∞ＵＮＩＴＹ∞

２００７年５月某日、リセリアは当時遊んでいたオンラインゲーム
「トリックスター＋（以後トリスタ）」で重課金を強いられることに嫌気が差していた・・・。
家計が持たないと判断した彼は、別のゲームへと移住を決意するのであった。

ちょうどリアル兄がやっていたこと、彼もオープンβで遊んだことがあったという理由で、
再びこのＥＣＯの世界へと足を踏み入れた・・・。
当時はまだ月額課金制だったが、１５００円/月だったので、トリスタに比べれば
全然生ぬるいものだった。
彼はトリスタで親しくしていた、おこげに状況を説明した。
彼女は、移住に共感してくれて、こちらの世界にも来てくれた。

しばらくプレイして、トリスタとの比較を随所で行い、
このゲームでしばらく遊ぼうということで合意した。

時を同じくして、
おこげによって知らされた、トリスタで一緒だったメンバも徐々にＥＣＯに興味を持ち始めた。
アドル、プロスト、おシオ
彼らもＥＣＯが気に入ってくれたみたいだった。

皆に居場所が必要だった。
誰がマスターでもいい。
皆がつながっていられれば・・・。
２００７年８月某日、
その想いから、
この世界に一番に足を踏み入れたリセリアがマスタとなり、
リングを開設することにした。

リング名は・・・トリスタでのギルド名と同じ「∞Unity∞」で決定した。
特に意味はない。こだわっても変な名前になりそうだったし、
皆が分かり易く、馴染んでいたからだ。

こうして、リング∞Unity∞は誕生したのであった。

皆、ECOの世界に没頭していく・・・
リングメンバで千姫クエをやったり（１回だけだがｗ
狩りに行ったり。
みんな順調にレベルが上がっていった。
１次職→２次職・・・
強くなることが楽しかった。
新しい職服を着るのが楽しかった。

しかし

接続時間には個人差があったため、
次第に差が開き始めた・・・。
でも皆一生懸命遊んでいた。
まだこの頃は、、、。

差は広がるばかりだった。
なかでも数名のメンバは特に進展が早く、
外で交流も広がり、リングという枠から離れていった。
些細な、本当に些細な行き違いがあったのかもしれない。
他のメンバが勘違いをしてしまったり、
意固地になってしまったり、
クチには出さないけど、
皆それぞれに感じる気持ちがでてきた。
イン時間が合わず、それに対処できないマスタや
そんな状況に耐え切れなくなったメンバ、
課金が切れてしまったメンバ
家庭の事情でインが難しくなったメンバ・・・
理由は様々だけど、
皆がバラバラになってしまった。。

メンバが来なくなり、
そんな状況でも続けてくれていたのは
おシオとプロストだった。
また彼らからの誘いで、月長石さん、はこいり娘さんも
加入してくれていた。
かれらはこんな状況でもECOをリングを続けてくれていたのだ。

だが、次第にやることが無くなったおシオ、プロストも
ついにＥＣＯから離脱することになる。。

行き着いた先は、ルーセントハート。
ここでもおシオとプロストはメキメキと頭角を現していった。
リセリアもおこげもアドルもルーセントハートに終結した。
はこいり娘さんもいたらしい。
しかし
ソロの難しさや展開に限界を感じ、また離脱する。
その後、
色々なＭＭＯＲＰＧを放浪した。
あれも
これも。

ちょうど、飛天オンラインをやっていたとき
とあるニュースに目が釘付けになった！！
「ＥＣＯ完全無料化決定！！」
この日を境に
またＥＣＯへの想いがよみがえってくるのであった。

無料化になり、良くも悪くもゲーム内は賑わった。
続けていてくれたメンバと再会を果たし、
新たにお月、お七もＥＣＯの世界に勧誘した。
復帰組はリハビリをしつつ、彼らの成長を見守った。

あるとき、おこげから連絡が入る。
＄さんと御友達になったよ！と。
リングにも興味を示してくれて、仲間となった。

新しい仲間を迎え、雰囲気も少しずつ変化していった。
まだ無料化間もなく、リングメンバ募集や希望が盛んに
行われていた。
いい機会なのでと、新たにメンバを募ることに決定した！
募集方法は、
ゲーム内：掲示板書き込み
ゲーム外：ミクシのコミュへ書き込み

で試してみた。

意外と反応があった。
しかし、マスタが不束者なので
他のメンバに代理で面接をお願いする場面もあった。
募集要項が社会人なだけに、なかなか条件がマッチする
ひとがいなかったが、新規メンバを獲得することができた！