RE-RIDE　RACING　TEAM

第5回　タイヤ4銘柄の筑波タイム比較による考察（銘柄追加）
　　　【POTENZA RE-01R、RE-11　ADVAN NEOVA AD08 PROXES R1R】


車も大きな仕様変更を行っていない過去4年の4銘柄の筑波ラップタイム比較を公開します。

使用車種　00年式FD3S　Vマウント/ブーストUP（TC2K最高速冬で175k〜180k程度のパワー）
タイヤサイズ　前後255/40R-17

■RE-01R　
購入価格1本　35,000円
使用期間　2007年7月〜2008年2月　8ヶ月間　
破棄時の溝残り　無し
筑波2000BEST　64.5秒　9℃　8ヶ月目
筑波1000BEST　40.1秒　2℃　8ヶ月目

破棄直前までタイムが落ちていない。
ただし、これのみ使用期間が短く正確な比較はできない。


■RE-11
購入価格1本　37,000円
使用期間　2008年3月〜2009年3月　13ヶ月間
破棄時の溝残り　無し
筑波2000BEST　64.5秒　9℃　12ヶ月目
筑波1000BEST　40.5秒　5℃　10ヶ月目

10ヶ月目以降タイムダウン傾向。


■AD08
購入価格1本　40,000円
使用期間　2009年4月〜2010年5月　13ヶ月間
破棄時の溝残り　1〜2部山
筑波2000BEST　64.2秒　5℃　9ヶ月目
筑波1000BEST　40.2秒　13℃　1ヶ月目

7ヶ月目くらいからタイムダウン傾向、10ヶ月目くらいで明らかに落ちてくる。


■R1R
使用期間　2010年6月〜2010年11月　6ヶ月間
破棄時の溝残り　右5部山　左2部山
筑波2000BEST　65.1秒　21℃　4ヶ月目
筑波1000BEST　40.5秒　10℃　6ヶ月目

4ヶ月目から明らかなタイムダウン。まだ山はあったが使う気がしなくなった。


･･･総評･･･
01Rと11は最後まで使いきれたという感覚があったが、実際は11は10ヶ月くらいでややタイムダウン傾向が見られる。
01Rに関しては、他のタイヤがタイムダウンし始める期間以下で山が無くなり破棄している。
ただし、一番使い方が荒かったのも01R。
AD08はシーズン（冬）終わってから変えたので、そのほかのタイヤとのタイム差が見た目上小さいが、
実際はもっと速い可能性が高い。
R1Rは筑波サーキットではAD08と同等以上のタイムが出せると思う。ただし賞味期限が極端に短い。
新しいうちの扱いやすさはやはり一番だと思う。
AD08とR1Rは真冬に新品を投入すれば、2Kで3秒台、1Kで39秒台後半はいけると思う。
次回更新時追加銘柄は、Z1スタースペックです。