Mansiki作成予定機能@Gimp
これは何?
Mansikiで作成予定の仕様です@Gimp予定物
ここは単純に以下のものを実装します。インターフェイス
内部
ファイル構成 | |||
定義呼称 | 用途 | 命名規則 | 内容 |
作品管理ファイル | 作品データを保持する | YYYYMMDDXXXXXXXXXXX_MSTX.xcf | xcfファイルで全ページのファイル名、サムネイル、作品名、ページ情報などを持つ、XXXXXXXXは作品名、Xはステータス |
ページファイル | 各ページを持つ | YYYYMMDDXXXXXXXXXXX999V99X.xcf | 日付8桁、作品名11文字、ページ番号3桁、ヴァージョン二桁、ステータス1文字で構成する。 |
ガイドファイル | 印刷フォーマット | X9MangaGenkouYoushi.xcf | 各漫画原稿用紙の内容を持つ |
吹き出しファイル | ベクタデータで | FukidashiXXXXXXXXXXX.svg | 各吹き出しのベクター情報 |
ステータス | 適用範囲 | 表記 | 意味 |
ページ状態 | 各ページ | S | 作成直後下書き |
ページ状態 | 各ページ | B | フル解像度拡張済み |
ページ状態 | 各ページ | Z | マスターアップ |
ページ状態 | 各ページ | W | web用コンバート済み |
ページ状態 | 各ページ | w | 携帯用web用コンバート済み |
ページ状態 | 各ページ | p | プリンタブル |
ページ状態 | 各ページ | P | プリンタブル,縁なし印刷用 |
ページ状態 | 各ページ | Q | プリンタブル,縁なし印刷用+綴じ代考慮 |
外部
ページファイル情報
各ページファイル欄外に載せるべき内容です。ミスを防ぎ、確認手順の削減を目指します。
また、紙媒体と異なり自由に設定可能なので出来るだけ柔軟に。
情報呼称 | 位置 | サイズ | 内容 |
作品名称 | 左上 | 半分よりも若干小さく | 和名をかく+ファイル名 |
ページ番号 | 右上 | まあ常識的に | ページの投資番号をかく |
Mansikiエンブレム | 下中央 | 常識的に | エンブレムをスタンプ (パスから読み込み?) |
隅塗 | 閉じとは逆 | 下方隅を黒塗りに | 端であることをアピール |
原稿サイズ | 閉じとは逆 | 上方隅に薄く大きく | 原稿用紙サイズをアピール |
ノンブル | 閉じとは逆 | 下方隅内枠すぐ外に小さく | 印刷用ページ番号 |
最終更新日時 | 閉じとは逆 | 下方隅外に小さく | 最終更新時間、障害時のリカバリを支援 |
前提条件:
同人誌なら全部を一括して管理
表紙、裏表紙、本文、後記など。
挙動仕様
解像度変更:
現在考えているのは600dpi@Gray→1200dpi二値へ変換。まだまだGimpの実装では難しいです。GPUパワーでも使ってくれれば大幅に違うんでしょうが。
下書きからの変換
下書きの低解像度から高解像度ファイルへの変換- イメージ全体のサイズを二倍にする。
- 二値のモノクロ画像に変換
- そこで色を選択から描画域のみ選択
- 選択領域をパスに変換
- 元画像を非表示に
- 新規レイヤーを作成
- 印刷向けサイズにイメージ拡大
- パスを選択領域に変換して色を埋める。
- パスをストロークにてラスタデータに変換
技術メモ
画像サイズ4印刷
計算すれば分かるんですが・・・1インチ2.54mmですから
解像度リスト |
紙サイズ | 解像度 | 横px | 縦px | 横mm | 縦mm | サイズ |
B4 | 1200dpi | 11812 | 16676 | 250 | 353 | |
B4 | 600dpi | 5906 | 8338 | 250 | 353 | 375 |
A4 | 1200dpi | 9920 | 14032 | 210 | 297 | |
A4 | 600dpi | 4960 | 7016 | 210 | 297 | 256 |
B5 | 1200dpi | 8316 | 11812 | 176 | 250 | |
B5 | 600dpi | 4158 | 5906 | 176 | 250 |
原稿用紙サイズ
日本同人誌印刷業組合紙サイズ | 仕上げ横mm | 仕上げ縦mm | 内枠横mm | 内枠縦mm | 断ち切り幅 | 1ランク下横 | 縦 |
B4 | 220mm | 310mm | 180mm | 270mm | 5mm | 210mm | 297mm |
A4 | 182mm | 257mm | 150mm | 220mm | 4mm | 176mm | 250mm |
モニタサイズとの整合性
下手な縮尺を一時的に画像への変更なしで表示のみの場合はジャギーが激しいので考える。基本は、「ネイティブの表示最大サイズ」で下書き→「印刷サイズ」にして最終仕上げ。
GIMPの利用条件
件名 | 内容 | 対策 |
計算式
変数名 | 値 | 内容 |
Px | 紙に依存 | 用紙サイズの横幅px |
Py | 紙に依存 | 用紙サイズの縦px |
Ox | 紙に依存 | 外枠の横px |
Oy | 紙に依存 | 外枠の縦px |
Ix | 紙に依存 | 内枠の横px |
Iy | 紙に依存 | 内枠の縦px |
x | 解像度に依存 | 画面の横幅px |
y | 解像度に依存 | 画面の縦幅px |
By | 16 | メニューバーの幅px |
Bfx | 5 | 余分横px |
Bfy | 5 | 余分縦px |
Tpx | 解像度に依存 | 断ち切り幅px |
※Gimpは右クリックで全部のメニューにアクセスできるので画像のメニューは考えない。
目的の下書き画像サイズ縦px=(y - Bfx*2 - By*2)* ( Py / ( Oy + Tpx*2 ) )
目的の下書き画像サイズ横px=目的の下書き画像サイズ縦px * ( Px / Py )
解像度規格 | 解像度 | ファイル解像度 | 横描画範囲 | |
WQXGA | 2560x1600 | 30インチ、PC最高峰 | 1719px | 1133px |
WUXGA | 1920x1200 | 24インチ、ノート最高峰 | 1277px | 850px |
1080p | 1920x1080 | ハイビジョン、ハイデフ、HIMD | 1145px | 765px |
UXGA | 1600x1200 | 20インチ | 1277px | 850px |
SXGA+ | 1400x1050 | 高解像度ノート | 788px | 743px |
SXGA | 1280x1024 | 19,17インチ | 767px | 725px |
HiVision | 1366x768 | 液晶ワイドテレビ | 801px | 544px |
WXGA | 1280x800 | MacBook、ワイドノート | 836px | 567px |
XGA | 1024x768 | 低価格ノート | 801px | 544px |
WSVGA | 1024x600 | UMPC | 615px | 430px |
SVGA | 800x600 | 昔のノート | 615px | 430px |
WVGA | 800x480 | ケータイMax、ワイドなスマートフォン | 483px | 340px |
VGA | 640x480 | W-ZERO3 | 483px | 340px |
? | 512x384 | ちびMac | 377px | 272px |
QVGA | 320x240 | いまのケータイ主流 | 218px | 170px |
目的の解像度で画像をモニタの中心に寄せる場合
すでに上記のようにモニタのサイズにあわせて画像サイズが変更していること。- 一度画面に画像をフィット
- 100%表示に切り替える
2007年07月11日(水) 01:50:04 Modified by ryunosinfx