道の駅そのものには大きな被害はなかったらしく、初回来訪時も通常営業をしていました。ただ店を訪れる客などには”いかにも復興工事関係者”というなりの方が多かったのと記憶しています。
ただ栃尾も被害地域であることは間違いがなく、あちこちで地滑りが起こっていました。そんな地滑りの1つが道の駅の対岸にある斜面の地滑りです。
ただ栃尾も被害地域であることは間違いがなく、あちこちで地滑りが起こっていました。そんな地滑りの1つが道の駅の対岸にある斜面の地滑りです。
撮影位置(Livedoor地図) |
2005年4月にも来訪したのですが、さしたる変化もなかったので写真は撮影せず。「どうせ、まだ未通だろう」と内心思いつつ、2006年4月に再訪しました。
が、意外にも道路は復旧済み。
せっかくなんで、橋を渡って最初いた側を眺めてみると…
かなり大々的な地滑り対策工事が。復旧に時間がかかっていたのは、橋が問題だったというより、その下の地盤にあったのでしょう。
まだ工事は続行中ですが、「いかに水をしみこませないか」を重視した対策は見てて勉強になります。
まあ、本来は地滑り対策だのを眺める橋ではなく、栃尾市街地の眺めるための橋。
写真は栃尾市街地を挟んで谷の向こう側にある”栃尾城跡”。上杉謙信にまつわるお城だそうですよ。
が、意外にも道路は復旧済み。
凹んでいた場所は復旧されています |
せっかくなんで、橋を渡って最初いた側を眺めてみると…
地滑り対策工事中 |
地滑り部分を上から撮影 |
まだ工事は続行中ですが、「いかに水をしみこませないか」を重視した対策は見てて勉強になります。
とちお大橋の中心で栃尾城を望む |
写真は栃尾市街地を挟んで谷の向こう側にある”栃尾城跡”。上杉謙信にまつわるお城だそうですよ。
道の駅とちおから国道を南下すると、途中で国道を迂回するように、との指示看板が。国道で大規模な地滑りが起こっていたようです。
迂回路に指定されたのは国道の対岸にある道路。こちらはしっかりしてるんだろう、と思っていたのですが…こちらはこちらで結構な被害が。安全性なんかより、まずは道路を開通させざるを得なかった状況が分かります。
迂回路に指定されたのは国道の対岸にある道路。こちらはしっかりしてるんだろう、と思っていたのですが…こちらはこちらで結構な被害が。安全性なんかより、まずは道路を開通させざるを得なかった状況が分かります。
撮影位置(Livedoor地図) |
国道290号を旧・守門村方向に進むと道路崩壊地点はさらに増えていき、工事による交互通行が増えてきます。
「そろそろ物見遊山の人間は進んではいけないな」と決心させたのがこの地点。国道が通っていた盛り土が完全に崩壊。道は道路整備前の旧道とおぼしき山沿いを迂回しています。
「そろそろ物見遊山の人間は進んではいけないな」と決心させたのがこの地点。国道が通っていた盛り土が完全に崩壊。道は道路整備前の旧道とおぼしき山沿いを迂回しています。
場所(Livedoor地図) |
先に結論を言ってしまうと、この地点はここ一年でさしたる変化がありません。
まずは北側にある崩壊地点の写真より。
いまだにアスファルトの断片が残る谷底を、雪解け水が洗っています。
今と同じ場所に道路を新設しようとすると、これらの崩壊残土を除去しなければならないですが、地形的にそれは楽な作業ではなさそう。
もしかすると、少し離れた別ルートに新設路を作ってしまうつもりなのかも知れません。
ちなみに南側の崩壊地点も、一年前来訪時と変わった点はありません。
激しく崩壊した地点で、かつ交通量はやや少なめ。
この地点の復興が遅れるのはやむを得ないかも知れませんね…。
まずは北側にある崩壊地点の写真より。
崩壊地点の南側から撮影 | 途絶えた状態の路盤 崩壊地点の南側にて撮影 |
崩壊地点の北側から撮影 | 相変わらず雪深い… 崩壊地点の北側にて撮影 |
もしかすると、少し離れた別ルートに新設路を作ってしまうつもりなのかも知れません。
ちなみに南側の崩壊地点も、一年前来訪時と変わった点はありません。
この地点の復興が遅れるのはやむを得ないかも知れませんね…。
大規模な崩壊ゆえに復旧が遅れていたこの地点もついに復旧工事開始。
ここ半年の間にかなり工事が進んでいます。
注目していた道路崩壊地点のうち、南側の崩壊地点は完全復旧。
北側の崩壊地点も盛り土は完成しています
北側の崩壊地点を上から眺められる場所を見つけたので行ってみました。
工事はかなり順調。
この地点もあと半年で元通りかな〜?
関係ないですが、この写真撮影地の近くでこんな光景を見つけました。
復旧工事の過程でなんかミスったんでしょうか?なんか切なくなるというか、災害復旧の厳しさを推し量らせてくれる光景でした。
ここ半年の間にかなり工事が進んでいます。
崩壊地点を南から見た写真 手前(南)側は完全復旧 奥(北)側の崩壊地点も盛り土は完成済みです |
注目していた道路崩壊地点のうち、南側の崩壊地点は完全復旧。
北側の崩壊地点も盛り土は完成しています
北側崩壊地点も盛り土は完成 | 復旧済みの南側崩壊地点跡 |
北側の崩壊地点を上から眺められる場所を見つけたので行ってみました。
この地点もあと半年で元通りかな〜?
関係ないですが、この写真撮影地の近くでこんな光景を見つけました。
土に埋もれたパワーショベル |
復旧工事の過程でなんかミスったんでしょうか?なんか切なくなるというか、災害復旧の厳しさを推し量らせてくれる光景でした。
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