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d-50

マルスは大きくなったお腹を抱えて、とうとう妊婦服を着ざるを得なくなっていた。
自分のお腹に、アイクの子がいる…なんともいえない幸せなのだが、今まで男として暮らしていたので、戸惑いは隠せない。
とはいえ、これ以外着る服はない。

妊婦服を着るようになってから、子供組たちが、よくなついてくる。
「お腹触らせて」「赤ちゃんと遊びたいなぁ」
特にリュカは毎日のように、マルスのお腹に触りに来る。

ただ微笑ましいと思っていたのだが、実はリュカがもっと幼い時に母を失っていたの、を知る。
マルスは元々優しい性格。まして妊娠してからは子供組たちにお腹の子を重ねて見てしまう。
故に、リュカが気にかかってしまうのはどうしようもない。
2008年05月19日(月) 12:19:14 Modified by smer




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