔らかさ、頂上にある桜色の乳首も可憐で目を惹く。
普段から白衣を押し上げるその膨らみから大きいとは思っていたが、いざ実物を間近で見ると改めて実感できる。
そうして肌蹴た乳房に注がれるヴァイスの視線により一層と頬を紅く染めながら、シャマルはそっと己の胸に手を添えた。
「……んぅ」
艶やかに漏れ出る声音と共に、しなやかな指が胸を揉む。
その瞬間だ。
乳房の頂点に咲く桃色の蕾の先端が震えたかと思えば、次の瞬間……そこからじわりと、何かが滲み出た。
正しくそれは女性の胸のあるべき機能、母乳だった。
「え、ちょ……ええ!?」
ヴァイスの口から素っ頓狂な驚きの声が漏れる。
当たり前だろう、本来母乳とは子を産んだ女性が出すものだ。
それが一体全体、なにゆえシャマルの胸から母乳が出るのだろう。
考えられる理由は一つしかない。
「シャマル先生、もしかして子供いるんですか!? てっきり独身とばっかり……」
「ち、違うわよ! そんなわけないでしょ。私は独身だし、子供も旦那さんもいません」
そっと手で隠し切れない胸を押さえつつ、シャマルは恥ずかしそうに言葉を連ねた。
「ヴァイスくんは、知ってるでしょ? 私やシグナムたちが普通の人と違うって」
「え、ええ。前に姐さんから聞いた事はあります」
八神家の守護騎士の将たるシグナムは、ヴァイスとは旧知の仲だった。
ヴァイスが陸士部隊に入隊した時から、数年以上の付き合いがある。
ゆえに、彼は守護騎士たちが普通の人間でない、魔法的なプログラムによって作られたという事を知っていた。
「最近ね、私たちも色々変化してきてるの。昔あった復元システムがなくなって、プログラムから有機的な肉の体に定着して変化して……どんどん普通の人間になってるって言えば良いかしら……例えばヴィータちゃんとか、ほんの少しだけど背が伸びてたりもするわ」
「えっと、それじゃあ、その……シャマル先生のそれは」
「……ご想像の通り、これが私の……その……変化みたいで」
頬を赤く染め、シャマルは母乳で艶やかに濡れた乳房に視線を落とす。
「なんとか止める方法はないかって、色々試したけど……上手くいかなくって……母乳が溜まって胸が張ると苦しくて、一人で絞ったりもしたんだけど……ちょっと自分の手じゃ絞りきれなくって……」
羞恥心からか、どんどん声は小さく尻すぼみになる。
そっとシャマルが視線を上げた。
輝く金髪の隙間から、助けを乞うようにすみれ色の眼差しがヴァイスを捉える。
「だから、その……ヴァイスくんに……揉んでほしい、って……」
ともすれば聞き逃してしまいそうな声だった。
しかし雑音のない空間において、青年の耳はしっかりと彼女の声を聞き届けた。
鼓膜を揺らした音声は脳に伝わり、その意味を反芻する。
揉んでほしい? 何を? 胸を? 誰が?
「お、俺がですかッ!?」
仰天のあまり、ヴァイスは思わずたたらを踏んだ。
そりゃそうだ。
ある日医務室に呼ばれたと思ったら、金髪巨乳の美人医務官がそのたわわな胸を揉めと申す。
これで平然と揉める輩がいたら相当肝が太かろう。
生憎とヴァイス・グランセニックの肝っ玉は常人より少々太い程度であり、このようなとんでもハプニングをさっくり受け入れられる事はできなかった。
どうしたものかと困惑する彼の姿に、シャマルはしゅんとうなだれる。
「ご、ごめんなさい。やっぱり、無理よねこんな事……」
「ちょ、あの、落ち込まないでください。ただその、驚いたというか……なんで自分に頼むのか」
「えっと、男の人だから手が大きいし、力も強いと思って」
「他の男じゃダメなんすか?」
「エリオじゃ小さいし、グリフィスくんは内勤組でしょ? ザフィーラは……その……家族だから頼み辛くって」
と、彼女は説明する。
つまり要約すれば、適度に八神家の事情を知っている男の手が借りたい、という事か。
事態を察し、ヴァイスは思案する。
正直に言えば――揉みたい。
美女の胸にたっぷりと実った乳房の果実、それに触れたくない男などいようか。
本能的な欲求もあるし、恥じらいながらされる哀願を無碍にするのも気が引ける。
さてどうしたものか。
そして幾許かの時を思案し、ヴァイスは結論を出した。
「……分かりました。やります」
「ほ、本当!?」
「ええ、シャマル先生の頼みじゃ断れませんしね」
「ありがとう……助かったわ」
それじゃあ、と続けながら、シャマルは医務室のベッドの一つに腰掛ける。
そして靴を脱ぐと、脚を乗せて崩した。
「するなら、こっちでお願いして良いかしら……床の上だと後で掃除が大変だから」
「は、はい……」
ヴァイスの声が思わず上ずってしまう。
ベッドの上で胸を肌蹴たシャマルの姿がかもし出す色気に、やや当てられたようだ。
胸の奥で湧き上がる欲望の炎を理性で抑えつつ、ヴァイスも彼女に倣ってベッドの上に行った。
同時に背後で医務室のドアの鍵が閉まる音がした。
これで、しばらくは二人っきりだろう。
狙撃手はごくりと唾を飲む。
ベッドの上に腰を下ろしたシャマルの後ろに、緊張と共に回る。
胸を絞るとなれば、やはり後ろから手を回した方が楽であろうという判断だ。
背後から抱き寄せるような形になり、自然と二人の距離が縮まる。
その瞬間、ヴァイスの鼻腔に華やかなる香りが漂う。
近づいた事で一層と濃く香る、シャマルの髪の匂いだった。
香水など付けていないというのに、彼女の髪からは爛熟した果実よりなお甘やかな芳香がした。
頭の芯まで染み込み蕩かすような匂いに、青年の息が荒くなる。
冷静であれという思考と共に胸に近づく指。
そして興奮に震える手は、そっと胸に触れた。
「んぅ……」
触れた瞬間、シャマルの瑞々しい桜色の唇から声が漏れる。
鼻にかかった美女の吐息は、なんとも耳に心地の良い音色だ。
されど、ヴァイスの感覚は聴覚より触覚に支配されていた。
(す、すげえ……や、わらけえ)
指に伝わる極上の柔らかさにヴァイスは内心感嘆した。
たわわに実ったシャマルの胸の、なんと柔らかい事か。
肌は吸い付くような潤いがあり、だが同時にすべすべとしたきめ細かさがある。
身長に見合った大きな狙撃手の手でさえこぼれそうになるサイズと重量感。
指に僅かに力を込めればそのまま沈み込む。
ふわふわ、もちもち、とした感触はまるで極上のましゅまろのようだ。
しばし時を忘れてしまったヴァイスだが、すぐに目的を思い出し、思考をそちらに向ける。
ぐっと指に力を入れて揉んでみた。
乳房はヴァイスの手に従い、柔軟に形を変える。
そして胸の先端、やや大きめの乳輪の先にある肉豆から、白い液体が弾けるように噴出した。
「ん、はぁ!」
ついに我慢しきれず漏れ出た喘ぎ声。
先ほど自分の手で揉んだ時とは桁違いの量の母乳が溢れ出す。
ベッドのシーツの上に散った乳汁が幾つもの斑点を残し、なんとも言えない淫靡な香りを漂わせた。
シャマルは背後のヴァイスにちらりと振り返り、快楽に耐える眼差しで告げる。
「もっと……おねがい」
了承に言葉はなく、狙撃手は行動で示した。
より一層力を込めて、指を乳肉に沈ませる。
柔らかく形を変えて指を受け入れる乳房、乳首から噴出して滴る乳汁。
美女の濡れた唇からは甘いくぐもった喘ぎ声が溢れ、静かな医務室に木霊する。
ヴァイスが胸を揉む度にそれは繰り返される。
何度も、何度も。
いつしかベッドのシーツはシャマルの母乳で湿り。
彼女の乳房は中に溜まっていたものを出してほんの少し張りがなくなった。
だが代わりに柔らかさが増し、ヴァイスの指を一層深く受け入れる。
何とも言えない濡れた柔肌と乳肉の感触に心酔し、狙撃手の指は力強く揉みしだく。
力を入れすぎたのか、母乳で滑った彼の指が思いもしない方向に向かった。
到達点は白い山の頂点にあった桃色の蕾。
銃爪を絞る事に長けた男の無骨な指が、その敏感な乳首を抓る。
「ひぁああッ!」
甲高い、蕩けた声を上げてシャマルの体がびくりと痙攣した。
まったく予想していなかった刺激。
胸の先から脳髄まで駆け抜けた甘い電撃に肢体が震え、弛緩する。
脱力した彼女の体は、ヴァイスの腕の中でぐったりと体重を預けた。
「ちょ! だ、大丈夫ですか? もしかして痛かったとか……」
「ち、ちがう……だいじょうぶ、だから……だから、今……胸さわらないでぇ」
荒い息の間から、シャマルが涙目でそう懇願してきた。
男の情欲をそそるその顔に心臓を高鳴らせつつも、ヴァイスは理性を懸命に働かせて言われた通りに手を胸から離す。
やはり母乳を出すと言う事は、乳首も張って痛かったのだろうか。
そう思案しながら、彼の手はゆっくりと離れ、力を抜くと共に下へ落ちる。
男の手は偶然にも女医の太腿に触れた。
その瞬間……指は湿り気を感じた。
「……え?」
視線を下げる。
見れば、シャマルのむっちりとした肉感的な太腿、黒いストッキングに覆われた美脚の内側が、濡れて変色している。
母乳が脚まで滴ったか。
いや、ありえない。
乳首から溢れ出て乳房を濡らしてはいるが、大部分は肌蹴たブラウスに吸収されている。
では、彼女の太腿の内に滲み出ている水分は違う場所から出ているのだろう。
それは一体どこか、もはや考えるまでもなかった。
理解した瞬間にヴァイスは音を聞いた。
自分の中で理性の楔が、獣性と欲望に引き抜かれる音だ。
彼の手はその欲望の赴くままに動いた。
ゆっくりと宙を泳ぎ、シャマルの制服のスカートの中へと侵入する。
そして、女の秘された場所に触れ……くちゅり、と音を立てた。
「ふぁッ! ちょ、ヴァイスくん……!?」
秘所への刺激によって生まれた快感に震え、シャマルの顔に驚愕が浮かんだ。
だが欲望の獣と化しつつある男は構わず続けた。
左腕で彼女の細い腰を後ろから抱きしめて動きを封じ、残る右手で濡れた秘裂をまさぐる。
びしょびしょに濡れた下着の上から膣口に指を挿し込み、親指で陰核の位置を探した。
興奮してぷっくりと膨らんだクリトリスは自己主張しており、すぐに見つかる。
もちろん容赦などしてやらない。
無骨な指はほとんど力まかせに女の一番感じる部分を潰した。
「ひゃぁあんッ! だ、だめ! クリトリス、そんな触っちゃ……ひいぃぃ!」
ヴァイスの腕の中で甘い喘ぎを上げながらシャマルは必死に身をよじるが、快楽によって体は痺れ、思うようにいかない。
むしろ動けば動くほどヴァイスの指が秘所を弄る力を加速させ、快感を深めていく。
ぐちゅぐちゅといやらしい水音が美女の嬌声と共に響く様は、まるで淫蕩なオーケストラだった。
狙撃手はその音色に魅せられたように彼女を責め立てた。
「シャマル先生、胸だけでこんなに濡らすなんてメチャクチャ感じやすいっすね。もしかして淫乱なんすか?」
「そ、そんな! わたし、淫乱なんかじゃ……ふぁ!」
「口ではなんて言っても、体の方は正直っすね」
「ち、が……ちがう……そんな、こと……ひぃあぁ……あああぁぁぁ!」
羞恥心を辱める言葉責めと共に、ヴァイスの手は彼女をたっぷりと苛める。
右手は下着をずらして秘裂をなぞり、膣口を抉り、陰核を転がす。
左手は腰からその上に移動し、母乳で濡れた胸を攻めた。
瑞々しい肌の感触を楽しむように優しく揉んだかと思えば、力を込めて指を沈め、乳首を思い切り抓り上げた。
さらに言葉責めに応じて耳やうなじに舌を這わせ、キスをした。
最初はヴァイスの手から逃れようとしていたシャマルだが、その抵抗も次第にただ喘ぎ、震えるだけになる。
与えられる快楽の深さが、彼女の理性を削ぎ落としていく。
元々シャマルは敏感な体質だったが、それが母乳を出すようになって、余計に増したのだ。
張った乳房と乳首が下着にすれただけでも背筋がぞくぞくとして、子宮がやたら疼き、愛液が滴る。
そこにヴァイスの行った胸への刺激が加われば……シャマルの中の“女”が火照るのも当然の事と言えるだろう。
「だ、めぇ……だめ……わたし、もう……イっちゃ、ぅ……え?」
続けられる愛撫の果て、シャマルが絶頂を迎えそうになった時、彼女の体から狙撃手の手がするりと離れた。
もう少しで迎える筈だった快楽の終着点を失い、美女の顔に驚愕と不満が浮かぶ。
視線を背後のヴァイスに向けると、彼は唇の端を吊り上げて悪意を孕んだ笑みを浮かべていた。
それは獣の笑みだ。
女を喰らう事のみを考える、欲望の獣。
狙撃手は野獣の笑みのまま口を開く。
「どうしたんすか? そんな残念そうな顔して。さっきは止めて欲しいような事言ってたじゃないっすか、シャマル先生」
「そ、そんな……だって、もうちょっとで……」
恥ずかしそうに頬を染め、言葉尻を濁すシャマル。
体はすっかりと火照り、男を欲しているが、最後の最後で理性が楔を打ち込んでいる。
熟れきった体と対照的なその様が、余計に雄の欲望をそそらせる。
ヴァイスは彼女の腰に手を回して抱き寄せる。
そうすれば自然と、彼の股間で滾っていた男がシャマルの豊満な尻肉に押し付けられた。
「ぁ……」
「分かりますか? 俺、もうこんなになってるんすよ?」
「……」
熱く滾った男の象徴を押し付けられ、一層顔を赤くするシャマル。
ヴァイスはその耳元に囁く。
「どうせなら、一緒に気持ちよくなりませんか」
直接抱きたいと言わずに言葉を濁したのは、単純な快楽責めよりも彼女の羞恥心を突き崩した。
逡巡は十秒ほど。
シャマルは熱を帯びた眼差しで彼を見つめると――静かに頷いた。
□
「ひゃ!」
了承の首肯を受けるや、ヴァイスはその場でシャマルを押し倒した。
可愛い悲鳴を上げて乳汁で濡れたシーツの上に横たわる美女。
服を部分的に肌蹴て胸が露出し、白衣や制服は着たままというのがまたなんとも男心をそそる。
ヴァイスは自分の服も脱ぎつつ、力任せに彼女の服を剥ぎ取りに掛かった。
スカートのファスナーを下ろすや乱暴にずり下ろす。
露になったのはニーストッキングに覆われた美脚と、愛液で濡れた黒いレースの下着だ。
大人の女の色香をかもし出す、シャマルに似合ったチョイスだ。
より興奮し、下着も一緒に無理矢理脱がせようとする。
だが、そこでシャマルの手が制止を掛けた。
「ま、まって!」
「どうしたんすか?」
もしかして、今さら行為を中断してくれと言うんじゃあるまいか。
ありえそうな予感に、ヴァイスの脳裏に不安が過ぎる。
だがさすがに嫌がる女を無理矢理犯すような事はしたくない。
もしも彼女が本気で嫌がったら、潔く身を引いて、この欲求はどこぞのソープででも晴らそうか。
そう考えた。
が、彼の予想は覆る。
「あ、あのね……その……する前に、して欲しいな、って……」
「何をっすか?」
「……キ、ス」
顔をトマトみたいに真っ赤にして、風が吹けば掻き消えてしまいそうな小さな声でシャマルは告げた。
ヴァイスはちょっとばかり唖然とする。
これだけ淫らに乱れた姿を晒して、今から肉欲のままに体を重ねようというのに。
彼女はまるで初めて男と付き合う生娘のような事を言うのだ。
男をそそらせる淫蕩さの中にある可憐な心に、無性に心がときめくのを感じる。
これに応えぬ道理はないと、ヴァイスは頷いて了承した。
「それじゃ」
ゆっくりと顔を近づけ、音もなく二人の唇が重なり行く。
「ぁ……んぅ」
シャマルは目を瞑り、されるがままに口付けを受けた。
最初はただ重ねるだけのキスは、しかしすぐに濃厚なものへと変わる。
ヴァイスの舌が唇を割って侵入し、歯茎や唇の裏をなぞり、彼女の舌を探すや絡まり、唾液を嚥下させる。
男と女の、情欲に彩られた熱いキスだ。
熱烈に重なる二人の唇と舌。
しばしの時、ヴァイスとシャマルは甘い口付けに没頭した。
「はぁ……ん、はぁ!」
唾液の糸を引きながら、息継ぎのために顔を離す。
だがヴァイスは間髪いれずに次の責めに移った。
シャマルの色っぽいうなじに吸い付き、舐めながら何度もキスをする。
さらにそのまま下へと移り、目標を変更。
豊かな乳房へと向かう。
白い丘にキスを繰り返しながら、その頂の乳首へと。
乳輪の縁をちろちろと焦らすように舐めたかと思えば、母乳の滴る乳首に思い切り吸い付いた。
「ひゃぁ! だ、だめ! そんな、吸っちゃ……ひぃうぅ!」
やめろと言われてやめられるわけがない。
口に含んだ母乳は、信じられないほど甘かった。
わずかに脂っこい味と風味があり、舌の上で何とも言えないまろやかな甘みが広がる。
ヴァイスは口をすぼめ、喉を鳴らして乳汁を飲む。
時折乳首を舌先で転がしてやると、シャマルの体は面白いくらい跳ねた。
どうやら胸がよほど弱いらしい。
指を下着の上に這わせてみると、もう秘所はぐしょぐしょに濡れていた。
そして、ヴァイスももう限界だった。
名残惜しく思いつつも乳房から顔を離し、彼はいきり立った己自身を濡れたシャマルの女に押し付ける。
「ぁぁ……すご、い」
視線を下半身に向けたシャマルが、快感に恍惚と震えながら呟いた。
濡れた秘所に下着越しに触れたヴァイスの男根は、想像以上に雄々しかった。
へそまで届きそうなほどのサイズに、エラの張ったカリ首、あちこちに浮かんだ血管は禍々しく、びくびくと脈動している。
正しく女を貫く為にある、男の凶器だった。
その威容を見つめ、期待と不安にシャマルはごくりと唾を飲み込む。
だがもはや彼女に抵抗という言葉はなかった。
視線を上げ、宝石のようなすみれ色の眼差しでヴァイスを見つめる。
そして恥じらいと興奮に頬を紅潮させて、告げた。
「……きて」
その誘いに、ヴァイスは言葉や首肯で答えなかった。
応えたのは体。
逞しく怒張した彼の男が、微塵の迷いもなく濡れた女を――貫く。
「あああああああああああぁぁぁッッ!!」
その瞬間、絶叫に近い声を上げてシャマルが喘ぐ。
挿入と同時に達したのだ。
入れた途端に彼女の媚肉は痛いくらい締まり、埋没する肉棒を受け入れる。
その刺激にヴァイスも堪らず射精してしまいそうになるが、彼は歯を食いしばって耐えた。
まだ、もっと彼女を味わいたい。
欲望のままに、男は動いた。
「ま、まってヴァイスくん……わた、し……今イったばっかり、で……ひぃあぁぁ! ら、めぇ! うごいひゃ、らめぇ!」
涙と涎で顔をぐしゃぐしゃにしてシャマルは懇願するが、ヴァイスはもう止まらない。
力の限り腰を突き出して彼女を貫いた。
愛液でしとどに濡れた膣は男を柔軟に受け入れ、同時に絡み付いて凄まじい快楽を与える。
突き入れると天上の肉粒がカリ首をくすぐり、抜けば肉ヒダが逃すまいとまとわりつく。
締め付けの強さも相まって、気を失ってしまいそうな名器だった。
今にも迸りそうになる射精の欲求を抑えながら、ヴァイスはあらん限りに腰を振って名器の媚肉を味わう。
何度も、何度も、何度も、何度も。
腰を突き出し、引き抜き、また突き出して引き抜く
たまに角度を変えて違う方向に亀頭を叩きつけると、面白いくらいシャマルの体が跳ねて痙攣する。
既に彼女は何度も絶頂しているようだ。
その度に膣壁が急激に締まり、飽きさせない快楽をヴァイスに与える。
そして彼もいよいよ。限界が近づきつつあった。
腰にさらに力を入れてシャマルを抉りつつ、ヴァイスは彼女の胸に再び顔を埋める。
そして迷うことなく乳首に吸い付く。
「ひゃぁああ! だめ! いま、胸すったら……イ、くぅ! また……またイっちゃぅぅ!」
金色の髪を振り乱し、だらしなく口から唾液の筋を垂らしてシャマルが喘ぐ。
脱ぎかけの彼女の白衣や制服が汗や母乳で濡れていたが、ヴァイスは構わず抱き寄せて腰を打ちつけた。
口の中で転がす乳首から溢れる甘い液体。
抱き寄せる美女の柔らかい肢体。
肉棒に絡みつく媚肉の快楽。
もうこれ以上は耐えられない、そう考えた瞬間、ヴァイス自身が爆ぜた。
爆発的な勢いで発射される白濁とした精液の奔流。
シャマルの体の一番深いところに突き刺さり、子宮に注がれていく子種。
腰に回した手で彼女の体を固定し、ヴァイスは己の遺伝子情報をこれでもかと注ぎ続けた。
「あぁぁ……す、ごい……でてるぅ……せえし、いっぱいでて、るぅ……」
意識が霞むほどの快楽に打ち震え、シャマルは恍惚と喘いだ。
母乳を吸われながら子宮を精液で満たされ、体が芯から蕩けていくような感覚。
彼女の脚は無意識にヴァイスの腰に絡みつき、もっともっと、と腰をくねらせる。
たっぷりと母乳を味わった男の口が胸から離れ、胸元やうなじを舌先でなぞりつつシャマルの唇を求める。
二人の唇は再び触れあい、濃密に絡み合った。
口付けを味わい、離れれば男と女を繋ぐ唾液の橋。
先ほどの射精が嘘のように硬くいきり立ったヴァイスの男根が、愛液と精液でぐちょぐちょになった秘所を抉る。
間近で見詰め合う二つの眼差しは、淫靡な欲望に蕩けきっていた。
唾液に濡れた美女の唇は、甘い囁きで求める。
「ねぇ、もっと……もっと、して……わたしのこと、おかしてぇ」
聞いている方が切なくなるような声で、シャマルはそう乞うた。
もはやそこに恥じらいは一片もない。
あるのは爛れきった雌の本能のみ。
ならば、応えるのは雄の本能だ。
ヴァイスは息を荒げ、彼女の体に手を掛けた。
「ひゃぁ!?」
挿入したまま、肩を掴んでぐるりと体を反転させる。
お互いに結合したままだったので、百八十度ねじられて何とも言えない快感が走る。
体を反転させられたシャマルは、四つんばいになって尻を突き出した格好になった。
裾を翻した白衣から覗くむっちりとした尻のボリュームは、正に圧巻である。
美尻を撫で回したい欲求が湧き上がるが、しかしヴァイスの手はするりとその上に向かった。
彼の手が求めたのは……母乳に濡れた乳房。
やはり今日は徹底的にこの胸を責めたい。
その欲求が彼を動かした。
体を密着させ、深く肉棒を捻じ込みつつ、囁く。
「じゃあ、動くぞ」
もはや敬語など使わない。
ここまで来たら、お互いに遠慮などなかった。
胸を乱暴に鷲掴み、揉みしだきながら、ヴァイスの腰が動く。
力の限りぶつけられた腰がシャマルの濡れた尻肉にぶつかって、打ち付けられる肉と肉が小気味良い音を立てる。
先ほどの正常位とは違う角度で深く抉られ、子宮口に亀頭を叩きつけられる快楽に美女の口から甘やかな喘ぎ声が溢れた。
「しゅ、ごぉいいぃぃ! あぁぁあああ! そこぉ! 子宮口、もっとえぐって! ひぃうぅ! むねぇ、お乳ももっとしぼってぇ! わたしの、こと……メチャクチャにしてぇ!!!」
絶叫に近い嬌声を上げて乱れ狂うシャマル。
ヴァイスは彼女の首筋にキスを繰り返しつつ、彼女の髪の甘い香りに酔い痴れながら、媚肉を貪った。
突き上げる度にたぷたぷと揺れる乳房を揉み、乳首を指先で捻っては母乳を搾る。
そして腰は発情期の獣のように容赦ない動きで挿入を繰り返しては膣壁を擦り上げ、子宮口を狂ったように抉る。
胸の刺激に呼応して収縮する蜜壷に、ヴァイスの脳はショートしそうなくらいの快楽を感じていた。
耳たぶを甘噛みすると、また締まり具合が変わる。
甲高い喘ぎ声も少し味わいが変化した。
シャマルは、まるで快楽に応じて音色を変える楽器のようだった。
奏でられる楽曲は淫靡で、男を狂わさずにはいない。
湧き上がる欲求。
先ほどの射精を超える快感が腰から駆け抜ける。
ヴァイスは感じた、今までにないほど大量の精液を吐き出す事が近いと。
息を荒げ、腰の律動がその速度を増す。
速く辿り着きたい、達したい、出したい、シャマルの中を満たしたい。
爛れた欲求のままにヴァイスは力の限り彼女の尻に腰を叩きつける。
緩急を以って締め付け、蠢く肉ヒダ。
彼女もまた絶頂が近いのだと分かる。
どんどん速くなり、規則的になる腰の動き。
そして遂に、終わりの時が来た。
「あ、はぁぁああああああ!! で、てるぅ! あついの……あつい、せぇしでてる! ヴァイスくんのこだね、おあなかに、でてるぅぅ……」
結合部から溢れるほど精液を注がれ、シャマルは何度も痙攣しながら、ろれつの回らなくなった声で喘ぎ狂った。
子宮に満ちる熱い子種の熱に、彼女もまた深く激しい絶頂を迎えていた。
シーツにこぼれる大量の精液と愛液、そして胸から滴る母乳、唇から垂れた唾液、肌から散った汗。
二人の体温と共に、それらの混ざり合った形容し難い淫靡な香りが医務室に満ちる。
思考は酩酊し、もう二人の頭はお互いの体の事しか考えられなかった。
シャマルが振り返り、背後のヴァイスを見つめる。
蕩けきった眼差し、濡れた唇。
何を求められているか、考えずとも分かる。
ヴァイスはそのまま顔を寄せると、静かに唇を触れ合わせた。
そして二人の舌は絡み合い、淫蕩な水音を立てて唾液を貪る。
唾液の銀糸を引きつつ顔を離すと、美女は甘く囁いた。
「ねえ……もっと、して?」
そして医務室には再び、濡れた肉と肉がぶつかる音が、くぐもった女の喘ぎ声が響き続けた。
□
「ふう……これで良いかしら。そっちはどう?」
「ああ、大丈夫っす」
「うん、良かった。あと匂いは……まあ、窓開けておくくらいしかないわね」
熱く激しい情事を終えて、ヴァイスとシャマルは身支度を整えていた。
お互いの体液で汚れきった服はシャマルの旅の鏡で取り寄せ、汚れた服は全てシーツ共々洗濯機に放り込んだ。
これで証拠は全て隠滅したのだが、いざ終わってみると妙な気恥ずかしさがある。
お互いに熱に浮かされたように体を求め合ってしまい、冷静になった胸中に羞恥心が湧き上がった。
シャマルは顔を真っ赤にして俯き、先ほどからあまりヴァイスと顔を合わせない。
ヴァイスもまた頬を掻きながら、どこか所在無さげに視線を泳がせている。
やはり、お互いこのまま今日の事はなかった事にしておくのが最善だろうか。
狙撃手はそう考えると、踵を返して帰ろうとした。
「あ、あの……!」
そこで唐突にシャマルが声を掛ける。
振り返ると、彼女は頬を紅潮させ、上目遣いにこちらを見つめていた。
どこか熱に浮かされたような眼差しがヴァイスを惹きつけ、瑞々しい唇が言葉を紡ぐ。
「また……お願いしても、いい?」
そう、甘やかな声が告げた。
何をか、などとは愚問だろう。
ヴァイスの中で、先ほど味わった天国のような時間が思い起こされる。
再びあの極上の肉体を味わえるというのか。
その期待感は、彼の中の理性という貧弱な軛を容易く砕いた。
「……ええ、俺でよければ」
狙撃手の青年は、穏やかさの中に餓えた獣の欲望を隠した微笑で、そう答えた。
終幕
著者:ザ・シガー
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262 名前:ヴァイス×シャマル 爛れた医務室の情事 淫乱セックス乳汁祭! [sage] 投稿日:2011/01/15(土) 17:54:47 ID:WFznm1p6 [6/12]
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ヴァイス×シャマル 爛れた医務室の情事 淫乱セックス乳汁祭!
「あら、いらっしゃいヴァイスくん。良く来てくれたわね」
そう言って微笑み、出迎えてくれたのは機動六課の主任医務官、シャマルだった。
ブラウンの陸士制服の上に纏った白衣からも、その凹凸の激しいグラマラスな肉体が伺え、ふわりと伸びるショートボブのブロンドヘアが大人びた雰囲気に華を添えている。
彼女の微笑に、医務室を訪れたヴァイスは、はぁ、と曖昧な返事をしつつ頭を掻いた。
「えと、それで一体俺に何の用っすか?」
そう、問い掛けた。
事の発端はその日の昼休みだった。
昼食を終えたヴァイスが食堂を出ようとした矢先、普段はあまり話をしない相手から声を掛けられた。
今目の前にいる相手、シャマルである。
何事かと問えば、彼女は後で医務室に来てくれと言う。
具体的な目的は告げず、ただそれだけを言うと彼女は去った。
一体自分に何用があるのか、首を傾げたヴァイスだが、生来の大雑把な性格ゆえに特に悩む事もなく、むしろ美女の頼みとあらば急いでやって来た次第である。
さて、そして件の女医はと言えば。
「え、えっと、そのね……」
シャマルは白い頬を紅潮させ、指をもじもじさせながら恥ずかしそうに俯いていた。
平素から大人の色香を漂わせている美女であるが、このような子供っぽい仕草をすると途端に純情さを孕んだ愛らしさがある。
しかも今医務室には二人の他に誰もいない。
思わず心臓の鼓動が高鳴るのを感じつつ、ヴァイスは答えを待った。
もしかして色っぽい話なのだろうか、と期待もするが、流石にそれはあるまい。
だが、そう思った瞬間、
「あ、あの……私の胸……揉んでくれない?」
上着のボタンを一つ外し、その豊穣なる二つの膨らみを見せながら彼女はそう告げたのだ。
「は、え……?」
間の抜けた声と共にヴァイスが目を丸くし、硬直してしまったのも無理ないだろう。
いきなり呼び出されたかと思えば、ブロンド美女の女医が自分のバストを揉めと申す。
これで、はいそうですか、と頷く方が無理というものだ。
もしや己の耳に異常があり、聞き間違いでもしたのではなかろうか。
「あの、今なんて言いました?」
一縷の望みを抱いて問うてみる。
そうだ、まさかいきなり美女の胸を揉みしだくなど、陳腐なエロ漫画みたいな展開があろう筈もない。
先ほどの言葉はきっと幻聴に過ぎまい。
だが、そんなヴァイスの期待はシャマルの返答によって完膚なきまでに砕かれた。
「だ、だから……胸揉んで欲しいの!」
羞恥心で真っ赤に染まった顔で、ほとんどやけっぱちになったという感じで叫ぶシャマル。
そんなに恥ずかしいなら、言わなければ良いではないか……。
と、思わなくもないが、恥ずかしがって頬を染めているシャマルは妙にかわいいので言及はすまい。
ともあれ問題となるのは、なにゆえ彼女がこんな事を申し出るかという事である。
「い、いったいなんで俺にそんな事言うんすか?」
当然、そう聞いてみるヴァイス。
シャマルは未だに真っ赤な顔を俯かせながら、ぽつりぽつりと言葉を漏らした。
「い、今から説明するから……ちょっと見てて……」
尻すぼみになる言葉と共に、シャマルは上着のボタンを一つずつ外し、次いで下のブラウスのボタンも外す。
すると現れたのは、眩いほどに白い肌がおりなす豊な双丘だった。
なんと、彼女はブラウスの下に下着を着ていなかった。
ブラウスより解放された乳房のその量感に、ヴァイスは思わず唾を飲み込んでしまう。
滑らかな肌、身を僅かに震わせただけでたぷたぷと揺れる柔らかさ、頂上にある桜色の乳首も可憐で目を惹く。
普段から白衣を押し上げるその膨らみから大きいとは思っていたが、いざ実物を間近で見ると改めて実感できる。
そうして肌蹴た乳房に注がれるヴァイスの視線により一層と頬を紅く染めながら、シャマルはそっと己の胸に手を添えた。
「……んぅ」
艶やかに漏れ出る声音と共に、しなやかな指が胸を揉む。
その瞬間だ。
乳房の頂点に咲く桃色の蕾の先端が震えたかと思えば、次の瞬間……そこからじわりと、何かが滲み出た。
正しくそれは女性の胸のあるべき機能、母乳だった。
「え、ちょ……ええ!?」
ヴァイスの口から素っ頓狂な驚きの声が漏れる。
当たり前だろう、本来母乳とは子を産んだ女性が出すものだ。
それが一体全体、なにゆえシャマルの胸から母乳が出るのだろう。
考えられる理由は一つしかない。
「シャマル先生、もしかして子供いるんですか!? てっきり独身とばっかり……」
「ち、違うわよ! そんなわけないでしょ。私は独身だし、子供も旦那さんもいません」
そっと手で隠し切れない胸を押さえつつ、シャマルは恥ずかしそうに言葉を連ねた。
「ヴァイスくんは、知ってるでしょ? 私やシグナムたちが普通の人と違うって」
「え、ええ。前に姐さんから聞いた事はあります」
八神家の守護騎士の将たるシグナムは、ヴァイスとは旧知の仲だった。
ヴァイスが陸士部隊に入隊した時から、数年以上の付き合いがある。
ゆえに、彼は守護騎士たちが普通の人間でない、魔法的なプログラムによって作られたという事を知っていた。
「最近ね、私たちも色々変化してきてるの。昔あった復元システムがなくなって、プログラムから有機的な肉の体に定着して変化して……どんどん普通の人間になってるって言えば良いかしら……例えばヴィータちゃんとか、ほんの少しだけど背が伸びてたりもするわ」
「えっと、それじゃあ、その……シャマル先生のそれは」
「……ご想像の通り、これが私の……その……変化みたいで」
頬を赤く染め、シャマルは母乳で艶やかに濡れた乳房に視線を落とす。
「なんとか止める方法はないかって、色々試したけど……上手くいかなくって……母乳が溜まって胸が張ると苦しくて、一人で絞ったりもしたんだけど……ちょっと自分の手じゃ絞りきれなくって……」
羞恥心からか、どんどん声は小さく尻すぼみになる。
そっとシャマルが視線を上げた。
輝く金髪の隙間から、助けを乞うようにすみれ色の眼差しがヴァイスを捉える。
「だから、その……ヴァイスくんに……揉んでほしい、って……」
ともすれば聞き逃してしまいそうな声だった。
しかし雑音のない空間において、青年の耳はしっかりと彼女の声を聞き届けた。
鼓膜を揺らした音声は脳に伝わり、その意味を反芻する。
揉んでほしい? 何を? 胸を? 誰が?
「お、俺がですかッ!?」
仰天のあまり、ヴァイスは思わずたたらを踏んだ。
そりゃそうだ。
ある日医務室に呼ばれたと思ったら、金髪巨乳の美人医務官がそのたわわな胸を揉めと申す。
これで平然と揉める輩がいたら相当肝が太かろう。
生憎とヴァイス・グランセニックの肝っ玉は常人より少々太い程度であり、このようなとんでもハプニングをさっくり受け入れられる事はできなかった。
どうしたものかと困惑する彼の姿に、シャマルはしゅんとうなだれる。
「ご、ごめんなさい。やっぱり、無理よねこんな事……」
「ちょ、あの、落ち込まないでください。ただその、驚いたというか……なんで自分に頼むのか」
「えっと、男の人だから手が大きいし、力も強いと思って」
「他の男じゃダメなんすか?」
「エリオじゃ小さいし、グリフィスくんは内勤組でしょ? ザフィーラは……その……家族だから頼み辛くって」
と、彼女は説明する。
つまり要約すれば、適度に八神家の事情を知っている男の手が借りたい、という事か。
事態を察し、ヴァイスは思案する。
正直に言えば――揉みたい。
美女の胸にたっぷりと実った乳房の果実、それに触れたくない男などいようか。
本能的な欲求もあるし、恥じらいながらされる哀願を無碍にするのも気が引ける。
さてどうしたものか。
そして幾許かの時を思案し、ヴァイスは結論を出した。
「……分かりました。やります」
「ほ、本当!?」
「ええ、シャマル先生の頼みじゃ断れませんしね」
「ありがとう……助かったわ」
それじゃあ、と続けながら、シャマルは医務室のベッドの一つに腰掛ける。
そして靴を脱ぐと、脚を乗せて崩した。
「するなら、こっちでお願いして良いかしら……床の上だと後で掃除が大変だから」
「は、はい……」
ヴァイスの声が思わず上ずってしまう。
ベッドの上で胸を肌蹴たシャマルの姿がかもし出す色気に、やや当てられたようだ。
胸の奥で湧き上がる欲望の炎を理性で抑えつつ、ヴァイスも彼女に倣ってベッドの上に行った。
同時に背後で医務室のドアの鍵が閉まる音がした。
これで、しばらくは二人っきりだろう。
狙撃手はごくりと唾を飲む。
ベッドの上に腰を下ろしたシャマルの後ろに、緊張と共に回る。
胸を絞るとなれば、やはり後ろから手を回した方が楽であろうという判断だ。
背後から抱き寄せるような形になり、自然と二人の距離が縮まる。
その瞬間、ヴァイスの鼻腔に華やかなる香りが漂う。
近づいた事で一層と濃く香る、シャマルの髪の匂いだった。
香水など付けていないというのに、彼女の髪からは爛熟した果実よりなお甘やかな芳香がした。
頭の芯まで染み込み蕩かすような匂いに、青年の息が荒くなる。
冷静であれという思考と共に胸に近づく指。
そして興奮に震える手は、そっと胸に触れた。
「んぅ……」
触れた瞬間、シャマルの瑞々しい桜色の唇から声が漏れる。
鼻にかかった美女の吐息は、なんとも耳に心地の良い音色だ。
されど、ヴァイスの感覚は聴覚より触覚に支配されていた。
(す、すげえ……や、わらけえ)
指に伝わる極上の柔らかさにヴァイスは内心感嘆した。
たわわに実ったシャマルの胸の、なんと柔らかい事か。
肌は吸い付くような潤いがあり、だが同時にすべすべとしたきめ細かさがある。
身長に見合った大きな狙撃手の手でさえこぼれそうになるサイズと重量感。
指に僅かに力を込めればそのまま沈み込む。
ふわふわ、もちもち、とした感触はまるで極上のましゅまろのようだ。
しばし時を忘れてしまったヴァイスだが、すぐに目的を思い出し、思考をそちらに向ける。
ぐっと指に力を入れて揉んでみた。
乳房はヴァイスの手に従い、柔軟に形を変える。
そして胸の先端、やや大きめの乳輪の先にある肉豆から、白い液体が弾けるように噴出した。
「ん、はぁ!」
ついに我慢しきれず漏れ出た喘ぎ声。
先ほど自分の手で揉んだ時とは桁違いの量の母乳が溢れ出す。
ベッドのシーツの上に散った乳汁が幾つもの斑点を残し、なんとも言えない淫靡な香りを漂わせた。
シャマルは背後のヴァイスにちらりと振り返り、快楽に耐える眼差しで告げる。
「もっと……おねがい」
了承に言葉はなく、狙撃手は行動で示した。
より一層力を込めて、指を乳肉に沈ませる。
柔らかく形を変えて指を受け入れる乳房、乳首から噴出して滴る乳汁。
美女の濡れた唇からは甘いくぐもった喘ぎ声が溢れ、静かな医務室に木霊する。
ヴァイスが胸を揉む度にそれは繰り返される。
何度も、何度も。
いつしかベッドのシーツはシャマルの母乳で湿り。
彼女の乳房は中に溜まっていたものを出してほんの少し張りがなくなった。
だが代わりに柔らかさが増し、ヴァイスの指を一層深く受け入れる。
何とも言えない濡れた柔肌と乳肉の感触に心酔し、狙撃手の指は力強く揉みしだく。
力を入れすぎたのか、母乳で滑った彼の指が思いもしない方向に向かった。
到達点は白い山の頂点にあった桃色の蕾。
銃爪を絞る事に長けた男の無骨な指が、その敏感な乳首を抓る。
「ひぁああッ!」
甲高い、蕩けた声を上げてシャマルの体がびくりと痙攣した。
まったく予想していなかった刺激。
胸の先から脳髄まで駆け抜けた甘い電撃に肢体が震え、弛緩する。
脱力した彼女の体は、ヴァイスの腕の中でぐったりと体重を預けた。
「ちょ! だ、大丈夫ですか? もしかして痛かったとか……」
「ち、ちがう……だいじょうぶ、だから……だから、今……胸さわらないでぇ」
荒い息の間から、シャマルが涙目でそう懇願してきた。
男の情欲をそそるその顔に心臓を高鳴らせつつも、ヴァイスは理性を懸命に働かせて言われた通りに手を胸から離す。
やはり母乳を出すと言う事は、乳首も張って痛かったのだろうか。
そう思案しながら、彼の手はゆっくりと離れ、力を抜くと共に下へ落ちる。
男の手は偶然にも女医の太腿に触れた。
その瞬間……指は湿り気を感じた。
「……え?」
視線を下げる。
見れば、シャマルのむっちりとした肉感的な太腿、黒いストッキングに覆われた美脚の内側が、濡れて変色している。
母乳が脚まで滴ったか。
いや、ありえない。
乳首から溢れ出て乳房を濡らしてはいるが、大部分は肌蹴たブラウスに吸収されている。
では、彼女の太腿の内に滲み出ている水分は違う場所から出ているのだろう。
それは一体どこか、もはや考えるまでもなかった。
理解した瞬間にヴァイスは音を聞いた。
自分の中で理性の楔が、獣性と欲望に引き抜かれる音だ。
彼の手はその欲望の赴くままに動いた。
ゆっくりと宙を泳ぎ、シャマルの制服のスカートの中へと侵入する。
そして、女の秘された場所に触れ……くちゅり、と音を立てた。
「ふぁッ! ちょ、ヴァイスくん……!?」
秘所への刺激によって生まれた快感に震え、シャマルの顔に驚愕が浮かんだ。
だが欲望の獣と化しつつある男は構わず続けた。
左腕で彼女の細い腰を後ろから抱きしめて動きを封じ、残る右手で濡れた秘裂をまさぐる。
びしょびしょに濡れた下着の上から膣口に指を挿し込み、親指で陰核の位置を探した。
興奮してぷっくりと膨らんだクリトリスは自己主張しており、すぐに見つかる。
もちろん容赦などしてやらない。
無骨な指はほとんど力まかせに女の一番感じる部分を潰した。
「ひゃぁあんッ! だ、だめ! クリトリス、そんな触っちゃ……ひいぃぃ!」
ヴァイスの腕の中で甘い喘ぎを上げながらシャマルは必死に身をよじるが、快楽によって体は痺れ、思うようにいかない。
むしろ動けば動くほどヴァイスの指が秘所を弄る力を加速させ、快感を深めていく。
ぐちゅぐちゅといやらしい水音が美女の嬌声と共に響く様は、まるで淫蕩なオーケストラだった。
狙撃手はその音色に魅せられたように彼女を責め立てた。
「シャマル先生、胸だけでこんなに濡らすなんてメチャクチャ感じやすいっすね。もしかして淫乱なんすか?」
「そ、そんな! わたし、淫乱なんかじゃ……ふぁ!」
「口ではなんて言っても、体の方は正直っすね」
「ち、が……ちがう……そんな、こと……ひぃあぁ……あああぁぁぁ!」
羞恥心を辱める言葉責めと共に、ヴァイスの手は彼女をたっぷりと苛める。
右手は下着をずらして秘裂をなぞり、膣口を抉り、陰核を転がす。
左手は腰からその上に移動し、母乳で濡れた胸を攻めた。
瑞々しい肌の感触を楽しむように優しく揉んだかと思えば、力を込めて指を沈め、乳首を思い切り抓り上げた。
さらに言葉責めに応じて耳やうなじに舌を這わせ、キスをした。
最初はヴァイスの手から逃れようとしていたシャマルだが、その抵抗も次第にただ喘ぎ、震えるだけになる。
与えられる快楽の深さが、彼女の理性を削ぎ落としていく。
元々シャマルは敏感な体質だったが、それが母乳を出すようになって、余計に増したのだ。
張った乳房と乳首が下着にすれただけでも背筋がぞくぞくとして、子宮がやたら疼き、愛液が滴る。
そこにヴァイスの行った胸への刺激が加われば……シャマルの中の“女”が火照るのも当然の事と言えるだろう。
「だ、めぇ……だめ……わたし、もう……イっちゃ、ぅ……え?」
続けられる愛撫の果て、シャマルが絶頂を迎えそうになった時、彼女の体から狙撃手の手がするりと離れた。
もう少しで迎える筈だった快楽の終着点を失い、美女の顔に驚愕と不満が浮かぶ。
視線を背後のヴァイスに向けると、彼は唇の端を吊り上げて悪意を孕んだ笑みを浮かべていた。
それは獣の笑みだ。
女を喰らう事のみを考える、欲望の獣。
狙撃手は野獣の笑みのまま口を開く。
「どうしたんすか? そんな残念そうな顔して。さっきは止めて欲しいような事言ってたじゃないっすか、シャマル先生」
「そ、そんな……だって、もうちょっとで……」
恥ずかしそうに頬を染め、言葉尻を濁すシャマル。
体はすっかりと火照り、男を欲しているが、最後の最後で理性が楔を打ち込んでいる。
熟れきった体と対照的なその様が、余計に雄の欲望をそそらせる。
ヴァイスは彼女の腰に手を回して抱き寄せる。
そうすれば自然と、彼の股間で滾っていた男がシャマルの豊満な尻肉に押し付けられた。
「ぁ……」
「分かりますか? 俺、もうこんなになってるんすよ?」
「……」
熱く滾った男の象徴を押し付けられ、一層顔を赤くするシャマル。
ヴァイスはその耳元に囁く。
「どうせなら、一緒に気持ちよくなりませんか」
直接抱きたいと言わずに言葉を濁したのは、単純な快楽責めよりも彼女の羞恥心を突き崩した。
逡巡は十秒ほど。
シャマルは熱を帯びた眼差しで彼を見つめると――静かに頷いた。
□
「ひゃ!」
了承の首肯を受けるや、ヴァイスはその場でシャマルを押し倒した。
可愛い悲鳴を上げて乳汁で濡れたシーツの上に横たわる美女。
服を部分的に肌蹴て胸が露出し、白衣や制服は着たままというのがまたなんとも男心をそそる。
ヴァイスは自分の服も脱ぎつつ、力任せに彼女の服を剥ぎ取りに掛かった。
スカートのファスナーを下ろすや乱暴にずり下ろす。
露になったのはニーストッキングに覆われた美脚と、愛液で濡れた黒いレースの下着だ。
大人の女の色香をかもし出す、シャマルに似合ったチョイスだ。
より興奮し、下着も一緒に無理矢理脱がせようとする。
だが、そこでシャマルの手が制止を掛けた。
「ま、まって!」
「どうしたんすか?」
もしかして、今さら行為を中断してくれと言うんじゃあるまいか。
ありえそうな予感に、ヴァイスの脳裏に不安が過ぎる。
だがさすがに嫌がる女を無理矢理犯すような事はしたくない。
もしも彼女が本気で嫌がったら、潔く身を引いて、この欲求はどこぞのソープででも晴らそうか。
そう考えた。
が、彼の予想は覆る。
「あ、あのね……その……する前に、して欲しいな、って……」
「何をっすか?」
「……キ、ス」
顔をトマトみたいに真っ赤にして、風が吹けば掻き消えてしまいそうな小さな声でシャマルは告げた。
ヴァイスはちょっとばかり唖然とする。
これだけ淫らに乱れた姿を晒して、今から肉欲のままに体を重ねようというのに。
彼女はまるで初めて男と付き合う生娘のような事を言うのだ。
男をそそらせる淫蕩さの中にある可憐な心に、無性に心がときめくのを感じる。
これに応えぬ道理はないと、ヴァイスは頷いて了承した。
「それじゃ」
ゆっくりと顔を近づけ、音もなく二人の唇が重なり行く。
「ぁ……んぅ」
シャマルは目を瞑り、されるがままに口付けを受けた。
最初はただ重ねるだけのキスは、しかしすぐに濃厚なものへと変わる。
ヴァイスの舌が唇を割って侵入し、歯茎や唇の裏をなぞり、彼女の舌を探すや絡まり、唾液を嚥下させる。
男と女の、情欲に彩られた熱いキスだ。
熱烈に重なる二人の唇と舌。
しばしの時、ヴァイスとシャマルは甘い口付けに没頭した。
「はぁ……ん、はぁ!」
唾液の糸を引きながら、息継ぎのために顔を離す。
だがヴァイスは間髪いれずに次の責めに移った。
シャマルの色っぽいうなじに吸い付き、舐めながら何度もキスをする。
さらにそのまま下へと移り、目標を変更。
豊かな乳房へと向かう。
白い丘にキスを繰り返しながら、その頂の乳首へと。
乳輪の縁をちろちろと焦らすように舐めたかと思えば、母乳の滴る乳首に思い切り吸い付いた。
「ひゃぁ! だ、だめ! そんな、吸っちゃ……ひぃうぅ!」
やめろと言われてやめられるわけがない。
口に含んだ母乳は、信じられないほど甘かった。
わずかに脂っこい味と風味があり、舌の上で何とも言えないまろやかな甘みが広がる。
ヴァイスは口をすぼめ、喉を鳴らして乳汁を飲む。
時折乳首を舌先で転がしてやると、シャマルの体は面白いくらい跳ねた。
どうやら胸がよほど弱いらしい。
指を下着の上に這わせてみると、もう秘所はぐしょぐしょに濡れていた。
そして、ヴァイスももう限界だった。
名残惜しく思いつつも乳房から顔を離し、彼はいきり立った己自身を濡れたシャマルの女に押し付ける。
「ぁぁ……すご、い」
視線を下半身に向けたシャマルが、快感に恍惚と震えながら呟いた。
濡れた秘所に下着越しに触れたヴァイスの男根は、想像以上に雄々しかった。
へそまで届きそうなほどのサイズに、エラの張ったカリ首、あちこちに浮かんだ血管は禍々しく、びくびくと脈動している。
正しく女を貫く為にある、男の凶器だった。
その威容を見つめ、期待と不安にシャマルはごくりと唾を飲み込む。
だがもはや彼女に抵抗という言葉はなかった。
視線を上げ、宝石のようなすみれ色の眼差しでヴァイスを見つめる。
そして恥じらいと興奮に頬を紅潮させて、告げた。
「……きて」
その誘いに、ヴァイスは言葉や首肯で答えなかった。
応えたのは体。
逞しく怒張した彼の男が、微塵の迷いもなく濡れた女を――貫く。
「あああああああああああぁぁぁッッ!!」
その瞬間、絶叫に近い声を上げてシャマルが喘ぐ。
挿入と同時に達したのだ。
入れた途端に彼女の媚肉は痛いくらい締まり、埋没する肉棒を受け入れる。
その刺激にヴァイスも堪らず射精してしまいそうになるが、彼は歯を食いしばって耐えた。
まだ、もっと彼女を味わいたい。
欲望のままに、男は動いた。
「ま、まってヴァイスくん……わた、し……今イったばっかり、で……ひぃあぁぁ! ら、めぇ! うごいひゃ、らめぇ!」
涙と涎で顔をぐしゃぐしゃにしてシャマルは懇願するが、ヴァイスはもう止まらない。
力の限り腰を突き出して彼女を貫いた。
愛液でしとどに濡れた膣は男を柔軟に受け入れ、同時に絡み付いて凄まじい快楽を与える。
突き入れると天上の肉粒がカリ首をくすぐり、抜けば肉ヒダが逃すまいとまとわりつく。
締め付けの強さも相まって、気を失ってしまいそうな名器だった。
今にも迸りそうになる射精の欲求を抑えながら、ヴァイスはあらん限りに腰を振って名器の媚肉を味わう。
何度も、何度も、何度も、何度も。
腰を突き出し、引き抜き、また突き出して引き抜く
たまに角度を変えて違う方向に亀頭を叩きつけると、面白いくらいシャマルの体が跳ねて痙攣する。
既に彼女は何度も絶頂しているようだ。
その度に膣壁が急激に締まり、飽きさせない快楽をヴァイスに与える。
そして彼もいよいよ。限界が近づきつつあった。
腰にさらに力を入れてシャマルを抉りつつ、ヴァイスは彼女の胸に再び顔を埋める。
そして迷うことなく乳首に吸い付く。
「ひゃぁああ! だめ! いま、胸すったら……イ、くぅ! また……またイっちゃぅぅ!」
金色の髪を振り乱し、だらしなく口から唾液の筋を垂らしてシャマルが喘ぐ。
脱ぎかけの彼女の白衣や制服が汗や母乳で濡れていたが、ヴァイスは構わず抱き寄せて腰を打ちつけた。
口の中で転がす乳首から溢れる甘い液体。
抱き寄せる美女の柔らかい肢体。
肉棒に絡みつく媚肉の快楽。
もうこれ以上は耐えられない、そう考えた瞬間、ヴァイス自身が爆ぜた。
爆発的な勢いで発射される白濁とした精液の奔流。
シャマルの体の一番深いところに突き刺さり、子宮に注がれていく子種。
腰に回した手で彼女の体を固定し、ヴァイスは己の遺伝子情報をこれでもかと注ぎ続けた。
「あぁぁ……す、ごい……でてるぅ……せえし、いっぱいでて、るぅ……」
意識が霞むほどの快楽に打ち震え、シャマルは恍惚と喘いだ。
母乳を吸われながら子宮を精液で満たされ、体が芯から蕩けていくような感覚。
彼女の脚は無意識にヴァイスの腰に絡みつき、もっともっと、と腰をくねらせる。
たっぷりと母乳を味わった男の口が胸から離れ、胸元やうなじを舌先でなぞりつつシャマルの唇を求める。
二人の唇は再び触れあい、濃密に絡み合った。
口付けを味わい、離れれば男と女を繋ぐ唾液の橋。
先ほどの射精が嘘のように硬くいきり立ったヴァイスの男根が、愛液と精液でぐちょぐちょになった秘所を抉る。
間近で見詰め合う二つの眼差しは、淫靡な欲望に蕩けきっていた。
唾液に濡れた美女の唇は、甘い囁きで求める。
「ねぇ、もっと……もっと、して……わたしのこと、おかしてぇ」
聞いている方が切なくなるような声で、シャマルはそう乞うた。
もはやそこに恥じらいは一片もない。
あるのは爛れきった雌の本能のみ。
ならば、応えるのは雄の本能だ。
ヴァイスは息を荒げ、彼女の体に手を掛けた。
「ひゃぁ!?」
挿入したまま、肩を掴んでぐるりと体を反転させる。
お互いに結合したままだったので、百八十度ねじられて何とも言えない快感が走る。
体を反転させられたシャマルは、四つんばいになって尻を突き出した格好になった。
裾を翻した白衣から覗くむっちりとした尻のボリュームは、正に圧巻である。
美尻を撫で回したい欲求が湧き上がるが、しかしヴァイスの手はするりとその上に向かった。
彼の手が求めたのは……母乳に濡れた乳房。
やはり今日は徹底的にこの胸を責めたい。
その欲求が彼を動かした。
体を密着させ、深く肉棒を捻じ込みつつ、囁く。
「じゃあ、動くぞ」
もはや敬語など使わない。
ここまで来たら、お互いに遠慮などなかった。
胸を乱暴に鷲掴み、揉みしだきながら、ヴァイスの腰が動く。
力の限りぶつけられた腰がシャマルの濡れた尻肉にぶつかって、打ち付けられる肉と肉が小気味良い音を立てる。
先ほどの正常位とは違う角度で深く抉られ、子宮口に亀頭を叩きつけられる快楽に美女の口から甘やかな喘ぎ声が溢れた。
「しゅ、ごぉいいぃぃ! あぁぁあああ! そこぉ! 子宮口、もっとえぐって! ひぃうぅ! むねぇ、お乳ももっとしぼってぇ! わたしの、こと……メチャクチャにしてぇ!!!」
絶叫に近い嬌声を上げて乱れ狂うシャマル。
ヴァイスは彼女の首筋にキスを繰り返しつつ、彼女の髪の甘い香りに酔い痴れながら、媚肉を貪った。
突き上げる度にたぷたぷと揺れる乳房を揉み、乳首を指先で捻っては母乳を搾る。
そして腰は発情期の獣のように容赦ない動きで挿入を繰り返しては膣壁を擦り上げ、子宮口を狂ったように抉る。
胸の刺激に呼応して収縮する蜜壷に、ヴァイスの脳はショートしそうなくらいの快楽を感じていた。
耳たぶを甘噛みすると、また締まり具合が変わる。
甲高い喘ぎ声も少し味わいが変化した。
シャマルは、まるで快楽に応じて音色を変える楽器のようだった。
奏でられる楽曲は淫靡で、男を狂わさずにはいない。
湧き上がる欲求。
先ほどの射精を超える快感が腰から駆け抜ける。
ヴァイスは感じた、今までにないほど大量の精液を吐き出す事が近いと。
息を荒げ、腰の律動がその速度を増す。
速く辿り着きたい、達したい、出したい、シャマルの中を満たしたい。
爛れた欲求のままにヴァイスは力の限り彼女の尻に腰を叩きつける。
緩急を以って締め付け、蠢く肉ヒダ。
彼女もまた絶頂が近いのだと分かる。
どんどん速くなり、規則的になる腰の動き。
そして遂に、終わりの時が来た。
「あ、はぁぁああああああ!! で、てるぅ! あついの……あつい、せぇしでてる! ヴァイスくんのこだね、おあなかに、でてるぅぅ……」
結合部から溢れるほど精液を注がれ、シャマルは何度も痙攣しながら、ろれつの回らなくなった声で喘ぎ狂った。
子宮に満ちる熱い子種の熱に、彼女もまた深く激しい絶頂を迎えていた。
シーツにこぼれる大量の精液と愛液、そして胸から滴る母乳、唇から垂れた唾液、肌から散った汗。
二人の体温と共に、それらの混ざり合った形容し難い淫靡な香りが医務室に満ちる。
思考は酩酊し、もう二人の頭はお互いの体の事しか考えられなかった。
シャマルが振り返り、背後のヴァイスを見つめる。
蕩けきった眼差し、濡れた唇。
何を求められているか、考えずとも分かる。
ヴァイスはそのまま顔を寄せると、静かに唇を触れ合わせた。
そして二人の舌は絡み合い、淫蕩な水音を立てて唾液を貪る。
唾液の銀糸を引きつつ顔を離すと、美女は甘く囁いた。
「ねえ……もっと、して?」
そして医務室には再び、濡れた肉と肉がぶつかる音が、くぐもった女の喘ぎ声が響き続けた。
□
「ふう……これで良いかしら。そっちはどう?」
「ああ、大丈夫っす」
「うん、良かった。あと匂いは……まあ、窓開けておくくらいしかないわね」
熱く激しい情事を終えて、ヴァイスとシャマルは身支度を整えていた。
お互いの体液で汚れきった服はシャマルの旅の鏡で取り寄せ、汚れた服は全てシーツ共々洗濯機に放り込んだ。
これで証拠は全て隠滅したのだが、いざ終わってみると妙な気恥ずかしさがある。
お互いに熱に浮かされたように体を求め合ってしまい、冷静になった胸中に羞恥心が湧き上がった。
シャマルは顔を真っ赤にして俯き、先ほどからあまりヴァイスと顔を合わせない。
ヴァイスもまた頬を掻きながら、どこか所在無さげに視線を泳がせている。
やはり、お互いこのまま今日の事はなかった事にしておくのが最善だろうか。
狙撃手はそう考えると、踵を返して帰ろうとした。
「あ、あの……!」
そこで唐突にシャマルが声を掛ける。
振り返ると、彼女は頬を紅潮させ、上目遣いにこちらを見つめていた。
どこか熱に浮かされたような眼差しがヴァイスを惹きつけ、瑞々しい唇が言葉を紡ぐ。
「また……お願いしても、いい?」
そう、甘やかな声が告げた。
何をか、などとは愚問だろう。
ヴァイスの中で、先ほど味わった天国のような時間が思い起こされる。
再びあの極上の肉体を味わえるというのか。
その期待感は、彼の中の理性という貧弱な軛を容易く砕いた。
「……ええ、俺でよければ」
狙撃手の青年は、穏やかさの中に餓えた獣の欲望を隠した微笑で、そう答えた。
終幕
著者:ザ・シガー
- カテゴリ:
- 漫画/アニメ
- 魔法少女リリカルなのは
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