最終更新: rika_furude 2010年07月12日(月) 23:27:16履歴
「富竹たちの事ですか?」
「オヤシロさまの祟りなのですよ としか言えないのです」
「別に…」
「どうでもいいと思いますですよ」
「ボクはちゃんと反省したならそれでいいと思いますです」
「祭具殿はオヤシロさまの大切な場所なのです」
「勝手に入ったりしちゃダメなとこなのです」
「…悪い猫さんなのです にゃ――」
「ボクは二人の猫さんは許してあげたいです」
「魅ぃ…けじめって言葉がボクにはよく分からないのです」
「オヤシロさまは別に 祭具殿を見られても怒らないのですよ」
「あの中を見ちゃダメなのは あの中に怖い道具がいっぱいあるからなのです」
「見ると怖がる人もいると思いますのです」
「だから誰にも見られないようにしてあるのですよ?」
「見た人もきっと怖がったと思います だから反省してると思いますのです」
「ボクはオヤシロさまの巫女ですよ?」
「オヤシロさまはそんな事しないのです」
「お父様は祟りで死んだんじゃないのです」
「ボクには魅ぃが何を怒ってるのかわからないのですよ?」
「そうですよ」
「硬くてボクには大変だったので 公由に相談して簡単な鍵に付け替えてもらったのです」
「ボクは何も分かんないのですよ」
「こんにちはなのです」
「お醤油もらいに来たのですよ」
「こんばんはなのですよ」
「ボクも漏斗でお醤油を入れるのは上手になったのですよ?」
「みぃーー」
「みーー」
「にぱー」