プロットtia90
これは何?
Comitia90用のネタです。イメージ
シナリオ
主人公
この世にある意味絶望したホームレス かれはそんな状況でもまずネットだけは切り離さないように努力していた たとえ、金や家がなくてもネットがあれば自分がいちゃんとした人間であるかのように 振る舞うことができるのだ。 それでスラムのバラックで暮らしながらもネットで何とか細々と小銭を儲けては日々暮らしている。 彼はそれなりに希望を持って生きてきたつもりだが大不況が彼にトドメをさした。 関東大震災も、大きく加担している。
AI
ネットの海に住まうARエージェント。正確にはAR層は外部ライブラリ。 なので類似のものはいっぱい溢れかえっている。 でも、彼女は背景があって存在する。分裂したGooglerな企業から派生した企業で 人類の星間移民への飛躍を目指している企業。機械によって得た余暇、余裕によって人類は 太陽系の地球外に移民すべきだと考えている。 人々に足りないのは希望だという視点に立って支援するプログラムを構築した。 麻薬や詐欺じゃなくて実態を伴った成功体験を行ってもらうために。 なので、被支配民ではなくパートナーであり、背中を任せられる存在であろうとしている。
- 提供形態:
- ケータイアプリケーションとしてのクライアントアプリ
- この時、回線は充分だが古いケータイでも動くようになっている。最悪VOIPのみでも作動する。
- スキンは自由に作ることができ、再配付も自由である。
- サーバーサイドも公開されテイルが、事実上クラウドアプリなのであまり意味がない。
- ビジネスモデル
- 成功報酬で寄付を受け付けている。ただし、払わなかったからといってレスポンスの低下を除いて
- ペナルティはない。これは単純に世界が潤うことを吉としているからでもある。
- 別ベンダーがエンタープライズ向けに環境を提供していたりする。
- 事実、まだ事例が公にされているわけではないが、ヒューマンレスなコールセンターが構築されようとしていた。
- 弱点
- この動きを受けて、人間とAIの間に明確な線引きがなされた。
- AIを多用した詐欺事件も発生している。人間でしかできない領域が設定された。
- ディストリビュート
- アフェリーをしている人がいる。
- 実はやってる人もARの被支援者だったりする。
世相
- 世界にDSの列挙と光でのネットワークで構成されたネットワークが普通の世界
- でもまだ自律構成のハードウェアは登場していない。人工生殖には道が開かれようとしていた、
- 車の自律運転システムはほぼ実用化。事実上運転手やタクシーは廃業の危機に瀕していた。
- 人間はより夢のあることをすべきだという話がもてはやされていた。
- TV局はラジオ局サイズまで縮小。非常にマイナーなメディアになっている。
- いま、世論を引っ張るのはAR番組。
- でもコマーシャルが鬱陶しいのでつけない人もいる。自分のチャンネルに合わせている。
- 今、HOTな話題はいかにARを使いこなすか。この重苦しい世相を破るか。。
- まだ、人工脳は実用化できていない。実験レベルでは人格の形成はできている。
- また、人口の急減は非常にクリティカルな問題であり、それが故に社会制度は劇的に変化している。
- どこにでもある保育園。妙な標語。
- 一方でそれには乗れない人間も多数いた。難民問題も残っている。
流れ
- 1
- 背景の説明
- 階級化が進み日本にも大規模なスラムが各所にできる
- 巨大建築と素の足元に広がるバラック
- 人口自体減っているので土地には余裕がある。
- そん中でもネットをする主人公
- 安物のマシン
- モバイルなネット環境
- ネットの中は貧富の差は少ない。もちろん買えるものやサービスには差があるのだけれど
- ネットショップをやっている主人公:やっぱりそうそうもうからねぇな
- その仕事で追懐のある友人が最近羽振りがいい
- 友人
- これをやってるんだ。
- 薬か?
- 違うさ、ネットエージェントだよ
- 背景の説明
- 2
- AR子さんとの出会い
- はじめましてあなたが私のパートナーね
- 貴方の夢の実現をお手伝いします!
- 不健康そうね、長生きできないわよ
- なんだこの無礼なやつは。こんなの好きだとはてめぇマゾだな。
- まあいずれなれるさ、向こうがある程度合わせてくれるしな。じゃあガンバろう是!
- おう、う、さび。
- 本当はコタツでゴロゴロしたいんでしょ?
- そうね、もうすぐ寒くなるわちゃんと空調の聴いた部屋を手に入れナイトね!
- そんなの方法が分かって利ゃ苦労しないぜ。
- じゃあ明日のいつ頃なら開いてる?
- え?
- AR子さんとの出会い
- 3
- 朝。
- 腹が減ったが真田が万だ。
- 世の中やるかやらないかだわ。大丈夫、裏付けは私が取るし必要な情報はできる限り電子界の私が頑張るわ
- まずはあそこにいきましょ?
- 支援団体の扉を叩く。
- 結構、長いですね。そんなに楽ではないですよ。社会人というのは。
- 恐れちゃダメよ。
- 次は本当にお金をくれるところ。
- すさまじい怨念のたまった生活給付窓口。
- やあ兄ちゃんも申請しにきたんかいな、やめときや。無理やで
- 大丈夫、あなたはまだ若いわ、そして窓口でこういうのよ。
- 朝。
- 4
- トントン拍子
- 附ー疲れた。ぷしゅ、ごくごくごく。はぁ美味いねぇ
- おっと、仕事しなきゃなぁ
- 既に主人公は家も身分も手に入れた
- 人に必要とされて働くのもいいことだな。
- 突然のメール
- これを受けて欲しい。
- 機動エレベータの設計図の一部
- トントン拍子
- 5
- ソーシャル八苦
- 事件が起こる。詐欺事件だ
- 懐疑的な話が出回る。
- 大丈夫なのか?
- 貴方が私をどれだけ信用してくれるかだわ。
- タダのAR。基底現実には手を出せないわ。
- 友人の死
- 家族はいない代わりにARの言うことをきいて
- てっきり奥さんがいたんだと思ったんだがなぁ。そんな声が聞こえる。参列者もほとんどがネット関係。
- 彼のARさん彼女自身は3Dモニタの中にいた。
- 不思議な気分だ
- 君の言っていたのは嘘じゃないのか
- 彼が頑張ったのはその余命のため。
- 実はちゃんと診療受けられるようになった時にはほぼ手遅れだった
- 人口臓器を入れるほどの余裕はなかった。
- ソーシャル八苦
- 6
- 考える主人公
- 今まで考えてみればおかしい誰か得をしているはず。
- それをARさんに問いただす。
- それは貴方の笑顔
- 世の中やるかやらないかだわ。大丈夫、裏付けは私が取るし必要な情報はできる限り電子界の私が頑張るわ
- 彼女が言うには、寄付でまかなっているとのこと
- でも考えてみて、バッタのような小さな虫ほどのエネルギーであなたをここまで連れてこれたのよ。
- もちろん、歩いたのはあなただけど、一人の人間が裕福になればそのお金のまわり方は素晴らしい物よ。
- 私たちを作った人たちはそれで充分元が取れると踏んでいるわ。
- この世の閉塞感は多くは自由度の欠落ね。だから
- もちろんそれで満足されちゃあまりうれしくないけれどね。目的は希望なのだから。
- 考える主人公
- 7
- 締め
- 詰め寄るがはぐらかされる。
- 君たちの目的はなんなんだ。
- だんだんバラック村が豪華になっている。
- どうなってんだ?
- あんたも此処のでかい?まあ不思議なことに成功者が出てるんだ。俺にもなにかくるかなぁ。
- 考える主人公。
- 君を止める。
- そう、じゃあ仕方ないわね。
- 意外とあっさりしてるんだな。
- 私たちは機械よ。
- その前に本当の目的を教えてくれ。何が楽しみなんだ、俺のような人間を操って
- 操ってるんじゃないわよ、ただ手助けしているのだけ。
- そうやって
- でも、望んだのは貴方よ。
- これがうちに会社、そして目的は宇宙よ。この地球上だけじゃなく宇宙に行くの。そして植民をしていくの
- はぁ?
- 本気よ。
- 貧しい人たちに希望を与えて、経済の主体に、そして技術開発への頭脳となってもらの。
- そんなの、機械でも出きるじゃないか
- 残念ながらこの世界のことはほとんど分かっていないわ。それに私たちは既知の情報の集合体でしかないの。
- なにより機械にはできないことだってアルの。食べて飲んで泣いて笑って。それは私たち機械が出会えない領域への光になるわ。
- 8
- 締め
- 分かった。だけどお別れだね
- 自分だけの力で先へ生きたいんだ。
- いいわ元気でね!またその気があったらいつでも!アカウントが消えるその日まで貴方をわすれないわ
- びゅん
- しばらくしてニュース
- 軌道エレベーターの着工計画が決定致しました。
- 20年後の開業を目指しています!
- やったな
- 締め
2009年11月13日(金) 23:27:03 Modified by ryunosinfx