「インフレ反対」の反対 (今、そこにあるデフレの危機) - 日銀はなぜデフレ政策を堅持するのか?テンプレ置き場
2CH 経済板 「日銀はなぜデフレ政策を堅持するのか?」 テンプレ置き場です。

2CH 経済板 「経済から政治を語るスレ」テンプレ http://www26.atwiki.jp/keizaikaraseiji/
過去スレ倉庫
http://2bangai.net/search_th/index.php?keyword=%E6...
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/business/9747...


まず、デフレになるとなぜいけないの?わかり易い解説。
http://philnews.seesaa.net/article/168438446.html

フィリップス曲線(インフレ率と失業率の関係)

http://d.hatena.ne.jp/nabezo-r/20071127/1196169960 より

622+2 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/24(日) 23:10:52
質問だけど、リフレ政策って何? 簡潔に教えて

623+1 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [] :2010/10/24(日) 23:13:08
>622
コアコアCPI(実際の市場の需給を現さないエネルギー価格や生鮮食料品を除く消費者物価指数のこと)2〜3%のインフレにすること、只それだけ

629+1 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/24(日) 23:33:03
>622
デフレからマイルド・インフレへ復帰させる政策。そのための手法として2-4%程度のインフレ率をターゲットとした、日銀によるコミットメント(みんなへの約束)付き量的緩和政策が提唱されている
財政支出拡大させて、短期的にGDPも拡大させるべきだ(その方が効果が大きい)とか財政政策と金融政策の組み合わせを主張する人もいる。どちらもリフレ政策の枠内。

例えば、日銀がインタゲ政策(失敗したら罰則のあるコミットメント付き)を宣言して、
毎月3兆円づつ長期国債を買いきれば、インフレ期待(この先物価が上がるという予測)が生まれて、実際にインフレになるだろうって話。

リフレ金融政策のポイントは

インフレ期待
コミットメント
量的緩和

の3つかな?

ここが分かりやすいので見られたい。
フィリッピンから見た日本 http://philnews.seesaa.net/
リフレ政策ポータル    http://wiki.livedoor.jp/reflation/
 時は 1932年、世界恐慌直後の、オーストリアはヴェルグルという、当時の人口4300人ほどの町でのお話。

それは、住民の失業率9%、町の負債総額一億三千万シリングという、悲惨な状態を立て直すために投入された奥の手だった。
種明かしをすれば、「毎月1%ずつ価値が減って行くお金」というものを発行したのだ。
このお金は、使わずに貯めておくと価値が減ってしまう。だから皆、進んで次の品物やサービスの注文にお金を使う。するとそこで、一稼ぎで喜ぶ人が生まれる。
受け取った人もまた、期限が来る前に早く次の人に渡してしまおうとするから、同じお金が人から人へ、渡されるスピードが早くなる。

 こうして早いスピードでお金が循環し、実現された仕事の量が増えることになった。
その結果、ヴェルグルでは、わずか1年ほどの間に、住民の完全雇用達成、町の税収は八倍増で負債は解消。
多くの商売が栄えた上に、後世に残る立派な建築・土木工事が数多く実現し、「ヴェルグルの奇跡」と言われたのだった。

「なぜインフレにするといいのか?簡単な実例2」 

 金融政策とベビーシッター共同組合
 1970年代にワシントンDCの専門的な職業をもつ人々が自らそれと意図したわけではないが、たまたまマクロ経済に関する一種の実験を行ってしまったことがある。
ジョーン・スウィーニーとリチャード・スウィーニー夫妻(Joan and Richard Sweeney)は彼らの失敗を「金融理論とキャピトル・ヒル・ベビーシッター共同組合の危機」
(原題:Monetary Theory and Great Capitol Hill Baby-Sitting Co-Op Crisis)と題される奇妙な論文で紹介している。
(Journal of Money,Credit and Banking ,1977,February,Vol.0(1),Part 1,pp.86-89)

 話は次のようなものである。
専門的な職業につく子持ちの若い共稼ぎカップルが、お互いの子供を世話し合うというベビーシッター共同組合を設立した。
この種の仕組みで重要なのは、負担が公平に分担されるということである。
この組合では1時間のベビーシッターを保証するクーポン(紙幣)を発行して、自らの帳尻を合わせるようにベビーシッターをしあうという仕組みが用いられた。
クーポンはベビーシッターをする度に、譲り渡されるのである。 少し考えれば、この仕組みが働くためには十分なクーポンの流通が必要なことがわかる。
自分たちがいつベビーシッターを必要とするか、またいつ他の夫婦のために、ベビーシッターをしてあげられるかは正確には予想がつかない。
このため、まず、どの夫婦も他人のためにベビーシッターをして、自分たちが、何回か外出できるようクーポンを幾枚か貯めておきたいと考えるであろう。
 共同組合が設立されてからしばらくして、問題が生じた。
クーポン券の流通量が減ってきたのである。

この理由は説明するまでもないことだが、奇妙な結果をもたらした。
平均して、夫婦は希望するほどのクーポン券を蓄えられなかったため、外出するのを控え、ベビーシッターをしようとする。
しかしベビーシッターの機会は他のカップルが外出することによって初めて生まれるのだから、皆が外出を控え始め、クーポン券を使わなくなってしまえば、
全体としてクーポン券を得る機会が減り、外出に慎重な態度に拍車をかけることになる。
その結果、全体のベビーシッターの実行回数は減り、カップルは希望に反して家に留まることになる。
つまりクーポン券をもっと獲得するまで外出したくないのだが、他の誰もがやはり外出しようとしないため、クーポン券を貯めることができない状態に陥ってしまったのである。

 協同組合のメンバーには法律家のカップルが多かったので、共同組合の役員には、これは金融問題であると説明することは難しかった。
代わりに彼らは、例えば最低月二回は外出することを義務づけるなどの規則による問題解決を試みたりした。
長い間の試行錯誤のあげくに、やっと協同組合はクーポンの供給量を増加させた。
その結果、法律家たちにとっては奇跡とみえるようなことが起こったのである。
カップルは外出できるようになり、ベビーシッターに機会も増え、これはさらにカップルが外出する意欲を刺激したのである。

  話は勿論ここで終わらない。 クーポンの供給を増加しすぎたために、インフレが生じてしまったのである。
この話は、不況も好況も決して深遠でも不可解なものでもないことを示している。
複雑な面があったとしても、実際に起こっていることの本質は子供劇のようにわかりやすいものである。
(「経済政策を売り歩く人々」ポール・クルーグマンより)
所得伸び率と物価上昇率(GDPデフレータ) 1965-2007

(http://d.hatena.ne.jp/svnseeds/ ←詳細はこちらで。すばらしいWPです。)

国の経済規模(名目GDP)の増加率の先進国間比較
(日本は取り残されていて、その間に世界は経済成長していますから、世界経済の中で日本の占める割合は下がっています。)


日本の消費者物価指数(CPI)の推移
(インフレ率は緑色のコアコア(生鮮食品とエネルギー価格を除いた)消費者物価指数で判断します。)

http://philnews.seesaa.net/ 詳細は←で。すばらしいWPです。

  
                    日銀総裁と経済パフォーマンス 片岡剛士 http://synodos.livedoor.biz/archives/1457704.htmlより 
                                               表を引用。片岡様、素晴らしいです。



為替介入後の日銀当座残高
111 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/09/28(火) 11:31:47
日銀当座預金残高ってグラフにすればいいのに。減ってるのか増えてるのか素人にはわからん。

http://www3.boj.or.jp/market/jp/menu.htm
http://www3.boj.or.jp/market/jp/stat/jp100928.htm

113 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/09/28(火) 11:54:28
あー疲れた。

当座預金残高  (単位:億円)

9/15  151,900 -1,700 (介入日)
9/16  150,900 -1,000
9/17  171,300 +20,400
9/21  193,900 +22,600
9/22  181,900 -12,000
9/24  181,500 -400
9/27  183,700 +2,200
9/28  181,600 -2,100  (速報値)

21 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/01(金) 14:32:58
当座預金残高  (単位:億円) って月末には増えるのかな?

(以前は省略)
9/29  182,300 +1,100
9/30  201,700 +19,400
10/1  189,300 -12,400 (予想値)

407+1 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/06(水) 11:18:47
当座預金残高  (単位:億円) って順調に減るのかな?
(以前は省略)
10/4  183,400  -5,600
10/5  175,600  -7,800 (BOJ金融政策決定会合)
10/6  173,500  -2,100

444 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/16(土) 01:06:29
日銀当座貯金残高

10月12日 170,000
10月13日 169,400
10月14日 165,800
10月15日 179,300
(追加)
10月18日 177,500
10月19日 173,200
10月20日 173,900
10月21日 173,400
10月22日 170,400
10月25日 179,400
10月26日 182,800
10月27日 177,200

http://www3.boj.or.jp/market/jp/menuold.htm
http://www3.boj.or.jp/market/jp/menu.htm

http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/eco/1285575269...
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/eco/1285900901...
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/eco/1286201578...
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/eco/1287121803...
ありがとうございます。



包括的金融緩和の真実(無担保コールレートとは、銀行間で資金を融通するときの金利です。これが最低金利です。)
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/eco/1286981834...
ありがとうございます。

46+2 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/15(金) 19:06:10
    無担保コールレート
10/1 0.091
10/4 0.092
10/5 0.090 <=利下げ発表
10/6 0.085
10/7 0.087
10/8 0.088
10/12 0.088
10/13 0.089
10/14 0.091
10/15 0.098 速報

・・・利下げ?

47 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [] :2010/10/15(金) 20:43:46
>46
ワロタ。

マスゴミはゼロ金利復活って騒いでたが、補完当座預金制度(日銀当座預金に0.1%付利)
継続してる限り、金利はゼロにはならない。
日銀当座預金残高もほとんど増えてない。まさに掛け声だけのインチキ緩和策。
国会は尖閣も大事だけどさ、与野党一丸で白川のインチキぶり叩いてくれよ。
今の与野党の泥試合でほくそ笑んでるのは白川だぜ。

48 :閻魔王 [↓] :2010/10/15(金) 20:50:25
>46
なんともw
すごいのう。ほんとにすごいw



日銀のターゲットは何?

842 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [] :2010/10/26(火) 01:25:35
無担保コールO/N物レート(毎営業日)http://www3.boj.or.jp/market/jp/menu_m.htm
日銀当座預金増減要因と金融調節(毎営業日更新)http://www3.boj.or.jp/market/jp/menu.htm
オペレーション(日次公表分)http://www3.boj.or.jp/market/jp/menu_o.htm

84+1 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/16(土) 15:41:29
http://www.stat-search.boj.or.jp/ssi/mtshtml/m.htm...

ここのデータを使って、
日銀のゼロ金利政策解除後(2006年7月解除だから2006年8月以降)の信用乗数(M2÷マネタリーベース)を調べてみたんだけど、
今日(2010年9月)に至るまでほぼ8倍で推移していた。

平均8.10 標準偏差0.160 最大値8.40 最小値7.82

日銀は信用乗数をターゲットにしているのだろうか?
つまり、M2の伸びに応じて、信用乗数が8倍になるようにマネタリーベースを増やしているのだろうか?

85 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/16(土) 17:02:56
>84
さすがにそれはどうだろう?
マネーサプライの伸びも低調だし金融緩和を殆どしなかったから、必然的に信用乗数はさほど変動しない。
日銀が何もしていない結果の一つの反映でしかないのでは?

時系列でグラフに書いてみてマネタリーベースがM2を追っかけてたら話は別。
書いてみたら?

86 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/16(土) 17:37:02
マネタリーベース-M2

マネタリーベース-信用乗数


ターゲットにしていると言うよりは、嫌々ながら緩和するときには、信用乗数7.9倍を下回らない程度に緩和してるって感じだ。

http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/eco/1286981834...より。
ありがとうございます。



477 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [] :2010/10/06(水) 15:18:51
日本銀行時系列統計データ検索サイト
 http://www.stat-search.boj.or.jp/index.html
統計局ホームページ
 http://www.stat.go.jp/
政府統計の総合窓口
 http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/eStatTopPortal.d...
Economagic.com
 http://www.economagic.com/

860 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [] :2010/10/26(火) 08:13:12
国民経済計算(93SNA)の基礎
 http://www.esri.go.jp/jp/tie/hamada/hamada_t1.pdf
 http://www.esri.go.jp/jp/tie/hamada/hamada_t2.pdf
 http://www.esri.go.jp/jp/tie/hamada/hamada_t3.pdf
国民経済計算 SNA http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/menu.html
国際収支統計   http://www.boj.or.jp/theme/i_finance/bop/
「国際収支統計」の解説 http://www.boj.or.jp/type/exp/stat/exbs02.htm

財務省 国際収支状況(報道発表資料)
月次・四半期資料 http://www.mof.go.jp/1c004.htm
財務省貿易統計  http://www.customs.go.jp/toukei/info/index.htm



478 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [] :2010/10/06(水) 15:21:22
経済指標発表予定
 http://www.foreland.co.jp/marketreport/calendar_de...
今週の指標
 http://www5.cao.go.jp/keizai3/shihyo/index.html
第50回 経済データ 日本編[top]
 http://www2.kumagaku.ac.jp/teacher/~sasayama/macro...
第51回 経済データ アジア編[top]
 http://www2.kumagaku.ac.jp/teacher/~sasayama/macro...
第52回 経済データ ヨーロッパ編[top]
 http://www2.kumagaku.ac.jp/teacher/~sasayama/macro...
第53回 経済データ アメリカ編[top]
http://www2.kumagaku.ac.jp/teacher/~sasayama/macro...

各国市場サマリー
 http://jp.reuters.com/investing/news/forex
Asian Markets News
 http://www.reuters.com/finance/markets/asia
bloomberg.co.jp
 http://www.bloomberg.co.jp/
bloomberg
 http://www.bloomberg.com/
長期金利の決まり方……将来の「予想」が大事
http://www.boj.or.jp/type/exp/seisaku/expchokinri....

まず、長期金利は短期金利とは決まり方が違う。

短期金利の代表は、無担保コールレート(オーバーナイト物)だが、これは日本銀行の金融調節によってコントロールされている。
また、オーバーナイト物より少し長い短期金利(1週間や1か月の金利)もオーバーナイト物に強く影響される。
つまり、短期金利は、基本的にその時点の金融政策の影響下にあるのだ。
一方、長期金利は物価安定予想が支配的な時の方が、債券がよく売れて高い値がつく、すなわち、長期金利は低い。
逆に、インフレ昂進予想がある時の方は、債券が売れないから値が低い、すなわち長期金利は高い。

円高問題(実質実効為替レート)


907 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/26(火) 15:03:06
実質実効為替レートとは物価を加味したレート
端的に言えば、1ドル100円で5年後レートは変わらずアメリカは10%インフレになったと仮定すると、
アメリカはインフレ10%だから110円に値上げできることを為替に加味したのが実質実効為替レートです。
これはレートが1ドル110円になった円安と同義だと解釈してるのです。

ところがアメリカが年率2%のインフレだからといって日本車や家電製品の価格を値上げて販売してるってのは寡聞にして聞いた事がありません。
これではまるで実質実効為替レートは絵に描いたモチに等しく意味がないに等しい。

100歩譲って、95年(79円75銭)より今の円高のが楽だよねってのは、単に賃金デフレが進んだから企業には楽かもしれないってことを意味してるだけで
賃金カットされたほうの国民のほうは今のほうがむしろ苦しいってことになる。
かように実質実効為替レートの算定はかなりおかしい。
そして国民の実感からほど遠く、国民を欺くための統計マジックにしか思えない

実質実効為替レートではたいした円高ではないと言う奴は、もっと賃金デフレ余力があると言っていることになります




旧実効為替レート(名目・実質)の解説
http://www.boj.or.jp/type/exp/stat/exrate.htm

実効為替レート(名目・実質)の基本的な考え方
実効為替レートは、特定の2通貨間の為替レートをみているだけでは分からない為替レート面での対外競争力を、単一の指標で総合的に捉えようとするものだ。
具体的には、円と主要な他通貨間のそれぞれの為替レートを、日本と当該相手国・地域間の貿易ウエイトで加重幾何平均したうえで、基準時点を決めて指数化する形で算出する。
これが名目実効為替レート。

また、対外競争力は、為替レートだけでなく、物価の変動によっても影響を受ける。
例えば、日本の名目実効為替レートが不変でも、貿易相手国・地域の物価上昇率が日本の物価上昇率を上回っている場合には、日本の相対的な競争力は好転する。
こうした点を考慮に入れた物価調整後の実効為替レートが実質実効為替レートだ。
具体的には、円と主要な他通貨間のそれぞれの為替レート(名目為替レート)を、当該相手国・地域の物価指数に対する日本の物価指数との比を乗じて実質化(実質為替レートを算出)した上で、それぞれの実質為替レートを貿易ウエイトで加重幾何平均して、基準時点を決めて指数化する形で算出する。

金融緩和したら長期金利は上がるか?


http://toki.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/12829668...
792+1 :786(規制のため代行レスです。) [] :2010/10/02(土) 23:28:06 ID:rJ0MA2c6 (2/2)
>787
過去の歴史を見れば、是清やら元文の改鋳、バーナンキやらで証明されています。

白川総裁は「財政法は人類の英知、国債の長期金利上がっちゃうよ、ふふっ」と述べておられますが、
是清の政策後長期金利は下がっていることが証拠として記録に残っています。
バーナンキ-samaも金融緩和してますが「長期金利が上がって困っている」という話は聞いていません。

そーす:P.86図7イールドカーブ(1931.1−33.1)
http://www.imes.boj.or.jp/japanese/kouen/ki1004.pd...
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/12973/storage/126693...
''消費税率を上げて、総税収は本当に上がるのか? 【日曜経済講座】編集委員・田村秀男 増税は日本たたき売り誘う
http://tamurah.iza.ne.jp/blog/entry/1662772/allcmt...

日経新聞のNEEDS日本計量経済モデルを使い、将来のGDP等を予測してみました。
「今は消費税増税を議論する時ではない」 2010-6-23 小野盛司(日本経済復活の会 会長)
http://mp-j.jp/modules/d3blog/details.php?bid=153

http://twitter.com/smith796000/より転載しています。上念さま、ありがとうございます。

消費税は三重に逆進的である-小飼 弾  http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51468149...
消費税の逆進性とその緩和策 - 橋本恭之 http://www.jbaudit.go.jp/effort/study/mag/pdf/j41d...


日本の財政赤字の実質負担は軽い http://d.hatena.ne.jp/kmori58/20100703/p1
【中川秀直】1217都内「デフレ下の増税に反対」 http://www.youtube.com/watch?v=ldjhOZh8rTM

消費税を上げても総税収が上がらないと思われる統計
渦アレさんから快く転載許可をいただきました

この表はもともと財務省の表が元なんですが、財政再建のためには
「増税が必要だ」という嘘に近いものが、財務省の表によって証明されています。
http://ow.ly/i/cT0J/original


では、財政再建の対案はなにかと言われると、やはりインフレ誘導による名目GDPを増やすことしか有りません
http://tacmasi.blogspot.com/2011/05/gdp.html 
この方の主張を自己流に改変して表計算ソフトで計算してみました

税収弾性値が2%(名目GDP1%上がるにつき税収が2%上がる)の前提で試算しました
(実績値の低めの値を選択)
名目成長率 5%で政策誘導すると80年後には国債がゼロになります(実際は0にする必要はありません)

初期GDP 480兆 名目GDP成長率5.00%(実質成長率2.00% インフレ率3.00%) 初期国債残高 920兆 金利6.00%

年 GDP 税収 利払い 歳出  PB黒字 国債増加額 国債残高 比率
1 504.00 50.40 55.20 73.08 -22.68 77.88 997.88
2 529.20 52.92 59.87 74.54 -21.62 81.50 1079.38
3 555.66 55.57 64.76 76.04 -20.47 85.23 1164.61

75 18639.69 1863.97 448.57 316.39 1547.57 -1099.01 6377.08 0.34
76 19571.67 1957.17 382.63 322.72 1634.44 -1251.82 5125.26 0.26
77 20550.26 2055.03 307.52 329.18 1725.85 -1418.33 3706.93 0.18
78 21577.77 2157.78 222.42 335.76 1822.02 -1599.60 2107.33 0.10
79 22656.66 2265.67 126.44 342.48 1923.19 -1796.75 310.58 0.01

 80年後、国債はゼロになります!!!!

より詳細な分析は本家にて
http://tacmasi.blogspot.com/2011/05/gdp.html

積極財政で成長率も高まり、国債の対GDP比も減ってゆくもうひとつの試算

日経のモデルによる経済予測 (No.7) 小野盛司
http://ajer.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-bd...

「デフレ脱却は数十兆円の景気対策を複数年間続けないと無理だと分かる。
特に50兆円の景気対策を続けた場合、はじめの三年間は赤字が拡大するが、それ以降はどんどん縮小してゆく。」

法人税減税の是非(あくまで雑談レベル)


945+2 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/22(金) 22:01:10
>931
リンクある?英文でもおK。

あと、法人税減税が景気浮揚に効果なんてないよ。そもそも利益部分への課税なんだから
投資意欲が旺盛なら借金の返済や設備投資で黒字は大きくならないからね。単に企業の
現預金が増えるだけにしかならないだろ。実際、消費税を増税して法人税を減税しても景気はよくならなかったし
財政収支も

(反論)
951+2 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/22(金) 22:15:49
>945
マイナス100がマイナス80になっても
依然マイナスなのだから意味が無いって類のミスリードだなw。
投資は金利やら何やらと比較検討されて
一番有利な所を探すんだから
法人税減税も、投資意欲増加の一つのポイントになる。

(再反論)
955 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/22(金) 22:21:10
>951
依然マイナスじゃなくて、法人税を下げて消費税を上げるとさらに景気を冷やすという話。
965 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/22(金) 22:34:39
>951
ミスリードじゃないしw

データ見ないとなんとも言えず。

リフレの是非議論の前に


基礎知識(教科書)
547 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/24(日) 18:14:15
断片を切り取ったマクロの批判に対してルーカス批判があり動学的という概念が導入されたのになぜかマクロ経済を批判するリバタリアンであるノビーがミクロ的基礎付けの議論を踏まえず静学で批判していると言うのがなんともやりきれない気持ちになるw
このページで現代マクロ経済学の変遷を扱った本をタダで読めるのでお勧め。
この本を復活してほしいんだけどな。否定派にも肯定派のも一読の価値がある。

http://www.gifu.shotoku.ac.jp/kkura/modernmacro0.h...
617 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/24(日) 22:24:08
(547に関連して)
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=41651
ちなみにこんなのもあったりする。あと気づいただろうけどこの著者自身は穏健ではあるが無政府資本主義者なのでバイアスもあるよ。


『クルーグマンマクロ経済学』要約集 (事務屋稼業さんの力作、教科書的なもの) http://d.hatena.ne.jp/JD-1976/20091206




矢野先生の経済論争をする時に前提条件をそろえることの重要性について(金融組織と金融市場(2010年度))
http://dl.dropbox.com/u/2260564/kinyu2010/kinyu_07...

■間違った経済論議を見抜く方法 by 浜田宏一

1、論理の筋道に飛躍がある。
 「国債残高800兆円。これを買い支えるのは無理だ。
外国人投資家が国債を売り浴びせると、日本の投資家もそれに追随し、
ハイパーインフレが発生する」
といった「風が吹けば桶屋が儲かる」のような論理の飛躍には要注意。

2、言っていることが矛盾している。
 「日本銀行がいくらおカネを刷ってもインフレにならない」という主張は、
「日本銀行が金融緩和をしすぎるとハイパーインフレが起きる」という主張と完全に矛盾する。
これらの主張を同時に主張する論者は、自家撞着に陥っているが、論者にはそういう自覚がない。
矛盾した主張を無自覚に繰り返す論者には要注意。

3、政策の政治的・実務的困難を強調する。
 まずファーストベストの政策を考えて、その後に、その政策が実現可能かどうかを考える、という手段をとるべき。
ハナから「政治的困難」、「実務的困難」を持ち出す論者には要注意。

4、政策の現状維持バイアス。
 当局が現在行っている政策に対して無批判に「百点万点」などと言う論者には要注意。
もちろん「ためにする」政策批判は慎重に避けるべきだが、
「物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資すること」を
「理念」としている政府機関(=日本銀行)が、「国民経済の健全な発展」に失敗している以上、「百点万点」はありえない。
安易な「お上性善説」には気をつけよう。

5、ビッグワードで語ろうとする。
 「歴史の必然」、「歴史的転換点」、「現代は〇〇の時代」といった
「スケールの大きなコトバ」を持ち出す論者には要注意。
「『歴史の必然』、『歴史的転換点』という根拠は?」と問い質していくと、
それらのコトバが、「空疎」であることが明らかになる。
 同様に「グローバル化の影響」、「資本主義の終焉」というコトバを持ち出す論者にも、要注意。

6、可能性の低いリスクを針小棒大に強調する。
 「金融緩和をしすぎるとハイパーインフレが起きる。
だから金融緩和はすべきではない」という議論が典型的。

7、違う物差しを持ち出す。
 「経済停滞からの脱出には何をすべきか」を議論しているときに、
「経済的な豊かさだけが本当の豊かさなのか」と言い出す。

■これが経済学のカンドコロだ by 浜田宏一

1、身の回り(ミクロ)では正しいことでも、国全体(マクロ)で考えるとおかしくなることがある。
  ミクロとマクロを区別しよう。

 コンビニのパンの値段がどう決まるのか、夏のボーナスはいくらかといった話はミクロの議論。
これに対して、モノ全体の価格がどう決まるのか、国民全体の給料がどう決まるのかはマクロの議論。
 それぞれについて、経済学では、ミクロ経済学、マクロ経済学という区別をする。
自分の給料を上げるのに役立つのはミクロの議論、国民の給料を上げるのに役立つのはマクロの議論とも言える。
だから「国のバランスシート(マクロ)を家計(ミクロ)にたとえると……」
といった話には気をつけよう。

2、名目と実質を区別しよう。
 私たちの暮らす経済はおカネ(貨幣)を用いる。
日本では円というおカネを使っている。
おカネの価値が上がることをデフレ、下がることをインフレと言う。
 おカネの価値が変化すると、モノの値打ちも「実質」的に変化する。
1個200円のグレープフルーツの値段が200円のまま値段が変わらなくても、
デフレでおカネの価値が上がっているときには「実質」的に値上げしているに等しい。
反対にインフレでおカネの価値が下がっているときは、値段が200円に据え置かれることは
「実質」的な値下げを意味している。
 貨幣表示の値打ちを名目値、貨幣価値の変化を考慮した値打ちを実質値と言う。
 「デフレでモノの値段が下がる」というのは「名目」に着目した議論。
デフレによって人々が消費する財やサービスで測った生活水準がどうなるかに着目するのが、
「実質」の議論にあたる。

3、フローとストックを区別しよう。
 フローというのは、一定期間内に「流れる」経済活動の量。
ストックというのは一定時点で「たまっている」経済量。
たとえば、昨年1年間で新しく貯蓄した金額はフロー、
これまでの合計貯蓄金額(残高)はストックとなる。
毎年編成される国の予算はフロー、特別会計に山積みになっている埋蔵金はストックとなる。

4、部分均衡と一般均衡を区別しよう。
 現実は複雑なので、議論するときにすべてをいっぺんに考えることはできない。
問題としていることを1つずつ取り上げ、「ほかの事情は一定とする」という仮定を設けてみる。
限定された一部のことだけを取り出して考えてみるというのが、部分均衡的な発想法。
 それに対して、取り上げる事象が全体とどう関連しているのかを考えるのが
一般均衡的な発想法。
 たとえば、「デフレでモノの値段が下がるから、デフレはありがたい」というのは、
「部分均衡」的な考え方と言える。
他方、デフレによって経済全体にどのような影響があるかを考えるのが
一般均衡的な考え方と言える。
 また、モノに対する需要と供給だけを考えるのではなくて、
おカネに対する需要と供給もあわせて考えるのが一般均衡的な考え方である。

5、固定相場制と変動相場制を区別しよう。
 昔の金本位制やブレトン・ウッズ体制のように、自国通貨と外国通貨の交換比率を
一定に定めるのは固定相場制。
戦後の日本も、ブレトン・ウッズ体制が最終的に崩壊する1973年までは固定相場制だった。
いまの日本は、原則として変動相場制である。
現在の中国のように米ドルに人民元を固定比率にしておく(ペッグする)ならば、
中国は米ドルに対しては固定相場制をとっていると言える。
 こうした違いは、普段は意識されないが、経済には大きな影響をもたらす。
たとえば、国際間の資本の移動が自由で、なおかつ固定相場制の場合には、
国内の金融政策で物価水準を動かすことはできない。
大不況・昭和恐慌があれほどひどくなった原因は、この固定相場制によって
金融政策の自由を失ったことにある。
現在の日本のように変動相場制を採用している場合は、国内の金融政策で物価水準を動かすことができる。

6、民間銀行と中央銀行を区別しよう。
 民間銀行にとっておカネ(貨幣)は「資産」になる。
それに対して中央銀行にとっておカネは「負債」になる。
 それはなぜかと言うと、中央銀行には民間銀行にない「通貨発行権」があるから。
中央銀行は発行したおカネをため込んでも仕方ない。
基本的におカネは外に出ていくので、帳簿上は「負債」側に記載される。
 「長期国債買い切り額を大幅に増やすのは不可能、日本銀行はそれほど巨額の資産を持っていない」
と主張した人もいる。
これは間違いであり、日本銀行が国債買い切りオペを大幅に増やしても、
日本銀行のバランスシート上では、資産の国債が増えて負債のおカネ(貨幣)が増える、
というだけのことである。

 日本の中央銀行である日本銀行(以下、日銀とする)が、その行動によって黙示的に採用していると推定される、あるいは、市場がそうであると信じられている政策 のことをいう。
 2000年8月に、日銀は、CPI(消費者物価指数)が前年同期比でマイナス基調を 継続している中、政府の反対を押し切ってゼロ金利政策解除を断行した。

この日銀の行動は、日銀がデフレ下であっても金融引締を行い、デフレを維持するとい う断固たる決意を印象付ける契機となった。
2000年のCPI(生鮮食品を除く総合消費者物価指数、コアCPI)前年同期比増減率(%)の推移は次のとお りである。
2000年1-3期-0.2、4-6期-0.3、7-9期 -0.4 、10-12期-0.5 。(←デフレは解消していない)また、GDPデフレーター(もう一つの判断基準)(2000年暦年基準)前年同期比増減率は、-1.7%減であった。

ゼロ金利解除後、一層デフレが悪化し、2001年には、量的緩和政策という名前に変えて政策金利をほぼゼロ金利へと引き下げざるを得なかった。
2006年には、デフレ脱却が確実になったとして、量的緩和政策を解除、続けて ゼロ金利政策を解除し、翌年には追加利上げも行われたが、未だGDPデフレーター は前年同期比でマイナスを続けている。
CPI(消費者物価指数:生鮮食品を除く総合)のプラス化 は、原油などの資源価格上昇による物価上昇を反映したものに過ぎず、今回も実質的デフレ状況で度重なる金融引締めが行われた可能性が高い。

2010年の予想インフレ率指標(BEI)が、マイナスなのは日本だけである。(デフレが続くと市場から思われているということ。)PDFの14ページに、日本、アメ、英、仏のBEI 将来10年の期待インフレ率のグラフがある。
日本以外は、最低でもマイナスになっていないで、今年6月には欧米は2%くらいに戻っている。しかし、日本はマイナス2%くらいだ。日本は、今後10年デフレが続くって予想されている。こりゃ、とんでもないことだ。
日本経済は恐慌になるって 予想されているに等しい。
http://www.mof.go.jp/singikai/kokusai/siryou/d2106...
http://www.bb.jbts.co.jp/data/index_bei.html
1、日銀総裁の年収は3492万円! 2、日本経済の長期停滞は日銀にあり! 3、金融政策を操る「無責任集団」を徹底検証する。
◎ 筆者より
1998年に日銀法が改正され、「日銀貴族」が誕生してから意図的とも言えるデフレ誘導が10年以上も続いています。
政府はこれまでに何度もデフレ脱却を要求していますが、日銀貴族たちはのらりくらりと言い訳ばかりしています。
しかも、国民を混乱させるような世論操作を行っている疑惑すらあるのです。
◎ 目 次
はじめに 
序章  「日銀貴族」誕生秘話  第一章 日銀貴族のトンデモ言行録 第二章 日銀貴族のトラウマ  第三章 日銀法を再改正せよ
おわりに
バーナンキFRB議長(アメリカの中央銀行)講演に対する誤解について http://d.hatena.ne.jp/Baatarism/20100529/127514776...

1、バーナンキ講演「中央銀行の独立性,透明性,説明責任」:導入部分 http://d.hatena.ne.jp/optical_frog/20100526/p1
2、バーナンキ講演「中央銀行の独立性,透明性,説明責任」:「透明性と説明責任」部分 http://d.hatena.ne.jp/Hicksian/20100526#p1
3、バーナンキ講演「中央銀行の独立性,透明性,説明責任」:結論部分 http://d.hatena.ne.jp/WASSHOI/20100526
バーナンキ「デフレを軽視するのは誤り」   http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20100405/Some_Tho...

透明性と説明責任(TransparencyandAccountability)
中央銀行の独立性は重要ではあるが、先にも触れたように、中央銀行の独立性は無条件で認められるものではない。
民主主義の原則は、政府の代理人(agent)という立場に置かれている中央銀行に対して以下のことを要求する。
つまり、中央銀行は、政府によって課された目標を追求する過程において説明責任を果たさねばらならず、
国民や政治家(選挙を通じて選ばれた国民の代表)の声に敏感であらねばならず、政策決定プロセスの透明性を確保しなければならない。
(FRBは失業率にも責任を持っている)
特に金融政策決定プロセスにおける透明性は、中央銀行の説明責任の一層の向上に役立つだけではなく、金融政策の有効性を高めることにもつながる。
将来的な政策方針や中央銀行のあり得る反応(様々な経済状況に対して中央銀行が政策的にどのような反応を見せるか)に関して透明性が高まることになれば、政策にまつわる不確実性が低減することになり、また、家計や企業が中央銀行の行動を予測しやすくなることで、金融政策が長期金利に及ぼす影響力が高まることになるからである。
そして、透明性の向上と(それに伴う)不確実性の低減とは、経済成長やインフレーションに対する中央銀行の影響力を高めることになるだろう。
 ちなみに、現在の日銀法は、目標の独立性まで日銀に与えており、バーナンキのいうように民主主義社会では正当化できないものだ。
この点を私はバーナンキ本人に説明したことがあり、彼も十分に承知している。

一部マスコミの報道では、政府がインフレ目標を日銀に要求することが、あたかも日銀の独立性に問題があるかのようであるが、目標の独立性と手段の独立性の違いを知らない不勉強によるものだ。

 世界のコンセンサスは、目標の独立性がないのだからインフレ目標を中央銀行が拒否すること自体がおかしいし、目標の独立性まで与えている日銀法そのものがおかしいのだ。
だから、政府がインフレ目標を日銀に求め、そのために日銀法改正をするのは、バーナンキのいう世界のコンセンサスに日本も合わせるだけなのだ。
また、バーナンキ議長は、量的緩和について、普通の金融政策と同じような効果があるので、手段の独立性を確保せよと論じていることも面白い。
日銀寄りのマスコミ報道では、これを政府から金融緩和策を求められる日銀への援軍と報じているが、そうではない。

今まで日銀は量的緩和の効果はないといってきたのに、普通の金融政策と同じ効果と言われたので、さぞ困っているだろう。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/2010...
リフレ政策ポータルWiki  http://wiki.livedoor.jp/reflation/

日本の長期デフレ                     http://d.hatena.ne.jp/nyanko-wonderful/20090908
インフレとデフレと景気に関するよくある質問集      http://d.hatena.ne.jp/koiti_yano/20091109
FAQ「デフレ以外にも問題があるんではないの?」   http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20091109
インフレ目標政策への批判に答える            http://www.rieti.go.jp/jp/special/policy_discussio...
リフレFAQ                         http://bewaad.sakura.ne.jp/archives/themebased/ref...
反反反デフレFAQ                   http://www31.atwiki.jp/anti_deflation/pages/14.htm...
デフレFAQ(リフレ派版)                 http://anond.hatelabo.jp/20091109201234
デフレ脱却に向けた対応                http://d.hatena.ne.jp/kuma_asset/20100526/12748823...

経済コラムマガジン                    http://www.adpweb.com/eco/
日本経済常見問題                    http://www29.atwiki.jp/j-economy/
円キャリーに係るリフレ政策主犯説への反論、あるいは金利平価の初歩的な解説  http://d.hatena.ne.jp/bewaad/20081028/p1
原油価格高騰(コストプッシュ型インフレ)についてバーナンキが一言  http://d.hatena.ne.jp/koiti_yano/20080130
日本経済 コストプッシュインフレへの対応      http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/monthly/pdf/...
「金融緩和で解く」資源高騰下での日本の難問=エコノミスト  http://jp.reuters.com/article/forexNews/idJPnTK006...

●マクロ経済政策の再検討〜より高いインフレ目標値の検討〜   http://d.hatena.ne.jp/koiti_yano/20100215/p1
●勝手な解釈より本人の説明                   http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20100215#p2
                                  http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20100215#p1より引用

生産性上昇がGDPギャップを拡大した   その1 http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20100309/producti...
                          その2 http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20100310/producti...

債務問題はインフレですべて解決するなどと言うリフレ派はいない   http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20100318/Beckwort...

英文論文資料を集めているサイト

{night_in_tunisia様 hicksian様 Okemos様 Optical_frog様 svnseeds様 その他有志による海外文献の翻訳集積サイト
(頭が下がります。翻訳者募集しています。)}
「道草」 http://econdays.net/
「明暗」 http://reflation-jp.net/


リフレーションに関連する海外記事および論文集             http://www29.atwiki.jp/nightintunisia/pages/1.html

「心配のあまりデフレの危険性を見失ってはならない」 英フィナンシャル・タイムズ紙 6/9付 マーティン・ウルフ
Fear must not blind usto deflation’s dangers  By Martin Wolf       http://abetch.exblog.jp/10785475/

「時期尚早な財政緊縮の計画がグローバルなリスクを伴う理由」 英フィナンシャル・タイムズ紙 6/16付 マーティン・ウルフ
Why plans for earlyfiscal tighteningcarry global risks By Martin Wolf   http://abetch.exblog.jp/10822236/

価格粘着性の経済学 Nick Rowe http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20100711/rowe_on_...
完全競争と労働賃金の粘着性、独占的競争と物価の粘着性、不況と貨幣への超過需要

マッカラムの「五つの誤解」論文をドラエモンが読む http://economy.servebbs.net/index.php?f=view&no=21

[経済]岡田靖さんの読書リスト http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20100710#p1
Twitterで忘れないうちに、岡田さんの読書リストを覚えてる範囲で書きとめたけど、これはそれをまとめたもの。 日本のリフレ派の著作は基本的に省略。

イチゴbbs 経済板 http://www.ichigobbs.org/economy/
イチゴbbs まとめログ http://ichigobbs.ath.cx/
マンキュのマクロ経済学4版 http://homepage1.nifty.com/gujyo-economic-res/mank...
himaginaryの日記  http://d.hatena.ne.jp/himaginary/
Irregular Economist 〜hicksianの経済学学習帳〜 http://d.hatena.ne.jp/Hicksian/
P.E.S http://d.hatena.ne.jp/okemos/
Economics Lovers Live http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/
マーケットの馬車馬 http://workhorse.cocolog-nifty.com/blog/
Abetch http://abetch.exblog.jp/
事務屋稼業 http://d.hatena.ne.jp/JD-1976/
山形浩生 の「経済のトリセツ」 http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/
DeLta Function http://d.hatena.ne.jp/nyanko-wonderful/
ハリ・セルダンになりたくて http://d.hatena.ne.jp/koiti_yano/
徒然なる数学な日々  http://mathdays.blog67.fc2.com/
落書帳 http://yanagibashi.blogspot.com/
松尾 匡 の ペ ー ジ http://matsuo-tadasu.ptu.jp/index.html
Baatarismの溜息通信 http://d.hatena.ne.jp/Baatarism/
フィリッピンから見た日本 http://philnews.seesaa.net/
シェイブテイル日記  http://shavetail.blog99.fc2.com/
高校生からのマクロミクロ経済学入門 http://abc60w.blog16.fc2.com/

Greg Mankiw's Blog「Random Observations for Students of Economics」 http://gregmankiw.blogspot.com/
(クルーグマン本人のサイト)    http://krugman.blogs.nytimes.com/

9、日銀総裁発言


日銀総裁と経済パフォーマンス 片岡剛士氏  http://synodos.livedoor.biz/archives/1457704.html より表を引用


「財政バランスが悪化して、最終的に借金を返す方法がもうインフレしかない、
インフレを許容するような金融政策を中央銀行がやると皆が思い始めれば、金利は直ちに上がっていく」と述べ、財政再建と物価安定が大事だと強調した。
(景気沈滞の時に財政再建をするとさらに景気が悪化します。まずは景気回復が先ではないですか?)
白川総裁はその上で「一番怖いのは、物価が上がって、最初の原因は海外のコスト高でも、いったん物価が上がると、
今度はそれを見て将来も物価が上がるという見通しを人々が持ち、そうした見通しに基づいて賃金が上がっていくと、
2次的、3次的物価上昇が生じてくることだ」と指摘。「そうしたことがないようにしなければならない」と述べた。
(賃金が上がると民間消費は増えますよね。それがいけないんですか?景気を良くしたくないんですか?)

白川総裁は「最終的に物価が上がっていくのを抑えるのは中央銀行の金融政策だ。(景気がデフレのお陰で沈滞していたら物価安定も意味が無い・・)
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003001&si...

須田美矢子日銀審議委員挨拶「私も物価の安定を数値で問われたら、「理念的には物価上昇率がゼロ%」と答えるでしょう。」
(経済が発展するんならそれもいいんでしょうが・・・実際は)
http://www.boj.or.jp/type/press/koen/ko0502a.htm
2010年8月31日金融政策会合で須田委員のみ、円高対応の緩和を反対した。
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A...
須田委員の反対理由「バブルの温床になりかねない」←今デフレなんですが、いつインフレになってバブルになるんでしょうか?

538+3 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [] :2010/10/11(月) 14:11:28
>525
しかしこれひどいな。
いつもひどいけど海外出張で浮かれてるのか、白川節炸裂だ。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17...

・国債買わないための奇策を自画自賛
・デフレ下で構造改革論
・最後のバブル懸念の話が一番長くて熱が入ってる
「現在の経済状況を踏まえると、異例の緩和的な金融政策を継続する必要がある」とし、日銀が5日に発表した国債や指数連動型上場投資 信託(ETF)、不動産投資信託(J─REIT)などの買入れを含む包括的な金融緩和策を紹介。 その上で「緩和的な金融政策は必要な政策措置だが、それだけでは問題を解決することはできない。構造改革が不可欠」とも強調した。  一方、「緩和的な金融政策が新たなバブル発生の一因となる可能性も否定できない」と指摘。(以下延々略)

634+1 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [] :2010/10/11(月) 20:21:22
訪米中の白川方明日銀総裁は10日、国際金融協会(IIF)で講演し日本のバブル崩壊以降の経験を踏まえ、
金融緩和だけでは問題は解決できず景気の本格回復にはバブル期に蓄積された過剰を一掃する構造改革が不可欠との持論を述べた。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17...
白川は清算主義者であることを宣言

921+2 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [] :2010/10/26(火) 16:44:00
山口 広秀 日銀副総裁
銀行券ルールについて日銀内部のルールというだけでなく、そのような考え方を明確にして市場の安定化を目指す上で
大事、国債買い入れが財政面に対する日銀によるファイナンスと誤解を呼び起こせば市場にかく乱的な影響を及ぼす可能性が高い。 

野田忠男 長期国債買い入れオペが財政ファイナンスと誤解され、長期金利が上昇するリスクがあるということに十分注意しなければならい

922+1 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [] :2010/10/26(火) 17:07:10
他に安全な投資先がない状況で長期国債のファイナンスは長期国債の安定消化の裏付けになり、足元は返って長期金利を
下げる圧力となる・・・が、正解。

923+1 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/26(火) 17:13:28
>922
10月5日の包括緩和が発表された途端に長期金利は大きく下がって1%を割り込んだ

924 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/26(火) 17:13:50
>921 野田忠男 長期国債買い入れオペが財政ファイナンスと誤解され長期金利が上昇する      リスクがあるということに十分注意しなければならい
こんなのインタゲで解決できる問題じゃんw

925 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [mail] :2010/10/26(火) 17:14:20
デフレのリスクには注意しないんだよな。

926 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/26(火) 17:24:22
ターゲット設定すると責任が発生するからそれは嫌ってことだろ。外から変えるしかないよこんなバカ組織。

927 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [mail] :2010/10/26(火) 17:34:02
そのくせ「フレキシブル・インフレ・ターゲティング」とか言葉だけは利用してる。やらないくせに。

929 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/26(火) 17:36:10
>923
理屈では>>921の野田さんが言うように、長期金利が上がるはずなのに
なんで下がったんだろうな?







金融関係者の反リフレ論について (金融関係者の意見は利害当事者なので差し引いて読む必要があります)
http://d.hatena.ne.jp/Baatarism/20091128/125939616...

10、■国民経済よりも政府へのけん制重視な日本銀行?

 昨年度の消費者物価指数が過去最大の下げ幅であったという記事はいまさらながら日本のデフレの深刻さを印象づけたろう。
しかしそれは拙著『デフレ不況 日本銀行の大罪』や岩田先生の『日本銀行は信用できるか』、高橋洋一氏の『この金融政策が日本経済を救う』を読めば明瞭なように、
日本銀行が事実上準備し、そしてリーマンショックに先進国では異例なほど「なにもしなかった」ことの反映にすぎない。当然の帰結である。
 ところで昨年の12月からわが国の中央銀行の迷走ぶりは深刻な度合いを増してきた。
ともかく政治的な圧力があれば、日本銀行の解決策は、1)首相とのトップ会談の設定、2)市場への相変わらずのリーク、3)外国やテレビで総裁自身が、なんの客観性もない(先進国の中でただひとつデフレなのに)インフレ目標を越えた政策などと自慢する、という正直、怒ってるのだか、日銀自体が迷走しているのだかわからない展開になっていた。
そして今回は「構造問題」に手を突っ込むとロイターで論評されている間接的な産業政策への支援を行うようである。

ここでこの政策の注意点はもろに政府へのけん制がキ―だということだ。
いわば「日本銀行への批判勢力」があるとして、それらが執拗に政府と日本銀行の協調、ありていにいえば日銀に資金を出してもらい(=長期国債引き受けなど)、
財政的余剰を拡大させるという主張へのけん制である。
この民間銀行が成長部門に融資する際に資金提供を行うということは、要するに政府との「協調」「アコード」を否定し、日銀自身の裁量でそのような「財政政策」を担うという判断であろう。
経済的効果よりもここは日銀の政治的効果重視の姿勢を見たいと僕は思う。◇ もしそのような積極的な「財政政策」の肩代わりを望むのであるならば、従来の日本銀行法では不十分であろう。
雇用の最大化を求めるとか、より政府との連動を重視し、そのガバナンスが政府機能の代替・補完であることを強調するような形で、法律を見直すことが今後重要になるだろう。
なぜならば明確な政府機能の肩代わりを、政府との公的な協議や承認のないまま行うのはあまりにリスキーだからだ。早急に政府の日本銀行法の改正が求められる。(後略)
http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20100501#p1 より転載

『クルーグマンマクロ経済学』要約集 (事務屋稼業さんの力作、教科書的なもの) http://d.hatena.ne.jp/JD-1976/20091206

「気分はもう30年代」"That ’30s Feeling"(June 17, 2010)            http://d.hatena.ne.jp/optical_frog/20100618/p1
私がなぜファースト・ベストの政策を諦めてサード・ベストに辿り着いたのか    http://d.hatena.ne.jp/okemos/20091114/1258163096
AEAでのレクチャー 「危機」                          http://d.hatena.ne.jp/okemos/20100104/1262603755

ケインズも仰せのように「長期的にみると、我々はみな死んでしまう」んだよ    http://d.hatena.ne.jp/Hicksian/20100629#p1

「しかしながら、この長期なるものは現下の問題に取り組むにあたってはミスリーディングな指針である。
長期的にみると、我々はみな死んでしまう

嵐の最中にあって、経済学者に言えることが、ただ、嵐が遠く過ぎ去れば波はまた静まるであろう、
ということだけならば、彼らの仕事は他愛なく無用である。」
ケインズ 説得論集 (単行本)


独占インタビュー 
ノーベル賞経済学者 P・クルーグマン 「間違いだらけの日本経済 考え方がダメ」
2010.08.20
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/994
今年後半、二番底の可能性がある。
日銀が「インフレなどとんでもない」と言い続ければ、日本は破産する。
消費税アップのタイミングはこの大不況真っ只中の時ではない。
日本はアメリカより深刻な不況にあることを理解すべきだ。
財政赤字の問題を優先させれば、デフレ・スパイラルを加速させるだけである。

菅首相は一刻も早く消費税アップに向けた議論を始めたがっている。
しかし、舌鋒鋭い「闘う経済学者」はこう言った。
「急ぐ必要はない」と。
財政再建よりも先に、日本がまずなすべきこととは―。


「日本のはまった罠(トラップ)」  http://cruel.org/krugman/japtrapj.html  (クルーグマンのとんでもないがすげー説得力のある論文。これがホントなら……)
「日本の流動性トラップ:追記」   http://cruel.org/krugman/liquid-j.html   (前のやつのFAQ)
「日本:まだはまってます」     http://cruel.org/krugman/japtrap2j.html  (もっと簡単な枠組みで流動性トラップを説明)
「経済を子守りとしてみると。」   http://cruel.org/krugman/babysitj.html   (クルーグマンがよく使い回す文章で、ためになります) 
「経済合理性と不動産不況」      http://cruel.org/krugman/krugre.html  (子守とはちがう不況の説明。これも大事)
「復活だぁっ! 日本の不況と流動性トラップの逆襲(pdf)」   http://cruel.org/krugman/krugback.pdf
(地域振興券も、不良債権処理も無意味であることを証明!流動性トラップを逃れる別の方法の示唆など必読の怖い論文)
以上 http://cruel.org/jindex.html より

Competitiveness- A Dangerous Obsession http://infoshako.sk.tsukuba.ac.jp/~takasaki/Teachi...
国債競争力-危険な執着。

http://krugman.blogs.nytimes.com/  (クルーグマン本人のコラム)

12、バーナンキの背理法

  バーナンキの背理法は、2001年ごろから主として日本のインターネット上で話題となった俗説である。
バーナンキは、デフレ不況に陥った後も、ゼロ金利下でデフレ克服に向けて有効な手だてを施せない日本銀行の金融政策を批判し、自らの論文においてリフレ政策の有効性について、以下の例え話を記した。

 「もし、日銀が国債をいくら購入したとしてもインフレにはならない」と仮定する。すると、市中の国債や政府発行の新規発行国債を日銀がすべて買い取ったとしてもインフレが起きないことになる。そうなれば、政府は物価・金利の上昇を全く気にすることなく無限に国債発行を続けることが可能となり、財政支出をすべて国債発行でまかなうことができるようになる。つまり、これは無税国家の誕生である。
しかし、現実にはそのような無税国家の存在はありえない。 ということは背理法により最初の仮定が間違っていたことになり、日銀が国債を購入し続ければいつかは必ずインフレを招来できるはずである。

バーナンキ背理法批判へのバーナンキからの“回答”   http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20100406/Some_Tho...

通貨供給を増やせ
健全な経済の回復への最も確実な方法は、通貨の伸び率を増やし、金融引き締めから金融緩和に移ることだ。
通貨の伸び率を黄金の1980年代のそれに近づけ、それと同時に今度はやり過ぎないように気をつけることである。
金融と経済の改革が大いに必要とされているが、そうした金融政策はそれらの改革の非常な助けとなるだろう。

日銀の擁護者は、「どうやって? 日銀は公定歩合を既に0.5%にまで下げた。通貨の量を増やすためにこれ以上何ができるのか?」と言うだろう。

その答は簡単だ。
日銀は公開市場で国債を買うことができる。対価は通貨、もしくは日銀の当座預金だ。すなわち、経済学者がハイパワードマネーと呼ぶものである。
そうした対価の大部分は商業銀行に支払われ、準備預金を増やし、貸し出しや公開市場買い付けによって負債を拡大することを可能にするだろう。
たとえ銀行がそうしたことをしなくても、通貨供給は増加する。

日銀がその気になれば、どこまでも通貨供給を増加させることができる。高い通貨の伸びは、いつも通りの効果を発揮する。
1年もすれば、経済はより速く拡大しているだろう。
生産が伸び、それから少ししてインフレ率も適度に上昇するだろう。
1980年代後半の環境に戻ることは、日本を再活性化させ、他のアジア諸国の助けにもなるだろう。

金利の誤謬
当初、高まった通貨の伸びは短期金利をさらに引き下げるだろう。しかしながら、景気が回復するに連れ、金利は上がりはじめるだろう。
これは標準的なパターンであり、金利を見て金融政策を判断することがなぜとてもミスリーディングなのかを物語っている。
一般に低金利は、日本のように金融引き締め気味であったことを示し、高金利は金融緩和気味であったことを示すのである。
http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20091112/friedman...


14、中央銀行とは?  

何が銀行を中央銀行たらしめるのか?  http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20091102/what_mak...
何が銀行を中央銀行たらしめるのか? という問いに対し、NickRoweが、それは通貨の発行権などではなく、負債の換金義務を負わないことである、と論じている。

なぜ中央銀行は資産を保有するのか? http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20091103/why_do_c...
 NickRoweは、中央銀行が資産を保有する理由について論じている。
彼は、その理由に関する誤った説明として、発行する紙幣の通貨価値を裏付けるため、という考えを槍玉に挙げている。

「お金であること」を保証するもの(前編)   http://workhorse.cocolog-nifty.com/blog/2005/05/po...
「お金であること」を保証するもの(後編)   http://workhorse.cocolog-nifty.com/blog/2005/05/po...
日銀政策委員の面々   http://special.reuters.co.jp/contents/boj/index.ht...
Menzie Chinn:大不況後のマクロ経済学講義  http://d.hatena.ne.jp/okemos/20091218/1261106571

15、★デフレがむしばむ日本経済 GDP回復も「名」「実」逆転続く

内閣府が15日発表した2009年10―12月期の国内総生産(GDP)統計は、日本経済をむしばむデフレ圧力が再び勢いづいていることを浮き彫りにした。
物価全体の動きを示すGDPデフレーターは前年同期比マイナス3.0%で、一期前の7―9月期(マイナス0.6%)から下落率を5倍に拡大。
物価下落のすそ野も国内需要から、海外との貿易取引を通じた需要全体に広がった。
マイナス3.0%というGDPデフレーターの下落幅は過去最大だ。
09年7―9月期までは、08年央の原油高の反動安が統計的にはGDPデフレーターを押し上げる方向に働いていたが、
10―12月期以降は反動安の効果が薄らぎ、つっかい棒を失ったGDPデフレーターは一気に下落幅を拡大した。
昨年10―12月期の日本のGDP増加率は名目値が0.2%増と3四半期ぶりのプラスに戻った。
だが「(名目成長が実質を下回る)名実逆転を解消しない限り、中長期の安定成長は望めない」
(みずほ総合研究所の中島厚志チーフエコノミスト)。
言い換えれば、デフレ脱却なくして成長の土台は築けない。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100215ATFK1500...

16、■[懲りない人たち]池田信夫・池尾和人(池池コンビ)の発言チェックリスト     http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20100214#p1/


脱デフレ派(リフレ派)=岩田規久雄、若田部昌澄、田中秀臣、飯田泰之、原田泰、勝間和代、上念司など
反リフレ派=池尾和人、池田信夫、城繁之、藤沢数稀、小幡績など
'Nobuo 香ばしいリンク集 (どうか、ノブヲの香ばしい言動を認知されましたら、このページの方にたれこんでください。モチベーション向上になります)
http://mywiki.jp/erickqchan/Nobuo+%8D%81%82%CE%82%...

17、浜田宏一イエール大学教授よりのメッセージ

http://blog.guts-kaneko.com/2010/03/post_509.php より引用

(1) ゼロ金利に近いところでは、貨幣と短期国債はほとんど同じものになるので、日銀の定例会合で議論されるような短期国債買いオペはほとんど効果がない、
長期国債、CP、さらに株式など貨幣と性質の違う資産を買って初めて効果がある。
つまり「広義」の買いオペが必要である。

(2) その意味で、3月の定例会合は、日銀が短期オペという効かない薬を使って、「効かない、だから金融政策いっぱんも効かないんだ」という口実の「演出」をしているという
「産経新聞」等の記述は正しい。

(3) その意味で外貨を買うのはもっとも有効な政策手段である。
現行法の元では財務省の権限だが、それに協力しないような政策(通常「不胎化政策」とよばれる)を日銀が慎む必要がある。
福井総裁は溝口大介入にかなり協力的であった。

(4) 広義の買いオペでも、為替介入でもほとんど同じ目標が達成できるが、為替介入のほうが直接効果がある。
問題はたとえばアメリカに対する外交的配慮である。
アメリカは日本の為替介入を現在好まないと思うが、その辺をうまく交渉するのが外務省(そして財務省)の存在理由である。

(5) たとえば、リーマンショック以前の110円の水準に戻すのが望ましいと思う。介入の意思ありと宣言するだけでも、ドル市場に影響が及ぶ。

(6) 日本は輸出大国だから被害が大きいという総裁講演も間違い。それなら円安政策がより強く効くはず。

18、浜田宏一教授から白川日銀総裁への公開書簡


伝説の教授 日銀総裁を叱る!
白川君、間違った金融政策が国民を苦しめていることを自覚してください

 本書は、経済評論家の勝間和代氏が、イェール大学教授浜田宏一先生から経済学の特別講義を受けたときの模様を収録した講義録です。

 浜田先生は、日本経済が長期にわたるデフレ不況から抜け出せず、多くの国民が苦境にあえいでいる現状を、心から憂えています。
そして、その真の原因は日本銀行の間違った金融政策であると指摘しています。

 これを何とかただすべきだという強い思いに駆られ、浜田先生は、かつての教え子である白川方明・日本銀行総裁に対して警告と助言を
与える公開書簡を執筆しました。書簡全文は、『伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本』に収録されています。

http://www.toyokeizai.net/shop/etc/legend.php

Profile: 浜田宏一(はまだ・こういち)
1936年生まれ。東京大学の法学部と経済学部を卒業し、在学中に司法試験に合格し、現日本銀行総裁の白川方明氏に経済学を教え、いまでもアメリカの名門イェール大学
経済学部で教鞭をとり続けている「伝説の教授」。国際金融論の分野で世界的な業績がある。内閣府経済社会総合研究所所長、理論・計量経済学会(現・日本経済学会)会長、
法と経済学会会長など、政府や学界の要職を歴任。
http://www.asahi.com/business/topics/column/TKY201...

 スイスは、昨年3月から10月にかけて1%程度のデフレにあった。
東欧諸国向けなどスイスフラン建て貸し出しのリファイナンスのための資金需要が強く、
スイスフランの実質実効レートは、グローバルな金融逼迫(ひっぱく)が発生して以来、10%も上昇している。
欧州中央銀行(ECB)が金融拡大策を実施するたびに、ユーロからスイスフランへの資金乗り換えとスイスフラン高が発生した。

 スイス中央銀行は、ECBを通じてポーランドなど東欧の中央銀行との間でスワップ協定を結び、
一時は600億スイスフランにも上る資金供給を行った。

 スイスでは、金融政策運営手段として、外国為替市場で介入する権限が中央銀行に与えられている。
デフレ圧力を回避し、国際競争力を強化するため、昨年3月以降、為替市場で大規模な介入政策が実施された。
事実上のゼロ金利、しかも銀行準備に関する目標もないので、介入資金を回収する必要がなく、基礎貨幣は倍近く増加した。

 名目GDP比率でみたスイスの介入規模は、2003年春から04年春にかけての日本通貨当局による「大介入政策」を上回っている。
30兆円を上回る「大介入政策」の時期に、日本銀行が当座預金残高目標を引き上げたこともあり、
介入資金の3分の1程度が市場に残った。
 昨年末にスイスの物価上昇率はプラスに転じ、今年は1%程度になる見込みである。
国の規模を上回る資産を保有する巨大金融機関のバランスシート問題が残る中で、
強力な介入政策の実施によって、スイスはデフレ克服に成功を収めた。
教訓は、市場から介入資金を回収しない介入政策は、デフレ克服に有効だということである。

812 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/06/29(火) 03:18:07 さん、有難うございます。38スレより転載します。

スイスではデフレリスクがほとんどなくなった、再燃すれば介入=中銀理事2010年 06月 28日 17:34 JST
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK8...
 [チューリヒ 28日 ロイター] スイス国立銀行(中央銀行)のダンティーヌ理事は28日、スイス
ではデフレリスクがおおむねなくなっており、スイスフラン相場の上昇にもかかわらず輸出は力強く推
移している、との認識を示した。
 同理事は、l'agefi紙とのインタビューで「現在はデフレのトレンドが実質的に消えている。金融政策
の効果に満足している」と述べた。
 輸出に関しては、輸出セクターの底堅い動きは満足できるものだ、と指摘した。
 また、デフレの危機が再燃した場合には、スイス中銀はフラン高を食い止めるため介入を行う、
との考えをあらためて表明した。

20、   33スレ>>310より 日銀の問題を話す時の簡単な説明法

  あるとき水道の水が出すぎて(バブル),住民が困っていると水道局はバルブを
締めて,水圧を急激に低下させた

 すると水が来るのが当たり前でなくなったので,みんな水を防災用に溜め込んで使わなくなった
水が出ない家もでてきたので,ある家から水を借りて政府が給水車(=公共事業)で
水を配ったが何年たっても水圧はあがらない

 水を借りた証文(国債)ばかり増えるし,給水車が来るところは決まっててけしからんという声も
あって給水車の仕分けもしてみたが干からびて死人が出る有様

みんな水を求めて体でも売りますって状態なのに,新政権は証文の枚数を減らすべきと言って,
体から絞ってでも一人決まった分水を返せ(消費税あげ)を打ち出した

 水道局をなぜか誰も問題にしないので見に行くと,なんとそこでは天下り先にだけ水源の井戸水を
流していた(短資会社や国債で運用する銀行)

水道局としては,井戸からもっと汲み上げて水道管に流すべきなのに,局長に独立性が認められて
からというもの天下り先へのパイプのみを大事にしてしまい,いまさら一般の水道に水を流すには
一度天下り先が干上がる工事をしないといけないので反対なのだった

それで,水は誰も飲みたがっていないとか,貯めた水があるのだからそれを工夫して飲めとか,
水を流すと貯めた水と一緒になって洪水になると言っている。
水道管にまともに水を流してから、洪水の心配があれば引き締めれば良いのに、なぜか誰も水道局を非難しない。

乾きが日常的になったので,もはや昔の潤いのある生活は忘れかけて,こんな苦しい生活では
子供すら生むのはアホだと思うようになってしまった
わかっている人は,水道局さえ改心してくれればと思いながら歯がゆく思っている。

政府の証文も,水道局が機能していれば出す必要はなかった。
あまりに大事にされた水なので評判が高くなり,いまや海外からこの水を買う者も増えて、ますます水道には水が流れない。
国民がたかが悪徳水道局のためにじたばた困っている それが今の日銀デフレ

21、 twitter集

■財政法第5条但書を発動し、国債の日銀引受によって日本国民全員に月2万円の「デフレ手当」を!
財政政策なので日銀が口を出す筋合いはない。
デフレ手当だからデフレが終わったら打ち切られるため、ハイパーインフレにはなりようがない。
コストはシニョリッジで賄うのでゼロ。
http://twitter.com/helicopter_muku/status/11614608...

■バイトちゃん昨日の名言「子供手当て、低所得者手当て、ホームレス手当て…。
日本は手当ての国になればいいんですよ。
みんなが手当てを貰っていれば「俺の税金をあいつらに使いやがって」なんて騒ぐ人も、
自分が同じだとわかるからいなくなる」うーむ恐るべし。
http://twitter.com/helicopter_muku/status/11572808...

■成長(金融緩和・景気対策)→再分配強化→効率向上(構造改革)この優先順位は譲れない。
http://twitter.com/helicopter_muku/status/12751693...
http://twitter.com/iida_yasuyuki/status/1275352359...

■大事なことなのでタグつけて再び言う。
成長(金融緩和・景気対策)→再分配強化→効率向上(構造改革)→財政再建。
この優先順位は譲れない。
各党、各政治家の採点もこのパターンに当てはめれば大筋で間違いないはず。
http://twitter.com/helicopter_muku/status/12937214...

■ベーシック・インカム導入→老後の不安が解消→貯蓄から消費へシフト→景気回復→収入増、というシナリオもあり得ます。
http://twitter.com/hikaru225/status/14324681668
■つまり、今の社会は私たちが望んだ通りに形成されています。未来の社会についてどう望むか、です。
<@duruta 安定した社会よりも自分だけの損得で考えて、猛反対する人は必ず残るはず。
そういう弱肉強食的な風潮が、これまでの社会の中で醸成されてきました。そこが超えられるかどうか
http://twitter.com/hikaru225/status/14324896597
そのとおり。意識しているかしていないかはともかく、個々人が物事を判断する際、何かを望む際、その判断・望みは、
個々人が拠って立つ利害体系&価値体系(イデオロギー・宗教等)の影響を受ける。

22、■政府紙幣発行の財政金融上の位置づけ―実務的観点からの考察―


(東京医科歯科大学教養部教授 財務総合政策研究所特別研究官 大久保 和正 2004年4月)
政府紙幣発行の効果を分析するには、(1)実質的に国債の日本銀行引受けであること、
(2)その国債が無利子永久であること、および(3)それ以外に生ずる効果の三つに分けて考えるとわかりやすい。
(1)については、日本銀行はその効果をいつでも相殺することができる。引き受けた国債を市中に売却するなどすればよい。
しかし(2)については、日本銀行の財務面に与える影響が大きく、日本銀行の業務の運営には大きな制約となる。
(3)は、政府紙幣は国の債務残高に含まれないという特徴や、政府が直接紙幣を発行する場合には一時的な現金の過剰状態が生じ、
その間に景気や物価に良い影響が及ぶ可能性があることなどを意味する。

政府紙幣の発行によって実現しようとする効果には、日本銀行が行おうとすればすぐにでもできることが含まれている。
たとえば、現状においても日本銀行が必要と思えば国債を市中から買い上げることによって
実質的に国債の引受けと同じことをすることができる。また、現金の一時的過剰状態は、日本銀行券を支払手段に使うことによっても実現しうる。
したがって、政府紙幣発行の提案が登場する背景には、政府からみて日本銀行がやるべきことを十分にしていないという認識が潜んでいると考えられる。
そのように考えていくと、日本銀行の機能をどう考えるか、政府と日本銀行との関係はどうあるべきかという根本的な問題に突きあたらざるを得ない。
本稿の守備範囲を超えるが、政府紙幣発行の是非を議論する場合には、このような点について別途さらに掘り下げた議論が必要であると考える。
http://www.mof.go.jp/jouhou/soken/kenkyu/ron086.pd...

23、 格差是正策の例 (まずリフレが優先でそれと並立して行うものです。)


 ルーラ政権(ブラジル)の貧困層世帯向けの補助金、ボルサファミリア
2010年3月11日放送 テレビ東京 Newsモーニングサテライト    アメリカ大和証券 三栖健児さん
ブラジルには、2年前に行ったんですけれども、そのときよりも景気がいいなと感じました。
低所得者層向けと言われる大型ショッピングモールを見学したんですけれども、意外に安くないのに驚きました。
300万円の自動車、3万円のスニーカーなどが売られていて、それでも駐車場は満杯という感じで大盛況でした。
ルーラ政権の貧困層世帯向けの補助金、ボルサファミリアと言いますが、これによって、貧困層が中間層に底上げされてきているんだなあというのが実感できました。
こうした政府の施策は、当初単なるばらまきで、無駄カネになるんではないかと批判されていましたが、
今では、経済の大幅な落ち込みを防いで、いち早く景気回復した原動力と高く評価されています。
http://keibakeirin.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/...

ボールズ「格差は資源の無駄を生む」

不平等は米国がナンバー1であるための対価に過ぎないのでは?という問に対し
「それはほぼ確実に間違いです」とボールズはSFRに語る。「20年以上前は、大抵の経済学者は、
不平等は進歩という車輪の潤滑油に過ぎないと考えていました。しかし今は、この件の実証研究を
行なう人の間では、車輪に挟まった砂利と見なす考えが圧倒的多数派です。」・・・ボールズは
その核心的理由を次のように述べる。「不平等は軋轢を生み、軋轢は資源の無駄使いを生むのです。」
http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20100208/samuel_b...

24、■嘘ツキ(反リフレ派)とのバトルで判明したことをメモ。

1.国の資産は695兆円 ほとんどが埋蔵金(売れるもの)
2.国の借金純額は283兆円
3.戦後これだけデフレが続いている国は日本だけ
http://twitter.com/smith796000/status/13059892562
嘘1:国の資産は建物と戦闘機「だけ」という印象操作 (証拠→ http://ow.ly/1EA3b 16ページ) 
嘘2:「戦後デフレ経験してる国あるよ。英国」 (証拠→ http://ow.ly/1EA3c )この2つのウソは動かし難い事実。
http://twitter.com/smith796000/status/13060162460

■朝生で、財政危機問題で財務省は871兆円の借金がある、日本は破綻寸前だと強調しているが、
高橋洋一さんが、実は純資産が約600兆円あって、赤字は300兆円に過ぎない、と言った。
http://twitter.com/namatahara/status/13180198585
財務省は消費税を上げたいので、危機を煽っているのだと高橋さんは言った。
僕自身、財務省の宣伝に相当のっかている。高橋さんの指摘は重要である。
http://twitter.com/namatahara/status/13180244444

■財務省はとにかくプロパガンダが上手い。
政治家やマスコミへの懐柔が上手なんだろうな。菅直人まで落ちたかと思うと本当に手ごわい気がする。
あと高橋洋一先生の言うことは、重要では無くて事実です。
http://twitter.com/NeolibeDoctor/statuses/13186544...

@consumption_tax「朝生」での高橋洋一さんの発言によると、財務省は消費税を上げたいので危機を煽っているのだと。
国の借金860兆円に対して、田原総一朗氏が「僕自身、財務省の宣伝に相当のっかている。」とツイッターで発言。
菅大臣は財務省の情報操作に引っかからないように。
http://twitter.com/watanabekikuo/statuses/13183602...

■『世界一シンプルな経済入門 経済は損得で理解しろ! (飯田泰之)』を読んでない人が多いね。
不況には(1)実力不足型、(2)ギャップ型があると分類し、インフレで不況なら(1)、デフレで不況なら(2)と説明しています。
http://twitter.com/smith796000/status/12890166833

デフレの現状ではまず需給ギャップを埋めることが最も重要と書いてあるんですが、
あんまりちゃんと読んでいる人がいないので悲しいですね。
http://twitter.com/smith796000/status/12890227156

むしろ怖いのはこのまま日銀がデフレターゲットを続けてしまうことです。
飯田先生は同じ本で「ギャップ型不況を長く続けてしまうと、実力も失われていく」と言っておられます。
若年層の失業による職業訓練の不足はその端的な例です。これは最も深刻です。
http://twitter.com/smith796000/status/12890630884

何が問題で、どう解決すべきなのか、データや理論を無視したりこじつけたりしても何の解決にもなりません。
世界各国がリーマンショックで生じた需給ギャップを財政金融政策で埋めたという事実、
その結果デフレを回避しているという事実を重く受け止めましょう。
http://twitter.com/smith796000/status/12890759463
http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20100306/The_Grea...

本論文は、清滝=ムーア(2008)のモデルを拡張し、名目賃金と価格の摩擦を取り入れ、短期名目金利のゼロ下限も明示的に組み込んだ。
我々はこのモデルに対し、2008年の米国金融危機をほぼ正確に再現するショックを加えた。
ここでの我々の問題意識は、ゼロ下限によって金利引き下げができなくなった場合、政府が非流動的な民間資産を
流動的な政府負債に交換するという非伝統的な公開市場操作の効果はどの程度か、ということである。
我々は、その非伝統的な金融政策の効果が、ゼロ金利において大きなものになり得ることを見い出した。
我々のモデルシミュレーションは、そうした政策介入が、2008-2009年に大恐慌の再来を防いだことを示している。
そのゼロ金利における政策介入の効果を示したのが、以下に引用する論文の図10である。

これを見ると、ゼロ下限制約が無ければ金利は約-3.5%まで下がっていたことになる。
その場合、生産とインフレ率の低下は最大約4%であるが、それに政策介入を加えていれば、いずれも1%ほど改善していたことが分かる(赤実線;金利も-2%までの低下で済む)。
一方、ゼロ下限制約を取り込むと、何もしなければ生産は一割近く落ち込み、インフレ率も-8%に近づいてたことになる(青点線)。
政策介入のお蔭で、いずれも4%ほど改善する(青実線)。
つまり、ゼロ金利制約の下では、そうした制約が無い時に比べ、政策介入は約4倍の効果を持つのである。

また、論文では、極端なケースとして、ショックが2年ではなく(大恐慌や日本の90年代のように、8年間継続した場合のシミュレーションも行なっている。それが以下の論文の図8である。

この場合、政策介入が無ければ、生産は2割近く落ち込み、デフレは15%を超えていた。政策介入により、それぞれ5%前後の低下で済むことになる。
まさに政策によって大恐慌の再来というセカンドインパクトの虎口を逃れたことになるわけで、論文ではこれを「大脱走(The GreatEscape)」と呼んでいる。

26、国会議員が日銀総裁に国会でデフレの責任を問う国会中継ムービー

自民党(谷垣総裁、山本さんの足引っ張っちゃ駄目でしょ。)

山本幸三 自民党衆議院議員 VS 白川 日銀総裁 国会中継 http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=...?=j&spkid=19618&time=01:34:32.6

10年3月1日
山本幸三 自民党衆議院議員 VS 白川 日銀総裁  http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=...?=j&spkid=&time=

10年3月12日 参院予算委員会 1:45〜
舛添要一 自民党衆議院議員 VS 白川 日銀総裁  http://www.webtv.sangiin.go.jp/generator/meta_gene...

山本幸三 自民党衆議院議員 VS 亀井静香 大臣「財源は国債を直接日銀に引き受けさせればいい」1/2  http://www.youtube.com/watch?v=wgspGLkmcBw

民主党(やる気あるの?)
10年8月2日衆議院予算委員会
松原仁 民主党衆議院議員(デフレから脱却し景気回復を目指す議員連盟) VS 白川 日銀総裁
http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=...

10/21 財金委@参議院 05:19:00 金子洋一 vs 法皇
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
http://wiki.livedoor.jp/sunrise2010/d/%c6%fc%b6%e4...
の白川法皇の最後に文字おこしあり。



20100930 第79回 日本経済復活の会 亀井静香 part1
http://www.youtube.com/watch?v=yoptEWlBO7g&feature...

目次一覧  http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20100425#p2

田中秀臣「デフレ不況 日本銀行の大罪」を読みつつあるが必読だ。
その52ページから61ページにかけての「日銀の言論統制」によると
・内部で批判的にとれる研究(金融緩和論とか)をすると露骨に左遷
:硬貨洗浄とかのブルーカラー行き
・橋龍日銀法施行当時,企画局でなく経済学部卒業生の多い調査統計局が力を持ちそうな期待ができたが,それが潰されてモノが分かってる人が多数日銀を去った
・研究者が何を書いているか日銀はチェックして,批判的な物言いをする人間を脅迫 まがいで黙らせる

2009年秋の政府の「デフレ宣言」以来、デフレこそが日本経済に停滞をもたらしている根本原因であるという認識が広がりつつあります。
本書の著者の1人、勝間和代氏(経済評論家)は、日本経済の立て直しには、まずデフレを止めることが必要だと、政治家や国民に対して強く訴えてきました。
本書は、その勝間氏が、イェール大学教授浜田宏一先生から、経済学の特別講義を受けたときの模様を収録した講義録です。

浜田先生と言えば、東京大学の法学部と経済学部を卒業し、在学中に司法試験に合格し、
現日本銀行総裁の白川方明氏に経済学を教え、いまでもアメリカの名門イェール大学経済学部で教鞭をとり続けている、まさに伝説の教授です。

もう1人の先生として、早稲田大学の若田部昌澄教授にも、歴史の専門家として昭和恐慌と現在の比較などを講義いただきました。
浜田先生は地球の裏側で、いつも日本の経済失政を憂い、教え子である日本銀行のスタッフたちに警告と助言を発してきました。

本書に収録した白川方明・日本銀行総裁への公開書簡も、そのような警告と助言の1つです
浜田先生は、勝間氏に教えることを通して、広くあまねく多くの人々に、経済学の知見を伝えようとしました。
若田部先生も、昭和恐慌が国民に与えた苦しみを繰り返さないようにするには、どうしたらよいかを真剣に説いています。

本書を手にとった方は、是非最後まで読みとおしていただき、得られた知見を1人でも多くの方に伝えてください。
日本経済を長期停滞から救うのは、私たち国民1人ひとりの意思なのです。

自民党衆議院議員    山本 幸三 (著)  HP http://www.yamamotokozo.com/

目次
第1章 自民党はなぜ大敗したのか
小泉構造改革や竹中市場原理主義は敗因ではないのか?

第2章 デフレとは何か?
一般物価には、三種類がある
日本は、いつからデフレに陥っているのか?
見当違いの「デフレ宣言」

第3章 デフレで誰が困るのか?

第4章 デフレは日銀が起こしている
マネーサプライ(貨幣供給量)とマネタリーベース(ハイパワードマネー)の違い
揺れる白川日銀総裁の発言
日銀の言い逃れのウソ
日銀のタカ派体質は今に始まったことではない
「日銀流理論」に固執する日銀

第5章 デフレから脱却するには、どうしたらよいか
高橋是清に学べ
日銀の政策は常に不十分
景気対策の本命は金融政策
伝統的金融政策にこだわる日銀
物価安定目標政策(インフレ目標政策)を導入すべき
ならば日銀の国債引き受けしかないか


 冒頭で現在の民主党政権の政策を、政策の割り当て基準から厳しく評価していきます。ここだけでも一冊分の内容ですね。
成長分野は政府が決める能力もその資格もないことを明瞭な論理で説き明かしています。環境政策、高速道路無料化、子ども手当、農家の個別所得補償制度などが
次々と経済学の明瞭な尺度で批判されていくのは、読者にとっても得難い武器をもらった感じになるでしょう。

 日本の長期停滞をもたらしたのは、構造要因か、それとも日本銀行の失敗による循環的な要因か、この対立について最新の実証結果を応用しながら、
「ゾンビ企業仮説」などを論破していく書きっぷりは、おそらく現状で誰も真似ができないほど周到なものです。僕もこの章は三回読みました 笑。

http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20100628#p1より


出版社/著者からの内容紹介
この本は、みんなのための経済学・入門として書かれました。

ご存じのとおり、失業者の数は今も300万人以上。新卒採用も、厳しい状況が続きます。
給与所得にしても、ここ10年ほどでぐっと下がってしまい、低水準のまま。
なぜ、こんな泥沼のような不況に陥ってしまったのでしょう?
(本書を読めば、その主因が、間違った政策や無策にあることが、よく分かります)

ならば、どうすればいい?
(そのための処方箋も、明快に語られています。その一端を紹介するなら、経済学の新理論に基づいて、これまでの金融政策を改めること、です)

そして、本書を読めば、世界標準の経済学のエッセンスが理解できるようになります。「新しいケインズ理論」です。キーワードの一つは、「流動性のわな」(これに陥ると大変。そして日本は現に今、そうなっているのです)。もちろん、むずかしい数式や曲線は一切、ありません。

間違った金融・経済政策を見抜くためにも。
一日も早くこのデフレ不況から脱するためにも。
新しい経済学のエッセンスが身につく本書を、ぜひ、ご一読ください。
内容(「BOOK」データベースより)
いつクビになるかと不安な人々、頑張っても就職できない若者たち…デフレ不況で元気をなくした平成ニッポン。なぜ?どうすればいい?世界標準の新理論で、景気回復の処方箋を示す。難しい数式は一切なし、みんなのための経済学・入門。


我が国のデフレはなぜつづくのか。本書は、90年代の「失われた10年」とその後の「実感の伴わない回復」、
そして世界金融危機に揺れる我が国の経済状況を「失われた20年」ととらえた上で、過去20年間の経済政策と実証研究を整理しつつ
「デフレを超える経済政策」について論じた本である。なぜ日本の停滞は続くのか、経済政策はどのように影響したのか、
何をすればよいのかといった点に興味をお持ちの方に一読を薦めたい。
641 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/07/06(火) 23:30:31
637
人口が単純に少ないからデフレになるのではなく、老人の率が高いから経済成長しにくい。
同じように老人が多いイタリアも、日銀が無いだけ日本よりマシだが経済成長はしていない。

645 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [] :2010/07/06(火) 23:41:32
641
ウソもほどほどにしとけやイタリア1990年〜から名目GDP2倍になってるよ
http://ecodb.net/country/IT/imf_gdp.html#index02

デフレは貨幣的現象、少子高齢化は関係ない中銀がバカなことによって引き起こされる

797 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [] :2010/07/07(水) 19:34:09
日本http://ecodb.net/country/JP/imf_gdp.html#index02
イタリアhttp://ecodb.net/country/IT/imf_gdp.html#index02

同じ程度の少子高齢化の国なのにインタゲ採用してるイタリアは20年で名目GDPが2倍、日本も日銀がデフタゲやらずインタゲやってたら
いまごろ名目GDP1000兆円になってる計算、日本の諸問題は大きく改善してたはず



要するにロシアは(ウクライナも)日本より人口が減っているがインフレなんですよ。
高齢化が進むイタリアでもインフレ、人口が減少するロシア・ウクライナでもインフレ。
デフレは日銀起因説以外に考えられるんでしょうか?
http://shavetail.blog99.fc2.com/blog-entry-79.html より(詳細は←のWPで) 


630+2 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/11(月) 19:46:43
デフレは人口減少のためだと信じ込んでいる人がいる。
最近10年間の人口増加率平均と物価上昇率平均を世界各国で散布図を作って見る。
通貨増加率平均と物価上昇率平均も作って見る。世銀サイトで小一時間でできる。
前者は無相関、後者は正の相関なので、冒頭の誤解がなくなる。
http://twitter.com/YoichiTakahashi/status/26993801...
これは楽しみ


632 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/11(月) 19:55:17
>630
そう。これ最近多い。
アホの勝谷もテレビでそんなこと言ってて結構浸透してるんだなと思った。


633+1 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [] :2010/10/11(月) 20:14:49
>630
藻谷とかいうひとが本書いてるんでしょ。東京の本屋で売り上げ一位だったよ。
それと上野泰也さんも結構主張してんだよね。暗黒卿が対談して否定的なこといってたけど。

636+2 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/11(月) 20:27:06
>633
読んでないから何とも言えんが・・・。
少子高齢化って日本だけの問題じゃないだろ。
でも日本だけが延々デフレ。その辺りの説明はうまくしてるのか?
中国デフレ論と同じ手合いじゃないか?

638 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/11(月) 20:38:47
>636
理論的にも実証的にも反証されてると思う
たとえば
http://abc60w.blog16.fc2.com/blog-category-141.htm...


639 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/11(月) 20:42:47
我が国の人口変化は長期停滞にどの程度影響したのか

http://synodos.livedoor.biz/archives/1522510.html

観の目強く「生産年齢人口が減るとデフレ? その2」
http://tacmasi.blogspot.com/2010/10/2.html
976 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/10/15(金) 01:03:08
生産年齢人口が減るとデフレになる?
http://tacmasi.blogspot.com/2010/10/blog-post.html
>要約:
>通貨・準通貨増加率と物価上昇率の間には高い相関がある。
>一方、人口増加率、15-64歳人口比率の変化は、物価上昇率とは無相関。

※相関係数 -1から1で表わされ、1に近いほど正の相関が強く-1に近いほど負の相関が強い。0に近いほど相関は弱い。
         要するに1か-1に近ければ二つの事柄は関連性が強く、0に近ければ無関係。

>通貨・準通貨増加率と物価上昇率とで散布図をとると、以下のようになります。相関係数は+0.6213.
ttp://3.bp.blogspot.com/_RgaKrHGa-Wo/TLXmbWtr4UI/AAAAAAAAAKk/fO0Hiq9wj64/s1600/ty_cpi_money.jpg

>人口成長率と物価上昇率との散布図は以下の通りです。相関係数は+0.0719.
ttp://3.bp.blogspot.com/_RgaKrHGa-Wo/TLXmv0DIbmI/AAAAAAAAAKo/PBoYwLjZVg4/s1600/ty_cpi_popgrow.jpg

>最後に、15-64歳人口比率の差分と物価上昇率の散布図です。相関係数は-0.0517.
ttp://3.bp.blogspot.com/_RgaKrHGa-Wo/TLXm4TlYWtI/AAAAAAAAAKs/CktTAp5g8Dw/s1600/ty_cpi_pop15_64.jpg

>なお、相関係数の一覧は以下のようになりました。
ttp://bbs.2ch2.net/freedom_uploader/img/1169728249/0754.JPG


『デフレの正体(角川oneテーマ新書)』 人口減少デフレ説の家元(藻谷浩介)が「デフレの正体」看板を下ろした
http://www.facebook.com/topic.php?topic=156&post=3...

(以下、Voice12月号77ページより引用)
拙論を、「人口減少がデフレの原因であるとのトンデモ説」「日本と同じく生産人口が減っているロシアや東欧ではデフレは起きていない」とする批判もある。しかし筆者は、「いま起きているのはマクロ経済学上のデフレではなくて、ミクロ経済学上の現象、すななわちクルマや家電、住宅など、主として現役世代にしか消費されない商品の、生産年齢人口=消費者の頭数の現象に伴う値崩れだ」と指摘しているのだから、これらはまったく的外れだ。
(引用終わり)

詳細は上記リンクで。


長期デフレの主因は人口減少と高齢化? DeLTA FunctionさんのWP
http://d.hatena.ne.jp/nyanko-wonderful/20100710/p1...残念ながらWP閉じられました。)

3 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [] :2010/07/08(木) 08:08:36
これテンプレ追加だな
デフレによる経済損失って一人当たり2500万円なんだな。
4人家族で1億円w

「失われた20年」と「失われた3200兆円」
http://philnews.seesaa.net/article/155723935.html



7 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [] :2010/07/08(木) 08:41:08
>3
経済成長は時間を伴うからな、日銀がまともになってマイルドインフレ
にしたとしても3200兆円は帰ってこないだろう


9 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/07/08(木) 08:54:46
>3
さすがに毎年4%は無理だろ 新興国レベル
2%だと約1000兆円 これくらいかなぁと


46 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [] :2010/07/08(木) 13:57:12
>3
この人も是清派みたいやね。 フィリピンにいては勿体無い。
藤井さんは名前だけで政策内容までは知らなかったんかね?

「藤井財務大臣は就任演説で「尊敬する人物は高橋是清です」と発言している」
http://philnews.seesaa.net/article/129595573.html

長期デフレの主因は対中輸入? DeLta Function さんのWP
http://d.hatena.ne.jp/nyanko-wonderful/20100711/p1



235 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/07/12(月) 01:08:24
新興国発デフレって何がおかしいのか誰か教えて

240 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/07/12(月) 01:09:58
>235
相対価格と絶対価格で説明できなかった事例は過去オイルショックしかありませぬ。

244 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [] :2010/07/12(月) 01:11:21
>235
もともとカネがあれば,安いのを買ったあとで余ったカネを何かに使うはず.
広い家でも何でも欲しいものはあるのが人間.
しかしそういう消費にはなってない.
カネがないのが問題だってこと.

247 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/07/12(月) 01:14:13
>235 >244
個別の物価は輸入品により下がる。でもその結果余ったお金は何かに使われるので
他の財の需要は上がる。個別物価全体で平均を取れば(一般価格、絶対価格水準)結局変わらない。
ってこと。80年代のジャパンバッシングも昨今の中国発デフレ論も実はお門違いの言いがかり。

248 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [] :2010/07/12(月) 01:14:46
>235
1.新興国が原因ならば、日本以外の先進国でもデフレが進んでるはず。なのに、デフレなのは世界中を見渡しても日本だけ。
2.新興国から日本への輸入は確かに拡大しているが、それと同様に日本から新興国への輸出も拡大している。

251 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/07/12(月) 01:17:35
>235
ニュー速で刷れば良いじゃんって言ってる人にこれ多いんだよなぁ。
んでその根拠がインフレ率じゃなくて為替。

252 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/07/12(月) 01:17:45
>235
個別商品の価格の下落を説明は出来るけど、デフレつまり一般物価の下落を説明出来ないでしょ。
商品がA、B、C、D、E ・・・ とあって片方にマネーMがある。
このうちAが新興国の影響でAの売買に使われるマネーが減るってのは分かる。
でもマネーが減っていなければその分 B、C、D、E、・・・・ の売買に使われるマネーが増えるわけで、
そうこう考えると一般物価としては大きく変わるのはなんかおかしい。
普通に考えると、マネーの流通量か流通速度が不十分だからデフレになっていると思う。
 
254 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/07/12(月) 01:20:12
>252
ロゴフははっきり中国が競争相手だからって言ってる。 http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20100329/rogoff_o...
あとはもう安いもので十分だから余った金で買物し無いって論調。
これに対する有力な反証は?

263 :だな〜 [] :2010/07/12(月) 01:27:11
>254
「十分」というのはトートロジーだよ。
>255
必ずしも日銀だけ原因とはいえない。例えば>>254のような意見ないし消費マインドもデフレの原因の一つであることは間違いない。よって、
日銀だけが原因だと考えるのは誤り。

265 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [] :2010/07/12(月) 01:30:50
>263
そりゃあ、デフレ要因、インフレ要因と内外にあるが、
それを踏まえて金融政策で一定のインフレ率に近づけるのが、中銀の機能。
最終的にデフレにしているのは、デフレを目標に金融政策やってる日銀。
おまえ馬鹿すぎ

267 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん [↓] :2010/07/12(月) 01:31:25
>263
だからこそインフレが必要なんだと俺は思うんだけどね。
ロゴフはアメリカに向かって各国が輸出するモデル事態に高いリスクがあるとも語ってる。

日中独仏なんかは率先して買い物しないとこの構図かえられないんじゃないかと思う。
G20でも日独は内需拡大要請されてたわけだし貿易不均衡はやっぱよくないと思うんだよ。

高橋洋一「ニュースの深層」
http://gendai.ismedia.jp/category/news_takahashi

なぜ日本はデフレを脱することができないのか (連合 古賀氏がリフレを要求した件も含む)
http://www.youtube.com/watch?v=2wMtqRSRs6g

・連合もフィリップス曲線から日銀法改正を申し入れています。
 「古賀会長は午後4時10分までしか時間がなく、あわただしい形でスピーチを行ったのだが、その最後に注目すべき発言をしたのだ」

 「「(アメリカの中央銀行の)FRB(連邦準備制度)は、雇用の最大化が政策目標に掲げられている。
 ところが日銀法には雇用への配慮が掲げられていない。日銀も雇用に対する一定の責任を果たすことを明文化すべきだ」
                                  ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 と発言したのである。日銀法の改正を示唆したのである。私は聞いていて腰を抜かすほどびっくりした。
 事前に配付された資料にも、このことは触れられていなかった。こうした発言は労働界トップとして初めてだと思う。」

 「前日6日の古賀連合会長の日銀法改正についての質問があった。
 この記者の問題意識は高い。記者会見の中で唯一まともな質問であり、
 白川総裁の答えはかなり動揺していた。しかし、このやり取りはほとんど報道されていない。
 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 意図的としか思えないことに、この部分の会見要旨をカットしている新聞もある。」
 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/441?page=2




鳩山経済を科学する-(1/4)
1, http://www.youtube.com/watch?v=KOSAdJkv1lM&feature...

異常な鼎談 高橋洋一 前編1/3
http://www.youtube.com/watch?v=KTCpu4AOVYg&feature...

水道橋博士×宮崎哲弥×高橋洋一 20100311 日銀について
http://www.youtube.com/watch?v=hAsaiep9cAM


新刊
日本経済のウソ 筑摩新書

ニコニコ動画 デフレスペシャル
ハートマン軍曹の日銀プロパーブートキャンプ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4929712
【デフレスパイラル】DEFLATION COMBAT ZERO
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4831583
総統閣下は日本の金融政策にお怒りのようです
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4799264

ケインズvsハイエク  Keynes vs. Hayek: "Fear the Boom and Bust"
http://www.youtube.com/watch?v=3EkcQJkudoY

100人の 20世紀  ケインズ 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=t-ruwf6mlOE&feature...