立花日菜佳

【たちばな　ひなか】

２０歳。
鬼をサポートする猛士のメンバー＝金。
香須実の妹。
普段は父を手伝って甘味処で働いているが、パソコンで魔化魍に関するデータを収集。ヒビキや姉に情報を提供する。時に香須実が所要でヒビキを助けられないときには臨時のドライバーとして活躍する。
性格は几帳面な姉とは対照的に大らか。細かいことにはあまりとらわれないタイプな分、神経質な姉の反感を買うことも!?

（ＴＶ朝日公式サイトより）

その外見に似合わず頭脳明晰で、大学では地学、気象学、民俗学などの学問を専攻している。姉とは対照的にインドア派であり、滅多に外出することはない。
（ノベライズ「明日への指針（コンパス」より）

オープニングで頬に書かれている文字は「華」

送り出す際に必ず切火を打つ

使用している携帯はvodafone V601T ハニーオレンジ

「一之巻　響く鬼」～「九之巻　蠢く邪心」

「一之巻　響く鬼」屋久島から電話してきたヒビキさんに、土産として屋久杉で作った耳掻きを注文。耳掻きコレクターらしい

耳掻き収集は、日菜佳の密かな趣味なのだった。全国に点在する猛士のメンバーから土産に貰った耳掻きだけで、すでに数百本を超えている。
（ノベライズ「明日への指針（コンパス」より）

「三之巻　落ちる声」「当たっちゃったか～。気温も湿度も条件揃ってたからね～」…湿度７０％？。「オッケィ了解合点承知だぁ」

「四之巻　駆ける勢地郎」魔化魍出現予測システム…日菜佳さんがノートＰＣで立ち上げていたソフト。「最近外れ多くない？　あんたのデータ」「それ言われちゃうとな～。いやね、最近確かに予想外の展開が多いことは確かなのよ」「ま～そういうのも含めてよろしくね」「ほい。そういうのやお店のことも含めて、頑張ります」店に奉る神様に柏手。

「五之巻　熔ける海」房総の海岸へ向かうヒビキさんと香須実さんに切火。

「六之巻　叩く魂」店の前をウロウロしていた明日夢くんが、おやっさんに見付かり「甘味処「たちばな」」の中へ。お茶と「きびだんご」を振る舞い、ヒビキさんは“仕事”で外出している、と教えてあげます。

「七之巻　息吹く鬼」ヒビキさんに合格を伝えに来た明日夢くんを不憫に思い、鬼になる力が衰えないようにトレーニングしていること、その山が柴又から意外に近いところにあること、などをこっそり教えてあげる。「今から言うことは、他言無用でお願いしますよ」（中略）「それって、鍛えてるってことなんですか？　その、魔化魍と戦って、勝つために」「ん～、て言うより、鬼になる力が衰えないように、ってことかな」「はあ…え、でも、じゃ、それって、その、鍛えれば、誰でも鬼になれるってことなんですか？」「うん、そうね…いやでもまあ、そう簡単にはなれないっつぅか、ね。だって明日夢くん、なろうと思う？鬼に」「は、いや思わないですね」「でしょ。だから、やっぱそう簡単にはならないしなれないってワケ。人助けする人になるってことは、そんだけハードな生き方ってことなんスよね～。鍛え抜かれた心と身体を、さらに鍛えて鍛えまくって、初めて鬼になれるって言う、ね～」。鬼は鍛えないと変身能力が維持出来ない。だから一度、鬼になってもまた一般人になるってこと？

「八之巻　叫ぶ風」明日夢の母・郁子さんから「たちばな」に電話。「ヒビキさんのところに行く」というメッセージを残したまま、夜になっても帰宅しない明日夢くんが来ていないか、という。電話を受けた香須実さんが、日菜佳さんが明日夢くんにヒビキさんがいる場所を教えていたことを思い出し、問い詰められ…と、そのときイブキさんから明日夢くんがキャンプに来ているという電話が。

「九之巻　蠢く邪心」イブキさんと弟子のあきらちゃん、日菜佳さんで魔化魍対策。
「気温９．７°、湿度５５％、気圧１，０１６ｈＰａ…う～～ん、猛士データベース的にはウブメなんですけど、今年の傾向からすると、もしかしたらオオクビかもしれなくて」…資料写真はイマイチ写りが不鮮明で、怪しいＵＦＯ／ＵＭＡ写真にしか見えません。
いずれにしても空を飛ぶ魔化魍、つまりはイブキの音撃が有効なのは間違いない。イブキらは秩父へと出発。
秩父に現れた魔化魍がどうしても特定できない。
「この関東支部が集めてきたデータでも魔化魍を絞り切れないってなぁ、厄介なことになってきたってぇ」「温度、湿度、地脈、方位学、って、すンごいいろんな条件を組み合わせで特定してるっつぅのに、それが当たらなくなってきちゃったってことは…」「今までのデータの意味が無いってことか」「ね」「なんて言うか。人の裏をかこうって言う、悪意が…あるねぇ、ここんとこは」。おやっさんと首をかしげるが、ここのところ猛士のデータが役に立たなくなってきているようだ。そんな状況にさすがのおやっさんも不安を隠せない。