NPO法人日本茶インストラクター協会南九州会員による活動情報および日本茶情報サイト

1 「世界お茶まつり」とは

お茶はコミュニケーションを豊かにし、安らぎやくつろぎの場面を演出する飲料として親しまれている。
また、近年の茶の効能研究の進展は目覚ましく、お茶の持つさまざまな機能が次々と証明され、お茶の素晴らしさが注目されている。
このお茶の魅力を世界に拡げるための情報発信と交流の機会を創り、お茶の産業、文化、学術のより一層の振興を図っていくことを目的として「世界お茶まつり」が開催されている。
会場は静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」、2001年、2004年に続いて3回目となる。



2 「世界お茶まつり」イベントの概要

イベントについては
  (1)お茶の魅力と文化の発信
  (2)茶産業の国際戦略の展開
  (3)学術研究成果の集積と発信
という3つのコンセプトから構成されている(図1 実施計画書より)。



(1)お茶の魅力と文化の発信というコンセプトについては、お茶文化の普及と創造、世界的な緑茶の需要拡大、茶産業の活性化、生活の中のお茶の楽しみ方を提案、という4つの狙いを持って、
  .錙璽襯O-CHA縁日
  O-CHAタイムトンネル
  新・緑茶空間
  ぁ伴分流”世界大茶会
という4つのプログラムが組まれている(図2 実施計画書より引用、一部改変)。



3 ワールドO-CHA縁日

「O-CHAは世界語!」をテーマに、見て・触って・飲んで・食べて世界のお茶を楽しむことが出来る企画。
世界の様々なお茶や茶器、お茶菓子などを集めて試飲・試食やショッピングを縁日感覚で楽しみ、多くの来場者にお茶の多様性を知ってもらうことを目的としたイベントである。

川根茶振興協議会は、川根本町でロケが行われた映画「武士の一分」から「一分庵」と名付けたブースを設けて、品評会出品茶の呈茶を行っていた。



急須のように茶こしや注ぎ口がないために一滴も残さずしぼりきることが出来るという特別に製作した茶器を用いていた。



また、ミニ茶歌舞伎(お茶当てクイズ)で「山の息吹」や「おくひかり」という新品種や釜炒り茶の普及を行っていた。



多くの産地が揃いの法被姿であったり「茜たすき」の茶娘という衣装であったが、川根茶振興協議会の黒のオリジナルのポロシャツで揃え、そのブースもカウンター方式を採用するなどこれまで見られなかった工夫が見られ、垢抜けしていてオシャレに演出してあったのが際立っていた。

御前崎市茶業振興協議会は、新しい品種「つゆひかり」をドリップ式の一煎パックで提案していた(会場では湯を注ぐのに急須が使われたが、急須がないライフスタイルに対応)。



お茶を淹れるのに時間がかかる(浸出に時間を要する)という問題点があったが、急須のない家庭が増えるなか、このように消費者の側にたった商品提案が必要と思われた。

ワールドO-CHA縁日の会場ではステージイベントが開催されていた。
第1回インストラクションコンクールで最優秀賞を受賞された前田冨佐男氏による「日本銘茶紀行」、全国の茶産地とその茶の特徴を紹介された。



第2回インストラクションコンクールで最優秀賞を受賞された中田吉彦氏によるエキシビジョン演技。



4 O-CHAタイムトンネル

唐の時代に中国から渡って来た喫茶文化を、,茶の発見、日本への伝播、5蔽磴旅がり、といったテーマ毎にお茶文化の広がりや、「もてなすお茶」「楽しむお茶」 という日常生活との結びつきを楽しく体験できるプログラム。
「お茶の発見」では1987年に中国陝西省扶風県、法門時地宮から出土した茶器が展示されていた。
また、静岡県茶業試験場で再現された唐代の餅茶の展示と試飲も併せて行われていた。
餅茶の製法は茶葉を蒸して、臼で搗いて固めて、これを火に炙って乾かすというものであり、餅状になった固形茶である。
「喫茶の広がり」では千利休や古田織部、小堀遠州の書、天目茶碗、古田織部の茶杓、野々村仁清の茶器が展示されていた。

5 “自分流”世界大茶会

静岡県内外21のお茶愛好家や茶関連団体などが参加し、茶葉やお茶の淹れ方 など「自分なりの一杯」を提案する自由なスタイルのお茶会で、来場者に自由なスタイルでお茶の楽しみ方やもてなし方を披露した。
平成の売茶翁の茶遊会(葉桐清一郎氏)
「お茶は香福にして、口福で、幸福に通ず」をテーマに、香りのあるお茶でその魅力を体験出来る茶会。
独特の語りで氏の持つお茶の世界へ誘い、人生の喜びを発見してもらおうという志向という。



ミャンマーの食べるお茶「ラペッ」を楽しむ会(グローバル静岡協同組合)
ミャンマー風お茶の葉サラダ「ラペッ」。漬物風お茶の葉に、ピーナッツ・胡麻・油を混ぜ合わせ、食べるお茶を体験できた(右下がラッペ、時計回りにピーナッツ、キャベツ、胡麻、トマト、これを好みの分量で混ぜて食べる)。



6 日本茶インストラクションコンクール

エントリーイベントとしてNPO法人日本茶インストラクター協会主催による「日本茶インストラクションコンクール」が開催された。
東日本、関東、静岡、東海、北九州、南九州ブロックの予選通過者がパフォーマンスで日本茶の素晴らしさを紹介した。



南九州ブロック代表で参加された山都町の藤原徳門氏は、「カテキンズ」という名称で人吉市の茶商の立山茂氏とコンビを組み、漫才で楽しく日本茶の種類を紹介された。
茶の消費拡大を図っていくためには、お茶を飲んでいない消費者に対してどのようにお茶に関心を持ってもらうかの仕掛けが必要という発想から出発してあり、「カテキンズ」は笑いをとおしてお茶の良さを紹介しようという試みである。
残念ながらカテキンズの入賞はなかったが、最優秀賞に選ばれた中静岡県支部の中田吉彦氏は「歴史における茶の効能と今」と題して茶の効能や歴史を中心にユーモアあふれる語り口でインストラクションされた。




written by お茶の虫

このページへのコメント

bFMuqa Thanks again for the article.Really looking forward to read more. Much obliged.

Posted by tips about seo 2013年12月21日(土) 12:44:06

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