672 名前:THE GEARS OF DAMENINGEN 1 [sage] 投稿日:2012/05/25(金) 21:31:44 ID:KrgVD0Go [2/11]
673 名前:THE GEARS OF DAMENINGEN 2 [sage] 投稿日:2012/05/25(金) 21:32:49 ID:KrgVD0Go [3/11]
674 名前:THE GEARS OF DAMENINGEN 3 [sage] 投稿日:2012/05/25(金) 21:33:34 ID:KrgVD0Go [4/11]
675 名前:THE GEARS OF DAMENINGEN 4 [sage] 投稿日:2012/05/25(金) 21:34:25 ID:KrgVD0Go [5/11]
676 名前:THE GEARS OF DAMENINGEN 5 [sage] 投稿日:2012/05/25(金) 21:35:08 ID:KrgVD0Go [6/11]
677 名前:THE GEARS OF DAMENINGEN 6 [sage] 投稿日:2012/05/25(金) 21:35:45 ID:KrgVD0Go [7/11]
678 名前:THE GEARS OF DAMENINGEN 7 [sage] 投稿日:2012/05/25(金) 21:36:24 ID:KrgVD0Go [8/11]
679 名前:THE GEARS OF DAMENINGEN 8 [sage] 投稿日:2012/05/25(金) 21:36:56 ID:KrgVD0Go [9/11]
680 名前:THE GEARS OF DAMENINGEN 9 [sage] 投稿日:2012/05/25(金) 21:37:28 ID:KrgVD0Go [10/11]

 新暦六六年三月、時の旅人アミタとキリエの時間移動の余波によって十三年後の未来から突如として海鳴市に放り込まれたヴィヴィオは、
偶然にもアミタを追うユーノとであってしまった。

「えええっ? ユーノ司書長、ちっさ!
変身魔法?
こんな場所でそんな姿で、何されてるんですか?」

 彼女の驚きは当然の事であるが、この時代のユーノにしてみれば出会った事のない人物であるし、配属間もない民間協力者だ。
 クロノの執務官補佐という名目で、独自の人事・予算権限を持っているが、無限書庫における役職はまだ只の司書に過ぎない。

「ええッ? あの、どこかでお会いしましたか? それに司書長って…?」

「いや、だってユーノ司書長は、無限書庫の……」

(はっ!
司書長、ホントに驚いてる……?
ていうかまさか、まさかこれって幼児プレイ!
でも相手の人がいないのに子供姿という事は、司書長は強制的に変身魔法をかけられている状態?
そりゃ何してるかなんていえないよね!
他人の振りするしかないよね!)

 ヴィヴィオの名誉の為に断っておくべきであろうが、新暦七十九年のミッドチルダにおいて時間移動魔法はその理論の片鱗すら見つかっておらず、
時間移動のロストロギアなどアルハザード消失後のおとぎ話にしか存在しない。
 その為、常識人であるヴィヴィオは、自らが時間移動したなどという結論に至らないのは、至極当たり前の事なのである。

「確かに僕は無限書庫の司書ですが、入ったばかりですし……司書長は別の方ですよ?」

 今代司書長のスタンレー・スチーマは、
管理局内の派閥闘争に敗れた末に流れ着いた人物だけに司書として有能とは言い難いが、十分に尊敬するにあたう人物だ。
 故にユーノは、ヴィヴィオの言葉の意味を全く理解できず、彼女の元に届いた思念通話気付かなかった。

《大変ですヴィヴィオさん! こちらは今、小さなヴィヴィオさんのお母様と!
それに今は、新暦六六年だとか!》

《やっぱり!

(自分まで子供姿になった上、それに時代設定まで合わせるだなんて流石だよ!)

あのあの、とにかく、ここは、二時間ほどフェイトママの事を足止めしてください!》

《え? いえ、こちらにいらっしゃるのは……》

 アインハルトの言葉が最後まで伝わらなかったのは、ヴィヴィオがクリスに命じて広帯域通信妨害を行ったからであった。

「どうも話がよくわかりませんね……
済みません、ちょっと詳しく聞かせてもらっていいですか?」

「はーい、今行きますね、ユーノさん」

 この時もし、ユーノがなのはやアースラとの思念通話チャンネルを能動待機にしていれば、
ヴィヴィオの行ったジャミングに気付き、その後の事態は変わっていたかも知れない。
 ヴィヴィオはユーノの両手をとって、更にもう一歩近づき、仮初めの身長差を利用して彼の視界を豊かに育った胸で一杯にする。

「あ…あの……」

 眼前の豊満な隆起に顔を真っ赤に染めながらユーノがヴィヴィオを見上げる。

(う〜〜ん、ウブいなぁ〜〜)

「実を言うとですねユーノさん、私空飛べないんです。ですから、人目の付かない所に降りませんか?」

 合理的な理由だ。
 ユーノにしてみれば魔法の存在しない海鳴市の上空で不用意に浮かんでいるわけにはいかないし、
そうでなくともフローターフィールドを使っているベルカ系らしい人物は恭順の姿勢を示しているのだから、墜落防止の為に地上に降りるべきだ。
 ヴィヴィオにとっても、アインハルトに時間稼ぎを頼んだとは言え理由を話していない以上、最悪フェイトに唆されて二人で探しに来るかも知れない。
ならばフェイトから見つからない様に隠れる必要がある。

「じゃあ、あそこのビルの屋上に」

 ユーノは社員が全員帰ったのだろう、灯りのついていない小さなビルの屋上に視線を送る。

「あ、その(逃がさない布石として)ユーノさんに掴まっていいですか?」

「大丈夫、ちゃんと降りるまで手を放したりしませんよ」

(も〜〜ユーノさんってば紳士過ぎるよぉ!
わたしを萌え殺す気?)

「……駄目……ですか?」

 零れない程度に瞳を潤ませ、不安げに首をかしげならもう一度問い掛けると、ユーノは仕方なしに頷く。

「有難うございます!」

 そのまま正面からユーノを抱きしめた。
 さて先ほど言った通り、ユーノの目前にはヴィヴィオの乳があるわけで、彼の頭はモギュッとそのバンペイユに包まれる。

「あの、えっと………」

「ン………アン、くすぐったい………」

 割と男の子の本能に逆らえないユーノであるが、紳士道を発露すべく、抗議の声を上げかけて、何やら艶めかしい反応が返ってきて押し黙った。
 およそ一年前の温泉旅行と一緒で、ユーノは平常心、平常心と心の中で何度も繰り返し、しかしポユンポユンの殆ど未知なる感触に心奪われる。
 お陰で背中に回されていた右手が少しずつ下がっていっている事に気付けなかった。


 ビルの屋上まで後五メートル……二メートル……一メートル…八〇センチ…五〇センチ………
 平常心の大合唱とポユンポユンと女性の甘い香りに思考の八割を埋め尽くされながら、ユーノは着実に無視界着陸を成功へと導いていく。
 そして残り一〇センチを切ったその時に、ヴィヴィオが右手をユーノの性器をぐにゃりと掴んだ。

「ヒャ!」

 少女の様な悲鳴と共に飛行術式が霧散する。

「ユーノさんのおちんちん、勃起してる」

 ヴィヴィオが己の胸に沈めた少年に囁きかける。
 彼女が気付いたのはもっと上空でだ。身体を正面から密着させているのだから、気付かないはずがない。
 唯、ユーノにそれを自覚させる為にまさぐり、囁いたのだ。
 羞恥心から身をよじるユーノを、ストライクアーツで鍛えた両腕は逃がさない。
 バリアジャケットの上から何度もユーノのものをなで回す。

「……やめて・…ア…ン……くださ……お願……す」

 懇願するユーノの吐息を感じながら、ヴィヴィオは弄り続ける。

「こんなにパンパンに腫らしておいて気付かないと思う方がおかしいですよ」

 せめて逸物を握る手の動きを邪魔しようと、ユーノは太股に力を込めてヴィヴィオの腕を挟み込む。
しかし関となるべき太股が既に突破された後では如何ほどの効果もなく、
ヴィヴィオの白魚の様な手は思う存分に暴れ回る。

「そんなにくわえ込まなくても、止めたりしませんよ」

「……違………」

 涙ながらに否定する。

「違くないですよ」

 耳朶をはみ、舌先で耳穴をほじる。

「イヤ…ア……止め……」

 ユーノは必死にこの謎の金髪お姉さんから逃れようとするが、
いつの間にか背中に展開された追突保護用魔法を応用したヴァイヒシルトによって、立った状態のままで寝技を決められていた。

 右手の位置が非常に不穏な所にあるとは言え、
寝技というのは一度決まってしまえばそれを覆す事は容易ではなく、ましてユーノはそういった技術に詳しくない。
 故に、必死に藻掻くが、それは只の体力と気力の浪費に他ならなかった。
 五分と経たないうちに疲れ果て、抵抗できなくなったユーノをヴィヴィオは更に二〇分余りも玩ぶ。
 左の耳は唾液にまみれ、バリアジャケットのズボンは、カウパー腺液でじっとりと濡れる。
 そうして漸くヴィヴィオはユーノを解放した。
 支えを失い、ぺたりと床に座り込んだユーノは、荒い息と共に緋と碧の瞳をぼんやりと見上げる。
 股間がむずがゆく、自らの手で触ってしまおうかという思いと、体力を使い果たした事による気怠さ、そして羞恥心がせめぎ合う。

「……ハの………」

 言いさして、今度は唇を奪われた。
 舌が口中をナメクジの様に這い回り、蛸の足の様にからみつく。

「ン……ム……ンン………プはッ
知ってますか、ユーノさん。これ、私のファーストキスなんですよ?」

 本当にこの女性は誰なのだろう?
 出会ってから何度も繰り返している、そして答えの出るはずがない疑問の答えを、霞の掛かった頭で探す。
 しかしそれは、考えるという行為に姿を借りた現実逃避でしかなくなっている。

「ウフフ、セカンドキスはおちんちんにしてあげますね」

 言ってヴィヴィオは、スクライア一族の伝統的な様式に則ったバリアジャケットの腰紐を解く。
 その下、一本の支柱によって天幕を張った下着は、次元航行隊で十五年以上もの採用実績がある合成繊維のボクサーパンツであった。
 湿った下着も剥ぎ取ると、白く、包皮に被われた肉棒が姿を現す。

「フェイトママ、ここまで再現してるんだぁ」

 スクライア一族に割礼の習慣がないというのは本を調べて知っているが、
目の前にあるこれが歴史的事実なのか、母親の趣味なのかまではヴィヴィオには判らない。

「では……頂きマース」

 下唇を一度舐め、口の中に溜まった唾液を飲み込んで、ヴィヴィオはユーノの陰茎を一息に頬張った。

「ヒャぁン!」

 背筋を駆け抜ける快楽にユーノはビクリと痙攣する。

「フィんハんハんフェフね」

「やぁ、喋っちゃ………」

 ユーノの両手は押し寄せる快感のなすがままにヴィヴィオの頭を掴む。
 見知らぬ感覚から逃れようとしているのか、貪ろうとしているのか判らずに、ただヴィヴィオの頭に掴まる。
 その様な意志を持たない両腕などに性お……
聖王がその振る舞いを押しとどめられるなど有り得ず、ヴィヴィオはユーノに快感をもたらそうと頭を振り続ける。
 実戦経験など無いヴィヴィオの行為は、単純な上下動の繰り返しに過ぎないが、
自ら慰めた事のないユーノにとっては過剰なまでに刺激的で、理性も我慢も瞬く間に限界まで削り落としていく。

「やぁ、だめぇ!
出ちゃうッ
なんか出ちゃう!
おしっこ出ちゃうよぉ!!」

 咆吼、そしてヴィヴィオの咥内に粘性の液体をまき散らした。
 ヴィヴィオは初めての味と食感に嘔吐しかけるが、意思の力でそれを従え、一滴たりとも零すまいとの覚悟と共に咥内から肉棒を引き出す。
 目尻に涙を浮かべながら天を仰ぎ、ユーノの吐き出した精液を嚥下する。

「マズいぃ、なのはママのマンガと全然違うぅ」

 自分が出させて自分で飲んだというのに、ヴィヴィオは身勝手な感想を口にする。

「…なのはや、フェイトを…知っている……の?」

 荒い息と共にユーノは問い掛ける。

「ン……そう言えば、まだ私と会った事のない設定ですよね。そうなると、私も知らないのかな?」

 笑いながら小さな子供の様に小首をかしげる。

「設定?」

「未来から来たヴィヴィお姉さんが、憧れの上司に処女を捧げるというシナリオです。
子供時代に戻って幼馴染み同士が一線を越えるよりも燃えませんか?」

 笑いながらバリアジャケットを脱ごうとして、その手を止める。脱ごうにも、脱ぐ為の繋ぎ目がなかった。
 鍛錬と試合しか想定していない彼女のバリアジャケットは、それ以外の生理現象に伴う所作に向いていないのだ。

「ん〜〜」

 少し悩んでヴィヴィオは自らのバリアジャケットの股間を破く。

「アハ、見てくださいユーノさん」

 そう言ってヴィヴィオはバリアジャケットを破くのに使った右手を握りしめたまま、ユーノの前に突き出した。
 手を開くと、握られていたバリアジャケットの破片が魔力素へと変換されて淡い虹色の光を放ち、
指の間で糸を引く愛液をテラテラと映し出す。

「自分で弄ってないのに、こんなに濡れちゃいました。
私も、ユーノさんの事をいえないエッチな娘みたいですね」

 その妖艶な姿と匂いに、幾ばくかの緊張を失った陰茎が再び天を向く。
 ヴィヴィオがそれを跨ぐように膝立ちすると、右手で自らの秘部を開き、
自らの股を潜らせた左手で、垂直よりも更に前傾しているユーノの陰茎を垂直まで引き上げる。
 秘肉と亀頭が触れ合うまで腰を下ろしたヴィヴィオのゆっくりと位置を合わせる仕草がもどかしい快感を与え、思わずユーノの腰が浮く。

「フフフ大丈夫ですよユーノさん。私、逃げたりしませんよ。
それじゃあユーノさん、子供ユーノさんのおちんちんが、おとなヴィヴィオの処女を奪う瞬間、見てて下さいね」

 言って、一息に腰を下ろした。

「……フぁ!」

「……イッ」

 ユーノは本能の求めていた快楽から、ヴィヴィオは純潔を失った痛みから声を上げる。 両腕をついて鈍痛に耐えるヴィヴィオは隠しきれない苦悶の表情を浮かべるが、やがて引いていく痛みと共に消え、満たされた心の儘に惚けていく。

「…エヘヘェ……ユーノさんと繋がったぁ、夢みたい」

 苦悶と、見た事のない壊れた表情に、ユーノは快楽によって手放しかけた理性の存在を思い出す。

「あの……お…お姉さんん!」

「まだ痛いから、これで我慢してくださいね?」

 怯えるユーノの言葉を遮ったのは、ゆっくりと前後に腰を動かすヴィヴィオの膣からもたらされた快楽だった。

「…ア、これ良い………」

予期せず、ユーノの陰茎がGスポットに中り、自分の指では味わえなかった刺激にヴィヴィオの唇から甘い吐息が零れる。

「ヤぁ……お姉さん……」

 ユーノは口での奉仕では味わえない圧倒的な締め付けに苦悶の表情を浮かべながら、
この快楽から逃れる為にヴィヴィオの躯を引き離そうと腕を差しのべる。

「オッパイですか? 勿論触ってOKですよ」

 再び虹色の魔力素が夜風に霧散し、ヴィヴィオの、二人の母親に匹する量感の乳房が夜風に曝される。
 そしてユーノの両腕に自分の手を添えて、胸へと導いた。

「どうですかユーノさぁん。張りなら、フェイトママにも負けない自信があるんですよぉ」

「そうじゃなくて……」

「こうですかぁ?」

 続きの言葉が出てくる前に口が塞がれ、視界を被われた。
 ヴィヴィオが完全にユーノの上にもたれかかり、彼女のバンペイユが彼の顔を覆ったのだ。
 まだ誰もユーノが人間であると知らなかった当時の高町家で、何度か美由希に抱かれたり風呂まで連れ込まれたりした事もあったが、
その時とは比べものにならない質感とむせるような雌の臭気がユーノを襲う。

「ユーノさんユーノさんユーノさん……」

 痛みに慣れたのか、それとも快楽に塗り潰されたのか、ヴィヴィオの腰の動きがだんだんと激しくなる。

「……イいよイイよ、おちんちん凄いよ」

 視覚をふさがれたユーノの脳は必然的に他の感覚をもって不足した情報の取得に務める。
それはつまり、より原始的な本能に直結する感覚を優先させるという意味でもあり、
彼の陰茎は心に抱えた恐怖とは真逆に、彼を包む熱を感じようと固く大きく聳えていく。

「来るよ、来るよ来るよォ」

「出ちゃう、出ちゃうよ、お願い止めてぇ!」

「ア、ア〜〜!」

 淫靡な水音を立てて腰を振るヴィヴィオはその果てに、熱い精液をその身の内に浴びて果てた。


 結局、ヴィヴィオを信じてアインハルトが決死の思いで稼いだ一三七分という時間は、ヴィヴィオがユーノを貪る為にだけ使われ、
自分たちが時空遡航に巻き込まれたと知ったのは、転送ポートを借りる為にハラオウン邸を訪れた時であった。

おわり


著者:超硬合金

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