2ちゃんねるエヴァ板のヱヴァンゲリヲン新劇場版謎・伏線検証スレのまとめ

加持とマリ(仮設5号機戦)


オープニング


字幕(音声は英語)
「エントリースタート」

「LCL電荷を開始」

「プラグ深度 初期設定を維持」

「自律システム問題なし」

「始動電圧 臨界点をクリア」

「全て正常位置」

「シンクロ率 規定値をクリア」

「操縦者(パイロット)」

「思考言語固定を願います」

マリ「えっと・・・初めてなんで日本語で」(ここだけ日本語)

「了解(ラジャー)」

以下日本語
加持「新型の支給、間に合わなかったな」

マリ「胸がきつくていやだ」

加持「おまけに急造品の機体でいきなり実戦とは・・・まことにすまない」

マリ「やっと乗せてくれたから、いい」

加持「お前は問題児だからな。ま、頼むよ」

マリ「動いてる動いてる!いいなあ、わくわくするなあ・・・。さて、エヴァンゲリオン仮設五号機、起動!」


字幕
「なんとしても辺獄エリアで食い止めろ!奴をアケロンに出すわけにはいかん!まさか封印システムが無効化されるとは」

「ありえることですよ」

「人類の力だけで、使徒を止める事は出来ない。 それが永久凍土から発掘された第3の使徒を細かく切り刻んで改めて得た結論です。 てな訳で、後はヨロシク!」


日本語
マリ「しあわせはー、あるいてこない。だーから歩いてゆくんだねー一日一歩、三日で三歩。さーんぽ進んで二歩さがるー。じーんせいは、ワンツーパンチ!おおっ来た!・・・フィールド展開!」

オペレーター「目標接近。エヴァ5号機会敵します」(英語)

マリ「おりゃあっ!」

マリ「あっちゃー。動きが重い!こりゃあ力押ししかないじゃん!」


字幕
「上部外壁破損!結界が破られます!」

「目標は辺獄エリアを突破。アケロンを出ます」

「5号機は何をやっとる!」


日本語
マリ「逃げんな!おらあっ!」

マリ「うぅ・・・痛いっ・・・すっげえ痛いけど、おもしろいから、いい!」

マリ「時間が無い・・・っ。機体も保たない・・・っ・・・」

マリ「義手パーツは無理やりシンクロさせてる分、パワーも足りないっ・・・」

マリ「しゃーない!腕の一本・・・くれてやる!」

マリ「さっさと、くたばれええっ!」


オペレーター「ターゲットロスト。5号機は蒸発、搭乗者は脱出した模様」(英語)

加持「五号機の自爆プログラムはうまく作動したか。織り込み済みとはいえ、大人の都合に子どもを巻き込むのは気が引けるなあ」

マリ「いっててててて・・・エヴァとのシンクロって聞いてたよりきついじゃん・・・」

マリ「ま、生きてりゃいいや。自分の目的に大人を巻き込むのは気後れするなあ・・・」

マリ「さようなら、エヴァ五号機。お役目ご苦労さん」



タイトル“ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破”


ユイの墓前

ゲンドウ「3年ぶりだな、二人でここに来るのは」

シンジ「僕は、あの時逃げ出して、そのあと来てない。ここに母さんが眠ってるってピンと来ないんだ。
    顔も覚えてないのに」

ゲンドウ「人は思い出を忘れることで生きていける。だが決して忘れてはならないこともある。
     ユイはそのかけがえの無いものを教えてくれた。私はその確認をするためにここに来ている」

シンジ「写真とか無いの?」

ゲンドウ「残ってはいない。この墓もただの飾りだ。遺体は無い。」

シンジ「先生の言ってた通り、全部捨てちゃったんだね。」

ゲンドウ「全ては心の中だ。今はそれでいい。」


ゲンドウ「時間だ。先に帰るぞ」

シンジ「父さん!あの・・今日はうれしかった、父さんと話せて」

ゲンドウ「・・・そうか」

帰りの車内

ミサト「どうシンジ君?あれこれ心配してたけどー、会っちゃえばどうってことなかったでしょ?
    家でウジウジしてないで、来てよかったじゃなーい。お母さんのお墓参りなんだし」

シンジ「ミサトさんがムリヤリ連れてきただけです」

ミサト「そりゃあシンジ君の中に行きたいって気持ちがあったからよ、少しは素直になりなさい」

シンジ「素直になっても嫌な思いするだけです」

ミサト「みんなの期待に応えて、私達を救ったのよ。もっと自信持ちなさい。
    きっとお父さんもシンジ君を認めてくれてるわよ」


携帯着信
ピリリリリ ピリリリリ

ミサト「はい葛城」
ミサト「わあぁあぁあっ!」

   「あっとっとっ!」

ミサト「何ですってぇ!?」

   ♪BGM『2EM03_0908』

オペレーター「相模湾沖にて、第七使徒を捕捉。第二方面軍が交戦中。3分前に非常事態宣言が発令されました」

ミサト「こちらも肉眼で確認したわ。現在初号機パイロットを移送中。
    零号機優先のTASK-03を直ちに発動させて」

日向「いえ、すでにTASK-02を実行中です」

ミサト「TASK-02?まさか!?」

    ♪BGM『2EM04_E4』

車窓から空を見上げるミサト

ミサト「やはり2号機!?」

降下するエヴァ2号機

コアらしき部分を撃ち抜く

シンジ「すごい!コアを一撃で!」

ミサト「違う、デコイだわ!」

変形する第7使徒

楔を放つ2号機

アスカ「とおぉぉぉりゃあぁぁぁぁぁぁ!!」

パイーン

蹴りで楔を打ち込みATフィールドを破り撃破

ASUKA STRIKES!

アスカ「状況終了!」(状況終了=演習の実演を終了することをいう。『航空自衛隊の演習の実施に関する達』【空自】)

オペレータ「現在、エヴァ2号機は、相模第1路線を移動中。第4停車場到着予定時刻に変更なし」

トウジ「ひゃー、赤いんか2号機って」   

アスカ「違うのはカラーリングだけじゃないわ!」

    ♪BGM『2EM05_KK_B09』

アスカ「所詮零号機と初号機は開発過程のプロトタイプとテストタイプ。
    けどこの2号機は違う。これこそ実戦用に作られた、世界初の本物のエヴァンゲリオンなのよ。
    正式タイプのね」

ミサト「紹介するわ。ユーロ空軍のエース、式波・アスカ・ラングレー大尉。
    第二の少女、エヴァ2号機担当パイロットよ」

アスカ「よっ、はっ、ほっよっとっ」

アスカ「久し振りねっ!ミサト」

アスカ「あ・・・あれがエコヒイキで選ばれた零号機パイロット。
    で?どれが七光りで選ばれた初号機パイロット?」

シンジ「あの・・・」

アスカ「ふーん・・・あんたバカァ?!肝心なときにいないなんて、なんて無自覚!」

シンジ「うあっ!」

シンジに足払いをかけるアスカ。

アスカ「おまけに無警戒!」

アスカ「エヴァで戦えなかったことを恥とも思わないなんて。所詮七光りね」

シンジ「はぁ・・・」

ミサト「ふぅ・・」

加持とゲンドウ、冬月

加持 「いやはや、大変な仕事でしたよ。
    懸案の第三使徒とエヴァ5号機は予定通り処理しました。
    原因はあくまで事故。ベタ二アベースでのマルドゥック計画は、これで頓挫します。
    すべてあなたのシナリオ通りです。
    で、いつものゼーレ最新資料は先ほど」

冬月 「拝見させてもらった。Mark.06建造の確証は役に立ったよ。」

加持 「結構です。これがお約束の代物です。
    予備として保管されていたロストナンバー。」

アタッシュケースを開ける音

加持 「神と魂を紡ぐ、道しるべですね。」

アタッシュケースの中のアップ。小さな人体の神経組織とカプセルが接合されたような物体が見える。

ゲンドウ 「ああ。人類補完の扉を開く、ネブカドネザルの鍵だ。」

加持 「ではこれで。しばらくは好きにさせてもらいますよ。」

加持が階段を降りていく音

冬月 「加持リョウジ主席監察官。信用に足る男かね。」

加持、リツコ、ミサト


大量の吸いがら。コーヒーを飲むリツコ

加持「少し痩せたかな、リッちゃん」

リツコ「残念、1570gプラスよ」

加持「肉眼で確認したいな」

リツコ「良いけど、この部屋監視されてるわよ」

加持「ノープロブレム、すでにダミー画像が走ってる」

リツコ「相変わらず用意周到ね」

加持「負け戦が嫌いなだけさ」

リツコ「でも負けよ」

加持「ん?」

   ♪BGM『2EM06_KK_B16』

リツコ「こわぁーいお姉さんが見ているわ」

ミサト ガラスに張り付いて鬼化

リツコ「リョウちゃん、お久し振り」

加持「やっ!しばらく」

ミサト「なんであんたがここにいるのよっ!ユーロ担当でしょっ!!」

加持「特命でね。しばらくは本部付きさ。また3人でつるめるな、学生の時みたいに」

ミサト「昔に返る気なんて無いわよぉ!!私はリツコに用があっただけなの!
   アスカの件、人事部に話通しておいたから!じゃ!!」

リツコ「ミサト、明らさまな嫉妬ね。リョウちゃん、勝算はあるわよ」

加持「さて?どうかなぁ?」

アスカ引っ越してくる

シンジ歩いて帰宅中

シンジ「・・・式波・・アスカ・・・エヴァに乗っててうれしい人もいるんだ・・・」


シンジ「ただいまー・・ってなんだこれっ!?僕の部屋が・・・」

   ♪BGM『2EM07_KK_B09_InDoor』

アスカ「失礼ね、アタシの荷物よ!」

シンジ「えっ?じゃこんなあ、あれ?なんで式波がここにいんのぉ?!」

アスカ「はぁー、あんたバカァ?あんた、お払い箱ってことよ。
    ま、どっちが優秀かを考えれば当然の結論ね」

シンジ「そーんなぁっ!」

アスカ「しかし、どうしてこう日本の部屋って狭いのかしら、荷物が半分も入りきらなかったわ。
    おまけに、どうしてこう日本人て危機感足りないのかしら!
    よくこんな鍵のない部屋で暮らせるわね、信じらんない!」

アスカ、襖を開け閉めする

ミサト、突然現れる

アスカ、シンジ「うわっ!」

ミサト「日本人の信条は察しと思いやりだからよ」

シンジ「ミサトさーん!」

アスカ「うっとおしいわねえ、ゴミと一緒にさっさと出て行きなさいよ」

ミサト「あらー、シンちゃんもここに残るのよ」

アスカ「ええっ!!」

ミサト「アスカとシンちゃんに足りないのは適切なコミュニケーション。
    同じパイロット同士、同じ釜の飯を食って仲良くしないとねー」

アスカ「ふんっ」

ミサト「これは命令よ」(ドヤ顔)

レイの部屋


月明かりの中、カプセルの薬を飲むレイ

食後


ミサト「はい!みんなで一緒にー」

ミサト、シンジ、アスカ「ごちそうさまでしたー」


   ♪BGM『2EM08_B17』

ミサト「ぷあっっはあああーあああ!!くううっっうやっぱひとッ風呂浴びた後のビールは最高ねー!!」

アスカ「きゃああー!!ななななんか変な生き物がお風呂にいるー!」

ミサト、缶の上のビールを取る。アスカの胸はストローで隠れている。

シンジ「ペンギンていう鳥だよ、名前はペンペン・・・あっ・・・」

シンジ振り返る
アスカ全裸
ハイキック
シンジぶっ倒れる。ピクピク痙攣・・

アスカ「このエッチ!!バカ!!変態!!信じらんない!!」

ミサト「二人とも素直になってきてぇ、いい傾向じゃない?ねえペンペン」

ペンペン、ストローでビールを飲み「クェー」

ミサト「ぐあー」いびき

人形で遊びながら
アスカ「あいつらとはちがーう(裏声)、私は特別!だからぁこれからもぉ
   ・・・一人でやるしかないのよ、アスカ」

携帯をいじりながら

(〜♪発信音)

シンジ「やっぱり出ないや・・・父さん」

夜明け

   ♪BGM『2EM09_YAMASHITA』

日が昇る。鏡のようなもので光を集めてる? 町の風景。マヤさん出勤。
シンジ、歩道橋のエスカレーターを下る。トウジとケンスケが待ってくれてる。シンジ、うれしそう。
学校の様子。レイを見るシンジ。アスカ近づいてきた男を蹴ってワンダースワン。その様子を見るシンジ

海洋生態系保存研究機構にいく前

ミサト「社会科見学?加持がぁ?」

シンジ「ええ。みんなのことも誘うといいって」

ミサト「あいつに関わるとロクなことないわよ・・・」

アスカ「じゃあ、あたしパースー」

ミサト「駄目よ、和を以って尊しとなーす。アスカは行きなさい」

アスカ「それも命令?」

宇宙での会話

冬月「月面のタブハベースを目前にしながら、上陸許可を出さんとは。ゼーレもえげつないことをする」

ゲンドウ「Mark.06の建造方式が他とは違う。その確認で十分だ」

冬月「しかし、5号機以降の計画などなかったはずだぞ」

ゲンドウ「おそらく、開示されていない死海文書の外典がある。
     ゼーレはそれに基づいたシナリオを進めるつもりだ」

冬月「だがゼーレとて気付いているのだろう、ネルフ究極の目的に」

ゲンドウ「そうだとしても、我々は我々の道を行くだけだ。
     たとえ神の理(コトワリ)と敵対することになろうとも」


月面Mark.06装甲(右手薬指)の上にTV版24話のように座るカヲルの姿が映る

冬月「ヒトか?まさかな」

カヲル「初めまして。お父さん」

海洋生態系保存研究機構

   ♪BGM『2EM10_KK_C01_AddGuit』

ケンスケ「すごーい!すごすぎるう!失われた海洋生物の永久保存と、赤く染まった海を元の姿に戻すという
     まさに神のごとき大実験計画を担う禁断の聖地!その表層の一部だけでも見学できるとは!
     まさに持つべきものは友達って感じ!?」

トウジ「ホンマ感謝すんでー」

シンジ「お礼だったら加持さんにいってよ」

加持「もっともーここからがちょいと面倒だけどな」

一同「えっ?」

長波放射線照射式滅菌処理室
一同「わー」
有機物電離分解型浄化浴槽式滅菌処理室 Level-01
一同「ぎゃー」
有機物電離分解型再浄化浴槽式滅菌処理室 Level-02
一同「わー」
有機物電離分解型再々浄化浴槽式滅菌処理室 Level-03
一同「いやー」
全滅菌処理工程完了
 人間 - 5名
 鳥 - 1羽

トウジ「でっかい水槽やなー」

シンジ「すごい、コレがセカンドインパクト前の生き物なんですか?」

ペンペン「あぇぇえぇっっ」ペンギン一同「きゅぇぇえぇっっ」


トウジ「ほえー生きとるー!」

ケンスケ「すごい!すごすぎるー!」

トウジ「おおっ!?背中になんか背負った奴がおるぞ」

ケンスケ「カメって言うらしいよ」


アスカ「子供がはしゃいじゃって、バッカみたい」
レイに近づくシンジチラ見、ワンダースワン始める


シンジ「綾波も来れて良かった。体はもういいの?」

レイ「ええ。ノルマ終わったから今日は良いの。」


シンジ「狭いな。もっと広いところで泳げばいいのに」

レイ「ムリ。この子達はこの中でしか生きられないもの。私と同じ・・・」



一同「いっただーきまーす!!」

   ♪BGM『2EM11_B16』

アスカ「意外、うまいわね」

加持「ああ、見事な焼き方と味付けだなあ」

ケンスケ「あの9割人造肉が、調理次第でこうもおいしくなるとはまさに驚愕だよ」

トウジ「シンジ、隠れた才能やな」

シンジ「ミサトさんいつもレトルトばかりだから、僕が作るしかないんだ」

加持「シンジ君、台所に立つ男はモテるぞー」

ケンスケ「だってさー」

トウジ「いや、わしゃ立たんぞ!男のすることやない!」

アスカ「前時代的、バッカみたい」

トウジ「なんやとー!!ポリシーは大事なもんなんやでー!!」

アスカ「ますますバカっぽい」

トウジ「なんやとー!」

シンジ「いいから食べてよ食べてよ」

シンジ「ごめん綾波。口に合わなかったかな?」

レイ「いいえ、肉、食べないだけ」

アスカ「何で悪くもないのに謝んのよ、日本人は!
    それにあんたねえ、生き物は生き物食べて生きてんのよ!せっかくの命は全部もれなく食べ尽くしなさいよ!」

レイ、なにもいわない。

アスカ「エコヒイキ!ケンカ売る気!」

トウジ「へぇー、ちょいちょいちょいっと。そなら、ワシが遠慮のう」

レイの弁当をもらうトウジ
ペンペンとトウジじゃれる

トウジ「あ?やらへんぞ!いやしいやっちゃなあ!くんな!あほぅ!」

アスカ「バッカみたい」

シンジ「じゃあ味噌汁はどう?
    暖まるよ」

レイ「・・・・・っ!・・おいしい」

宇宙2

セカンドインパクト跡を宇宙から見て
冬月「これが母なる大地とは・・・痛ましくて見ておれんよ」

ゲンドウ「だがしかし、この惨状を願った者達もいる。
     人さえ立ち入ることのできぬ、原罪の汚れなき浄化された世界だからな」

冬月「私は人で汚れた混沌とした世界を望むよ」

ゲンドウ「カオスは人の意匠に過ぎない。世界は全て調和と秩序で成り立っている」

冬月「人の心が、世界を乱すか」

海洋生態系保存研究機構で加持とシンジ

シンジ「僕が産まれる前は、この海が青かったなんて想像出来ません」

加持 「こうして人が生きていける環境だけでも、よくも復元出来たものさ」

シンジ「でも、この潮風って・・・なんだか生臭い変な匂いがしますね」

加持 「海の生物が腐った匂いだ。生きていた証なのさ。あの何も無い赤い水とは違う、本当の海の姿なんだよ。
    本来、この世界は広くて、いろんな生命に満ち満ちている。その事を、君らに知っておいて欲しかったんだ」

シンジ「なんか嬉しいです。ミサトさんも来れば良かったのに」

加持 「葛城は来ないよ。思い出すからな」

シンジ「何をですか?」

加持 「・・・セカンドインパクト」

   ♪BGM『2EM12_KK_A09』

セカンドインパクトのイメージ映像


加持「葛城がなぜネルフに入ったか聞いたかい?」

加持「葛城の父親は自分の研究、夢の中に生きる人だったそうだ
   彼女はそんな父親を嫌ってた。憎んでさえいたと思う」

回想ミサト「苦手なのねお父さんが、あたしと同じね」

シンジ「僕と同じだ」

加持「だが最後はその父親に助けられた。生き残るっていうのは、いろんな意味を持つ。
   死んだ人の犠牲を受け止め、意思を受け継がなきゃいけない。それが一人だったらなおさらだ。
   辛いのは、キミだけじゃない」

第8の使徒戦

   ♪BGM『2EM13_EM20_Alterna』

日向「3分前にマウナケア観測所が捕捉。現在軌道予想入力中」

青葉「目標を第三監視衛星が光学で捉えました。最大望遠で出します」

ミサト「光を歪めるほどのATフィールドとは恐れ入るわ。
    で?落下予測地点は?・・・と〜ぜん、ここよね・・・」

マヤ「マギの再計算、ネルフ本部への命中確率シックスナイン(99.9999%)です!!」

日向「N2航空爆雷もまるで効いてませんね」

ミサト「軌道修正は不可能か」

マヤ「ATフィールドを一極集中して押し出してますから。これに、落下のエネルギーも加算されます」

ミサト「まさに使徒そのものが爆弾という訳ね」

マヤ「第8使徒直撃時の爆砕推定規模は、直径42万、ジオイドマイナス1万5000レベル」(ジオイド【英: geoid】は平均海面を陸地にまで延長したと仮定し全地球を覆う仮想的海面のこと)

日向「第三新東京市は蒸発。ジオフロントどころかセントラルドグマも丸裸ですよ。」

ミサト「碇司令は?」

青葉「使徒の影響で大気上層の電波が不安定です。現在連絡不能」

ミサト「ここで独自に判断するしかないわね・・・」

ミサト「日本国政府および各省に通達。ネルフ権限に置ける特別宣言D-17を発令。
    半径120キロ内の全市民は速やかに避難を開始」

青葉「問題ありません、すでに政府関係者から我先に避難を始めてますよ」



アナウンス「市内における、民間人の避難はすべて完了。
      部内警報Cによる非戦闘員、およびD級勤務者の退避、完了しました」

マヤ「マギのバックアップは松代に頼みました」

リツコ「で、どうするつもり?」

青葉「いくらエヴァといったって空が飛べるわけではないですし」

スタッフ「空間のゆがみがひどく、あらゆるポイントからの狙撃も不可能です」

日向「こんなベラボウな相手じゃ、手の打ちようがありませんよ」



リツコ「本気なの?」

ミサト「ええ。そうよ」

リツコ「作戦といえるの? このプラン。 マギの検証でもしくじる確率は99%強。
    例え成功してもエヴァ3体を喪失。技術部として、到底受け入れられません」

ミサト「可能性ゼロではないわ」

リツコ「奇跡を待つより、地道な努力よ。リリスと初号機の保護を最優先にすべきです」

ミサト「待つ気は無いわ。奇跡を起こすのよ、人の意思で」

リツコ「葛城一佐!!」

ミサト「現責任者は私です。私が判断するわ。それに、使徒殲滅が私の仕事です」

リツコ「仕事?私怨でしょ?あなたの使徒への復讐は」




アスカ「え〜っ!?手で受け止める!?」

   ♪BGM『2EM14_EM10C』

ミサト「そうよ。飛来する使徒をエヴァのATフィールド全開で直接受け止めるの。
    目標は位置情報を撹乱しているからホショウ観測による正確な弾道計算は期待できないわ。
    状況に応じて多角的に対処するため、本作戦はエヴァ3機による同時展開とします」

アスカ「ムダよ! 私一人で殲滅できるもん!」

ミサト「ムリよー。エヴァ単機では広大な落下予測範囲全域をカバーできないわ」

レイ「この配置の根拠は?」

ミサト「女のカンよ」

アスカ「なんたるアバウト!」

シンジ「あの、勝算は?」

ミサト「神のみぞ知るってところね」

アスカ「ふん!! だからこそ足手まといは邪魔なの! 人類を守るくらい私一人で十分よ!」

ミサト「このオペに必要なのはシングルコンバットの成績じゃないわ」

アスカ「私の才能を認めないわけね」

ミサト「違うわ。あなた達三人の力が必要なのよ。奇跡を起こすために」




シンジ「エヴァの中・・・何でだろう、こんなときなのに妙に落ち着く。
    もう乗ってるのが当たり前なのかな。何でだろう、懐かしい感じがする。
    匂い・・・母さんの匂い・・・綾波の匂い・・・」


    ♪BGM『2EM15_0938"Destiny"』

ミサト「おいでなすったわね・・エヴァ全機、スタート位置」  

ミサト「擬似的データが当てにならない以上、以降は現場各自の判断を優先します。
    エヴァとあなた達に全てをかけるわ」

青葉「目標接近、距離、およそ2万」

ミサト「では、作戦開始」

外部電源、パージ

ミサト「発進」


エヴァ各機全力疾走


青葉「目標のATフィールド、変質!軌道が変わります」

ミサト「くっ」

青葉「落下予想地点、修正フタマル」

日向「目標、さらに増速!」


アスカ「なによ、計算より早いじゃない! ダメ! 私じゃ間に合わない!」

シンジ「こっちで何とかする! ミサトさん!!」

ミサト「緊急コース形成! 605(ロクマルゴ)から675(ロクナナゴ)」

日向「はい!」

ミサト「次っ! 1072(ヒトマルナナニー)から1078(ヒトマルナナハチ)! スタンバイ!」

シンジ「クッ! うーーーーっ!!」

初号機音速を突破



青葉「目標変形。距離1万2千」


シンジ「ATフィールド、全開!!」

   ♪BGM『2EM16_0944"Fate"』

第8使徒が初号機と手を重ねた瞬間、
手を槍状に変形させて初号機の掌を貫通

シンジ「うああああ"あ"あ"ーーー!! う"ー!!」

アスカ「七光りー!」

レイ「2号機、コアを!」

アスカ「分かってるわよ!!
    あたしに命令しないで!!
    ど〜りゃ〜!!おりゃー!」

使徒のコアが動き回る。

アスカ「はずした?!」

アスカ「ちょこまかと往生際が悪いわね!!」

アスカ「あと30秒!!」

コアを目で追うアスカ、初号機腕部裂傷

シンジ「アスカ! 早く!」

アスカ「分かってるってばぁ!」

零号機が動き回る使徒のコアをつかむ。

アスカ「エコヒイキ!?」

レイ「くっ・・早く・・・!」

シンジ「アスカっ・・・!」

アスカ「分かってるっちゅーのぉぉぁぁぁぁああああああああ!!」

2号機がナイフを突き刺す。

アスカ「もういっちょ〜!!」

さらに膝蹴りでナイフを刺し込みコア破壊


使徒、大規模に形象崩壊
街を破壊

シンジ「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」


ミサト「・・っはー。ありがとう・・・みんな」

青葉「電波システム回復。碇司令から通信が入っています」

ミサト「お繋ぎして」

ミサト「申し訳ありません、私(わたくし)の独断でエヴァ3体を破損。パイロットにも負傷を負わせてしまいました。
    責任は全て私にあります」

冬月「構わん。目標殲滅に対し、この程度の被害はむしろ幸運といえる」

ゲンドウ「ああ。よくやってくれた葛城一佐。」

ミサト「ありがとうございます」

ゲンドウ「初号機のパイロットに繋いでくれ」

ミサト「え?」


ゲンドウ「話は聞いた。よくやったな、シンジ」

シンジ「え・・・はいっ・・・」

ゲンドウ「では葛城一佐、後の処理は任せる。」

ミサト「はい。エヴァ3機の回収急いで」

マヤ「搬入は、初号機を優先。救急ケージへ」


アスカ「わたし一人じゃ、何も出来なかった・・・」(うずくまっている)

シンジの部屋

アスカ「ずっと、一人が当たり前なのに・・・孤独って・・・気にならないはずなのに」


   ♪BGM『2EM17_KK_A08』

横になって目を閉じているシンジの横にアスカが横になる

シンジ「あっ・・・ちょちょt」

アスカ「こっち向かないで」

シンジ「・・・あ・・・ん・・・・うん・・・」

アスカ「七光り・・・ちょっとだけ・・・いさせて」

シンジ「あ、あの・・・式波、さん?」

アスカ「今日、どさくさにまぎれて名前呼んだでしょ?
    特別に、アスカでいいわよ。私もバカシンジって呼ぶから」

シンジ「じゃあ・・・あの・・・アスカは、どうしてエヴァに?」

アスカ「愚問ね。黙ってなさいよバカシンジ」

シンジ「ん・・・」

アスカ「自分のためよ、エヴァに乗るのは。あんたはどうなのよ?」

シンジ「よく・・・分からない」

アスカ「あんたバカ?そうやって責任逃れしてるだけなんでしょ」

シンジ「父さんに褒めて欲しいのかな、今日は初めて褒めてくれたんだ。
    初めて褒められるのがうれしいと思った。父さん、僕のことを認めてくれたのかな。
    ミサトさんが言ってた通りかもしれない。」

アスカ「あんたって、ホントにバカね」

2年A組 メシメシメシ

   ♪BGM『2EM18_KK_C01』

トウジ「さぁーてぇメシやメシー学校最大の楽しみやからなー」


アスカ「ええええ?!お弁当持ってきてないのお?!」

シンジ「今朝は宿題してて、作る時間がなかったんだ」

アスカ「だからって、このアタシにお昼なしで過ごせってぇのぉ!あんたはぁ?!」

シンジ「だから明日はちゃんと作るよ」

トウジ「なんや、また夫婦喧嘩かいなぁ」

 ハハハハハハハ

シンジ、アスカ「違う(わ)よ」


弁当の準備をするシンジ

ミサト「アスカぁー洗顔ソープかしてぇ」

アスカ「いぃぃぃぃ加減にしてよミサト! 自分で買ってきなさいよ!」

ミサト「ケチンボぉ」



トウジ「さーてメシやメシー」 「いっただっきまーす」

アスカ「んー今日はまあまあね。サボった分、味は落ちてるけど」

ヒカリ「あのー、アスカさん? 一緒に食べても、いい?」

アスカ「いいけど、弁当は分けないわよ」


シンジ「はいこれ」

レイ「ん?」

シンジ「いつも、食べてなさそうだったから」

レイ「・・・ありがとう」


ヒカリ「よかった。思い切って声かけて」

アスカ、シンジとレイのやり取りをみて

アスカ「ヒカリ、だっけ? 残り、食べていいわよ」

ヒカリ「?」



ミサト「あーおなか満腹。ごちそうさまでした」

加持「遅い昼飯だな」コーヒー差し出し

ミサト「ありがと」

加持「シンジ君に作ってもらってるんだって?まー、キミは手料理って柄じゃないしな」

ミサト「そーねっ。暇なあんたとは違ってぇ、現場の管理職はたんまり仕事があるのよ」

加持「相っ変わらずマジメだなー、ま、そこが葛城のいいとこだが、弱点でもある。
   この前の時だってリッちゃんとやりあったって聞いたぜ。もうちょっと余裕をもてよ」

ミサト「生憎、あたしの器は常に責務でいっぱいなのよ」

加持「緊張感ありすぎると男にモテないぞ」

ミサト「余計なお世話よっ・・・」

加持の笑顔に一瞬青ざめるミサト。そして目がウルウル、頬を赤らめる・・・

レイ自宅


ベッドに横になり、枕に口元をうずめているレイ

レイ「『ありがとう』・・・
   感謝の言葉
   初めての言葉
   あの人にも、言ったこと無かったのに」

翌日

ヒカリ「きりーつ、れーい、着席!」

先生「んー?綾波はまた休みか、まあいい」

シンジ「昨日、元気そうだったのに・・・どうしたんだろう」

 回想レイ「私と同じ」

シンジ「ここでしか生きられない・・・どういうことだ」

レイ、ゲンドウ、食事

ゲンドウ「レイ・・・食事にしよう」

レイ「はい」


   ♪BGM『2EM19_ソル:モーツァルトの主題による変奏曲(劇中曲)』

レイ「碇司令」

ゲンドウ「なんだ」

レイ「食事って、楽しいですか?」

ゲンドウ「ああ」

レイ「誰かと一緒に食べるって、うれしいですか?」

ゲンドウ「ああ」

レイ「料理って、作ると喜ぶ、ですか?」

ゲンドウ「ああ」

レイ「・・・碇司令、今度碇君やみんなと食事、どうですか?」

ゲンドウ「いや、その時間・・・」

 -ユイ幻「あなた、シンジを」

ゲンドウ「・・・分かった、行こう」

レイ微笑む

政治、バチカン条約

日向「僕が言うのも何ですけど、こうも損傷が激しいと作戦運用に支障が出てます。バチカン条約、破棄してもいいんじゃないですか?」

ミサト「そうよねー。一国のエヴァ保有数を3体までに制限されると、稼働機体の余裕ないもの」

マヤ「今だって、初号機優先での修復作業です。予備パーツも全て使ってやりくりしてますから零号機の修復は、目途も立たない状況です」

リツコ「条約には各国のエゴが絡んでいるもの。改正すらまず無理ね。
    おまけに5号機を失ったユーロとロシアがアジアを巻き込んであれこれ主張してるみたいだし、政治が絡むと何かと面倒ね」

マヤ「人類を守る前にすることが多すぎですよ」

マリ飛来


学校の屋上で横になり、イヤホンをしながら空を見上げるシンジ

マリ「どいてどいてえええええ!」

シンジ「うあ〜ああ〜っ!!」

マリ「いたぁ〜いったたた・・・ん?」

マリの胸に顔を押しつぶされ苦しむシンジ

シンジ「モゴモゴっはーっ!」

マリ「メガネメガネ・・・」

マリ、シンジに背中を向けよつんばいでメガネを探す

マリ「あーごめん。大丈夫?おっ」

携帯着信

"Hello, Mari here.
(はい、こちらマリ
...Yes, I seemed to have flight off target.
そう、どうやら流されて目標見失ったみたい
Uh...looks like I'm in a school of some sort.
どこかの中学校かなにからしいわ
What!? Well you told me to enter into Japan covertly!
・・・なんですって?隠れて日本に侵入しろっていったのはそっちじゃない
Won't you have EURO people work this out?
だれかユーロの人間動かすくらいできないの?
Just be there for my extraction later,OK? Thanks!"
とりあえずここまで拾いに来させてね、いい?それじゃっ)

字幕(はい、こちらマリ
   そう、風に流されちゃった
   今、どっかの中学校みたい
   ええ?
   極秘入国しろって言ったじゃない!
   問題はそっちから話つけてよ
   じゃ、ピックアップよろしく!)

シンジ「うあっおっぉ」

マリ「キミ・・いい匂い、LCLの香りがする・・・」
   
シンジ「・・・いぇえ?」

マリ「キミ・・面白いね。
   じゃ、このことは他言無用で、ネルフのワンコ君」

マリ、シンジにS-DATを手渡しパラシュートを抱えて去っていく

加持さんとデート

S-DATが27曲目へ
シンジ「あれ、変だなぁ・・・ひゃっ!!」首筋に缶コーヒーをあてられる


加持「や!どうだい?たまにはデートでも」

シンジ「僕、男ですよ」

加持「ノープロブレム。愛に性別は関係ないさ・・・」

キスを迫る加持

シンジ「アッーー!!」

加持「・・冗談だよ。ほれ」

加持、コーヒーを差し出す。


   ♪BGM『2EM20_KK_A09_Kuriya』

シンジ「土の、匂い」

加持「もうへたばったのかい?給料分は働いて貰うぞ」

シンジ「給料って、さっきの缶コーヒー?デートって言ってたのに。
    加持さんてもっと真面目な人だと思ってました」

加持「大人はさ、ずるいくらいが丁度いいんだ」

シンジ「これ確か、スイカですよね?」

加持「ああ、かわいいだろ、俺の趣味さ。何かを作る、何かを育てるってのはいいぞ。
   いろんなことが見えるし、分かってくる。楽しいこととかな」

シンジ「辛いこともでしょ」

加持「辛いのは嫌いか?」

シンジ「・・好きじゃないです」

加持「楽しいこと見つけたかい?」

シンジ「んん・・・」

加持「それもいいさ、けど辛いことを知ってる人間の方がそれだけ人に優しくできる。
   それは、弱さとは違うからな。・・・葛城は、好きかい?」

シンジ「ミサトさん?いやあの・・嫌いじゃないです」

加持「葛城を、守ってくれ。それは、俺にできない、キミにしかできないことだ。・・・頼む。」


レイのアパート
包丁を見つめる綾波

教室

   ♪BGM『2EM21_KK_C01_Str+AcGuit』

レイ「おはよう」

シンジ「綾波!?」

教室ざわざわ

ケンスケ「挨拶?」

トウジ「あの綾波が?」

シンジ「綾波。もういいの?」

レイ「えぇ、今日は平気」

シンジ「どうしたのその手?」

レイ「さっき、赤城博士が巻いてくれたの」

シンジ「何してたの?」

レイ「秘密。もう少し、うまくなったら話す」

アスカ「ムーッ」
嫉妬アスカ

車の中ミサトとリツコ

ミサト「変わったわね、レイ」

リツコ「そうね。あの子が人のために何かするなんて考えられないことね。なにが原因かしら?」

『赤木博士様江』

ミサト「愛、じゃないの?」

リツコ「まさか(笑)ありえないわ」

アスカ味噌汁

アスカ「んー・・・バカシンジだともう少し薄味の方がいいのかな・・・」

ミサト「たっだいまー」

アスカ「あれ?ミサト、早かったわね」

ミサト「ええ、すぐ本部へトンボ帰り。風呂と着替えに帰っただけよー」

ミサト「おぉっ!?まー!!これはこれはぁ!
    アスカもシンちゃんに、料理ご馳走するのんー?」

ニヤニヤミサト
焦るアスカ

アスカ「違うわっ!! えっと女の子・・そっそうヒカリよ!!」

ミサト「ぷぷぷ。レイといいアスカといい急に色気づいちゃって」

アスカ「何よ、エコヒイキと一緒にしないで!」

ミサト「んーそうねー。レイにはもっと遠大な計画があるようだしぃ」

アスカ「何? それ?」

ミサト「碇司令とシンちゃんをくっつけるキューピットになりたいみたいっよっ。
    手作り料理でみんなと食事会、という作戦らしいわー。ストレートな分これは効くわよ〜。
    ホントあの親子を仲良くさせるのは骨が折れるわね」

レイからアスカへの招待状だしながら
『2号機パイロット様江』

アスカ「あの女が、バカシンジのために・・・」

ミサト「サプライズなんだからシンちゃんにばらしちゃあ駄目よ」

アスカ「話すわけないでしょ!このあたしが!」

招待状取り上げる
手には絆創膏


アイキャッチ“EVANGELION:2.0 You can (not) advance.”

4号機消滅

  • 入浴中、携帯手に立ち上がり
ミサト「消滅!?
    エヴァ4号機と第2支部が消滅したの?」
  • ネルフ

青葉「ティープラステン、グラウンドゼロのデータです」

ミサト「酷いわね」

日向「ATフィールドの崩壊が衛星から確認できますが、詳細は不明です」

ミサト「やはり4号機が爆心か・・・うちのエヴァ大丈夫でしょうね?」

マヤ「4号機は!!・・・」

リツコ「エヴァ4号機は稼働時間問題を解決する、新型内蔵式のテストベッドだった・・・らしいわ」

マヤ「北米ネルフの開発情報は赤木センパイにも十分に開示されていないんです」

ミサト「知っているのは・・・」
  • 冬月、ゲンドウ
冬月「エヴァ4号機・・・次世代型開発データ収得が目的の実験機だ、何が起こってもおかしくはない・・・しかし」
  • 加持機械に囲まれて盗聴
加持「本当に事故なのか?」

買い食い

トウジ「おばちゃーん、これ3つやー」

シンジ「珍しいなあ、トウジの奢りなんてさ」

トウジ「ワイも、真面目なシンジが買い食いつきおうてくれるとは思わんかったわ」

ケンスケ「妹さんの調子、良くなったって素直に言えば良いのに」

トウジ「うるさいわい!余計なこと言わんでもええんじゃ!アホ!」


バスケをするトウジ

ケンスケ「なー碇ぃ。3号機日本に来るんだって?」

シンジ「そうなの?聞いてないよ」

ケンスケ「いきなり起動実験込みで米国から押しつけれられたって噂だ。
     まぁ、末端の搭乗者は知らなくていい情報なんだろう。
     なぁ〜誰が乗るのかなぁ」

シンジ「知らないよ聞いてないから」

ケンスケ「いーなーパイロット!俺にしてくんないかなー!」

シンジ「僕に言われても・・ミサトさんなら」

トウジの足元にバスケットボールが転がってくる
アイスの棒を見て

トウジ「ちっハズレかいな」


空を見上げるマリ

ゼーレ、ゲンドウ・冬月の会話

ゼーレ「先に、エヴァンゲリオン5号機が失われ」

ゼーレ「今、同4号機も失われた」

ゲンドウ「両機の喪失は計画遂行に支障を来しますが」

ゼーレ「修正の範囲内だ、問題は無かろう」

ゼーレ「エヴァ3号機は米国政府が是非にと君へ差し出した。君の国の政府も協力的だ」

ゼーレ「最新鋭機だ、主戦力に足るだろう」

ゲンドウ「使徒殲滅は現在も遂行中です。試験前の機体は信頼に足りません。
     零号機修復の追加補正予算を承認いただければ」

ゼーレ「試作品の役割はもはや終わりつつある。必要はあるまい」

ゼーレ06「さよう、優先すべき事柄は他にある」

ゼーレ01「我らの望む真のエヴァンゲリオン・・・
     その誕生とリリスの復活をもって契約の時となる。
     それまでに必要な儀式は執り行わねばならん。
     人類補完計画のために。」

ゲンドウ「分かっております。全てはゼーレのシナリオ通りに」


ゲンドウ「真のエヴァンゲリオン・・・
    その完成までの露払いが初号機を含む現機体の務めというわけだ。」

冬月「それがあのMark.06なのか。
   偽りの神ではなく、ついに本物の神を作ろうという訳か」

ゲンドウ「ああ、初号機の覚醒を急がねばならん」

3号機事件の前の2号機凍結時の会話

アスカ「何であたしの2号機が封印されちゃうのよ! 」

英語オペレーター「EVA UNIT-02's core unit separation complete.」

リツコ「バチカン条約よ、知ってるでしょ?3号機との引き換え条件なの」

アスカ「修理中の零号機にすればいいじゃない! 」

マヤ 「2号機のパスは今でもユーロが保有しているの。私たちにはどうにもできないのよ」

リツコ「現在はパイロットも白紙。ユーロから再通知があるまでは、おとなしくしてなさい」

アスカ「私以外、誰も乗れないのに」

リツコ「エヴァは実戦兵器よ。全てにバックアップを用意しているわ。操縦者も含めてね」

アスカ「そんな・・・私の、世界で唯一の居場所なのに」

エレベーターのレイとアスカの会話。

   ♪BGM『2EM22_KK_A08_Orche』

エレベーターに乗り込むアスカ、レイが先に乗っている

鼻をすするアスカ

レイ「エヴァは自分の心の鏡」

アスカ「なんですって!?」

レイ「エヴァに頼らなくていい。あなたには、エヴァに乗らない幸せがある。」

アスカ「偉そうなこと言わないで!エコヒイキのクセに!
    私が天才だったから自分の力でパイロットに選ばれたのよ!コネで乗ってるあんた達とは違うの!」

レイ「私は繋がっているだけ。エヴァでしか人と繋がれないだけ」

アスカ「うるっさい!あんた、碇司令の言うことは何でも聞くおすまし人形だから贔屓されてるだけでしょ?!」

レイ「わたしは人形じゃない・・・」

アスカ「人形よ! 少しは自分を知りなさいよ!!」

右手を振りかざし、レイをビンタしようとするアスカ
しかし、その手はレイに受け止められてしまう。レイの手には無数の絆創膏がある。
アスカ、自分の左手の絆創膏を見る。

アスカ「フン・・・人形のクセに生意気ね・・・」

出て行くアスカ。振り返り、エレベーターのドアを遮る。

アスカ「一つだけ聞くわ。あのバカをどう思ってるの?」

レイ 「バカ?」

アスカ「バカと言えばバカシンジでしょ。」

レイ 「碇君・・・?」

アスカ「どうなの?」

レイ「よく、分からない・・・・。」

アスカ「これだから日本人は・・・! ハッキリしなさいよ!!」

レイ 「分からない・・ただ、碇君と一緒にいるとポカポカする。私も碇君にポカポカして欲しい。
    碇司令と仲良くなって、ポカポカして欲しいと、思う。」

アスカ「分かったわ」

出て行った後
アスカ「ほんっとつくづくウルトラ馬鹿ね!
    それって・・・好きってことじゃん!!」

ダミーシステム

   ♪BGM『ふりむかないで(劇中曲)』

シンジ「んんー、楽しみだなぁ食事会・・・だけど、綾波の料理って大丈夫かなぁ。
    ・・・父さんも、来ればいいのに」

ダミーシステム搭載プラグに触れるゲンドウ
ミサト「あれがダミーシステム・・・」

日向「あくまでパイロット補助との名目ですが、単独での自立制御だけでなく、無人状態でのATフィールド発生まで可能。
   子供に操縦させるよりは人道的だそうです」

居酒屋

   ♪BGM『恋の季節(劇中曲)』

ミサト泥酔状態

ミサト「あの新型のダミーシステムってやつ、なんかいけ好かないんだけどぉ〜!」

加持「ゴルゴダベースからの厳封直送品だからなぁ、得体は知れないままだ」

ミサト「そんな危なっかしいもんにエヴァを預けるなんて気が知れないわ!!」

加持「人間だからあのエヴァを任せておけるってことか?信用されてるなぁシンジ君は。
   いやシンジ君だからこそ、か」

ミサト「それよりゼーレとか言う、うちの上層組織の情報、もらえないかしら」

加持「例の計画を探りたいのならやめておけ」

ミサト「そうもいかないわ。人類補完計画・・・ネルフは裏で何をしようとしてるの?」

加持「それは・・・・・俺も知りたいところさ」

ミサト「はぁ」

加持「久方振りの食事だってのに、仕事の話ばっかりだな」

ミサト「学生時代とは違うわよ。いろんなことを知ったし、背負ってしまった」

加持「お互い自分のことだけ考えてるわけにはいかないか」

ミサト「シンジ君達はもっと大きな物を背負わされてるし・・」

加持「ああ、子供には重過ぎるよ。だが、俺達はそこに頼るしかない」

ミサト着信
ミサト「はい。・・ええ、わかってるわ。日付変更までには結論だすわよ」

加持「リッちゃんか?」

ミサト「そー。3号機テストパイロットの件で矢の催促」

加持「人選は君の責任だからな」

ミサト「それはそうなんだけどー、3号機到着の予定がずれちゃって・・・よりにもよってこの日なのよね・・・」
  • アスカの部屋

暗い部屋でベッドに横になり携帯をみるアスカ

アスカ「3号機起動実験の予定日って、エコヒイキの約束の日じゃない・・・よっと」

電話かけるアスカ

アスカ「はぁ・・・」

3号機起動実験直前

リツコ「そう、アスカに決定ね。えぇ。私は最後の便で松代に向かうわ。後はお願いね、マヤ」

マヤ『はい!センパイ』

レイ「あの、赤木博士。2番目の子に伝えたい事が。お願いします」

現場に向かう車の中、アスカの携帯
『1件の新しいメッセージがあります。1番目のメッセージです』

リツコ『はい、レイ。話していいわよ』

レイ『・・・・・・・・・・・・・・』

長い沈黙

アスカ「ん・・・・・・んんんんー!ちっ」

苛立ち切ろうとした瞬間

レイ『ありがとう』

一瞬驚き、そのあとニコッ

アスカ「ふん、バッカじゃないの!私がエヴァに乗りたいだけなのに。」

車の外を見ながら

アスカ「3号機、私が気に入ったら赤く塗り替えてよね」

トウジ妹

ヒカリ(?)「おはよー相田くん」  「ういーっす」

シンジ「あれ?トウジは?」

ケンスケ「今日は小田原の病院。妹さん退院するんだって」

シンジ「あ・・・そっか」

ケンスケ「トウジから伝言。『もう気にすんなや、妹も感謝しとる』だってさー」

嬉しそうな表情のシンジ

ケンスケ「碇。ほんとによかったな」

シンジ「うん」

ケンスケ「今日は〜綾波に〜お呼ばれなんだろ〜?ホント羨ましいよ!!」

シンジ&ケンスケ「うわぁ!!」

机と倒れこむ2人

事件直前

ヘリから降りるリツコ

(機動実験シーン中、英語オペレーターのセリフあり)

オペレーター「エヴァ3号機有人起動実験統括責任者到着。現在主管制部に移動中
       。拘束システムのチェック完了。アンビリカルケーブル接続作業開始。・・・コネクターの接続を確認。主電源切り替え終了。内部電圧は規定値をクリア。
       エントリープラグ挿入位置で固定完了。リスト1350までのチェック問題なし」

ミサト「了解。カウントダウンを再開」

オペレーター「カウントダウンを再開。地上作業員は総員退避・・・
       テストパイロットの医学検査終了。現在、移動管理室にて待機中」

ミサト「あとはリツコに引き継いで問題なさそうね」

ミサト着信
ミサト「守秘回線? アスカから」

ミサト「どうしたのアスカ? 本番前に」

   ♪BGM『2EM25_Piano_Nu』

アスカ、テスト用プラグスーツを着ながら
アスカ「何だかミサトと2人で話がしたくってさ。」

ミサト「そう。今日のこと、改めてお礼を言うわ。ありがとう」

アスカ「礼はいいわ。愚民を助けるのもエリートの義務ってだけよ。
    元々みんなで食事ってのも苦手だし、他人とあわせて楽しいふりをするのも疲れるし、
    他人の幸せを見るのも嫌だったし、私はエヴァに乗れればよかったんだし、
    元々一人が好きなんだし、馴れ合いの友達はいらなかったし、
    私をちゃんと見てくれる人は初めからいないし、
    成績のトップスコアさえあれば、ネルフで1人でも食べていけるしね。
    でも最近、他人といるのもいいなって思うこともあったんだ。あたしには似合わないけど」

ミサト「そんなことないわよ。アスカは優しいから」

アスカ「ん・・・こんな話ミサトが初めて。なんだか楽になったわ。
    誰かと話すって心地いいのね。知らなかった」

ミサト「この世界にはあなたの知らない面白いことで満ち満ちているのよ。楽しみなさい」

アスカ「うん。そうね。ありがとう、ミサト。
    ところでさ、赤いのはいいんだけど、このテスト用プラグスーツって・・・見えすぎじゃない?」

オペレーター「エントリースタート」
オペレーター「LCL電荷、圧力正常値」
オペレーター「第一次接続開始」
オペレーター「プラグセンサー問題なし」
オペレーター「検査数値は誤差範囲内」

リツコ「了解。作業をフェーズ2へ移行。第2次接続開始」
  • プラグ内
アスカ「そっか、私、笑えるんだ」

プラグ内のモニターが侵食される
ぽちゃん・・・
「アハハハ・・アハハハ・・」


   ♪BGM『2EM26_EM05B』

スタッフ「プラグ深度、100をオーバー。精神汚染濃度も危険域に突入!」

ミサト「なぜ急に!?」

スタッフ「パイロット、安全深度を超えます」

リツコ「引き止めて!このままでは搭乗員がヒトでなくなってしまう!」

ミサト「実験中止!回路切断!」

オペ「ダメです!体内に高エネルギー反応」

リツコ「まさか・・・・」

ミサト「使徒!」

大爆発が起こる


シンジ「え・・松代で爆発事故・・・?」

道端のシンジ、車内で電話中のゲンドウ、報告を受け呆然とするレイ

3号機事件

冬月「被害状況は」

青葉「不明です。仮設ケージが爆心地の模様。地上管理施設の倒壊を確認。」

冬月「救助および第3部隊を直ちに派遣。戦自が介入する前に全て処理しろ」

青葉「了解」

日向「事故現場南西に未確認移動物体を発見。パターンオレンジ。使徒とは確認できません。」

ゲンドウ「第一種戦闘配置」

冬月「碇」

ゲンドウ「総員、第一種戦闘配置だ。修復中の零号機は待機。初号機はダミープラグに換装後直ちに出撃させろ」

オペレーター「第5戦車中隊、18号防衛線に展開終了」
オペレーター「主電源延長ケーブルの接続作業は後2分で完了予定」
オペレーター「支援機動打撃部隊を配置完了。支援航空部隊は別命あるまで待機」

シンジ「あの・・・ミサトさんやアスカ達は」

青葉「現在全力を挙げて救出作業中だ、心配ない」

シンジ「でも他のエヴァもミサトさんもいなくて、僕一人じゃどうしようもないですよ」

日向「作戦系統に問題は無い。今は碇司令が直接指揮を取ってるよ」

シンジ「父さんが・・・?」


青葉「東御付近で映像を捉えました。主モニターに回します」

冬月「やはりこれか・・・」

ゲンドウ「活動停止信号を発信。エントリープラグを強制射出」

マヤ「ダメです。停止信号およびプラグ排出コード、認識しません」

青葉「エントリープラグ周辺にコアらしき侵食部位を確認」

日向「分析パターン出ました!・・・青です」

ゲンドウ「エヴァンゲリオン3号機は現時刻を持って破棄。監視対象物を第9使徒と識別する」


アナウンス「目標、接近」


   ♪BGM『2EM28_EM13』

アナウンス「地対地迎撃戦、用意!」
アナウンス「阻止部隊、攻撃開始!」

シンジ「え、まさか・・・使徒?これが使徒ですか?」

ゲンドウ「そうだ、目標だ」

シンジ「目標って、これは・・・エヴァじゃないか。・・・そんな」

アナウンス「目標は第2次防衛ラインを突破!第5、第6小隊攻撃開始」

ゲンドウ「目標は接近中だ。おまえが倒せ」

アナウンス「目標は依然健在、戦車部隊による攻撃を再開する!」

シンジ「でも、目標って言ったって・・・アスカが乗ってるんじゃないの・・・アスカが・・・」

   ♪BGM『2EM29_E5』

3号機、初号機に襲いかかる。エントリープラグを発見するシンジ。

シンジ「エントリープラグ!?やっぱり乗ってるんだ」

3号機に首を絞められるシンジ。

オペレーター「装甲部頚椎付近に侵食部位発生」

マヤ「第6200層までの汚染を確認」

冬月「やはり侵食タイプか、やっかいだな」

オペレーター「初号機、ATフィールド不安定!」
マヤ「生命維持に支障発生、これ以上はパイロットが危険です!」

冬月「いかん、神経接続を28%にカットだ」

ゲンドウ「待て」

冬月「しかし碇、このままではパイロットが死ぬぞ」

ゲンドウ「シンジ。なぜ戦わない?」

シンジ「だっ・・・て・・アスカが乗ってるんだよ・・・父さん・・」

ゲンドウ「構わん。そいつは使徒だ。我々の敵だ」

シンジ「でも・・できないよ・・・人殺しなんてできないよー!」

ゲンドウ「お前が死ぬぞ」

シンジ「いいよ!アスカを殺すよりはいい!」

ゲンドウ「構わん。パイロットと初号機のシンクロを全面カットだ」

冬月「碇・・・!」

マヤ「カットですか!?」

ゲンドウ「そうだ。制御をダミーシステムに切り替えろ」

マヤ「しかし、ダミーシステムにはまだ問題も多く・・・赤木博士の、指示もなく・・・」

ゲンドウ「今のパイロットよりは役に立つ。やれ!」

マヤ「・・・はい」

シンジ「はぁっ、はぁっ・・・はっ
    何だこれ・・・何をしてるんだ父さん!」

マヤ「主管制システム、切り替え終了」

オペレーター「xxxxxxxxxxx、ダミーシステムでの活動時間は最大208(フタマルハチ)秒です」

ゲンドウ「構わん、システム解放、攻撃開始」


   ♪BGM『今日の日はさようなら』

(♪いーつまでもー たえるーことなくー)

マヤ「これがダミーシステムの力なの・・・」

 「ダミーシステム、正常。制御リミッターが解除されていきます」

シンジ「何だよ父さん・・・何だよ・・・!何やってんだよ!」

シンジ「くそっ、止まれっ!!止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ・・・」


初号機、エントリープラグをくわえて・・・

(ギリギリリリ・・・)

シンジ「何の音だ!?」

シンジ「やめろっ!」

エントリープラグが折れる

シンジ「やめろおおおおおおおおお!!」

(♪まーたー 会ーうー 日までー・・・)

事件後

3号機の残骸を回収する人たち


「こっちにもいたぞ、生存者だ。至急、救護班を回してくれ」

ミサト「生きてる・・・加持」

加持「よかったな、葛城」

ミサト「・・・リツコは?」

加持「心配ない。君よりは軽症だ」

ミサト「そう・・・アスカは?エヴァ3号機は・・・?!」

加持「『使徒』、として処理されたそうだ。初号機に」

ミサト「!!」

  • 本部上でたたずむ初号機
マヤ「初号機の連動回路、カットされました」

冬月「射出信号は?」

マヤ「プラグ側からロックされています」

青葉「まさに籠城だな」

日向「やめろシンジくん!自分が何をしているか考えてみろ!!」

シンジ「そんなこと言ってこれ以上僕を怒らせないでよ。
    初号機に残されているあと285秒、これだけあれば本部の半分は壊せるよ」

青葉「今の彼なら、やりかねませんね」

マヤ「シンジくん!話を聞いて!碇司令の判断がなければ、あなたがやられていたかもしれないのよ!」

シンジ「そんなの関係ないよ」

日向「だが、それが事実だ」

シンジ「そんなの関係ないって言ってるでしょう!!
    父さんは・・・あいつはアスカを殺そうとしたんだ。 この僕の手で・・・!
    なんで!なんで!なんでなんだよ!
    父さんは何も分かってないんだ!
    信じた僕が馬鹿だったんだ!
    父さんも大切な人を失えばいいんだ!そしたら分かるよ!」

ゲンドウ「LCL圧縮濃度を限界まで上げろ」

マヤ「えっ」

ゲンドウ「子供の駄々に付き合ってる暇はない」

シンジ「まだ直轄回路が残っ・・・うっ!・・ちくしょう・・・ちくしょう・・・ちくしょう・・・」

倒れ落ちる初号機

シンジの内面世界

レイ「碇くん、いつもそれ、聞いてるのね」

シンジ「うん、これ昔父さんが使っていたものなんだ」

チビシンジ「綾波の眼鏡と同じだよ」

シンジ「けどもういらなくなっておいていったものなんだ」

チビシンジ「僕と同じだよ」

シンジ「先生のところにおいてあったのを、僕がもらったんだ
    耳を塞ぐと心も塞がるんだ 。
    嫌な世界と触れ合わなくてすむからね。」

レイ「嫌な世界?」

シンジ「そうさ。
    嫌いな父さんがいる世界。
    怖い使徒やエヴァがいる世界。
    辛いことをやらされる世界。
    ダミーがあれば父さんも僕がいらない世界。
    僕も友達も傷つく世界・・・ 。
    でもいいこともあったんだ、けど結局は壊れてしまう・・・嫌な世界さ
    もう捨てるんだ。
    これしていると父さんが僕を嫌な世界から守ってくれると思ってたんだ。
    僕の勝手な思い込みさ。」

レイ「碇くんは分かろうとしたの?お父さんを」

シンジ「分かろうとした」

レイ「何もしなかったんじゃないの?」

シンジ「分かろうとしたんだよ!!悪いのは父さんだ。僕を見捨てた父さんじゃないか!!」

チビシンジ「そうやって嫌なことからまた逃げ出してるんだ」

シンジ「いいじゃないか!嫌なことから逃げ出して、何が悪いんだよ!!!」


─はっ

シンジ「またここだ。もう嫌だ。」

黒服に取り囲まれている病室のシンジ。


回収される3号機の破片

ヤバそうなアスカ。謎の棒が多数あるところに寝かされている。息はある。包帯グルグル? 心配でならない

リツコ「細胞組織の侵食跡は消えたものの、使徒による精神汚染の可能性も否定できない。
    このまま隔離するしかないわね」

マヤ「まさか、処置ってことはないですよね」

リツコ「貴重なサンプル体よ。ありえないわ」

すごい量の吸いがら

第9使徒戦後のシンジとゲンドウ

  「出たまえ碇シンジ君。碇司令がお会いになる」

ゲンドウ「命令違反、エヴァの私的占有、稚拙な恫喝。これらはすべて犯罪行為だ。なにか言いたいことはあるか」

シンジ「はい。僕はもうエヴァには乗りたくありません」

ゲンドウ「そうか、ならば出て行け」

シンジ「・・・(無言で振り返る)」

ゲンドウ「また逃げ出すのか?」

ゲンドウ「自分の願望はあらゆる犠牲を払い、自分の力で実現させるものだ。
     他人から与えられるものではない。
     シンジ、大人になれ。」

シンジ「僕には、何が大人か分かりません」


ゲンドウ「私だ。第三の少年は抹消。以後初号機の運用はダミーシステムを基幹とする。バックアップは不要だ」


出て行くまで

マヤ「レイ、シンジ君を引き止めなかったですね」

日向「最近変わってきたから期待してたんだけどな。
   あの子達の距離感、計りかねるよ」

青葉「しかし、これでまたパイロットは1人きりだ」

ゴミ箱からシンジのS-DATを拾い上げるレイ

マヤ「振り出しに戻る、ですね」

  • ミサト宅
ミサト「わかってると思うけど、ネルフの登録を抹消されても監視は続くし、行動にはかなりの制限がつくから。
    忘れ物。鈴原君と相田(相原に聞こえる)君から何度も留守電入ってる。心配してるのよ」

シンジ「別にいりません。置いてったものですから」

ミサト「レイやアスカのことも聞かないのね。
    ほんとはね、私だって人類や世界のことなんてどうだっていいのかもしれない。
    結果として、今こんな立場に立ってるけど、最初は死んだ父に少しでも近づきたくて、
    ネルフに志願しただけなの。
    あなたが碇司令に必要とされたくてエヴァに乗ったのと同じように・・・
    だから私は、あなたに自分の思いを重ねてしまった・・・
    それをあなたが重荷に感じていたのも知ってる・・・
    今あなたがエヴァに乗る目的に失望してしまったことも知ってる・・・
    けど・・・それでも私は、あなたに・・・!!」

シンジの手を取ろうとするミサト。しかしシンジ一歩前へ。悲しそうに下がるミサトの手

ミサト「あの日・・・レイは碇司令も呼んでいたの・・・シンジくんにお父さんと仲良くなってほしかったの。
    一緒に笑って欲しかったのよ・・・」

シンジ「僕はもう、誰とも笑えません」

閉まる扉。
  • 電車

アナウンス「次は上強羅、上強羅です、お出口は、左側です・・・」

ビー
電車内が赤く
アナウンス「ただいま日本政府より非常事態宣言が発令されました。緊急条例に基づき当列車は最寄の退避ステーションに停車いたします。
      降車後はすみやかに指定ホールの退避用インクラインにご乗車ください」

シンジ「使徒だ」

マリ、2号機に搭乗

封印が解除される2号機
着替えるマリ

英語で、発進シークエンスのアナウンス
オペレーター「xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx」     

マリ「へっくしゅ!・・・あぁ〜さっぶっ」

英語オペレーター「The new designated pilot will be registered has Mari Makinami Illustrious, pass code:05 (zero five) 」

マリ「っしょっと。さすが新型、胸もぴったりで、気持ちっイイ!」

月面にて

地球を見ながらプラグスーツを着るカヲル

 プシュー(プラグスーツを装着する音)

カヲル「時が来たね」

第10の使徒戦

   ♪BGM『2EM31_0948"In My Spirit"』

アナウンス「総員、第一種戦闘配置。地対空迎撃戦、用意!」

冬月「目標は?」

青葉「現在も進行中です。旧小田原防衛線を突破されました」

ミサト「ここまで衝撃波が届くなんて、ただ事じゃないわ」

アナウンス「第4地区に直撃。損害不明」

アナウンス「地表全装甲システム融解!」

日向「24層すべての特殊装甲が、一撃で」

冬月「第10の使徒、最強の拒絶タイプか、予想以上の破壊力だな」

ミサト「総力戦よ。要塞都市すべての迎撃設備を特科運用。わずかでもいい、食い止めて
    エヴァ2号機?!誰が乗っているの?」

日向「不明です。こちらからの出撃命令は出ていません!」

 ・・・呆然とするミサト・・・

オペレーター「目標健在。第二波攻撃、効果なし」

青葉「いいから、市民の避難が最優先だ!」

日向「N2誘導弾の第三弾を許可する!直援に回せ!」

ミサト「エヴァによる地上迎撃では間に合わないわ!ユーロに協力を要請!2号機をジオフロントに配備して!零号機は?」

マヤ「左腕を応急処置中!かろうじて出せます!」

ミサト「完了次第、2号機の援護に回して!単独専行は危険だわ」

日向「了解」

ミサト「初号機は?」

リツコ「現在、ダミーシステムで起動準備中」

ミサト「作業、急いで!」


インクライン乗客「市街地の方は・・・一体どうなっとるんだ・・・ここはジオフロントのシェルターだ、この世で一番安全だよ」


青葉「目標、ジオフロント内に進入!」

日向「エヴァ2号機と会敵します!」

ミサト「2号機との通信は!?」

マヤ「相互リンクがカットされています。こちらからは・・・」

ミサト「そう・・・ひとりでやりたいわけね」

   ♪BGM『2EM32_0910"Keep Your Head Above The Mayhem"』

マリ「いい匂い・・・他人の匂いのするエヴァも悪くない。
   第5次防衛線を早くも突破、速攻で片づけないと本部がパーじゃん!」

両手にライフルで攻撃するも多重のATフィールドに歯が立たず

マリ「ATフィールドが強すぎる!こっからじゃ埒があかないじゃん!」

マリ「よっ!(ライフルを捨て)
   ほっ!(武器コンテナをを開き)
   はっ!(ボウガン「THUNDER SPEAR」を手に取り)
   これで行くか〜?にゃあ!」

マリ「おりゃ〜!!0(ゼロ)距離ならば!・・・っ!?」

近接戦闘を仕掛けるも強力なATフィールドに吹っ飛ばされる

マリ「にゃろ〜、なんてやつ・・・」


アナウンス「ダミーシステム、接続完了」

リツコ「コンタクト、スタート」

マヤ「はい!」

ピーッ!警報

リツコ「どうしたの!?」

マヤ「コアユニット、ダミーを拒絶!ダメです!エヴァ初号機、起動しません!」

冬月「ダミーを受け付けないとは」

ゲンドウ「・・・冬月、少し頼む」

ビーストモード

マリ「どっこいしょ・・・このままじゃ勝てないな・・・
   よしっ!試してみっか。ヒトを捨てたエヴァの力、見せてもらうわ」

マリ「モード反転、裏コード、ザ・ビースト!」


   ♪BGM『2EM33_0902"The Final Decision We All Must Take"』

マリ「我慢してよ・・・エヴァ2号機。私も我慢する」

日向「エヴァにこんな機能が・・・」

マヤ「リミッター、外されていきます!すべて規格外です!
   プラグ内、モニター不能!ですが・・・」

リツコ「おそらくプラグ深度はマイナス値、汚染区域突入もいとわないとわね」

マヤ「ダメです!危険すぎます!」

マリ「身を・・・捨ててこそ・・・
   浮かぶ瀬も・・・(2号機咆哮)あれ!!」

2号機、使徒の多重ATフィールドを次々と破っていく
しかし、使徒の攻撃により・・・

零号機特攻

2号機、左腕と右脇腹損傷、さらに頭部右上部も損傷、倒される。

リツコ「エヴァの獣化第2形態、ヒトを捨て、闘争に特化させても勝てない・・・
    これが私たちの限界なの?」

零号機がジオフロントにあらわれる。ミサイルを手に特攻。

ミサト「零号機!?ライフルも持たずに!」

リツコ「まさか!」

ミサト「レイ!やめなさい!!レイ!!」

レイ「ATフィールド、全開!」

レイ「碇君が、もう、エヴァに乗らなくても、いいようにする!だから!!
   ・・・うっ!」

ミサト「エヴァ単機では、あのATフィールドを破れない!」

マリ「2号機・・・最後の仕事よ!」

マリ「あと・・・一枚いぃぃぃっ!!」

2号機、最期のATフィールドを破る
零号機が2号機を掴み後方へ投げ飛ばす

レイ「逃げて!2号機の人!」

マリ「・・・?!」

レイ「ありがとう」

大規模な爆発

日向「零号機は・・・?」

佇む使徒

シェルター内のシンジとマリの会話

アナウンス「当シェルターは、危険区域に指定されました。
      速やかに安全区域に退避してください。
      繰り返します。当シェルターは・・・」

シェルターへ飛ばされてくる2号機

マリ「・・・っいててて・・・死んじゃうとこだったにゃー・・・。あれ?何でこんなとこにいんの?
   一機足りないと思ったら、そういうことか」

シンジ「僕は・・・僕はもう乗らないって決めたんだ」

マリ「エヴァに乗るかどうかなんて、そんなことで悩むやつもいるんだ」

マリ「なら、早く逃げちゃえばいいのに。ほら、手伝うからさ」

シンジを運ぶ2号機

シンジ「うわぁ!
    乗らないって決めたんだ・・・乗らないって決めたんだ、乗らないって決めたんだ・・・!」


マリ「だけどなあ、そうやっていじけてたって、何にも楽しいことないよ」

零号機を捕食する第10使徒

   ♪BGM『2EM34_E13』

リツコ「まさか、使徒がエヴァを捕食するなんて・・・あり得ないわ!」

マヤ「変です、目標の識別信号が"零号機"に切り替わります!」

ミサト「やられた!これで奴がドグマに侵入しても自爆しない!
    リリスに苦もなく辿り着けるわ!」

マリ「零号機と・・・融合してる。パイロットごと吸収してしまったんだ。
   キミも死んじゃうよ?早く逃げなよぉ」

血まみれの掌を見つめ、走り出すシンジ

2号機、活動限界

マリ「ありゃ、いっちゃったか」

終盤の会話

アナウンス「本部地上施設、消滅!」

青葉「第3基部に直撃!」

日向「最終装甲板、融解!!」

ミサト「まずい!メインシャフトが丸見えだわ!」

リツコ「初号機はまだなの?」

オペレーター「プラグ位置、固定不能。ダミーシステム、接続不可能。ダメです、リセットが効きません」

ゲンドウ「続けろ、もう1度308からやり直せ」

アナウンス「リスト308、チェック開始」

ゲンドウ「なぜだ・・・なぜ私を拒絶する、ユイ!」

シンジ「乗せてください!!僕を・・・僕を、この初号機に乗せてください!」

ゲンドウ「なぜここにいる」

シンジ「父さん!!」

ゲンドウ「む・・・!」
身を引くゲンドウ

シンジ「僕は、エヴァンゲリオン初号機パイロット、碇シンジです!!」


   ♪BGM『2EM35_Nu02"Carnage"』

青葉「目標は、ターミナルドグマ第7層を降下中!」

ミサト「ここに来るわ!非戦闘員、退避!」

主モニターを突き破り現れる使徒
十字架のペンダントを握りしめるミサト
現れる初号機

ミサト「エヴァ初号機!?・・・シンジくん!!」

シンジ「うおぉ〜っ!!!」

左腕切断、血を浴びるゲンドウ
だがゲンドウは動かない

シンジ「うおぁおぉおぉ!!」

初号機、使徒を抱え射出リフトへ

シンジ「ミサトさん!」

ミサト「固定ロック、全部はずして!」

初号機、使徒を引き連れジオフロントに浮上。使徒のコアを殴り体を引きちぎろうとしたその時・・・

シンジ「エネルギーが切れた!」

マヤ「初号機、活動限界です!予備も動きません!」

ミサト「シンジくん・・・!」

使徒の攻撃に口から血を吐く初号機、シンジ
ミサト、リツコ、マヤらジオフロント上で直に見ている

ミサト「シンジくん!!」




赤眼シンジ「綾波を・・・返せ!!」




   ♪BGM『2EM36_E16』

初号機覚醒

マヤ「動いてる・・・活動限界のはずなのに・・・」

ミサト「暴走・・・?」

リツコ「わからない・・・一体何が、初号機に起こっているのか・・・」

初号機、緑色の部分が赤く変化、使徒の攻撃をATフィールドで全て防ぐ
左腕をATフィールドで復元し第10の使徒を吹っ飛ばす。さらに目から使徒のような光線
初号機の頭上に天使の輪が現れる

ミサト「エヴァにこんな力が・・・」

リツコ「初号機がヒトの域を超えている・・・!」

マヤ 「プラグ深度、180をオーバー!もう危険です!」

リツコ「やめなさい!シンジ君!ヒトに戻れなくなる!!」

シンジ「僕がどうなったっていい、世界がどうなったっていい、
    だけど綾波は・・・せめて綾波だけは、絶対助ける!!」

初号機の光線が使徒のATフィールドを貫通、使徒のコアが剥き出しに

ミサト「行きなさいシンジ君!」

リツコ「ミサト!?」

ミサト「誰かのためじゃない!
    あなた自身の願いのためにっ!!」



シンジ「綾波、どこだ!」

レイ 「ダメなの。もう、私は、ここでしか生きられないの」

シンジ「綾波!」

レイ 「いいの、碇君。私が消えても代わりはいるもの」

複数のレイ「代わりはいるもの」

シンジ「違う!綾波は綾波しかいない!」

複数のレイ「えっ?」

シンジ「だから今、助ける!!」


   ♪BGM『翼をください』

マヤ 「そんな・・・形状制御のリミッターが消えています!解析不能!」

リツコ「人の域に留めておいたエヴァが本来の姿を取り戻していく。
    人のかけた呪縛を解いて、人を超えた、神に近い存在へと変わっていく。
    天と地と万物を紡ぎ、相補性の巨大なうねりの中で、
    自らをエネルギーの凝縮体に変身させているんだわ。
    純粋に人の願いを叶える、ただそれだけのために!」

シンジ「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

ゼルエルのコアが開く

シンジ「綾波!!」

レイ 「ん・・・あっ・・・」

シンジ「うぅおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!綾波ぃっ!手をっ!!」

シンジ「来いっ!!!」


ゼルエルより乖離するレイ
レイの手にはS-DATが
ゼルエルのコアは壊れ形象崩壊し、飛び散った赤い液体がレイの形になる

加持 「数が揃わぬうちに初号機をトリガーとするとは・・・碇司令、ゼーレが黙っちゃいませんよ」

冬月 「やはり、あの二人で初号機の覚醒は成ったな」

ゲンドウ「ああ。我々の計画に辿り着くまで、あと少しだ」

抱き合うシンジとレイ(だんだん消えていくように見える)

シンジ「綾波、父さんのこと、ありがとう」

レイ 「ごめんなさい。何も出来なかった」

シンジ「いいんだ、もう。これでいいんだ」

起き上がるマリ

マリ 「・・・おっ、なるほど。都合のいい奴ね。やっぱ匂いが違うからかなぁ。ヘックション!」


レイの形をしたもの(ゼルエルだったもの)が初号機に取り込まれる
初号機の上空に天使の輪が発生し、地表が輪に吸い込まれていく
リリスのカットイン
初号機はコアが二つになったように見える


リツコ「この世界の理(ことわり)を超えた新たな生命の誕生。代償として、古の生命は滅びる・・・」

ミサト「翼!?15年前と同じ!!」

リツコ「そう・・・セカンドインパクトの続き、サードインパクトが始まる。世界が終わるのよ。」



   ♪エンディング曲『Beautiful World (PLANiTb Acoustica Mix)』

   エンドロール



Mark.06の放った槍に貫かれる初号機

ミサト「いったい何が!?」

降下するMark.06

カヲル「さあ、約束の時だ。碇シンジ君」

カヲル「今度こそ君だけは・・・幸せにしてみせるよ」



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このページへのコメント

「レイ、ゲンドウ、食事」
「政治、バチカン条約」の間に追加

オペ「各パイロット、疑似信号異常なし」
  「精神汚染濃度 計測されず」
  「プラグ深度 プラス0.1」
式波「あーあ、退屈ねー。
   使徒がこないとチェックばっか!
   まいっちんぐね。」
葛城「いーんじゃなーいのー、
   使徒の来ない、穏やかーな日々を願って
   私らは働いてんの、よっと!」
赤城「昨日と同じ今日、今日と同じであろう明日
   繰り返す日常をXX(解読不能)
   寧ろ感謝すべき事態ね。」
伊吹「チェック終了です。
   モニター、感度良好」 
赤城「お疲れ様、3人とも、上がっていいわよ。」
オペ「XXXXXX803分析師団回路へコピーを
   バックアップはファイル101へ」
 碇「あ・・・・。」
オペ「LCL排水開始3分前。」

0
Posted by 名無し 2010年08月18日(水) 21:05:26 返信

>>2年A組 メシメシメシ

それで良いのかwwwwww

0
Posted by   2009年09月13日(日) 15:01:08 返信

第7使徒を突入じゃなくて捕捉じゃないすか??

0
Posted by t 2009年08月15日(土) 13:40:22 返信

メニューバーが全部ウイルスサイトになってるぞ

0
Posted by    2009年08月06日(木) 20:47:32 返信

復習する分にはすごい正確さです

役に立ちました。

1
Posted by 名無しよ原始にカエレ 2009年08月06日(木) 18:20:32 返信

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議論
 旧エヴァと新ヱヴァの関係は?
  リンク派と独立派の主張。
  意見の比較
 諸説
  派閥系統樹
   カーペット交換説
   別惑星説
   リリス=旧ミサト説
   リリス=アダム説
   綾波=イブ説
   浮上説
西暦2012年11月17日公開

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