慢性活動性EBウイルス感染症

通常のEBウィルス感染症(伝染性単核球症)ではBリンパ球を攻撃対象にするが、何らかの要因で体内での免疫制御が不能になり、Tリンパ球やNKリンパ球を感染対象とする事によって継続的にリンパ球内に感染を生じ、慢性的にEBウィルスが増殖、活動する為に重症化する。
これを慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)と言う。


原因
蚊アレルギー?と関係するとされるので、蚊に注意すること。
(蚊の唾液の成分が体内のEBウィルスを活性化させる)
EBウィルスの感染に付いては伝染性単核球症を参照して下さい。


症状
何ヶ月も続く発熱、リンパ節や肝臓・脾臓の腫れ、発疹、蚊アレルギー、肺炎、慢性肝炎、下痢など。
心筋炎、心内・外膜炎、冠動脈瘤(かんどうみゃくりゅう)、肝硬変(かんこうへん)・肝不全、腎炎、脳炎を合併症として発症する場合があり、死に至るものがあるので注意が必要。

また、バーキットリンパ腫などの悪性リンパ腫、横紋筋腫瘍(おうもんきんしゅよう)など多種多様な悪性腫瘍を合併します。



予防
EBウィルス感染に付いては伝染性単核球症で説明しましたが、3歳までに70%の人が感染するので現実的に予防法はありません。





広島出張メイド みるフィーユ
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2008年05月28日(水) 14:47:24 Modified by skymeid2000




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