ゼロの使い魔のマジックアイテム一覧
　
　
　原作登場のマジックアイテム　(始祖の秘法の類、各種精霊石は本家wikipediaに載っていますので割愛しています)
　
　１巻
　

• 魔法のランプ

　ルイズの部屋の照明、これといった魔法の使用はいらず、指を鳴らすことでＯＮ・ＯＦＦする。
　

• 眠りの鐘

　聞いたものを眠らせる効力を持つ鐘。
　才人とギーシュの決闘時に教師連によって使用許可願いが出たが、オスマンに却下される。
　後にスレプニィルの舞踏会のときにシェフィールドが潜入のために使用（宝物庫から盗み出したのか、同じものを持ってきたのかは不明）して見張りの衛士を眠らせた。
　また、アニメではルイズに催眠術をかけた。
　

• 遠見の鏡

　遠隔地を映し出すことのできる鏡。オスマンとコルベールがサイトとギーシュの決闘を観察するために使用。
　

• デルフリンガー

　伝説のインテリジェンス・ソード。
　能力は現在判明しているものでは、自身の姿をある程度変化させる（真剣からさび刀へ）、魔法を吸収する（限度あり）、接触した兵器の情報を獲得する、吸収した魔法の分持ち主の体を操作できる（アニメではテレポーテーション）、自身の意思を別の物体へ移動できる。など。
　
　３巻
　

• アンドバリの指輪

　水の力を込めた魔法石のはめられた水の精霊の秘宝。
　効力は人間を催眠状態にして操る、死者にかりそめの生命を与えて蘇生（使い手に操られることになり、いわゆるゾンビ化）、水源に抽出したエキスを落とせば飲んだ者を無差別に洗脳できる。アニメでは人間の水分を奪い取ってミイラ化させる使用法もあった。
　

• ブリーシンガメル

　キュルケが買った宝の地図に記されていた伝説のアイテムで、『炎の黄金』で作られた首飾りで、持ち主をあらゆる災厄から守るという。
　ただしあくまで宝の地図の注釈で、現地にあったのはガラクタのみ。本物が存在してすでに持ち去られた後だったのか、それとも地図がデタラメではじめから存在しないのかは不明。
　
　４巻
　

• 魔法の拘束具

　猛獣を飼いならすための皮製の拘束具で、水と風の魔法が付加されていて電撃が走る仕組み。発動の呪文は「ヴァスラ」
　

• 嘘つきの鏡

　醜いものは美しく、美しいものは醜く映し出す魔法の鏡。
　マリコルヌは美少女に、傭兵セレスタンは美男子に映った。アニエスが仮住まいにしていた倉庫に保管されていたが、アニエス自身はなんとなくイヤでのぞいていない。
　

• 惚れ薬

　モンモランシーが作成した水の精霊の涙を使用して作られるご禁制のポーション。飲んだ者が最初に見た人間を無条件で好きになる。
　作成した場合には莫大な罰金か、貴族でも投獄を免れられない。
　解除薬も存在するが、精製にはやはり水の精霊の涙が絶対必要。
　

• 心身喪失薬

　オルレアン夫人の正気を失わせたエルフの調合した魔法薬、人間の技術では解除薬は作れない。
　調合に１０日ほど必要。正式名称が判明したのは１９巻。
　

• 王家の杖

　アンリエッタの使用する杖、水の力が蓄えられた水色の大きな水晶が取り付けられており、水魔法の威力を増幅する。
　
　５巻
　

• 魅惑の妖精のビスチェ

　魅惑の妖精亭の家宝、魅了の魔法がかけられており、つけた者に見た人間が魅了されるようになる。
　四百年前に王様が恋した娘に贈ったらしい。チップレースの優勝者に一日の着用権が与えられる。
　
　６巻
　

• 空飛ぶヘビくん

　コルベール作、ディテクトマジックでメイジの反応を捉えてホーミングする、火薬推進式のミサイル。
　破壊力は相当に高く、ゼロ戦に搭載されたものはアルビオン竜騎士隊の一隊に壊滅的な損害を与えた。
　後に、東方号に装備されたものはさらに改良されており、直撃しなくても至近に迫れば爆発して破片や爆風で損害を与え、シェフィールドのガーゴイル軍団を全滅させた。そのときの大きさは才人の背丈ほど。
　なお、同士討ちを避けるための安全装置として、発射位置から二〇メイル以内の対象には反応しない。
　
　７巻
　

• 眠り薬

　シエスタが貯めたお金で買った魔法の眠り薬。ルイズがサイトに危険なことをさせようとした場合、逃げられるようにという配慮でサイトに渡された。
　

• 通信用人形（名称不明）

　ジョゼフが遠隔地にいるシェフィールドと会話するためのもので、シェフィールドの声はジョゼフ以外には聞こえない。
　
　８巻
　

• ティファニアの母の形見の指輪

　先住の水の魔力の込められた宝玉がはめられていた指輪。ケタ違いの治癒力を秘めており、死者をも蘇生させることができる。
　全滅した第二竜騎士中隊（アニメではギーシュ）を蘇生させた後に、七万のアルビオン軍と戦って戦死した才人も蘇生させた。
　しかし、多用によって秘めた魔力を使い切り、才人を最後に宝玉が消滅して使用不能になった。
　

• アルヴィー（スキルニル）

　シェフィールドがルイズにぶつけたタイプで、それぞれメイジ殺しと呼ばれた使い手の血を使用して、その持ち主と同じ能力を持っている。
　ただし、人間の姿を模してはおらず、鎧騎士姿のガーゴイルといった感じで、人格はなくシェフィールドに遠隔操作されている。
　アルヴィーの姿のまま動かすことも可能。
　
　９巻
　

• 深い谷間

　ルイズがティファニアの胸元を形容して、ありえないマジック・アイテムと表現した言葉。
　もちろんただの表現なのだが、ルイズにとってはミョズニトニルンと出会ったときよりショックが大きかったらしい。
　なお、ギーシュは魔法兵器とまで言ってのけた。
　

• カラス型のガーゴイル

　タバサに北花壇騎士の指令書を届けるために使われた、内部に空洞があって、そこに手紙を仕込める本物そっくりのカラスの模型。
　

• 真実の鏡

　覗きこんだ者の心の奥深くに存在する、その人間のもっともあこがれている姿に変身させる姿見。ただし声は変わらない。
　スレイプニィルの舞踏会で仮装に使われ、生徒たちは思うように変身して楽しんだ。しかし途中でシェフィールドに効果を消去され（アニメでは破壊され）全員元に戻った。
　
　各人が変身した姿の一覧（アニメ設定含む）
☆ルイズ→カトレア
☆オスマン→きわどい姿の美女（アニメでは銀髪の美女）
☆アンリエッタ→ルイズ
☆ギーシュ→ギーシュ（大変な自惚れ屋のため）
☆ギムリ→竜騎士
☆マリコルヌ→ぽっちゃりの美少女（アニメ製作スタッフの愛称はマリ子）
☆モンモランシー→アンリエッタ
☆ベアトリス＆エーコ、ビーコ、シーコ→ティファニア
☆ティファニア→才人（しかしなぜか胸だけは変わらなかった）
　

• ガーゴイル

　シェフィールドがルイズを誘拐するために用意した特製のガーゴイル。
　声に魔法がかかっており、平静を失っていたルイズに催眠をかけて味方に引き込もうとした。
　その他にも大型ガーゴイルの護衛に戦闘用ガーゴイルが多数ついていたが、空飛ぶヘビくんの攻撃で全滅した。
　

• 大型ガーゴイル

　ルイズの誘拐に使用したものの中でも最大クラスのもので、翼の差し渡し３０メイルもある。空飛ぶヘビくんの直撃で大破。
　
　１０巻
　

• 眠り薬

　モンモランシー製のスリーピング・ポーション。飲ませてから約一時間で効力が発動する。
　アーハンブラ城の兵士に酒に混ぜて飲ませて、一人残らず爆睡させた。
　
　１１巻
　

• ヨルムンガント

　ジョゼフが実験農場で製作させていた秘密兵器で、ミョズニトニルンとビダーシャルの協力で完成した。
　全高２５メイルの大型ガーゴイルの一種。風石で稼動しており、既存のガーゴイルをはるかに上回る機動性を誇り、全身を覆った鎧はエルフのカウンターの魔法がかけられており、大砲の弾を跳ね返すほどの強度を誇る。
　アルビオンに現れた一体はルイズのエクスプロージョンで破壊されたが、後のロマリア侵攻に使用された10体はさらに鎧に焼き入れがかけられて強度を増しており、砲亀兵の臼砲は愚かエクスプロージョンさえ通じない。
　しかし、才人の持ち出したタイガー戦車の88ミリ砲の火力はカウンターと鎧の防御力をも上回っており、壊滅的な損害を受けさせられ、残った一体もジュリオに崖下に落とされて破壊されて全滅した。
　アニメでは製作時の鎧を着けていない状態が描写され、全身に血管が走り、ぎょろりと目をむくなど人造人間めいたものであった。
　こちらではガリアから脱出しようとするルイズたち一行の前に現れ、キュルケ、タバサ、ギーシュ、コルベールの攻撃がまったく通用しなかった。
　さらに東方号で運ばれてきたロマリアの『大いなる槍』・88ミリ高射砲の直撃すら跳ね返すほどのカウンターを備えていたが、ディスペルをかけた砲弾でカウンターを無効化されて貫通され、よろめいた後に爆発、消滅した。
　なお、この際に一瞬だがオルレアン夫人が正気に戻ったような描写がある。
　
　１２巻
　

• アルヴィー

　アルヴィーズの食堂に飾られた、小魔法人形。夜になると動き出して舞踏会をおこなう。
　ある程度の意思があるのか、才人に下敷きになっていた花瓶の下から助けられた一体が後にお礼を言いにやってきた。
　

• 魔法の窓

　魔法学院の女子風呂の窓ガラスで、中からは見えるが外からは見えないマジックミラーのようなもの。
　また、生徒の魔法などは跳ね返す強力な固定化と、魔法探知装置までもがついた、覗き対策は万全の代物である。
　

• 惚れ薬

　ジェシカが貴族の客から没収したもので、ハート型の紫色の小瓶に入ったいかにも怪しげな代物。
　一日しか効かない特殊なもの（実際は一時間）で、既成事実を作るべくジェシカからシエスタに譲渡された。
　しかし安物の粗悪品のため効果時間が短いのみならず副作用がひどく、キスをしたら効果が伝染し、見た相手を見境なく好きになる。
　誤って飲んでしまったモンモランシーからルイズ→キュルケ→タバサ→シエスタの同僚のメイドたちと感染して、阿鼻叫喚のちまたを生み出した。
　アニメではモンモランシーからルイズ、ベアトリス、ジェシカ、スカロンと感染したが、ティファニアの”忘却”の魔法で効果を打ち消された。
　
　１９巻
　

• ゴーグル

　エルフが先住の魔法を使って作ったゴーグル。闇夜でも生物の体温を感知して表示することができる。　

　
　
　タバサの冒険のマジックアイテム
　

• 地下水

　インテリジェンス・ナイフで、裏の世界では姿無き謎の傭兵メイジとして恐れられていた。
　握った人間を自由に操ることができ、その間の記憶も残すか消すか選べる。また、持った人間を媒介にして風・水・炎の強力な魔法を使用できる。
　（１巻、タバサと暗殺者）
　

• スキルニル

　古代の魔法人形、人間の血を元にその人間を外見、性格、能力すべてを完全に複製する。
　（１巻、タバサと魔法人形）
　

• 魔法で動く人形

　オリヴァンの部屋にあったおもちゃ。
　（１巻、タバサと魔法人形）
　

• 不可視のマント

　ド・ロナル家に伝わる伝説のアイテムで、着た人間の姿は周りから見えなくなる。
　（１巻、タバサと魔法人形）
　

• ロドバルド男爵夫人のガーゴイル

　コボルドの襲撃によって全滅したアンブラン村の住人の代わりとして、ロドバルド男爵夫人が大型の土石『アンブランの星』を使用して作成した特殊なガーゴイル。
　騎士ユルバンに村の全滅を悟らせないように、元の住人と同じ性格を持ち、自由意志をもって行動まででき、身体的にも体温も再現されていて、成長・老化もするために一見では本物の人間とまったく同じ。
　ただし、人間的な人格としては不完全で、恐怖や歓喜といった強い感情の発露はない。ユルバンの死とともに行動停止するようにプログラミングされている。
　（３巻、タバサと老騎士）
　

• 凍矢（アイス・アロー）

　ジルが、対キメラドラゴン用の切り札として用意していた魔法の矢。
　矢尻部分に氷の魔法が封じ込められており、命中すると相手を一瞬で凍結させる威力がある。値段は金貨２０枚。
　（３巻、タバサの誕生）
　
　
　アニメオリジナルのマジックアイテム
　

• メドゥーサの眼鏡

　派手な作りの宝石がちりばめられたメガネ、つけた者がつけさせた者以外の人間をいやらしい目で見た場合、装飾の宝石がネオンのように点滅する。
　ルイズの家につたわるもので、サイトの浮気防止のためにつけさせた（ちなみにサイトの意思では外せない）のだが、度重なるルイズの爆発による仕置きに耐え切れずに大破した。
　（二期、一話）
　

• 魔法の印鑑

　オスマン学院長が風のルビーと水のルビーを狙ってきた女盗賊に逃亡防止の目的で使用したもので、オスマンしか使用できず、つけられた五芒星の印はトライアングルメイジでも消すことはできない。
　だが、オスマンらしくも、よりにもよって胸に押してしまったためにめんどうな事態になることに。
　（二期、五話）

• アカデミー作成のポーション　（正式名称不明）

　エレオノールが使用、髪の毛などに振り掛けると持ち主の元に戻る。
　（二期、五話）
　

• エクレール・ダムールの花

　二輪で一対になっているマジックフラワーで、片方の持ち主がダメージを負うともう片方がしおれ、死亡すると枯れる。
　才人とルイズで一つずつ持ち、才人の持った花（つまりルイズの状態を示すもの）は赤色に、ルイズの持った花は青く輝いた。
　（二期、最終回）
　

• フェンリル

　シェフィールドの戦闘用ガーゴイルの一種。通常は銀色をした植物の種のような形状をしているが、息を吹きかけることによって狼型に変形する。
　特殊能力は持たないが、大群をもって鋭い牙と素早さで敵を包囲して攻撃する。
　（三期、二話）
　

• 移動用ガーゴイル

　シェフィールドが国外など遠方で活動するときに使用する空飛ぶエイの形をしたガーゴイル。
　生き物のように痛覚があるのか、ルイズが上で暴れたときに痛がっていた。コルベールの魔法攻撃を受けて爆発炎上。
　（三期、六話）
　

• 昨夜（ゆうべ）の水晶

　覗きこんだ対象の人間の昨夜の行動を映し出す、虫眼鏡型のアイテム。一回限りの使い捨てで、ちまたの奥様方に旦那の浮気調査のために大人気という。
　（三期、八話）
　

• シェフィールドの蝶

　アーハンブラ城に幽閉したタバサを監視していた蝶の形をした小型のガーゴイル。
　（三期、十話）
　
　
　その他、ドラマＣＤ等のオリジナルアイテム
　
　

• 竜騎士の首輪

　竜騎士が自分の竜と心をかよわせるまで使用するもので、強力なロックの魔法がかかっており、首輪と手綱で主人と竜をつなげて、両者が互いに認め合わないと外れない。
　なお、拘束中は互いに一定以上の距離を離れることはできないが、魔法の手綱なので手足をすりぬけるため着替えなどに支障はない。例によってルイズがサイトに使用。
　コルベールがルイズに提供したものだが、解除方法を教えていなかったためにルイズは地獄を見るはめになった。
　

• 魔法の乳当て

　エレオノール作。最初につけた女性のバストサイズを、次に装着した女性にコピーする。
　

• 飲んだ者を犬にする薬

　読んで字のごとく、エレオノール作。
　

• 惚れ薬

　シエスタがサイトとの既成事実を作るために購入。ほかの惚れ薬と違う点は、精神を操作するというより性的に興奮させるというもの。解除するには飲んだ者を満足させるしかない。