【詩人】

ロマサガシリーズでは全作品に登場。
ある種、ロマサガのキーマンと言っても過言ではないかもしれない。

ロマサガ1

各地のPUBに現れ、話しかけると「いっきょく いかがですか?」と問いかけられ、はいを選ぶと1金でBGMをランダムに変更してくれる。
ウエストエンドなど特定のPUBでは別のことを話し、BGMを変えてくれない。
バーバラが主人公の時はウエストエンドで踊りのリクエストにこたえると、アメジストをもらえる。

戦闘回数が増えると、間近に迫ったサルーインの復活を憂うセリフに変わり、サルーインに対抗するための神々の武器を手に入れる手段について教えてくれるようになり、BGMは変えてくれなくなる。
この時教えてもらえる場所は太陽の祭壇、オールドキャッスル、冥府の3種類あり、話しかけた時点でのイベントの攻略内容によってどれか一つだけを教えてもらえる。
これらはプレイヤーの通称で三地点と呼ばれ、攻略方法次第で三地点すべてに行くことも可能。
多くのプレイヤーは初回プレイ時に冥府行きを告げられることが多いだろうが……。
太陽の祭壇に行った時のみ、彼の正体が明かされる。

ゲーム中では明かされないが、本名はハオラーン。
マルディアス・トラベラーズ・ガイドなる出版物の著者として、後世に残る偉業を成している有名人であることが、攻略本の基礎知識編にて記述されている。
同じく攻略本に描かれている公式イラストの姿は、ロマサガ3まで下記の詩人たちに流用されている。

ロマサガ2

ゲーム開始直後、酒場でアバロン帝国の歴史を歌う。
ロマサガ2の物語は、彼が歌っている詩の内容と言うことになっている。
エンディングでは歌い終わった後、退位した皇帝をねぎらう言葉をかける。

実際の歴史内にも登場し、チパカ山のイーリスを歌で和ませたことをユウヤンの酒場で聞き、そこから通称詩人イベントが発生する。
各地を旅しながら置き忘れていった彼の楽器を集め、同じようにチパカ山で奏でて、イーリスたちの協力を得ることができる。
作中での足取りを追って行っても必ず入れ違いになってしまい、姿を見ることはできず、オープニングの人物との関連性は不明。

ロマサガ3

各地を旅しており、パブを中心とした場所で話しかけ、詩を聴くと仲間になる。シリーズ初のパーティー加入する詩人。
新しい詩を思いつくという目的があるためか、普通に酒場で別れようとすると「いやです」のセリフとともに拒否される。
彼を仲間に入れた状態で四魔貴族を倒した後なら、新しい詩を思いついたためか、一度だけ別れられる。
再び各地にいる彼と話すと、倒した魔貴族に対応した新しい詩を聞かせてくれる。
この時の歌詞はかなりぶっ飛んでいるが、実は特撮ヒーロー物の主題歌のパロディである。
ユリアンやモニカが主人公限定で行けるゴドウィンの洞窟にも登場し、話しかけると仲間になってくれる。
この時の一連の言動はかなり愉快であり、特に終了直前の崩落で閉じ込められた時のやり取りは必見。
イベント終了後は貴重な体験だったと感想を述べ、離脱する。
エンディングでは最終パーティー紹介直前に、見世物小屋らしき場所でラスボスとの戦いを詩っている。

腕力が高く、全武器LVが最初からあるため、腕力依存の好きな武器を使わせると良い。
初期では棍棒のバトルハンマーを装備しているが、閃き適正は剣に優れているため、こだわりがなければ剣に変えた方が良い。
魔力と意志力を除けば低いステータスもなく、安定している。やたらに魅力が高いのは、芸事を生業としている故か。
固定装備の詩人のフィドルを武器欄に装備しており、これにより固有技のみんなのうたで全員の能力上昇できる。
ただし伸びしろが異常に悪いため、無理して使うほどのものではない。
固定装備により武器枠が少なく、傷薬などを使える回数が減るデメリットの方が大きい。

仲間から外すのがとにかく大変なため、多くのプレイヤーがLP0による死亡での離脱を試みると思われる。
武器枠のデメリットを除けば物理アタッカーとしては優秀な方なので、LPを減らす手間が惜しければそのまま使っても良いだろう。
2018年08月24日(金) 23:38:26 Modified by zk7129




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