これは何？

漫画用に作成した高解像度Over300dpiの画像を印刷する際の
Tipsです。

状況

まず、Linuxにいこうするにあたり最大のネックは
やはり、特殊デバイス：プリンタ、スキャナ、タブレット、TVチューナー等
おおよそ最新のものをプログラミング好きが触るとは思えない連中が
使えるかどうかにかかっている。

その中でもプリンタに関して。

プリンタを駆動するには

UbuntuではCupsなるサービスが導入されているので
そこにドライバが登録されて入れば使える・・・・はずだった。

問題点

このCups、MacOSに標準搭載されている代物なので
Macで使えればほぼLinuxでも使える可能性が高くなる
だが、Linuxソフトの中にはこれを素直に使用していない連中がいる

とりあえず「追加と削除」から入手可能な連中を調査

ソフト名	対応状態	詳細
Gimp	△	印刷プラグインがfile-print-gtkであればOK file-print-gutenpirntならNG 自分でビルド→ginp-printをapt-getならOK。
Krita	×	解像度がデフォルト扱い、OSの表示解像度で印刷する、調節できない。KOfficeの付属品だからか？
OOoDrow	×	Cupsにそのまま渡している、よって指定の解像度で印刷可能だが、そこはOfficeソフトで余白の設定ができず異様なほど余白が効いた印刷結果が出る。
GnomePhotoPrinter	×	別システムドライバリストが古すぎてmax300dpiどまり。600dpiでは印刷途中で停止、プリンタ再起動が必須
GQview	△	設定は期待させるものだが、CPUばかり食って動く気配がないほど重い。一応印刷されるがずれる。A4印刷ならOK？
photoprint	×	別システム(gutenpirnt?)ドライバリストが古すぎてmax300dpiどまり。600dpiでは印刷途中で停止、プリンタ再起動が必須
Inkscape	×	もともとラスターデータ印刷用ではないため
firefox	×	解像度指定できません。用紙も洋物サイズしか指定不可能。

他、画像を印刷するだけなら、300dpi以下であれば問題なく他のソフトでも可能だが
どうも独自の印刷コマンドインターフェイスを使用するものが多いので困る。
GTK経由Cups印刷なら問題なさそう。

ただし、問題はあってCUPS経由の印刷でも

1. 完全な縁なし印刷は出来ない。::うちの場合はに2cmほどの印刷不可能領域が発生する。
2. 標準で全域を印刷を優先するためDPIが高めに変更されて出力される。
3. 上の設定の回避を講じた場合、余白を無視するオプションにチェックをいれ、画像本来のDPIを指定する。
4. もちろんこうして出力されたっ場合に最初の問題が発現する。
5. 根本的な回避方法::不明→この出力は専用の環境に依頼するか、デバイスがサポートしているOSを使用するしかない。

プリンタ自体の対応

参考：http://www12.atwiki.jp/linux2ch/pages/50.html#id_8...
やっぱりキャノンは地雷なのか・・・・