最終更新: rika_furude 2010年07月07日(水) 00:35:41履歴
「沙都子…」
「……」
「そうね…」
「二人ともっ待ってなのです!」
「沙都子を追い詰めないでっ!」
「沙都子がここをトラップだらけにしたのは ずっと昔のことなのです!」
「だから忘れちゃってるのです それを咎めるのは…っ」
「沙都子…」
「沙都子」
「私たちも行こう!羽入」
「これは…! 運命を抜け出た時以来の奇跡ね」
「そんなに奇跡を大盤ぶるまいでいいの?オヤシロさま」
「そう なら圭一の幸運も あなどれないものなのかもしれないわ」
「み――☆」
「圭一 かわいそかわいそなのですー☆」
『興奮したせいか……早く休ませなくては……』
「沙都子…大丈夫ですか?」
「なのです〜☆」
「ふふ… これも夏休みのいい思い出になるのね」
「もっといっぱい楽しくならなきゃもったいない……」
「昭和58年6月を越えた今を……!」
「っていうか羽入っ」
「あんた荷物それしか持ってきてないの!?」