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book/海底八幡宮

海底八幡宮

かいていはちまんぐう

発売中 ※電子書籍版が2013年10月25日より配信



河出書房新社|2009年9月30日|1800円(税抜)|237P| 4309019374
装幀◆ミルキィ・イソベ(スチュディオ・パラボリカ)
本文レイアウト◆明光院花音(スチュディオ・パラボリカ)

初出:「すばる」2007年9月号

集英社BOOKNAVI の紹介文より抜粋:
呪われた新世紀に『金毘羅』が放つ、愛の呪文
呪われた市場経済の世に放つ魂の唯物論。祈りの発見から近代を破った『金毘羅』の作者が今「他者」に気づく。原始キリスト教と中世仏教を通底させて、愛の呪文あふれる、二十一世紀生命の書。

帯より抜粋:
(表)−縦書き分−
愛の唯物論、
魂のロジック
(表)−横書き分−
愛している──深く、限られた支持の中で作家は書き続けた。
愛している──叩かれるために世に出た作家は死ななかった。
愛している──滅びた神の声を聞いて彼女は「金比羅」になった。
愛している──さらなる危機が来た、祈りを失い、そして。
愛している──内なる他者に出会う。生きる力は、消えない。

判らなくてもいい、唱えてみればいい。
言葉の力によって、生きようとする人と再生しようとする人のための
愛  の  呪  文
(背)
二十一世紀
生命の書
(裏)
君が愛の対象物に視線を投げ、この世にない恋をするようになった頃、俺たちはたびたび
目をみかわしあい、微笑みあった。君は肉体の中にいることに耐えられずに、俺のいる
見えない世界に憧れていた。愛している。でもそれは、姫の耳に届かなかった。
私は神だった。最強であり、同時に、死体だった。
どう見ても全能ではない姿だけど。私を裏切った「全能の」神と違い、彼、「救い主」は
まさにそこにいた。いる、と信じられる絶対唯一の他者であった。──────本文より

人間は自己自身にとって私であり君である。──フォイエルバッハ
まなざしは愛の確実性である。──フォイエルバッハ

誤用なのだ、姫の使う萌えという言葉は。


関連本情報:
金毘羅』の主人公が再び登場。
『萌神分魂譜』と本作で金毘羅三部作となる。
『だいにっほん、ろりりべしんでけ録』にも関連。
新シリーズ「小説神変理層夢経シリーズ」が始まるきっかけともいえる一冊。

[bk1で購入]
[Amason.co.jpで購入]

ebook

電子書籍版|2013.3|1,400円(税抜)|7.2MB|978-4-309-01937-6
2013年3月30日発行、2013年10月25日配信

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links
海底八幡宮 :笙野 頼子|河出書房新社
毎日新聞11月29日:今週の本棚・本と人:『海底八幡宮』 著者・笙野頼子さん◇終わりにして始まりの物語



references




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『海底八幡宮』(笙野頼子):馬場秀和ブログ
笙野頼子『海底八幡宮』河出書房新社 - 一人でお茶を
phantasmagoria : 笙野頼子「海底八幡宮」
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2018年12月09日(日) 14:08:52 Modified by adrmaster




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