戌年の話題


戌年の催し物


初詣


寒川神社(寒川町宮山)
「南総里見八犬伝」を題材にした迎春ねぶたが2月3日まで飾られる。

犬頭神社(愛知県岡崎市)
 狛犬一対、唐猫一対などの石造文化財がある。

中国の獅子が源流とされる狛犬を飾る神社・仏閣は多い。「伊奴(いぬ)神社」(名古屋市西区)では犬連れなどの参拝客が例年の4倍とか。境内には犬の石像があり、大絵馬(縦約2メートル、横約3メートル)が飾られ、犬は安産、多産ということもあり、安産祈願、繁栄の商売繁盛などの祈願で人気スポットになっている。

レスキュードッグ
NPO法人日本レスキュー協会(兵庫県伊丹市)の災害救助犬が27日、来年1月の東京消防庁の出初式で災害現場での救助活動などを披露するため、協会施設で特別訓練を実施した。毎日新聞12月28日

平成7年1月17日に起きた兵庫県南部地震では、海外からの救助犬が法の運用により空港で足止めされるという出来事があった。以来、国内でも活発にNPOが設立され、レスキュードッグの訓練、育成が行われている。6日に江東区の出初式で見られる。

スヌーピーの「ニューイヤー・ウィッシュ」
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンではスヌーピーと一緒に、新年の「幸運と夢」の実現を願うスペシャルイベント「スヌーピーのニューイヤー・ウィッシュ」を開催!元旦からは、「ピーナッツ」の仲間たちがお正月らしく晴着でスペシャルショーに登場する。

スヌーピーや、仲間の「チャーリー・ブラウン」「ルーシー」らが登場し、歌や踊りを披露する。1日1−2回上演し、来年の元日以降はスヌーピーらが晴れ着姿で出演するとのこと。
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戌年の干支グッズ


ぐい飲み「呑んどる犬(けん)」は置物にもなる。
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 山下さんは、一九九六年の子(ね)年に合わせ、ネズミの干支にちなんだぐい呑みの製作を始めた。まず「チュー杯」という作品名にしたところ、好評だったためシリーズ化した。

 毎年、頭を悩ますのがネーミング。「どう蛇(じゃ)一杯」(巳(み))、「モーイッ杯」(丑(うし))などは自信作。だが、年々ネタ切れになり、「呑みなサール」(申(さる))、「呑ん鶏(どり)ます」(酉(とり))と、苦しい駄じゃれも続く。「今年も頭を抱えたが、何とか博多弁で逃れた」と笑う。今回のデザインは「世には愛犬家が多いので、切れ長の目のハンサムな顔にした」という。 西日本新聞12月10日

宮崎県三股町の陶芸家・山下盛親さんが、来年の戌(いぬ)年にちなんだ「呑んどる犬(けん)」の製作に負われている。なんとも遊び心にあふれていることか。来年の干支で12干が揃うことになる。年内の製作が一段落すると来年の干支の駄洒落に頭を悩ますことだろう。



韓国造幣公社は06年・犬の年を迎えて、十二支を刻んだメダルのカレンダーを発行した。中央日報 12月16日
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日本では戌年にちなんだ様々なグッズが発売されているが、メダルを政府が発行するのはユニークだ。およそ1万円で販売される。
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戌年おせち5万円也
老舗の味など高級志向のおせち料理の人気が高まる昨今、愛犬用に5万円のおせちまで登場した。  毎日新聞 11月12日
 
 約27センチ角のお重が三つ。一の重は、ラム肉ピザ風ステーキ、根野菜のチキンスープ煮、マグロとチキン春巻など6品。二の重は、牛ロース彩りステーキ、伊達巻、栗きんとんなど11品。三の重は、豚肉と大根の年輪巻き、デザートなど8品。
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余り中身に言及するのは遊び心を疑われるので、こういう取り組みにすなおに称えたい。売り出したのは生活デザイン会社「シュウ」会長。苦労したようで、お蔭で人用のおせちを作る時間がなくなったとか。五万とある会社が日夜ペットフードの開発に取り組んでいるところへ、正月だけのお楽しみに研究した苦労を考えれば安いともいえる。
2006年04月08日(土) 14:30:50 Modified by sora_and_monet




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