生協の強引なクレジットカード勧誘
他大学の皆様へ: このページでは新潟大学での事案を主に扱っていますが、全国で同様の事案が発生している可能性があります。情報をお持ちの方は是非コメントで情報をお寄せください。
生協が職員の処分内容と問題の認識・対策をPDFで発表
→http://www.nuc.jp/kirikaenew.pdf
しかし、生協のポスター等には、「クレジットカード」という単語は一切出されず、クレジットカードを作らない選択肢があることは一切書かれていなかった（↓写真参照）。ある学生はメンバーズカード（非クレジットカードの組合員証）というものがあることを知ったのは、手続き時に「新組合員証はどうしてもクレジット機能がついたものでなければならないのか？」という趣旨の質問をしたときが初めてだったという。（生協の公式ブログに対するコメントより）
また、今回のようにクレジットカード契約を前提とした説明を行う勧誘手法は2006年度新入生が組合員証作成の手続きをする際にも行われていた。
http://nuc262.blog59.fc2.com/blog-entry-205.html
また、この文章の中で新たに
これは、ポスター等に書かれていた、
それらのコメントに対して生協側は15日に回答を用意中であるというコメントを書き込み、ひとことカード「虹の声」で寄せられた質問・意見に対しては1週間内に回答するとした。 しかし、生協側は「論議中である」として期限内に回答しなかった。その結果、組合員・学生からのさらなる不信感・憤りを買うこととなった。
23日には専務理事による謝罪文をブログのコメントとして掲載し、強引な勧誘があったことを陳謝した。しかし、インセンティブの授受疑惑については一切答えず、1月中に今後の対応等について報告するとした。
しかし、この時点ではインセンティブ疑惑に関しては一切言及せず、完全に納得できる内容とは言い難かった。【「組合員証切替手続き」に関するお詫び（PDFファイル：http://www.nuc.jp/owabi.pdf）】
29日、生協は公式ブログにおいて、提携会社（三井住友カード株式会社と思われる。）からインセンティブが支払われていたことを認めた。ただし、生協側はこれを「クレジットカード申込み手数料」と称しており、組合員の利用還元のために使用するものとしている。しかしながら、手続きにかかった経費はこの不当に得た収入から捻出するとした｡また現時点では生協の予算や収支に関する具体的な資料が提示されていないため、金銭の流れは不透明なままである。
http://www.nuc.jp/nijinokoe/index.htm
(3月から設定が変更され、今現在はコメントはできない。)
1月5日(金)〜2月9日(金) （土日祝を除く）
月曜日〜金曜日 10:00〜17:00
場所：第一学生食堂
例)
自由に情報を追加・修正しよう
生協が職員の処分内容と問題の認識・対策をPDFで発表
→http://www.nuc.jp/kirikaenew.pdf
事件の概要と問題点
2分で分かる生協組合員証問題
- 新潟大生協が「出資金の返還に必要(実は嘘)」だと宣伝して、1年生を除く全組合員の学生に組合員証切替手続をアナウンス。
- 多くの学生が手続を取るために第一食堂に行くと長時間待たされ、新しい組合員証としてクレジットカードを作るように執拗に勧誘された。
- 後日、苦情によって生協は一連の行為を謝罪したが、新たな事実が発覚し問題点が表面化した。
- クレジットカードの契約は任意であり、非クレジットカード型の組合員証も作れたこと
- 実は手続を行わなくても出資金は返還されたこと
- それどころか今までの組合員証(正確には組合員証ではないのだが)は問題なく使えること
- 生協には契約数に応じて三井住友カード株式会社からクレジットカード申し込み手数料と称する金が支払われる契約だったこと
何が問題なの？
- 手続行わないと出資金が返還されないかのように嘘の宣伝を行った。
- ポスター等にはクレジットカードの勧誘が行われることは書かれていなかったのに、全員が勧誘を受けた。
- クレジットカードを作らない選択肢があることがポスターに書かれておらず、手続会場でも明確に説明されなかった。
- 勧誘の手法が強引で、カード契約を前提としたものだった。
- これまで書籍部などで提示していたいわゆる組合員証はこれからも有効なので、そもそも切替手続は必要なかった。
- 契約数に応じて生協に金銭が払われる仕組みになった。しかも、一契約当たりいくらかは秘密(生協によると守秘義務契約が結ばれているらしい)
経過
- 06/12/15: 返答が遅れたことを謝罪し、回答を用意中である旨のコメントがブログに書き込まれる。
- 06/12/18: ひとことカード「虹のこえ」による質問に対して、生協側が1週間以内に掲示にて質問に対して回答すると返答しているのを確認。(回答は15日付け。)
- 06/12/22: 前述の虹の声の回答に「12/19 理事会その他会議で問題とお詫びについて論議しております。現時点ではまだまとまっておりませんが何とか回答したいと考えています」と追記されているのを確認。
- 06/12/23: ブログのコメントとして専務理事名による謝罪文が書き込まれるが、質問には一切答えず1月中に今後の対応を含めて報告すると表明した。
- 06/12/27: 新潟大学生活協同組合のホームページ上に12月26日付け生協専務理事名で『「組合員証切替手続き」に関するお詫び』と題した文書（PDFファイル）が掲載されたことを確認。この中で、「ご相談・お問い合わせ窓口の設置」と「経過の説明会の開催」、「クレジットカードの解約を受け付けること」を発表した。しかしながら、インセンティブ疑惑に関しては一切言及していなかった。【「組合員証切替手続き」に関するお詫び（PDFファイル）：http://www.nuc.jp/owabi.pdf】
- 06/12/29: 新潟大学生協はその公式ブログのコメント欄において、提携会社（具体的な会社名は不明）からインセンティブが支払われていたことを認めた。【新潟大学生活協同組合公式ブログ：http://nuc262.blog59.fc2.com/blog-entry-205.html】
- 07/01/11: 新潟日報にこの問題に関する記事が記載された。契約者数は3000人にのぼり、5日からの3日間で約30人が解約したことが判明。【新大生協が組合員証で虚偽勧誘:http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cate...】
- 07/01/12: 朝日新聞、毎日新聞にも同様の記事が掲載された。【朝日新聞：http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=1600...】【毎日新聞：http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/niigata/news/...】
- 07/01/17: 生協が謝罪記者会見を行った。【新潟日報:http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cate...】
- 07/02/28: 生協が「組合員証切り替え手続きについてのお詫びと今後について」と題するPDFを発表し、問題点と対策を示し、処分内容を発表
- 07/03/1: 生協のブログの設定が変更され、コメントが書き込めなくなった。
- 07/05/24:第59回通常総代会において、勧誘員への聞き取り調査の結果が発表された。http://www.nuc.jp/bunsakai.html
事件の詳細
切替手続を利用したクレジットカード契約の強引な勧誘
新潟大学生協はこれまで使われていた組合員証の廃止に伴い、組合員の学生を対象にして組合員証の切替手続をとるようにポスター・はがき等でアナウンスした。切替手続の受付会場では、受付後1時間(人によっては2時間)待たされ最後に2人ずつ座らされて、新組合員証がクレジットカードであることを説明された。その内容は主に生協のクレジットカードTuoカードのメリットを主張するもので、人によってはカードの作成に難色を示しても強引に契約を勧められたケースもあったという。しかし、生協のポスター等には、「クレジットカード」という単語は一切出されず、クレジットカードを作らない選択肢があることは一切書かれていなかった（↓写真参照）。ある学生はメンバーズカード（非クレジットカードの組合員証）というものがあることを知ったのは、手続き時に「新組合員証はどうしてもクレジット機能がついたものでなければならないのか？」という趣旨の質問をしたときが初めてだったという。（生協の公式ブログに対するコメントより）
また、今回のようにクレジットカード契約を前提とした説明を行う勧誘手法は2006年度新入生が組合員証作成の手続きをする際にも行われていた。
生協側の弁明と虚偽の宣伝の発覚
生協は2006年12月12日に公式ブログにおいて「組合員証切替手続きに関してのお詫びとご報告」と題した記事を記載した。http://nuc262.blog59.fc2.com/blog-entry-205.html
また、この文章の中で新たに
なお組合員証の切替ができない場合でも出資金はご卒業時に返還致します。と切替手続を行わなくても、生協加入時に支払った出資金が返還されるという新たな事実が発覚した。
これは、ポスター等に書かれていた、
出資金返還に必要なお手続になります。という内容と明らかに矛盾する。
深まる不信感と疑惑
生協が謝罪文を記載したブログには、組合員・学生からの質問や意見を含むコメントがいくつも寄せられている。ブログへのコメントの中には、生協がカード会社から金銭を受け取っていた(うけとる)のではないかと疑う声があった。それらのコメントに対して生協側は15日に回答を用意中であるというコメントを書き込み、ひとことカード「虹の声」で寄せられた質問・意見に対しては1週間内に回答するとした。 しかし、生協側は「論議中である」として期限内に回答しなかった。その結果、組合員・学生からのさらなる不信感・憤りを買うこととなった。
23日には専務理事による謝罪文をブログのコメントとして掲載し、強引な勧誘があったことを陳謝した。しかし、インセンティブの授受疑惑については一切答えず、1月中に今後の対応等について報告するとした。
問われる説明責任
2006年12月26日には新たに公式ホームページ上に掲載された『「組合員証切替手続き」に関するお詫び』という文書において、これら一連の行動が虚偽行為であったことを全面的に認めた。【「組合員証切替手続き」に関するお詫び（PDFファイル：http://www.nuc.jp/owabi.pdf）】しかし、この時点ではインセンティブ疑惑に関しては一切言及せず、完全に納得できる内容とは言い難かった。【「組合員証切替手続き」に関するお詫び（PDFファイル：http://www.nuc.jp/owabi.pdf）】
29日、生協は公式ブログにおいて、提携会社（三井住友カード株式会社と思われる。）からインセンティブが支払われていたことを認めた。ただし、生協側はこれを「クレジットカード申込み手数料」と称しており、組合員の利用還元のために使用するものとしている。しかしながら、手続きにかかった経費はこの不当に得た収入から捻出するとした｡また現時点では生協の予算や収支に関する具体的な資料が提示されていないため、金銭の流れは不透明なままである。
12日の説明会の概要
手数料収入(インセンティブ)について。
- 生協に収入が発生する契約になっている。現時点ではまだ分からないが、年度末の2月には公開される。一契約当たりいくらかについては、カード会社との契約上の守秘義務によって公開できない。
- 得られた収入については、書籍部でのセール等で還元するが詳細については未定。
- 不正に得た収入をその不当な手続の費用に当てることに問題を感じないかという質問に対しては、問題は感じるとしたものの、費用は払わなければならないので仕方がないとした。
勧誘手法について
- 全国大学生活協同組合連合会から、今回問題になったような手法の指示があったのではないか、という質問に対しては、なかったと明確に否定。
- ノルマの存在も否定。
- 実際に勧誘を行った人たちは、生協の職員ではあるが、今回の手続のために期間雇用した職員。ただし、会場にはカード会社の社員も2名いた。
- 勧誘に当たった職員のマニュアルについては、存在するが守秘義務のために公開できない。
カード自体について
- 今まで組合員証としてきたもののうち、出資金額と口数がかかれていないもの、つまり銀行ICカード型やTuoカードは、実は組合員証ではなかった。
- これまで使われていたICカードには、手続の会場でスタンプが押されてしまったと思うが、引き続き組合員証として利用可能。
- もう不要だと思ってICカードを処分してしまった人に対しては、銀行での再発行にかかる費用を生協が負担する。
- 同窓会が発行する新潟大学カードと生協は無関係
第59回通常総代会での説明
http://www.nuc.jp/bunsakai.html○組合証問題の聞き取り結果を聞きたい。
★１２人中８人から聞き取りアンケートを行ないました。主な回答は以下の通りです。
・長い説明を無理に行なってしまいました（受付方法に問題がありました）
・目標が７０〜８０％とされたため、大きなプレッシャーを受け強く勧めてしいました。
春の新入生の契約について。
- 今回行われた切替手続とは別に、新入生に対して行われた手続にも今回と同様の問題があった。
生協への抗議・意見は...
抗議文の中には脅迫的な表現を用いたものも見受けられます。このようなやり方では多くの人の理解を得られず逆効果です。抗議の際は新大生として恥ずかしくない紳士的な言葉遣い･態度を心がけましょう虹の声
生協は「虹のこえ」という用紙と提出用のボックスを各施設に設置しており、生協への意見を寄せることができる。虹のこえに書かれた意見・要望・質問は、1ヶ月ごとに回収され、返答とともに各所に掲示される。http://www.nuc.jp/nijinokoe/index.htm
ブログの謝罪記事へのコメント
http://nuc262.blog59.fc2.com/blog-entry-205.html(3月から設定が変更され、今現在はコメントはできない。)
生協へのメール
seikyou1@nuc.jpご相談・お問い合わせ窓口
第一学生食堂特設カウンター 電話 025−262−74121月5日(金)〜2月9日(金) （土日祝を除く）
月曜日〜金曜日 10:00〜17:00
経過の説明会
日時：1月12日(金)および1月15日(月) （18:30〜19:30終了予定）場所：第一学生食堂
他大学情報
新潟大学のみならず、他の大学でも同じような事態が発生している。Tuoカードの運営には全国大学生活協同組合連合会が関わっているため全国の大学に問題が波及するおそれがある。Web上で見つかった情報
東京経済大学
- 東京経済大学総合研究所連絡室 http://bbs1.otd.co.jp/10982/bbs_tree?base=417&rang...
電気通信大学
- 電通大ちゃんねるの過去ログと思われるスレッド「生協、クレジットカード利用について考える」 http://uecch.web.infoseek.co.jp/log/kako8/10724089...
北九州市立大学
- 北九州市立大生協のサイト内のページ「組合員証の切替案内」http://hb9.seikyou.ne.jp/home/hibikicoop/tuoic/IC....
他大学関係者様からの情報
このページをご覧になっている他大学の方で、新潟大学と同様・類似の事件・問題についての情報をお持ちの方は是非情報をお寄せください。情報提供はこのページのコメントとして書き込んでいただいても、直接wikiを編集して下さっても結構です。編集する場合はこの項目にご記入ください。例)
○○大学
カードに切り替えが出資金の返還に必須であると説明された。リンク
- 新潟大学生活協同組合
- Tuoカードのホームページ:問題になっているクレジットカードは全国大学生活協同組合連合会が発行しているTuoカード
- 三井住友カード株式会社:生協が提携しているカード会社
自由に情報を追加・修正しよう
2007年07月08日(日) 02:51:15 Modified by ID:C84JlJ/iTw
添付ファイル一覧(全1件)
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Uploaded by ID:zpjrJU0LIA 2006年12月23日(土) 02:21:47
Uploaded by ID:zpjrJU0LIA 2006年12月23日(土) 02:21:47