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タグ検索で1994年は15件見つかりました。
言葉狩り
「言葉狩り」、つまり組織、集団、政治徒党によって、言葉から入ってくる制約や禁止の強制、脅迫は、「差別」せよというもの(たとえば戦時下の天皇制によるような敬語を使え)であっても、「差別」するなというものでもあっても(部落解放同盟から菅や金井や柄谷、浅田のような徒党からのものであっても)すべて、拒否し否定し、粉砕すべきものだ。この連中にはいくらいってもわからないだろうが、「言葉狩り」というのは「人間狩り」よりもっと悪なんだ。それは「生命がけ」という言葉はあるが、「言葉がけ」という言葉がないのとおなじ理由による
https://seesaawiki.jp/w/shomon/d/%b8%c0%cd%d5%bc%e... - 2006年12月10日更新
従軍慰安婦問題
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首班政権の批判−」徳間書店「サンサーラ」1994年11月号)
:| これは当然のことなのだが、村山政権はやろうとしてはいない。まったくとんでもない話なのだ。日本の国家がやったことは、国家が反省し、個人補償をただ黙々とやっていけばいいのだ。これができないとすると、もはや社会党もさきがけとやらも、なんら政権に加わっている資格など何もないのだ。私たちは彼等がこれをやるのか否かをよく見極めていかなければならない。
[[隆明鈔--吉本隆明鈔集]]
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なめられた外人部隊
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首班政権の批判−」徳間書店「サンサーラ」1994年11月号)
:| このままいけば、そうした役割を果たしていくなめられた外人部隊としての、日本の自衛隊の姿が如実になっていくだろう。アフリカやアジアやその他の地域にも、外人部隊の中にいろ日本の自衛隊の姿を想像してしまう。どうしてこうなってしまうのだろうか。
[[隆明鈔--吉本隆明鈔集]]
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世界で唯一の非戦・非武装条項
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首班政権の批判−」徳間書店「サンサーラ」1994年11月号)
:| もはやアメリカに主導された多国籍軍の一員として日本の自衛隊が振舞っていくのは間違いないだろう。ルワンダ派遣の自衛隊に機関銃を持つか、持つなら一つか二つかなどという論議をやってしまっているところにそれはあらわれている。
[[隆明鈔--吉本隆明鈔集]]
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国軍をもたない条項
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首班政権の批判−」徳間書店「サンサーラ」1994年11月号)
:| 戦争を否認したことを憲法に盛り込んでいるのは、同じ敗戦国であるドイツもイタリアも同じなのだが、こうした国軍をもたない条項までうたっているのは日本国憲法だけなのだ。このことこそ世界に誇り、世界に強くうったえていける日本の唯一の取柄なのだ。
[[隆明鈔--吉本隆明鈔集]]
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憲法第九条
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首班政権の批判−」徳間書店「サンサーラ」1994年11月号)
:| 私もこの憲法第九条こそ現在未来の世界にうったえていける取柄だと思い、主張してきた。この憲法第九条とまったく矛盾しているのが自衛隊の存在だった。だから旧来の保守勢力には改憲しようという勢力がいたわけである。しかし村山政権はそれを堂々と合憲といいくるめてしまった。
[[隆明鈔--吉本隆明鈔集]]
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超保守的な反動
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首班政権の批判−」徳間書店「サンサーラ」1994年11月号)
:| 村山富市の数々の宣明を自民党や新生党のある面々はどのような思いでみているだろうか。自分たちではいいきれなかったことを、あれほど明確に宣明してしまう村山富市および社会党の姿には、これこそが政治をやる快感なのだと感じていることだろう。それにしても村山は大変な宣明をしてしまったものだ。
[[隆明鈔--吉本隆明鈔集]]
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小沢一郎の欠陥
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変する政治プラン」徳間書店「サンサーラ」1994年9月号)
:| この複眼のイメージをたえず繰り込むというのは、政治家のみならず私たちがいつも身につけているべきことであると思う。忘れているのは、自社さきがけの政権側の大部分の政治家であり、また小沢も同じであったといえるのだということだろう。だがけっして世界が暗く、よくなくなったのではなく、こうした政治なんてそれほどのものではない、本来は俺たちみんなで自前でやっていかないとどうにもならないようだと、たくさんの労働者、経営者、私たち国民に知らしめてくれたことは
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最悪の内閣
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変する政治プラン」徳間書店「サンサーラ」1994年9月号)
:| 私自身はそれほど最悪だなというような思いもなかった。ただ、まったくこれに日共が参加すればその「最悪さ」ははっきりすると思う。ただそうはならないだろう。日共はそんなことより、いま宮顕は丸山真男けなしに一生懸命というところだから、まったく現在の情況には無縁な存在なのだ。
:| たしかに自社はもう55年体制は終ったといいながら、どうして終ったのか、一体何が終ったのかということが判っていないのだ。まさしくそうしたあいまいさのみで結局はなんとかだらだ
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新しいマルクス
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あるとしたら、かってマルクスが資本主義が興隆し、都会が隆盛し、労働者街が出来て公害病としてロンドンで肺結核が流行しているのを見て、資本主義はだめだというふうに思ったように、十年、十五年後の超資本主義が行き詰まった時代に、「新しいマルクス=救世主」が登場し、僕らには思いもよらない思想を提示してくれる時でしょう。もちろんその「マルクス主義」は、「左翼」とは全く関係ない主義主張でしょうけれど、そういう「マルクス」なら、ぜひとも誕生してもらいたいですね。
(「わが転向」1994.4「文藝春秋」4月特別号)
:|
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その都度のイエス・ノー
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ですから、ここ十年、十五年までの間に限っていえば、小沢一郎の意見に僕は異論ないですね。現状のように「体制−反体制」の対立や左翼性が消滅した時代が続き、その都度の「イエス・ノー」が時代を動かすことになるんじゃないでしょうか。
(「わが転向」1994.4「文藝春秋」4月特別号)
:| もはや「左翼性」などというものが有効性を持たないのは明らかである。そうなのだから、この「その都度のイエス・ノー」ということが大事な原則になってくるわけだ。これはいつもどんな場面でも私たちの前に提示される選択肢として判断していか
https://seesaawiki.jp/w/shomon/d/%a4%bd%a4%ce%c5%d... - 2006年12月10日更新
超都市論
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今の都市は工業都市ではなく、第三次産業都市というか、「超都市」になっています。この、都市から超都市へ移っていく過程をキチンと論評しなくてはいけないと意識しはじめたんですね。僕の著書としては、大衆文化論にあたるのが『マス・イメージ論』であり、超都市論を『ハイ・イメージ論』で、これはまだ完結していませんが、正面から論評してみようとしたわけです。これらは『共同幻想論』の続きとなっており、『共同幻想論』が、共同体のあり方を、過去に遡って論じてみたとすれば、『マス・イメージ論』や『ハイ・イメージ論』は、現在から未
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新・新左翼
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ですから、僕は「転向」したわけでも、左翼から右翼になったわけでもない。旧来の「左翼」が成り立たない以上、そういう左翼性は持たないというだけです。だから僕は「転向」したといわれても一向に構いませんが、自分自身では「新・新左翼」と定義しています。
そして「七二年頃からどうやら時代の大転換があった」と分析できてからは、挫折の季節を経てなお、かつての考え方にしがみついている人との付き合いは免除してもらうことにしました。これまでは、責任がないわけではない、と思ってきましたが、時代が変わってしまったんだから罪報感
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七二年が一つの転換期
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こうしたいくつかの兆候を考え合わせると、日本の社会では七二年を中心にした二、三年でとても大きな曲がり角を迎えたという認識に達します。
七二年が一つの転換期だと気づいたことによって、僕の仕事の方向性もはっきりしてきました。
一つは大衆文化を論評しようということ、もう一つが都市論をキチンと考えようということです。文学評論の余技として大衆文学を論じるのではなく、大真面目に大衆文化の問題を正面に据えなければいけないと思ったし、都市の実態をmおう一回考え直さなくてはいけないということになりました。
(「わが転
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愉しいずれ
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正月三が日のハレの日に冷え込みの雰囲気が板についたと感じられたのは、この減収感とその延長線のうえにかんがえられる不安感だとみなされよう。でもわたしはこれは愉しいずれの一種のような気がする。減収などほとんどなく、せいぜいひどくても現状維持にすぎないのだが、択んで使える消費だけでなく、光熱費や水道代や食費など必需消費の部分を節約しようと、電灯をぱちぱち消したり、水道を固くひねったり、お茶を加減したりするので、せちがらい感じが日常につきまとって減収感になってあらわれるのだとおもう。本当は択んで使える消費の部分
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