最終更新:ID:siYVMoLKLg 2013年05月23日(木) 20:26:59履歴
- 909 名無しさん@HOME[sage] 2007/07/04(水) 17:41:12 0
- 偽実家で労働奉仕していたときのこと。
トメはなにをするのにも、いちいち一言なければ気が済まない。
「そのおにぎりの握り方はなに」
「そんなに水を使ったらもったいない」
「盛りつけに美的センスがない」
トメは嫁の教育のためと善意なんだろうが、一日に覚えられることには限りがある。
休日に「何度も同じ事言わせないで!」って金切り声を聞いていると、
だんだん胃がきりきり痛み出し、悲しい気分になってきた。
百歩譲ってわたしへの純粋な教育というならありがたいとしても、
トメ実家に持っていくお祝いの膳を手伝ってるのは、
あくまでもトメが大変だろうからというわたしの好意であって、
「大卒の女は頭でっかちで使えない」とか学歴のことまで持ち出される言われる筋合いはない。
(コトメだって大卒なんだがな)
「大学での使えない女ですみません。これ以上使えない女がおじゃましても
ご迷惑になるかと思いますのでおいとまします。」と、エプロンを外してさっさと逃亡。
以後トメの応援依頼が来ても、「わたしごときが伺ってもかえっておじゃまになりますから申し訳ない」と
氷のように張り付いた笑顔でするりとかわしつづけて1年。
先日1年ぶり飲んだカメラでは、潰瘍が治ってヒャッホイ!だった。
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