NPO法人日本茶インストラクター協会南九州会員による活動情報および日本茶情報サイト

7月28日、熊本県農業研究センター茶業研究所において「釜炒り茶・紅茶製造研修会」を開催し、一般の方や熊本県支部会員16名の参加がありました。
当初、釜炒り茶については本格的な「手釜」を予定していましたが、参加者が体験できるようにと中華鍋を使っての釜炒り茶づくりとなりました。
また、折角であれば烏龍茶も造ってみようと欲張ってしまいました。
まず、紅茶については前々日の夕方に茶葉を摘採、製茶工場で二晩室内萎凋したものを原料としました。



萎凋した茶葉は茶色っぽく変質しており、参加者は恐らく「これで紅茶が出来るのだろうか」と疑っていたことと思います。
茶色くなった茶葉を揉捻機(じゅうねんき)に入れて約一時間揉み、これで発酵を促進させます。



さあ、この一時間の間に茶園へ出て釜炒り茶と烏龍茶の原料となる茶葉の収穫作業です。
参加者の多くが初めて手ハサミを持つという、ある意味貴重な体験ができたと思います。
中には手摘みに挑戦する参加者も、結構楽しんでいただけたようです。



収穫した茶葉の半分は烏龍茶を造るために「日干萎凋」を行いました。
炎天下の下に小一時間、およそ15分おきに茶葉を撹拌しました。



そうしているうちに紅茶(正確には紅茶に加工されている茶葉)が揉捻機から出ました。
その香りが”青リンゴ”のよう、茶葉だけからこのような香りが発せられるのが不思議でたまりません。
土間に水をまき、温度を若干抑えるとともに湿度を高くして茶葉を発酵させます。



茶葉の上にビニルを被せ、さらに水をかけて茶葉の温度が上がらないようにします。
さぁその間に、いよいよ中華鍋による釜炒り茶づくりです。



250℃に温めた中華鍋に茶葉を入れて勢いよく炒ります。
3分程度炒り青臭みがとれたら鍋から出して揉み、茶葉に水分が戻ってきたら、今度は鍋の温度を下げてまた炒るという作業の繰り返しです。
一時間程度で釜炒り茶が出来上がりました。



時を同じくして、紅茶も十分に発酵が進んだので棚乾(たなかん)で3時間程度乾燥します。



一方、日干萎凋が済んだ烏龍茶(正確には烏龍茶に加工されている茶葉)は室内萎凋という工程に移ります。
しかし室内萎凋は数時間を要し、このままでは作業が深夜に及ぶので「ウラ技」、揉捻機に一時間程度かけて強制的に萎凋を進めることとしました。
さあ、この間に昼食(といっても既に1時を過ぎていました)をとり、その後に烏龍茶づくりを行いました。
というかぁ、室内萎凋に十分な時間をかけることが出来なかったので、烏龍茶ではなく包種茶ということになります。
さぁここから私も作業に取り掛かったものだから・・・写真がありません。
包種茶が出来上がる頃には紅茶も出来上がっていました。
というかぁ、みんな包種茶づくりに一所懸命だったから紅茶がどんな具合に出来上がったのか見られた方は少なかったのでは・・・欲張りすぎた研修会で反省すべき点でしょう。
研修会の締めくくりは「試飲会」、今日造った釜炒り茶、包種茶、紅茶はもちろんですが、15年10月に行った紅茶製造研修会(熊本県支部主催)や16年7月に造った紅茶のサンプルとも比較しました。



紅茶については、数年間熟成(?)させたものが美味しかった、というか今回造った紅茶も半年後に評価してみると面白いと思いました。
都合により参加できなかった方は“残念”でした。
また、近いうちにこのような研修会が企画されるもの(他力本願)と思います。
次の機会に是非ご参加ください。

written by お茶の虫

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