ａｄ ｈｏｃ アドック（大阪・福島）
詳細
阪神本線「福島」駅から南東に徒歩３分のところに新しくできたフランス料理店に行ってきました〜（「ほたるまち」内の「エル・ポニエンテ・オラ」があった場所）。こちらは土佐堀にあった「トゥールモンド」が移転改名したお店で、シェフの料理は４年半ぶり〜。
外観は前店と同じような感じだけど、店内は最近の流行でもある北欧調〜。モダンとウッディが混じり合ったタイプで温かみのある雰囲気〜。以前同様に、こちらも予約で満席〜。
今回はランチで５２５０円（税込・サ５％込）のコースをいただきました〜（昼はこのコース１本）。
フリュイドメール
イタヤガイのタルティーヌ、鱧のカガイフ巻き、秋刀魚のマリネ オレンジ風味のシートで構成〜。器が店内の雰囲気と重なる部分は有り〜。少し日本人が作った感があるけど、味自体は美味しい〜。
牡蠣、焼き茄子、エストドラドン
生牡蠣の上に焼き茄子のジュレとエストドラゴンのクリームソースをかけたもの〜。焼き茄子が牡蠣とマッチしているかは微妙だけど、味自体は美味しい〜。ただし、このタイプの料理は東京の「エディション・コウジ・シモムラ」や広島の「ル・ジャルダン・グルマン」のスペシャリテがあるので、フレンチになるとハードルが上がってしまう部分は有り〜。
夢屋のパン
「トゥールモンド」の頃は大きなバゲットをカットしていたけど、こちらのは小ぶりなものを購入しているので、皮の表面積も増えて、パリっとして以前よりも良くなった印象〜。
足赤エビ、バターナッツ、オレンジ
足赤エビのラビオリとフロマージュブランをバターナッツ（カボチャ）とオレンジのソースのようなスープに浸したもの〜。バターナッツのコクとオレンジの酸味が相乗効果となって美味しい〜（少しサフランっぽく感じる味わい）。少し厚目の皮（ラビオリ）と足赤エビもぷりっとして中国料理の「海老焼売」を彷彿させるのも良かった〜。
太刀魚、シャンピニオン、リゾーニ
太刀魚のフリット、シャンピニンのソースで構成〜。厚目の皮のフリットは東京の「臼杵ふぐ山田屋」の「河豚の唐揚げ」を彷彿させ、中の身がふんわりしているのは和食に通じる仕上がりで美味しい〜。煮つめたソースも良いアクセント〜。
鴨、季節の野菜、アンコールペッパー
鴨のロースト、つるむらさき、西洋牛蒡などで構成〜。前店のこじんまりしたときのほうが焼きの技術は良かったけど、こちらも一般のレストランよりもきちんとしたもので美味しい〜。
フルムダンベール、ダッコワーズ
チーズをバタークリーム状にし、フルムダンベールのまったりさもあり美味しい〜。
マスカット、マスカルポーネ、リースリング
マスカットを求肥で包んだものにマスカルポーネのエスプーマとリーズリングのグラニテを添えた構成〜。フルーツ大福を感じさせるマスカットや、しゅわしゅわした感じもあり美味しい〜。
ハーブティー、小菓子
小菓子は珈琲風味のマカロンとタルトプリン〜。美味しい〜。
お店自体は最近の流行である北欧調を取り入れたような温かみのある雰囲気のレストラン〜（モダンさも有り）。料理はコースのみで、以前のお店のランチはビストロ料理を供していたけど、今回のお店はモダンさも加えたレストラン料理に変化〜（ランチは「トゥールモンド」時代のディナーをミニコースにした感じ）。基本的に４年半前に食べたディナーの印象と同等な感じで美味しかった〜。ただし、前回同様に日本人が作った感のあるものも含まれるけど、旨味で押し切る美味しさも有り〜。特に今回感じたのは色々な料理の要素を感じる部分があり、どうやら、他分野の料理人との交流が影響している模様〜（料理としては自由になったかもしれない）。ただし、スタッフ数が増えたことで、メインの鴨の焼き方は「トゥールモンド」の頃のほうが良かったかも〜。といっても、通常の１つ星レストランよりは良いので、座席数を２０席程度に抑えているのが効いているかも〜。また、全店よりも設定金額は上がったけど、箱を含めた全体で見るとリーズナブル〜。２０１５年版は移転して間がないので間に合わないと思うけど、２０１６年版には星が付きそうなお店だった〜。（2014年10月）
大阪府福島区福島１−１−４８ ほたるまち
電話：０６−６２２５−８８１４
１２：００〜１３：００ＬＯ、１８：００〜２０：３０ＬＯ
水曜日休み
詳細
阪神本線「福島」駅から南東に徒歩３分のところに新しくできたフランス料理店に行ってきました〜（「ほたるまち」内の「エル・ポニエンテ・オラ」があった場所）。こちらは土佐堀にあった「トゥールモンド」が移転改名したお店で、シェフの料理は４年半ぶり〜。
外観は前店と同じような感じだけど、店内は最近の流行でもある北欧調〜。モダンとウッディが混じり合ったタイプで温かみのある雰囲気〜。以前同様に、こちらも予約で満席〜。
今回はランチで５２５０円（税込・サ５％込）のコースをいただきました〜（昼はこのコース１本）。
フリュイドメール
イタヤガイのタルティーヌ、鱧のカガイフ巻き、秋刀魚のマリネ オレンジ風味のシートで構成〜。器が店内の雰囲気と重なる部分は有り〜。少し日本人が作った感があるけど、味自体は美味しい〜。
牡蠣、焼き茄子、エストドラドン
生牡蠣の上に焼き茄子のジュレとエストドラゴンのクリームソースをかけたもの〜。焼き茄子が牡蠣とマッチしているかは微妙だけど、味自体は美味しい〜。ただし、このタイプの料理は東京の「エディション・コウジ・シモムラ」や広島の「ル・ジャルダン・グルマン」のスペシャリテがあるので、フレンチになるとハードルが上がってしまう部分は有り〜。
夢屋のパン
「トゥールモンド」の頃は大きなバゲットをカットしていたけど、こちらのは小ぶりなものを購入しているので、皮の表面積も増えて、パリっとして以前よりも良くなった印象〜。
足赤エビ、バターナッツ、オレンジ
足赤エビのラビオリとフロマージュブランをバターナッツ（カボチャ）とオレンジのソースのようなスープに浸したもの〜。バターナッツのコクとオレンジの酸味が相乗効果となって美味しい〜（少しサフランっぽく感じる味わい）。少し厚目の皮（ラビオリ）と足赤エビもぷりっとして中国料理の「海老焼売」を彷彿させるのも良かった〜。
太刀魚、シャンピニオン、リゾーニ
太刀魚のフリット、シャンピニンのソースで構成〜。厚目の皮のフリットは東京の「臼杵ふぐ山田屋」の「河豚の唐揚げ」を彷彿させ、中の身がふんわりしているのは和食に通じる仕上がりで美味しい〜。煮つめたソースも良いアクセント〜。
鴨、季節の野菜、アンコールペッパー
鴨のロースト、つるむらさき、西洋牛蒡などで構成〜。前店のこじんまりしたときのほうが焼きの技術は良かったけど、こちらも一般のレストランよりもきちんとしたもので美味しい〜。
フルムダンベール、ダッコワーズ
チーズをバタークリーム状にし、フルムダンベールのまったりさもあり美味しい〜。
マスカット、マスカルポーネ、リースリング
マスカットを求肥で包んだものにマスカルポーネのエスプーマとリーズリングのグラニテを添えた構成〜。フルーツ大福を感じさせるマスカットや、しゅわしゅわした感じもあり美味しい〜。
ハーブティー、小菓子
小菓子は珈琲風味のマカロンとタルトプリン〜。美味しい〜。
お店自体は最近の流行である北欧調を取り入れたような温かみのある雰囲気のレストラン〜（モダンさも有り）。料理はコースのみで、以前のお店のランチはビストロ料理を供していたけど、今回のお店はモダンさも加えたレストラン料理に変化〜（ランチは「トゥールモンド」時代のディナーをミニコースにした感じ）。基本的に４年半前に食べたディナーの印象と同等な感じで美味しかった〜。ただし、前回同様に日本人が作った感のあるものも含まれるけど、旨味で押し切る美味しさも有り〜。特に今回感じたのは色々な料理の要素を感じる部分があり、どうやら、他分野の料理人との交流が影響している模様〜（料理としては自由になったかもしれない）。ただし、スタッフ数が増えたことで、メインの鴨の焼き方は「トゥールモンド」の頃のほうが良かったかも〜。といっても、通常の１つ星レストランよりは良いので、座席数を２０席程度に抑えているのが効いているかも〜。また、全店よりも設定金額は上がったけど、箱を含めた全体で見るとリーズナブル〜。２０１５年版は移転して間がないので間に合わないと思うけど、２０１６年版には星が付きそうなお店だった〜。（2014年10月）
大阪府福島区福島１−１−４８ ほたるまち
電話：０６−６２２５−８８１４
１２：００〜１３：００ＬＯ、１８：００〜２０：３０ＬＯ
水曜日休み
コメントをかく