ロボコンで使う機械も使わない機械も一挙に紹介

日立フライスの向かいにあるベッド型の立型万能フライス盤。
一言で表すと満身創痍。Z軸を上に動かすときのハンドルは鬼のように重い。2006年には送りボタンが取れた。
早送り装置が壊れかけており、動作時にものすごい異音を立てる。
しかもX方向とZ方向の下のみにしか早送りできない。ちょっと負荷がかかると動かすことさえできないようだ。
送りは「Xor手動orYZ」の切替ギヤと「YorZ」の切替ギヤの二本で動力の伝達先を切り替え、正転逆転をスイッチで行う。
主軸回転数は18段変速。最大3600rpmと高速回転に対応している。送り量は9段変速。
電動機にクイックストップモーターを使用しているので、停止ボタンを押すと「ガッ!」と言って急停止する。
注油箇所が大変多く、作業開始時に苦労する。また、メモリのねじはわざわざドライバー(しかもでっかい)を持ってきて閉めないとすぐ緩む。
主軸テーパは細く、日立フライスとの互換性は無い。しかし、専用のコレットチャックは20mm用が傷だらけで使えない。
しかしなんがかんだいって精度は保っているので、日立フライスが使われているときのピンチヒッターとして使用率は高い。
ちなみに「TOYODA」フライスである。





主な仕様
メーカー         豊田
型番           Z1C
購入年月日       S39.3.25

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