第三回葉鍵板最萌トーナメント 公式wiki - 観戦記:予選
158 名前:名無しさんだよもん 本日のレス 投稿日:2010/01/27(水) 18:08:35 rkqq1coB0
第三回葉鍵板最萌トーナメント 予選観戦記

予選総説

第二回葉鍵板最萌トーナメントの終了から満4年を経た2009年に企画された第三回葉鍵板最萌トーナメントは、年明けて2010年1月26日、葉鍵板設立10周年にあたる日に開幕の運びとなった。
Leaf・Key両メーカーによって新作ゲームが発売・発表され、旧作であっても移植やリメイク、メディアミックス展開が行われる際に新キャラが追加されることが多い結果として、葉鍵最萌は回を追うごとに参加資格を持つキャラが増えることを避けられない。
そのため今回の最萌においては、攻略シナリオや個別エンディングを持つメインキャラとそれ以外のサブキャラを分け、サブキャラには一律に予選を課すことになった。

本戦に出場できるキャラは第二回と同じく256名、開催前の議論によってメインキャラに選ばれたのは171名であったので、サブキャラによる予選では、残る85の出場枠を争うことになる。
予選にエントリーされたサブキャラは、Leaf・Key最古のゲームである「DR2ナイト雀鬼」に始まり、Leafから発売されたばかりの最新作「愛佳でいくの!!」収録の「Final Dragon Chronicle」、両メーカーによって制作中の「WHITE ALBUM2(Leaf)」「Rewrite(Key)」、さらには麻枝准脚本によって制作中のオリジナルアニメ「AngelBeats!」に至るまで総勢242名にのぼり、第二回の予選参加キャラ116名の2倍を超えた。
このため予選は、サブキャラを10組に分けて各組7名を選ぶ一次予選10試合と、残る15枠を選ぶ二次予選の2段階に分けて行われることになった。

また今回の予選は、攻略シナリオや個別エンディングを持たないキャラがすべて対等の条件で参加するため、第一回のベスト8であるセリオ@ToHeartや水瀬秋子@Kanon、第二回のベスト4である仁科りえ@CLANNADといった強豪が目白押しであり、その点でも興味は尽きない。


159 名前:名無しさんだよもん 本日のレス 投稿日:2010/01/27(水) 18:10:45 rkqq1coB0
第三回葉鍵板最萌トーナメント 予選観戦記

第1組

支援の口火を切ったのは、まだ見ぬ新作Rewriteのヒロイン神戸小鳥。それに対して旧作のキャラたちには、前回の最萌に使われたAA付きのキャラ紹介が次々に投下される。
予選エントリーの締め切り間際に駆け込みでエントリーされたFinal Dragon Chronicle(愛佳でいくの)の女性型モンスターたちにも支援画像が貼られる。試合後半になって、天使@AngelBeats!にも支援画像が貼られた。
プレイした人がまだ多くない最新作や、制作中の作品のキャラは、まず投票者たちに知ってもらうことから始めなければならない、ということを理解した支援といえよう。
第二回の予選に出場したシイラアサン@ヒビキのマホウにも支援が貼られる。
支援が功を奏して投票開始直後に小鳥がリードしたが、AIRのサブキャラとして存在感と知名度を誇る みちるがすぐに追いついた。

平日のためもあってか日中の投票は少なかったが、午後になって天使が3位集団から抜け出し始め、夜になって投票が増えると、宮内あやめ@ToHeart、さくや@Routes、松本@ToHeartといった旧作のキャラたち、PS2版の新規キャラながら原作の知名度が大きいカムチャタール@うたわれるものが票を伸ばしてくる。
その反面、前半で票を得た愛佳でいくののモンスターたちは後半伸び悩んだ。

結果は、みちる・小鳥・天使・宮内あやめ・さくや・松本・カムチャタールの7名が本戦出場を決めた。
第一回・第二回に出場し、知名度に勝る旧作のキャラに交じって、Keyの新キャラ小鳥と天使が互角に戦ったことは印象深い。
愛佳でいくのの新キャラたちは本戦出場を決めることはできなかったが、これから知名度が高まっていく最新作のキャラであり、プレイする人が増えれば二次予選での躍進は夢ではないだろう。

追記
1月29日に、13位同着は全員二次予選に出場できると決定したことによって、一ノ瀬水恵・シイラアサン・玲於奈・ソーサレス・渡辺咲子・ワイバーン・雪女の7名が二次予選出場と確定した。

168 名前:名無しさんだよもん 投稿日:2010/01/30(土) 18:44:45 ID:hFwQcbri0
第三回葉鍵板最萌トーナメント 予選観戦記

第2組

第2組には、新作旧作取り混ぜて有力なサブキャラが属している。
中でも、ゲーム本編に画像が一枚もないにもかかわらず、二次創作を集めて活躍した折原みさお、二次創作での下の名前がメーカーに公認された椎名華穂、第2回最萌で予選組からベスト4まで勝ち進んだ仁科りえといった、いわばファンに育てられたキャラには、今回の最萌ではどんな支援が出るか興味は尽きない。

開始早々、仁科りえと原田の支援SSが投下され、前回出場したキャラにはAA付きのキャラ紹介が貼られる。仁科りえと原田には、アニメやコミックスからの画像支援も続く。午前1時には、河南子・折原みさお・仁科りえ・鹿沼葉子のトップ集団が形成された。

午後になって、旧作痕の新規キャラ高砂風花への画像支援が投下される。この支援を見て風花に投票した、というコメントが見られた。夜になって投票が増えると、前回の大活躍を思い出させられた投票者が多かったのか、仁科りえの得票が急速に伸びた。

結果は、仁科りえ・折原みさお・河南子・鹿沼葉子・坂下好恵・岩切花枝・吉井の7名が本戦出場を決めた。
風花は8位、関根@AngelBeats!は11位、スミレ@ToHeart2は13位と、新キャラには前回出場キャラの壁は厚かったようだが、二次予選での健闘を期待したい。
178 名前:名無しさんだよもん 投稿日:2010/02/06(土) 09:12:23 ID:8IM8f6/z0
第三回葉鍵板最萌トーナメント 予選観戦記

第3組

総説にあるように、今回の最萌の予選には、攻略シナリオや個別エンディングを持たないキャラが全て参加することになっているため、神尾晴子@AIR、クーヤ@うたわれるものといったゲーム中で重要な位置を占めるキャラ、セリオ@ToHeartのように過去の最萌で勝ち進んだキャラも、予選からの出場になる。
そういった歴戦の強豪に交じって予選を戦う新作のキャラたちには、旧作のキャラにある前回の最萌で使われたAA付きのキャラ紹介すらないというハンデを跳ね返すような、投票者にアピールする支援がぜひとも望まれる。

開始後、AA付きのキャラ紹介に先んじて、カスミ@ToHeart2、セリオ、広瀬真希@ONEの支援画像が投下される。
支援に応じるように、開始直後から投票が続いたが、単なるサブキャラにとどまらない存在感を誇る晴子が真っ先にリードし、古豪セリオが追い上げ、早々にマッチレースの展開になった。
夜8時過ぎに>245でセリオ・カスミ・森本美紀@ToHeartのアンソロが紹介される頃から、再び投票が活発さを増した。

結果は、セリオ・神尾晴子・クーヤ・広瀬真希・HMX-12Bマルチ@おでかけマルチ・沢渡真琴(本物)@Kanon・リネット@痕の7名が本戦出場を決めた。
カスミ・ゆり@AngelBeats!・麻宮空@KEY看板・シリアル@おでかけマルチ・森本・ハナ@ToHeart2の6名は、本戦出場を賭けて二次予選に出場することになる。
第2回では予選落ちだった沢渡真琴(本物)が本戦出場を決めたのは、京アニ版アニメで映像化されたことが大きいと思う。誰かに似ていt「禁則事項です」・・・。
179 名前:名無しさんだよもん 投稿日:2010/02/06(土) 09:58:47 ID:rzChCTpK0
第三回葉鍵板最萌トーナメント 予選観戦記

第4組

一次予選も中盤にさしかかるこの日は、味のある脇役柚木詩子@ONE、それぞれの作品の過去編で重要な役割を演じるミコト@うたわれるものとプリムラ@Tears to Tiara、そしてヒトの形を持たないながら第2回最萌では旋風を巻き起こしたミルト@Routesといった顔ぶれが出場する。

開始直後、第2回に出場した旧作キャラの支援としておなじみになったAA付きの紹介が貼られる前から、詩子・伊吹公子@CLANNAD・ミルトへの投票が続いた。少し遅れて折原志乃@鎖の画像支援が投下される。
平日にもかかわらず朝8時過ぎに、ミコト・プリムラ・吉本このみ@おでかけマルチの支援画像が貼られると、それに触発されたかのように正午頃まで投票が見られた。
開始直後の得票は詩子がリードしていたが、朝から午前中の投票で公子が追い上げた。

週末前夜のためか午後6時頃から夜の部の投票が始まり、午後7時頃からは支援画像の投下も増える。
投票は詩子と公子のマッチレースの傍ら、最下層からプリムラが票を伸ばす。
そしてミルトは午後10時を過ぎてから急加速する。さすが4200cc580PS、第2回最萌の3回戦でラスト1分でユズハを逆転したエンジンは、5年を経ても健在だった。

結果は、公子・詩子・ミルト・シンディ宮内@ToHeart・志乃・ミコト・しのさいか@AIRの7名が本戦出場を決めた。
麻宮姫里@KEY看板・小坂由起子@ONE・鳳ちはや@Rewrite・此花ルチア@Rewrite・ロウニン@愛佳でいくの・プリムラは二次予選に出場する。
KEY看板とRewrite勢には画像やSSによる支援があったが、やはり古豪の壁は厚かったようだ。二次予選での健闘を期待したい。
180 名前:名無しさんだよもん 投稿日:2010/02/06(土) 10:57:56 ID:BYvXA1kU0
第三回葉鍵板最萌トーナメント 予選観戦記

第5組

一次予選の日程が進むにつれて、出場するキャラへの画像支援が増えてきた様子がある。
今回が初出場になるキャラ、それも登場する作品がまだ発売・放送されていないようなキャラへの投票を誘うには、画像支援は有力な方法だし、新作のキャラが積極的に支援画像を出すことは、旧作のキャラへの支援を引き出す効果もあるだろう。

投票開始早々、久寿川かぐら@ToHeart2、ヒビキ@ヒビキのマホウ、Leafの新作で今日がキャラ初出場となるWHITE ALBUM2の、冬馬かずさの支援画像が投下された。
朝になって、Leafのもう一つの新顔勢力、愛佳でいくののモンスターたちにも支援画像が貼られる。
>380でアークデーモンと称する画像が貼られたが、これは・・・。たしかに今回は予選から出場するキャラの画像ではあるが、おや誰か来たようd
・・・本物のアークデーモンの支援画像は>387で、ナイトライダー、サクヤ@うたわれるものと一緒に貼られた。

週末に入ったためか、正午を過ぎると投票が増え始めた。作品の知名度で勝るサクヤが着実に票を伸ばすが、冬馬かずさ、ラストの女の子@AIRなども順調に得票を重ねる。
結果は、サクヤ・冬馬かずさ・アークデーモン・ラストの女の子・久寿川かぐら・岡田@ToHeart・ヒビキが本戦出場を勝ち取った。
WHITE ALBUM2・愛佳でいくの・ToHeart2・ヒビキのマホウの4作品から、初の本戦出場決定となる。いずれも早い時間帯からの支援(ネタ支援もあったが)が功を奏したといえよう。
二次予選への当落線上は激戦となり、13位同着が3キャラも出た結果、天沢未悠@MOON.、中村由香里@リトルバスターズ、チヂミ@おでかけマルチ、カーシャ@おでかけマルチ、白穂@AIR、しのさいか・まいかの母@AIR、ナイトライダー@愛佳でいくの、鈴木寛子@ToHeartの8名が二次予選に進出することになった。
183 名前:名無しさんだよもん 投稿日:2010/02/13(土) 19:34:40 ID:0Ki7yCWu0
第三回葉鍵板最萌トーナメント 予選観戦記

第6組

この日は第1回のベスト8にして本家アークデーm「名無しさん、甘くないジャムもありますよ」水瀬秋子@Kanonを始め、第2回で「若かりし頃の艶姿」に開眼させられたトゥスクル@うたわれるもの、西園美魚との関係が気になる※西園美鳥@リトルバスターズ、超先生の遺児雨宮理菜@異能者といった、多士済々な顔ぶれが出場する。

試合開始直後に、ヴァンパイア@愛佳でいくのの画像支援が投下され、続いて郁乃の担当看護婦@ToHeart2、風岡麻理@WHITE ALBUM2の萌え文と支援画像が投下されたが、なぜか土曜日の深夜とは思えないほど、投票の出足は鈍かった。
朝になって>437で幾人かの出場者の支援画像が投下されると、ようやく投票が増え始め、日曜日ということもあって日中を通して票が投じられた。
「なぜこの人が予選からなのか」という発言があった秋子が独走態勢に入る一方、トゥスクルと美鳥が互角の争い、幻想少女@AIRが続き、夜になると、カードマスターピーチと九品仏桜のこみっくパーティー勢2人と辛島美音子@ToHeartが票を伸ばした。
投票終了間際に「きのうはアークデーモンを見たの。きょうはあなた、あしたはジャム。続きすぎじゃないかなこの流れw」という名言が発せられたが、人の意思が全く加わらずランダムに決定される組み合わせの中に、このような「神の見えざる手」が動いたとしか思えないような状況が発生することこそ、トーナメントの醍醐味といえるかもしれない。

結果は、秋子・トゥスクル・美鳥・幻想少女・カードマスターピーチ・美音子・桜が本戦出場、ユイ@AngelBeats!・理菜・郁乃の担当看護婦・麻理・遊佐@AngelBeats!・ヴァンパイアが二次予選進出となった。
第1回から参加している古豪キャラもいる中、第2回ではフリー予選にもエントリーされなかったにもかかわらず「美魚よりも好き」という声もあった新顔の美鳥の健闘が光ったが、二次予選に出場することになったAngelBeats!勢やWHITE ALBUM2勢の得票は、7位本戦出場の桜に大差をつけられた。どちらも発売・放送開始前の作品ゆえ、支援物資の少なさが祟ったと言えようか。

※筆者はリトルバスターズ未プレイです。
185 名前:名無しさんだよもん 投稿日:2010/02/13(土) 21:46:30 ID:UWxEUf+40
第三回葉鍵板最萌トーナメント 予選観戦記

第7組

第2回の最萌トーナメントでは、 とWikipedia日本語版にまで書かれるほど多様なキャラがエントリーされた。引用元ページからのリンクは「お婆さんキャラ」がトゥスクル@うたわれるもの、「人工知能搭載の車キャラ」がミルト@Routesに張られているが、第7組にはトゥスクルのさらに上をゆく、トゥルーエンドでは曾孫と対面する岡崎史乃@CLANNAD、そして「選択肢次第で存在の有無が決まるキャラ」こと冬弥の妹@WHITE ALBUMが属している。
一場面のやりとりの中で「(妹が)いる」と選択した場合にしか存在しない、ゲーム本編には立ち絵もイベント画も台詞も存在しないキャラに対して、何も設定が存在しないからこそ自由に想像を逞しくし、あるいは本編中のわずかな手がかりから「こうであるに違いない」と論考するといった様々な試みがなされ、本戦1回戦では「ファンによって名前を与えられたキャラ」椎名華穂@ONEに大勝を収めたのだった。
その他にも、本編には台詞も服を着ている画像もない吉田由紀@雫、画像がなく名前とエディフェルおよびリネットの姉であることしか言及のないリズエルとアズエルの痕勢、画像ばかりか名前の設定もない栞の友人@Kanonに往人の母@AIR、苗字がない とも@智代アフターに薫子@ToHeart2と、なんかイレギュラーなキャラが妙に集中した試合であった。

投票開始直後から、名無しさん14号 ◆z14eimiXXE氏による由紀への支援、白詰草 ◆Pd9gE38GCU氏による薫子への支援が始まった。由紀支援Flashに始まり、何人ものキャラへの支援画像、冬弥の妹への長大な考察文(締めくくりに投下した支援画像が別の支援者が投下した画像と一致するおまけ付き)が相次いで投下される。
午後にはリズエルとアズエルへの熱い萌え文、夕方には霧島聖@AIRへの支援SS、栞の友人と薫子へのアンソロ紹介と、一日中活発な支援が投票スレを賑わせた。情熱的な支援が投票者を揺さぶり、「聖のような絶対安泰そうなキャラでも危ういかも」と言わしめる好試合であった。

結果は、激戦を物語るかのようにHM-12@ToHeartとアズエルが7位同着となり、聖・由紀・冬弥の妹・リズエル・とも・薫子・HM-12@ToHeart・アズエルの8名が本戦に進出した。
千里朱音@Rewrite・史乃・栞の友人・ミミック@愛佳でいくの・クスクス@おでかけマルチは二次予選進出となった。
朱音とミミックの新顔勢力には、支援物資の乏しさが苦杯をなめさせられる原因となったと言えよう。