最終更新: sugiyama1260 2006年04月24日(月) 22:14:41履歴
2月下旬、そろそろ春の準備が始まりました。
12月に記録的な積雪で自衛隊まで出動した今年の冬も1月中旬以降は一転して穏やかな冬になりました。
雪は例年だと正月明けから2月下旬まで4日間降り続いては2日止む周期で降り積もり、2月下旬ごろは「雪はもういらない」と言う状態になるのですが、今年は2月下旬で既に春の気配が漂っています。
さて、そろそろ春の準備をしなくては!
裏山の黒岩山の峰に雪庇(せっぴ)がはっきり見えてくるころになると暖かな日差しと春風で至る所で大小の雪崩が発生します。
長野県飯山市と新潟県上越市を繋ぐ富倉峠は雪崩の名所、道路のすぐ脇で大規模な雪崩が観察できます。
崖から雪が木の枝を引きちぎりながら雪崩となって道を塞いでいました。
道路脇の崖で大規模な雪崩がいたる所で発生しています。
雪崩は谷に落ち人家や道路に直接被害を及ぼす事は稀ですが、谷に落ちた雪が川を塞ぎ、ダムを作り鉄砲水の原因となります。
今年の雪は積雪が4m近く有ったため木の枝が雪に埋まってしまい、雪解けが進むと雪は木の枝を毟り取りながら嵩を減らして行きます。
枝が引っ張られた状態の時に埋もれた枝を掘り出したりすると枝が鞭のように跳ね上がり大怪我をする事がよく有るので中々触れません。
針葉樹は樹上に積もった雪の重みに耐えかねて天辺が折れてしまいます。
杉の木の色が茶色いのはもうすぐ花粉を散らす準備が出来た証拠、春は直ぐそこまで来ています。
数日間、晴れが続いた後の寒じた朝は春の準備に絶好の日です。
−7℃の外気は雪面を凍らせるので野外作業は想像以上にはかどります。
家の周りや畑の折れた枝や木を伐採して処分すします。
雪の無い時は藪や草や川が邪魔をして作業が進まないのですが今ならがそれらは3mの雪の下、フラットな斜面は歩くにも木を運ぶにも処分するにも絶好です。
まず作業に邪魔な折れた枝を50cmぐらいに切り分けます。
初めて爺ちゃんが写真に載りました!
爺ちゃんは一年中ツナギです。普段着を持っているのか息子の私も知りません...
そんな事はありません、数着は有るようですが年に数回しか見れません。
次にハシゴに乗って木の上から伐採します。
結局この桐の木は傷みがひどく根元まで伐採されてしまいました。
伐採した枝は太さごとに分けて雪上にまとめておき気温が暖かくなる昼頃に燃えやすい順に燃やして行きます。
燃やした後の灰は雪上に撒くと融雪剤になり一石二鳥です。
ところで拓弥は?
凍み渡りのできる雪上は広大な遊び場です。じっとしている訳がありません!
フラットダート化した雪上をソリで豪快に滑ります。
これはハンドル付きのソリですが豪快にドリフトしています。
楽しいと−7℃も気にならないようで朝靄の中楽しそうに遊んでいました。
ドリフトコントロールに失敗するとスピンしてソリから振り落とされます。
&REF(https://image02.seesaawiki.jp/s/0/sugiyama1260/a599097f50ac7185.jpg)
3月4日の朝 低いところだけ朝靄がたまっていました。
正面に長峰の頂上が微かに見え、その向こうに高社山が霞んで見えます。
こちらは霧の無い風景です。霧の下と上では気温が5℃以上違います。
手前に見える穴は前の家の和子さんが庭の池に入る雪解け水の量を調整するために川の分岐を掘り出した穴です。
覗いて見るとまだ積雪は2m以上ありました。
子ども達とソリ遊びをしながら写真を撮っていると200mほど下の雪上に動くものが、
よく見ると雪の上に融雪剤を撒きに来た近所の方でした。(遠すぎて誰だか判別できませんでした。)
ソリに融雪剤を載せて運び上げ、融雪剤を撒き終わるとソリに乗って降りて行きました。
5月の連休は畑や田んぼを起こしはじめる頃で薬師堂で薬師祭も行われます。
後2ヶ月後にはこの雪も無くなるんですね..
4月23日、薬師堂の掃除に行ってきました。
普通の年は薬師堂まで山道を歩くのですが今年は残雪が多く雪上を一直線に歩いて登れました。
残雪が多いので薬師堂近くの小さな水溜りはまだ雪の下のはずと思いペットボトルに水を4リットル入れて持ち上げでの掃除です。
薬師堂は日の当たる場所でもまだ80cmぐらいの残雪がありました。
5月5日の薬師祭には雪がどこまで減っているか楽しみです。
30分ほどかかった登りに比べ降りは15分ほどで降りてこられました。
きっと登った所をまっすぐ下って行けば5分ぐらいで降りられたと思いますが春の道普請の事も考えて山道側を降りてきました。
締まった雪は抜かる事も無く長靴がミニスキーのように滑り楽しく降りてこられました。
途中には大雪で折れた倒木があちらこちらに見え不思議な空間を作っていました。
12月に記録的な積雪で自衛隊まで出動した今年の冬も1月中旬以降は一転して穏やかな冬になりました。
雪は例年だと正月明けから2月下旬まで4日間降り続いては2日止む周期で降り積もり、2月下旬ごろは「雪はもういらない」と言う状態になるのですが、今年は2月下旬で既に春の気配が漂っています。
さて、そろそろ春の準備をしなくては!
裏山の黒岩山の峰に雪庇(せっぴ)がはっきり見えてくるころになると暖かな日差しと春風で至る所で大小の雪崩が発生します。
長野県飯山市と新潟県上越市を繋ぐ富倉峠は雪崩の名所、道路のすぐ脇で大規模な雪崩が観察できます。
崖から雪が木の枝を引きちぎりながら雪崩となって道を塞いでいました。
道路脇の崖で大規模な雪崩がいたる所で発生しています。
雪崩は谷に落ち人家や道路に直接被害を及ぼす事は稀ですが、谷に落ちた雪が川を塞ぎ、ダムを作り鉄砲水の原因となります。
今年の雪は積雪が4m近く有ったため木の枝が雪に埋まってしまい、雪解けが進むと雪は木の枝を毟り取りながら嵩を減らして行きます。
枝が引っ張られた状態の時に埋もれた枝を掘り出したりすると枝が鞭のように跳ね上がり大怪我をする事がよく有るので中々触れません。
針葉樹は樹上に積もった雪の重みに耐えかねて天辺が折れてしまいます。
杉の木の色が茶色いのはもうすぐ花粉を散らす準備が出来た証拠、春は直ぐそこまで来ています。
数日間、晴れが続いた後の寒じた朝は春の準備に絶好の日です。
−7℃の外気は雪面を凍らせるので野外作業は想像以上にはかどります。
家の周りや畑の折れた枝や木を伐採して処分すします。
雪の無い時は藪や草や川が邪魔をして作業が進まないのですが今ならがそれらは3mの雪の下、フラットな斜面は歩くにも木を運ぶにも処分するにも絶好です。
まず作業に邪魔な折れた枝を50cmぐらいに切り分けます。
初めて爺ちゃんが写真に載りました!
爺ちゃんは一年中ツナギです。普段着を持っているのか息子の私も知りません...
そんな事はありません、数着は有るようですが年に数回しか見れません。
次にハシゴに乗って木の上から伐採します。
結局この桐の木は傷みがひどく根元まで伐採されてしまいました。
伐採した枝は太さごとに分けて雪上にまとめておき気温が暖かくなる昼頃に燃えやすい順に燃やして行きます。
燃やした後の灰は雪上に撒くと融雪剤になり一石二鳥です。
ところで拓弥は?
凍み渡りのできる雪上は広大な遊び場です。じっとしている訳がありません!
フラットダート化した雪上をソリで豪快に滑ります。
これはハンドル付きのソリですが豪快にドリフトしています。
楽しいと−7℃も気にならないようで朝靄の中楽しそうに遊んでいました。
ドリフトコントロールに失敗するとスピンしてソリから振り落とされます。
&REF(https://image02.seesaawiki.jp/s/0/sugiyama1260/a599097f50ac7185.jpg)
3月4日の朝 低いところだけ朝靄がたまっていました。
正面に長峰の頂上が微かに見え、その向こうに高社山が霞んで見えます。
こちらは霧の無い風景です。霧の下と上では気温が5℃以上違います。
手前に見える穴は前の家の和子さんが庭の池に入る雪解け水の量を調整するために川の分岐を掘り出した穴です。
覗いて見るとまだ積雪は2m以上ありました。
子ども達とソリ遊びをしながら写真を撮っていると200mほど下の雪上に動くものが、
よく見ると雪の上に融雪剤を撒きに来た近所の方でした。(遠すぎて誰だか判別できませんでした。)
ソリに融雪剤を載せて運び上げ、融雪剤を撒き終わるとソリに乗って降りて行きました。
5月の連休は畑や田んぼを起こしはじめる頃で薬師堂で薬師祭も行われます。
後2ヶ月後にはこの雪も無くなるんですね..
4月23日、薬師堂の掃除に行ってきました。
普通の年は薬師堂まで山道を歩くのですが今年は残雪が多く雪上を一直線に歩いて登れました。
残雪が多いので薬師堂近くの小さな水溜りはまだ雪の下のはずと思いペットボトルに水を4リットル入れて持ち上げでの掃除です。
薬師堂は日の当たる場所でもまだ80cmぐらいの残雪がありました。
5月5日の薬師祭には雪がどこまで減っているか楽しみです。
30分ほどかかった登りに比べ降りは15分ほどで降りてこられました。
きっと登った所をまっすぐ下って行けば5分ぐらいで降りられたと思いますが春の道普請の事も考えて山道側を降りてきました。
締まった雪は抜かる事も無く長靴がミニスキーのように滑り楽しく降りてこられました。
途中には大雪で折れた倒木があちらこちらに見え不思議な空間を作っていました。
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