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大豆の品種や銘柄についての覚え書き
※間違いがありましたら、ご指摘ください。

 秋田    
北海道の産地品種銘柄。目の部分が茶色いのが特徴。
「キタムスメ」、「ハヤヒカリ」、「北見白」など。
耐冷性が強く育てやすい上、甘みがあり、食品加工適性に優れる。

キタムスメ:十育122号だいず農林49号
十勝農試にて、「十育87号」(後の「カリカチ」)を母、褐目中粒で耐冷安定性の「北見白」を父として交配・育成されたもの。
ハヤヒカリ:十育227号だいず農林108号
十勝農試にて、「十系679号」を母、耐冷性強の褐目多収品種である「キタホマレ」を父として交配・育成されたもの。耐冷性が強く、キタムスメより成熟が早いため機械収穫しやすい。キタムスメより白味が強い。

 大袖の舞  :十育216号だいず農林98号
黄目の青豆。主として製菓用、枝豆用。穏やかな香りで甘味があり上品で素直な味。
十育186号(黒目の青豆)を母、トヨスズ(黄目の黄大豆)を父として育成された品種。1992年奨励品種採用。


 大袖振   
褐目、黒目の青大豆で北海道の在来種。また、これらの在来種をもとに比較・固定された品種も大袖振りと呼ばれるようだ。
産地品種銘柄でもある。

 音更大袖振 
北海道の産地品種銘柄。おとふけおおそでふり
北海道音更町の産地固有種。音更町の農家が在来種の大袖振大豆を選抜・固定したもの。
※関連リンク:十勝毎日新聞社>「音更大袖振」物語

 コスズ   
高タンパク低糖質で極小粒。「納豆小粒」に匹敵する納豆適性を持つ大豆。
成熟が早いため、主として東北地方で栽培されている。
農林87号東北85号。東北農業研究センターで育成された品種。
http://tohoku.naro.affrc.go.jp/seika/daizu/kosuzu....

 すずかおり 
東北148号、だいず農林127号
納豆用の極小粒大豆品種
東北地方で広く栽培されている「コスズ」をさらにブラッシュアップした品種。東北農業研究センターにて「刈交778F5」と「コスズ」を交配し、選抜・固定したもの。栽培適地は東北中南部。平成16年山形県奨励品種に認定。
※刈交778F5
コスズと吉林13号が親
※コスズ
納豆小粒が遠祖。北海道産スズマルと同等の納豆適性を持つ。
※関連リンク:ぷち社長日記

 すずこまち 
小粒で早生。納豆適性が高い。中蛋白中糖質。納豆小粒より粒は柔らかい。
納豆小粒を母、タチユタカを父として交配を行ったもの。
長野県中信農業試験場にて育成。主産地は長野県。

 スズマル  
小粒で粒ぞろいが良い。低温に強く、加工しやすい。主として納豆用。
比較的納豆臭が少ない。
北海道立中央農業試験場にて育成。
「十育153号」を母とし、「納豆小粒」を父として交配を行ったもの。

 スズヒメ  
小粒納豆用。やや納豆臭が強い。
北海道立十勝農業試験場にて育成。
「PI84751」を母とし、「コガネジロ」を父として交配を行ったもの。

 とよまさり 
北海道の産地品種銘柄。白目で、中〜大粒。耐冷性が高く、甘みが強い。
「トヨコマチ」、「トヨムスメ」、「カリユタカ」、「トヨホマレ」、「ユキホマレ」など。

トヨコマチ
白目で大粒。十勝農試で交配、固定。母は「樺太1号」、父は「トヨスズ」。

 つるの子  
北海道の産地品種銘柄
北海道在来種「鶴の子」をベースに、北海道各地の農業試験場で開発された複数品種=「ユウヅル」「早生つるの子」「甘露」「白鶴の子」「つるの子」などの総称。主として煮豆用、品種により枝豆にも使用。
品種名であり、ブランド名でもある。

 納豆小粒  
茨城県の在来種をもとに、茨城県農業試験場で選抜固定された極小粒品種。
さらに元をたどると、くめ納豆のファウンダー石塚昇氏がこの品種の選抜をすすめたとのこと。
通称「地塚大豆」と呼ばれることも。

 地塚大豆  
茨城県の極小粒在来種。納豆用。在来種であり、「納豆小粒」とは本来は無関係とも言われる。

 ユキシズカ  
北海道立十勝農業試験場にて育成。
吉林15号を母、スズヒメを父に交配、固定したもの。スズマルとほぼ同等の納豆適性をもち、スズヒメ同様センチュウ抵抗性を持つ。2002年、北海道奨励品種に採択される。

 青丸くん  
岩手県農業研究センターが開発。
成熟が早く、収量も多い。従来の青豆よりも緑色が濃い。
子葉が緑、種皮が濃褐色の「赤青D165」を母、倒伏抵抗性の強い「タチユタカ」が父。

 秘伝    
白目の青豆。東北在来種から選抜、固定された登録品種。大粒で晩生、甘みが強く、枝豆や大豆として使用される。大豆としては、ひたし豆や、豆腐、味噌、さらには納豆にまで使われる、まさに万能の品種。
登録商標や産地指定銘柄ではないため、東北地方を中心に各地で生産されている。

 だだちゃ豆 
庄内鶴岡地方の在来種。うぶ毛が茶色く、くびれが深く、見た目は悪いがおいしい枝豆としてよく知られている。「鶴岡だだちゃ豆生産者組織連絡協議会」が認定した10品種が対象。
JA鶴岡のサイト だだちゃパラダイスには『「だだちゃ豆」は産地鶴岡の登録商標です。』とあるが、これは「だだちゃ」等を商標登録している加藤敬太郎商店から供与されているもの。

※参考
北海道立農業試験場>大豆品種一覧
北海道立 十勝農業試験場>大豆科
東北農業研究センター>大豆育成品種
農林水産省>国産大豆品種の事典
AGROPEDIA / 農学情報システム>極小粒・小粒納豆用育種 / 有色大豆育種
岩手県農業研究センター http://www.pref.iwate.jp/~hp2088/

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